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クルーズ船 緊急性ある持病の薬など500人分をきょう提供へ
 新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、持病の薬など必要な医薬品が不足しているという乗客の声を受けて、厚生労働省は緊急性があると判断した、およそ500人分の薬を9日、提供することにしています。

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、新型コロナウイルスへの感染が確認された乗員と乗客合わせて64人が入院した一方、そのほかの3600人余りについては引き続き船内にとどまり、原則として、今月5日からの14日間、客室などで待機することが求められています。

 船内での生活が長期化する中、乗客からは持病の薬が足りなくなったなどといった声が相次いでいて、厚生労働省は対応を急いでいました。

 そして、緊急性があると判断したおよそ500人分の薬について提供する準備が整い、9日乗客に届けることにしています。

 中でも、乗客のおよそ半数を占める外国人の薬については国内で未承認のものがあることなどから提供が進んでいませんでしたが、同様の効果がある日本の薬に服用する際の注意書きを付けるなどして対応するということです。

 厚生労働省によりますと薬の要望は、今回、提供する分以外にも多数に上っているということで、今後、どのように対応していくか検討することにしています。

◇新たに数十人についてウイルス検査を実施
 新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、厚生労働省は新たに数十人の乗員や乗客についてウイルス検査を実施していることを明らかにしました。

 このほか複数の人が体調不良を訴えているということで、9日にも医療機関に搬送することにしています。

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、乗客と乗員およそ3700人のうち、日本人28人を含む合わせて64人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

 厚生労働省によりますと現在、船内に残っている乗員と乗客は合わせて3640人で、このうち新たに数十人から検体を採取してウイルス検査を実施しているということです。

 このほか、複数の人が体調不良を訴えていて、9日にも医療機関に搬送することにしています。

 厚生労働省は船内に残っている人に対して原則として、今月5日からの14日間は、客室などで待機することを求めていて、今後も体調が悪くなった人については順次、検査を実施する方針です。
| 福祉・医療と教育 | 17:43 | comments(0) | - |