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マスクで肌荒れ急増 患者数が20倍近く増!?
 新型コロナウイルスの影響でマスクを着ける機会が増える中、口元やほおの肌荒れで医療機関を受診する人が急増しています。

 都内にある複数の皮膚科のクリニックなどによりますと、多くの人がマスクを着ける機会が増えた、ことしの春ごろから、肌荒れなどの症状を訴えて受診する患者が急増しているということです。

 このうち、東京・渋谷にある「代々木上原皮膚科クリニック」では、ことし3月から今月23日までに、マスクによる肌荒れを訴えて118人が受診していて、去年の同じ時期の6人に比べて20倍近く増えたといいます。

 症状としては、口元やほおの肌荒れやニキビのほか、マスクのひもが耳に当たって痛むといった例が多いということです。

 詳しい原因はわかっていないということですが、マスクと肌がこすれたりムレたりすることで、角質がはがれ、皮膚が硬くなるなどして肌荒れにつながっているとみられるということです。

 対策としては、自分にあった材質のマスクを選ぶことや、刺激の強いスキンケアを避けることが重要で、症状がひどい場合には医療機関を受診してほしいとしています。

 代々木上原皮膚科クリニックの竹尾千景院長は、「長時間着けねばならないので、自分に合ったマスクと上手につきあって、肌が荒れた場合にはシンプルなスキンケアで肌をいたわってほしい」と話していました。

◇肌荒れを防ぐには「スキンケア」と「保湿」
 肌荒れを防ぐにはどうすればいいのかーー。

 竹尾千景院長に聞きました。ポイントは、荒れて弱ってしまった肌を刺激しない「スキンケア」と「保湿」です。

◎お湯などで優しく洗顔
 顔を洗うときには、手で優しく洗い、洗顔料を使わずお湯だけで洗うことも有効だということです。

◎シンプルな方法で保湿を
 化粧水が染みる場合にはシンプルにクリームやワセリンだけで保湿することを勧めています。より効果的に保湿するには、クリームを額やほお、あごに乗せ、額やほおは横に、口元は上から下の方向にほうれい線に沿って優しくなじませるといいということです。

◎自分に合ったマスク選びを
 自分にあったマスクを選ぶことも大切で、不織布だけでなく布やウレタンといった素材や、耳が痛まないよう幅の広いひもがついたものを着けたり、マスクがつらい場合には、フェイスシールドを着けることも検討してほしいということです。

◇東京医科歯科大紹介の対策は
 マスク着用による肌荒れの対策は、東京医科歯科大学のホームページなどでも紹介されています。

 ポイントとしてあげられているのが、

▽マスク装着前に保湿クリームなどのスキンケアを行う、

▽口まわりの汗や汚れをこまめに拭き取る、

▽やさしく洗顔し清潔に保つ、

▽保湿を常日頃から心がけることなどです。

 また、ガーゼマスクのほうがかぶれにくいとしていて、サージカルマスクを使用する際も内側にガーゼを入れてかぶれにくくすることも有効だとしています。

 東京医科歯科大学医学部付属病院・皮膚科の高山かおる医師は、「マスクは自分の飛まつを防ぐもので、自分が話さない時、ひとりでいる時にもマスクをしなければいけないと考えすぎないでほしい。肌のケアしながら、マスクをする時間としない時間のメリハリをつけていくことが大切だと思う」と話していました。

◇ツイッターでも「肌荒れがストレス」
 ツイッターでも、マスク着用による肌荒れについての投稿が多く見られます。

 「夏のマスクは蒸れて顔が荒れる!」とか、「ずっとマスクをしているせいで顔が蒸れてかゆいしニキビ出来るしもう家から出たくない」、「マスクによる肌荒れが最近の1番のストレスかもしれない」などといった反応が記されています。

 また、「かゆい。ぶつぶつあるけど外したい。でも電車でマスクしてないとすごい目で見られるし…」といった、肌荒れでマスクを外したい気持ちがあっても、周りの目を気にして外しにくくなっている状況がうかがえる反応もありました。
| 福祉・医療と教育 | 19:08 | comments(0) | - |