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“伝説” の雑誌「漫画少年」ほぼ全巻 「トキワ荘」で展示へ

 昭和20年代に手塚治虫さんが作品を連載し、今はほとんど残っていないとされる漫画雑誌のほぼ全巻が東京・豊島区に寄贈されたことが分かりました。

 区は、来月オープンする手塚さんなど多くの漫画家が暮らした「トキワ荘」を復元した施設に展示することにしています。

 寄贈されたのは、昭和22年から30年にかけて刊行された「漫画少年」という月刊の漫画雑誌です。

 手塚治虫さんが「ジャングル大帝」を連載したほか、当時珍しかった漫画などの投稿コーナーがあり、若手漫画家の登竜門になっただけでなく、作家の筒井康隆さんや写真家の篠山紀信さんなど、のちにさまざまな分野で活躍した人も投稿していました。

 現在はほとんど残っていないとされていますが、刊行された101巻のうち93巻が、ことしに入って漫画家の永田竹丸さんから豊島区に寄贈されたということです。

 区は来月オープンする、手塚さんや赤塚不二夫さんなど多くの漫画家が若き日を過ごした「トキワ荘」を復元した施設で展示することにしています。

 漫画の歴史に詳しい東京工芸大学の伊藤剛教授は、「戦後の子ども向けの雑誌がこれだけ多く見つかり、公共の資料として寄贈されるのは珍しい。『漫画少年』には、のちに有名になったさまざまな分野のクリエーターが投稿していたので、昭和の文化史を研究するうえでも貴重な資料になる」と話していました。
| 環境とまちづくり | 14:58 | comments(0) | - |