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里山のチョウ類が激減 耕作放棄地増加などが影響か 環境省

 里山などに生息するチョウ類のうち、ミヤマカラスアゲハなど34種の数が急速に減少していることが環境省などの調査でわかりました。

 環境省と日本自然保護協会は大学や住民などと協力し、全国の里山や周辺の地域で植物や鳥類、昆虫など生態系の観測を行っていて、2008年から10年間に約200か所で集めたデータを分析しました。

 その結果、分析の対象とした87種のチョウ類のうち、半数以上の種は個体数が減少傾向にあり、4割にあたる34種は減少率が、1年当たり3.5%以上と、急速に減っていることが分かりました。これは、絶滅危惧種の判定基準となる減少率に相当します。

 特に北海道から九州に広く分布するミヤマカラスアゲハは、最も減少率が大きく、1年当たり平均して31.4%減っていたほか、オオムラサキは16.1%、イチモンジセセリは6.6%減少していました。

 このほか、ノウサギも、1年当たりの平均で5.7%減少しているということです。

 環境省によりますと、耕作放棄地が増えるなどして里山や周辺地域の管理が適切に行われていなかったり、開発が進んで環境が変化したりしたことが影響しているとみられるということです。

 環境省は、「今回の結果を自治体や関係機関にも周知し、生物を保全する取り組みを進めていきたい」としています。
| 環境とまちづくり | 16:35 | comments(0) | trackbacks(0) |









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