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上映中止で批判相次ぐ 是枝監督「あるまじき判断」
 川崎市で開催中の映画祭で、慰安婦問題をテーマにした映画の上映に川崎市が懸念を示し主催者が上映を中止したことから、是枝裕和監督など映画関係者を中心に批判の声が相次いでいます。

 川崎市で来月4日まで開かれる「KAWASAKIしんゆり映画祭」では、慰安婦問題をテーマにしたドキュメンタリー映画「主戦場」の上映を予定していましたが、出演者の一部が上映差し止めなどを求め訴訟を起こしていることに共催する川崎市が懸念を示し、主催者のNPO法人が上映を中止しました。

 主催者の「KAWASAKIアーツ」は、妨害などの迷惑行為があった際に安全対策が取れないことなどを理由に上げていますが、「表現の自由の侵害だ」とか「過剰なそんたくだ」などと批判の声が寄せられているということです。

 別の映画の製作会社は、抗議して映画祭での2つの作品の上映を取りやめたほか、29日夜は会場で是枝裕和監督と出演作品の1つが抗議のために上映取りやめとなった俳優の井浦新さんが登壇し、今回の対応を批判しました。

 是枝さんは、「主催者としてあるまじき判断で、作り手への敬意を欠いている。どういう善後策を取れるか考えてほしい」と訴え、井浦さんは、「都合が悪いから上映を中止するという考えは映画を楽しむ人も作り手も自由を奪われる危険な行為だ」と抗議しました。

 主催者は30日、映画関係者や市民、スタッフなどが今回の問題を議論する集会を開くことにしています。

◇是枝監督「上映のリスク みなで背負うもの」
 映画祭の会場で登壇したあと、取材に応じた是枝裕和監督は、「上映に伴うリスクは主催者だけでなく映画祭を作るみんなで背負うものだ。まだ何も起きていないのに行政の懸念だけで上映が取りやめになるのは言語道断だ。川崎市は懸念を表明するのではなく、共催者として懸念を払拭するために行動するべきだった」と話していました。

◇主催者「真摯に受け止め」
 映画祭を主催するNPO法人「KAWASAKIアーツ」の中山周治さんは、「川崎市からの懸念は示されたが命令や指示などはなく、来場者に純粋に映画を楽しんでいただけるよう考えた結果、NPOとして主体的に上映の中止を判断した。批判を真摯に受け止めたうえでよりよい活動ができるよう検証などを行っていきたい」と話していました。
| 政策 | 20:09 | comments(0) | trackbacks(0) |









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