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若い世代に広がるMDMA 心不全や睡眠障害 死亡するケースも
 逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者が所持していたとされる、合成麻薬のMDMA。依存性があり、乱用すると心臓などの機能不全や睡眠障害を引き起こし、死亡するケースも珍しくありません。

 MDMAは、興奮や幻覚・幻聴作用があり、乱用者の間では「エクスタシー」「バツ」などとも呼ばれています。

 ピンクや緑などカラフルな色づけやデザインが施された錠剤が多く、主に海外から持ち込まれているとみられています。

 1錠数千円ほどで購入できることから、仲間から勧められるなどして安易に手を出す若者が増えているとみられています。

 依存性があり、乱用すると心臓などの機能不全や睡眠障害を引き起こし、死亡するケースも珍しくありません。

◇MDMA使用「白目をむき出し、うなり声…そして死亡」
 過去の事件の裁判では、MDMAの中毒症状を起こした女性が死亡した詳しいいきさつが明らかになっています。

 それによりますと、女性はベッドであおむけになっていましたが、突然起き上がってあぐらをかき、何かをにらみつけて意味不明の言葉を発しました。

 しだいに激しく怒り出し、うなり声をあげて握りしめた両手を上下に動かします。

 さらに、目を大きく見開いて白目をむき出しにしてから、再びうなり声を上げたということです。

 女性はこうした行動を何度も繰り返したあと、ベッドの上に倒れました。

 このときには心臓が止まっていたとみられ、そのまま死亡したということです。

◇押収量が急増
 MDMAなどの合成麻薬は国内でも若い世代を中心にまん延しているとみられています。

 押収量は10年余り前がピークで、その後、減少しましたが、去年、再び急増しました。

 警察庁のまとめによりますと、全国の警察が押収した合成麻薬は、平成26年はおよそ480錠でしたが、去年はおよそ1万2300錠に上っています。

◇専門家「死に至る場合もあり、非常に危険だ」
 国立精神・神経医療研究センター依存性薬物研究室の舩田正彦室長は、MDMAの特徴について、「覚醒剤などのほかの薬物は粉末で流通し、注射やあぶりで使われるのが一般的だが、MDMAは錠剤の形態で飲みさえすれば効くので簡単に使われてしまう。見た目も赤や青といったカラフルで、表面にはキャラクターやロゴが刻印されるなど、ファッション性も高く、気軽に手を出しやすい」と指摘しています。

 MDMAは、ヨーロッパを中心にクラブカルチャーの中で流通するなど、大きな問題になったということで、その作用については、「脳の神経系に作用し、まず初期に多幸感や陶酔感、精神の高揚が出てきて、そのあとには音や光などの感じ方が変わるという二面性がある。個人差はあるが『音がクリアに脳に入ってくる』と表現されることもある。頭をふり続けたり、夜通し踊り続けたりするという行動につながる。体温が異常に上昇することで臓器に大きな影響が出たり、死に至る場合もあり、非常に危険だ」としています。

 また、周囲にいる人との距離感が縮まり、親密さを感じやすくなるということで、舩田室長はMDMAの依存性について「長期間、使用すると脳の神経系に障害が出て、不安やうつの症状を引き起こすおそれもある。それを補うためにまた使ってしまうという、薬物依存に陥る危険がある」と話しています。
| 福祉・医療と教育 | 04:02 | comments(0) | trackbacks(0) |









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