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「救える命だった」女児虐待死で県第三者委が報告書 千葉 野田
 千葉県野田市で小学4年生の女の子が両親から虐待を受けて死亡した事件で、行政の対応を検証した県の第三者委員会の報告書がまとまりました。

 この中では、児童相談所が女の子の一時保護を解除したのは不適切だったとしたうえで、「救える命だった」と指摘しています。

 この報告書は、児童福祉の専門家などでつくる千葉県の第三者委員会がまとめ、川崎二三彦委員長が、森田知事に提出しました。

 この報告書は、女の子が学校のアンケート調査で父親の暴力を訴え、児童相談所が一時保護をしてからの経緯などを中心に検証しています。

 この中では、父親から性的虐待を受けた疑いがあり、医師からもPTSDの状態と診断されていたにもかかわらず、児童相談所が一時保護を解除したのは不適切だったと指摘しています。

 また、父親が、女の子に「お父さんにたたかれたのはうそです」という手紙を書かせたり、たびたび児童相談所に抗議したりするなど、女の子に危険が及ぶおそれがあったにもかかわらず、再び保護するなどの対応をとらなかったのは問題だとしています。

 そして、一連の対応について、「ミスがミスを呼び、リスク判断が不十分なまま漫然と推移した末の結果で勇気を持って訴えた女の子は救える命だった」と指摘しています。

 今後の対応として、子どもの利益を最優先に基本的な対応を周知・徹底することや、児童相談所や市など関係機関の対応力を高めるため研修の機会を保障することなどを求めています。

◎千葉女児虐待死「救える命」 検証委、県や市の対応批判
 (2019年11月25日 12:27 朝日新聞デジタル)

 千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(当時10)が虐待死したとされる事件で、行政の対応を検証してきた県の第三者委員会が25日、報告書をまとめて森田健作知事に提出した。

 県柏児童相談所や野田市の対応について、「基本ルールが徹底されず、漫然と推移した末に痛ましい結果を招いた」と批判。心愛さんが父親の暴力を学校に「勇気をもって訴えた」とし、「何としても守られるべきだったし、救える命だった」とした。

 報告書によると、心愛さんは柏児相で一時保護中の2017年11月28日、児童心理司に父親の勇一郎被告(41)=傷害致死罪などで起訴=から、夜中に下着を下ろすなど性的虐待の疑いがある行為をされたと明かした。

 心愛さんが強い恐怖心を抱いていたことから、医師は心的外傷後ストレス障害(PTSD)状態と診断し、「家族の同居は困難」とした。

 だが、柏児相は国の指針に反して心愛さんの援助方針を実質的に決める判定会議を開かず、医師の診断を踏まえないまま、12月27日の援助方針会議で一時保護解除を決めたと報告書は認定。

 「診断結果が反映されていないのは大きな問題。(心愛さんの)安全を確保するという姿勢が弱く、所長をはじめ危機管理意識が不足していた。一時保護は解除すべきでなかった」と断じた。

 野田市については、一時保護の解除前後、「要保護児童対策地域協議会」の個別ケース検討会議を開かず、心愛さんの支援状況を市内部や小学校と共有していなかったと指摘。

 市教育委員会が18年1月15日、父親の暴力を訴えた心愛さんの学校アンケートのコピーを勇一郎被告の求めに応じて渡したことについては、「子どもの安全を脅かす危惧があることは理解できたはずで、拒むべきだった」と批判した。

 検証委は改善策として、
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医師の診断などを援助方針に生かす
児相と市町村など関係機関の連携強化
――などを提言した。

 川崎二三彦委員長から報告書を受け取った森田知事は、「このようなことを二度と起こさないという気持ちで、提言いただいたことに、しっかりと取り組んで参りたい」と話した。
| 福祉・医療と教育 | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) |









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