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消費税率10%に引き上げ 軽減税率も導入
 消費税の税率が10%に引き上げられ、これに合わせて酒類と外食を除く飲食料品の税率を8%に据え置く軽減税率が初めて導入されました。政府は、増税による収入を幼児教育と保育の無償化といった社会保障の充実に充てることにしています。

 消費税率は、8%から10%に引き上げられ、全国のコンビニなどでは1日の午前0時に商品やサービスの税率が切り替えられました。

 今回の税率引き上げでは、酒類と外食を除く飲食料品の税率を8%に据え置く軽減税率が初めて導入されるほか、中小の店舗でキャッシュレスで決済をすると最大5%分がポイントなどで還元される制度も始まりました。

 このため、スーパーなど小売り各社では、異なる税率に対応したレジに切り替える作業や、キャッシュレスのポイント還元が受けられる店であることを知らせる案内を張り出すなど準備を進めてきました。

 消費税率の引き上げは5%から8%に引き上げられた平成26年4月以来、5年半ぶりで、増税による収入は5兆7000億円程度になる見込みです。

 このうち半分は、幼児教育と保育の無償化や高等教育の負担軽減など社会保障の充実に充てられ、もう半分は、財政の健全化に使うことで社会保障の安定的な財源を確保することにしています。

 これによって政府は高齢者が中心だった社会保障を、より子育て世代に振り向けた「全世代型」の社会保障に転換したいとしています。

 一方、今回、初めて導入される軽減税率やポイント還元制度をめぐっては、複雑で分かりにくいという声が相次いでいることから、混乱を最小限に抑え、制度を浸透させていけるかが課題となります。

◇大手外食チェーンではメニューの入れ替え
 消費税率の引き上げに合わせて、東京 三鷹市にある大手外食チェーンの店舗では30日夜、新たな税率に対応した価格のメニューに変更する作業が行われました。

 店では、30日午後11時の閉店時間前後から、5人ほどの従業員が店頭の食品サンプルや古いメニュー表を、新たな税率に対応したものに次々と入れ替える作業を行いました。

 この外食チェーンでは、消費税率の引き上げ後は軽減税率の対象となる持ち帰りの需要が高まるとみて、持ち帰りのメニューを増やすことにしています。

 大戸屋の池之上知久さんは、「ミスが無いようしっかり確認しながら作業を行っています。これまでも持ち帰りの弁当を提供していますが、軽減税率の導入で弁当が増えると予想しています。宅配サービスを使った販売促進もしていきたいです」と話しています。

◇鉄道は新しい運賃表に切り替え
 消費税率の引き上げに伴い鉄道の運賃も1日の始発から変わります。

 埼玉県所沢市にある西武鉄道の西武球場前駅では、午前0時前、終電が到着すると、駅員が早速新たな運賃表にする作業に取りかかりました。駅員は、古い運賃表をはがし新たな運賃表に切り替えていました。

 西武鉄道広報部の内田智則 課長は、「始発までにシステムを切り替え、混乱のないよう万全を期したい」と話していました。

◎消費増税「景気にマイナスだが安心感につながる面も」日商会頭
 日本商工会議所の三村会頭は30日の記者会見で、消費税率の引き上げについて、景気にマイナスなのは間違いないとしつつ、「社会保障の財源が不足している中で国民の安心感につながる側面もある」と述べ、増大する社会保障費を賄うために引き上げに理解を示しました。

 この中で、三村会頭は、「消費税はそれだけで議論すれば景気に対してマイナスの影響を与えるのは間違いない」と述べました。

 その一方で、「社会保障の財源が不足している中で日本の将来の安心をどう確保するのか。国民の安心感につながって消費につながるという側面もある。景気への悪影響のみを強調して日本経済全体に対する消費税の役割を忘れるのは中途半端な議論だ」と述べ、増大する社会保障費を賄うために消費税を引き上げることに理解を示しました。
| 政策 | 04:11 | comments(0) | trackbacks(0) |









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