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サッカー女子プロリーグ「WEリーグ」 参入11チーム決まる
◎サッカー女子プロリーグ「WEリーグ」 参入11チーム決まる
 (NHK 2020年10月15日 18時26分サッカー)

 来年開幕するサッカー女子のプロリーグ、「WEリーグ」に参入する11のチームが決まり、なでしこリーグに所属している9つのチームとともに、新たに設立される2つのチームが参入することになりました。

 WEリーグは、来年秋の開幕を目指してリーグに参入するクラブを募集し、ことし7月までに17のチームが入会の申請を出していました。

 WEリーグは15日の理事会で、15人以上の選手とプロ契約を結ぶとともに、役職員の半数以上を女性とすることなど独自の参入基準をもとに審査した結果、11のチームの申請を承認しました。

 承認されたのは日テレ・ベレーザやINAC神戸レオネッサ、それに長野パルセイロなど、現在のなでしこリーグからの9つのチームに加え、J1のサンフレッチェ広島とJ2の大宮アルディージャが新しく設立する2つのチームです。

 WEリーグの岡島喜久子チェアは、「すべて魅力的だったが、審査選考委員や理事会で議論を尽くし、11のクラブを承認した。世界一の女子サッカーを作り出すために皆さんと手を取り合って、開幕に向けて準備を進めていく」とコメントしています。

◇入会承認の11チーム
 なでしこリーグから参入する9チームです。

▽仙台市のマイナビ仙台

▽さいたま市の浦和レッズ

▽埼玉県飯能市のちふれエルフェン埼玉

▽千葉市のジェフ千葉

▽東京・稲城市の日テレ・ベレーザ、

▽神奈川県相模原市のノジマステラ神奈川相模原

▽長野市の長野パルセイロ

▽新潟県聖籠町のアルビレックス新潟

▽神戸市のINAC神戸レオネッサ

 新規に参入する2チームです。

▽さいたま市の大宮アルディージャ

▽広島市のサンフレッチェ広島

◇リーグ入会にあたっては「財務状況を最も重視」
 「WEリーグ」はサッカー女子の競技力向上を目的に設立された国内で初となるサッカー女子のプロリーグです。

 入会の審査の基準には15人以上の選手とプロ契約を結ぶことが盛り込まれていて、このほかに、座席数が5000以上あるホームスタジアムや、18歳以下と15歳以下、それに12歳以下の3つのカテゴリーの育成組織を持つことなども求められました。

 そのうえで、財務状況が最も重視されたということです。

 リーグにはすでに数社のスポンサーが内定していて、日本サッカー協会からの支援金も合わせて今後各チームに2000万円が分配されます。

 各チームの戦力を高いレベルで平準化させるために外国人選手の加入も呼びかけていて、海外で代表経験のある選手を加入させたチームには資金を援助することも検討しているということです。

 また、1試合の平均の観客数は5000人を目指していて、若い女性や子どもにも観戦に訪れてもらうため、金曜日の夕方や土曜日の夜に試合を開催する方向で検討しているということです。

 さらに、参加する11チームが奇数であることから、毎節、試合が行われない1チームについては、リーグの理念に基づく活動を義務づけるということです。

 リーグでは今後はスポンサーや放送局などの選定を進め、来年の開幕前にはプレシーズンマッチを行うことにしています。

◇INAC安本社長「1万人の観客 目標に」
 WEリーグへの参入が決まったINAC神戸レオネッサの安本卓史社長は、「まずは参入が決まりスタートラインに立てたとほっとしている。女子サッカーのすそ野を広げるためにはプロリーグの誕生はいいニュースだと思う」と話しました。

 そのうえで、リーグが平均で5000人の集客を目指す方針を掲げていることについて、「プロなのでお金を払って来てもらえるサッカーをしていかないといけない。これまでよりもホームタウンとの関係性を深めながら、ホームスタジアムに1万人以上のお客さんを入れることを目標にしていきたい」と意気込んでいました。

 INAC神戸レオネッサの主力で日本代表の田中美南選手(26)は、「女子リーグのプロ化はずっと夢だったのでとても楽しみ。海外の選手が移籍しやすくなることも考えられるし、選手の入れ代わりも頻繁になればリーグが盛り上がるのではないかと思う」と話していました。

 同じくINAC神戸レオネッサのディフェンダー、西川彩華選手(24)は、「プロになる中でこれまでどおりのクオリティーでは観客を増やすことが望めないと思っている。プロになる以上はサッカーで生きていくという責任感を持ってもっとリーグのレベルを上げていきたい」と話していました。

◇日テレ清水選手「女子サッカー 環境よくなること期待」
 日テレ・ベレーザのキャプテンを務める清水梨紗選手は、「プロリーグが始まることで女子サッカーの環境がよくなることを期待している。同時にプロとしての責任も生まれると思うので、常に優勝を目指して1試合1試合戦っていきたい。子どもたちの目にもとまる機会が増えると思うので、見ていて楽しいサッカーができるように進化していきたい」と話していました。
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