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記者も騙された「偽Amazon」の手口
◎ネット詐欺が巧妙化 記者もだまされた“偽AMAZON”からのメール
 (2020/06/28 11:00 マネーポストWEB)

 コロナ禍で在宅勤務が増え買い物もネットショッピングを利用する機会が増えたいま、ネット詐欺がますます巧妙化。手口も新たなものになっているという。

 「外出自粛でネットショッピングを利用されるかたが多かったせいか、例年にも増して、ネット詐欺の件数が多く寄せられました」と言うのはフィッシング対策協議会事務局の平塚伸世さん。

 「自分が過去に利用したことのあるサービスだと、つい信じてしまうケースが少なくありません。自分はだまされないタイプだと思っている人ほどひっかかる。それほど、最近の詐欺の手口は巧妙になっています」(平塚さん)

 実は、本誌・女性セブン記者である私もその被害者の1人だ。記者の元にある日、Amazonから届いたメールを開いてみると、そこには身に覚えのない買い物の痕跡が見えた。24万9480円のパソコンを買ったことになっていたのだ。送付先は私ではない別の人物の実名が……。

 「☆こちらの注文に覚えがない場合は? 他の方が誤ってあなたのメールアドレスで注文した可能性があります」の注意書きの下にリンクがあり、ここで修正サイトへのリンクが貼られていると思っていたのだが、実はこれが巧妙にクレジットカード番号を含む個人情報を盗み出すフィッシングサイトだった。慌てて対処したはずが、その先に落とし穴があった。

 実際に届いたメール(別掲)と、そこに仕掛けられたワナを紹介する。

【1】差出人名がAmazonと同じだった
 Amazonで商品を注文したことがある人はご存じだと思うが、同社から送られてくるメールの差出人名称は「Amazon.co.jp」となっている。これまでの詐欺は、「アマゾン」や「Amazon」のように名称を微妙に変えるケースが多かったが、今回は本物とまったく同じ差出人名でメールが来た。当然、私はこの時点では1ミリも疑っていなかった。

【2】文面がリアルだった
 「Amazon.co.jp ご注文の確認」という文言に続く注文番号も、同社の注文確認メールで表記されるものと似たものだった。「アカウントにセキュリティ違反があるため、注文を処理できませんでした」というメッセージを見て、「自分のアカウントが乗っ取られ、第三者に勝手に注文されてしまった!」と思い込んでしまった。それがワナだとも気づかずに…。

【3】送付先の住所、名前が実在しそうだった
 いちばん驚いたのは、【送付先】に住所・名前・電話番号がしっかりと明記されていたこと。名前は日本人、住所も電話番号も国内のもの。いかにもありそうだったので、「もしかして、この人も第三者にアカウントが乗っ取られ、名前を使われたのでは…」などと勝手に解釈をしてしまった。

【4】購入商品が高額だった
 もしも、これが1000円、2000円ぐらいの商品だったら、「後で確認しておくか」と思ったかもしれないが、「24万9480円」という金額を見て、「いますぐに処理をしないと! 手遅れになったら困る!!」と焦ってしまった。

【5】(C)や社名が明記されていた
 「問い合わせ」のところに、(C)¹996−2020 Amazon.comとあり、これも本物のAmazonメールに記されているものと同じものだと勘違いしてしまった。しかも、上の部分のAmazon.co.jpをタップすると、公式サイトに移動する。それが日本のサイトだったため、これは本物だと信じてしまった。

 なお、記者はクレジットカード情報を入力した後に、詐欺では……と疑惑を抱いてAmazonのコールセンターに連絡をし、対応を聞くことができた。オペレーターからはクレジットカードを停止するよう助言を受け、カードの再発行手続きをとって大事に至らずに済んだが、くれぐれもこうした手口には用心したい。

※女性セブン2020年7月9日号
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