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新型コロナ 東京都ロードマップ策定 小池知事会見詳細
 東京都の小池知事は記者会見で、「新たな感染者の発生等が減少しているが、一日でも早く平穏な日々を取り戻したい。感染症防止と経済社会活動の両立を図る。『新しい日常』を定着していこうという気持ちを皆さんが持っていると思う。新型コロナウイルスを乗り越えるためのロードマップを策定した」と述べました。

◇「ロードマップは5つの柱」
 また、「そもそもロードマップは5つの柱がある。1つ目は緊急事態宣言下では外出自粛などを徹底し、感染を最大限、抑え込みましょう。2つ目は適切なモニタリング等を通じて都民生活や社会活動、経済活動との両立を図っていこう。3つ目は感染拡大の兆候を把握した場合は『東京アラート』を発動して、都民に警戒を呼びかけていく。それでも再要請の目安を上回った場合には、また外出自粛の再要請を行っていくというサイクルになる。すなわち感染拡大防止の徹底をしないといけない。4つ目は今後発生が予想される『第2波』に対応するため、万全の体制を整備する。5つ目ですが、ウイルスとの長い戦いを見据え感染拡大を防止する習慣である『新しい日常』が定着した社会を構築していこう」と述べました。

◇「7つのモニタリング指標を設定」
 「現在実施している緊急事態措置等の緩和・再要請を検討するための7つのモニタリング指標を設定している。現時点の最新の状況は新規陽性者数は7日間平均で8.4人、新規陽性者において接触歴が分からないのは47.5%、週単位の陽性者増加比は0.33となっている。重症患者数が42人、入院患者数が679人、PCR検査の陽性率は1.7%、受診相談窓口における相談件数は1014件となっている。現在の数値は、国の緊急事態宣言の解除基準を下回っている状態にある」と述べました。

◇「7つの指標を象徴するライトアップをレインボーブリッジで」
 「緊急事態宣言の解除後、こうした指標の状況を都民の皆様に分かりやすくお示ししていこうということで、7つの指標を象徴するライトアップを東京湾のレインボーブリッジで実施する。逆に状況が悪くなり都民に注意を促すときはレインボーブリッジが真っ赤になる」と述べました。

◇「休業要請を緩和するステップ 4段階を設定」
 「休業要請を緩和するステップであるが、現在いる位置は『ステップ0』とし、『ステップ3』までの4段階を設定し、2週間単位をベースに状況を評価し、段階的に施設の休業要請を緩和する」と述べました。

 そして、「『ステップ1』では、博物館や図書館などの展示施設や、観客席部分を除く体育館や水泳場などの屋内運動施設への休業要請を緩和する。これにより、プロ野球やBリーグなどのプロスポーツの無観客試合の実施や、ナショナルトレーニングセンターを利用したトップアスリートの練習などが可能になる。

 『ステップ2』では、学習塾や劇場、映画館、商業施設など、多くの施設の休業要請を緩和し、さらに『ステップ3』では、ゲームセンターや遊園地などの遊技施設等への要請を緩和する」と述べました。

◇「飲食店 ステップ1で営業時間を夜10時までに変更」
 「現在、営業時間の短縮などをお願いしている飲食店はステップ1において営業時間を夜10時までに変更します。酒の提供についても夜10時までに時間を合わせていく。さらに段階的に緩和をする」と述べました。

 そして、「加えて、イベントの開催自粛については段階的に開催可能な規模の見直しを行っていく。現時点ではクラスター発生歴のある施設等の使用制限の緩和や、イベントの人数上限の撤廃などについては未定となっているが、今後の国の対処方針などの状況を踏まえて対応を検討していく」と述べました。

◇「緊急事態宣言が解除されれば 速やかにステップ1に」
 「仮に緊急事態宣言が解除されれば、速やかにステップ1に入る。現在、感染者が少ない状況が続いており、この状況が続けば、次のステップへの移行を早めることも検討したい。いずれにしても今後の国の動向と来週の感染状況などを見て柔軟に運用していく」と述べました。

◇「『新しい日常』実践を」
 「今後、都民の皆様が暮らしの中や働く場で、感染拡大を防止するため、取り組んでいただきたいことを『新しい日常』と呼ぶことにしてまとめた。まずは、基本的な対策として、『手洗いの徹底とマスクの着用』『ソーシャルディスタンスの確保』、『3つの密を避けて行動』の3つを基本にお願いしたい。体調が悪いときはお出かけにならないよう徹底していただきたい。加えて、食事や働き方など、日常のさまざまな場面での対策をまとめた。ぜひ都民の皆様には、『新しい日常』として、日々の暮らしの中で実践をお願いしたい」と述べました。

◇「都立学校は分散登校によって段階的に再開」
 「都立学校の再開にあたっては分散登校によって段階的に進めていく。オンライン学習などによる家庭学習を組み合わせ、その配分を変える事で、児童、生徒の学びを確保し、第2波にも備えていただく」と述べました。
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