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鈴木、競歩で金「世界美しい歩き」
 カタールで開かれている陸上の世界選手権は男子50キロ競歩が行われ、鈴木雄介選手が優勝し東京オリンピックの代表に内定しました。

 競歩で日本選手が金メダルを獲得するのはオリンピックと世界選手権を通じて初めての快挙です。

◎鈴木雄介、50キロ競歩で金「世界一美しい歩き」引退の危機乗り越え 東京五輪決定
 (2019/09/29 09:40 毎日新聞)

 陸上の世界選手権は第2日の28日、ドーハで男子50キロ競歩があり、鈴木雄介(富士通)が4時間4分20秒(速報値)で優勝した。

 五輪、世界選手権を通じて競歩で日本選手初の金メダル獲得となった。鈴木は3位以内で日本選手最上位の条件を満たし来年の東京五輪代表に決定した。

 同種目で日本選手は3大会連続のメダル獲得となった。世界選手権で全種目を通じて日本選手の金メダルは、2011年大邱大会の男子ハンマー投げの室伏広治以来、4大会ぶり。

 2年以上に及ぶ故障を越えて精神的にたくましくなった鈴木が4年ぶりに戻ってきた世界選手権で日本競歩界の悲願を成し遂げた。

 「世界一美しい」と言われる歩型で悠然とトップを歩き続けた。スタート直後から飛び出し、一度は前回王者のヨアン・ディニ(フランス)に追いつかれたが10キロ過ぎに引き離すと、そこから先は一人旅だった。

 2015年3月に20キロ競歩の世界記録をマークして脚光を浴びた鈴木だが直後に恥骨付近を痛めた。九州など約10カ所の病院や治療院を回って治療を受けても痛みは治まらなかった。お菓子の食べ過ぎで体重が増えた。先が見えずに引退も考えた。

 転機は2017年夏だった。サッカーの外傷などの権威である埼玉の整形外科に「最後の最後。ここで駄目なら諦めよう」と決意して通い、マッサージなどのリハビリを始めると痛みは次第に和らいだ。

 昨年5月の東日本実業団選手権5000メートルで2年9カ月ぶりに実戦復帰した後は急激に調子を取り戻していった。

 故障を経ても、上下動が少なく地面の上を足が滑るように進むフォームは体に染みこんでいて失われなかった。以前は1日でも休むことを恐れたが「自分が積み上げたものは簡単に無くならない」と心に余裕が生まれた。

 今大会前も疲れを感じると、1週間ほど練習量を思い切って落とした。夏でも疲れをためずに調整できたことで、暑さで棄権する選手が続出するレースでの完勝につながった。

 今年4月の日本選手権50キロ競歩で日本新記録を出した直後、「まだまだ。世界で金メダルを取ったら完全復活と言える」と話していた。回り道の末にようやく世界一にたどりついた。

 【ドーハ小林悠太】
| 雑感 | 14:13 | comments(0) | trackbacks(0) |









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