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老衰による死者数増 死因3位に
◎老衰で亡くなる人が増加、死因の3位に 超高齢化が要因
 (2019年07月13日 18:22 朝日新聞デジタル)

 老衰で亡くなる人が増えている。国内で2018年に亡くなった人のうち、「老衰」による死者数が約11万人となり、脳梗塞(こうそく)などの「脳血管疾患」を抜いて死因の3位になった。90歳以上の超高齢者が多くなっていることが主な要因と考えられる。

 厚生労働省の人口動態統計でわかった。老衰はほかに死亡の原因がない、いわゆる「自然死」ととらえられる。戦後の1947年をピークに減少傾向だったが2001年以降は増加が続く。今回、約37万人のがん、約21万人の心疾患(高血圧性を除く)に続き、全死因の8%を占めた。

 老衰の増加の要因としてまず考えられるのは、超高齢になるまで長生きして亡くなる人が多くなったことだ。総務省の統計によると、90歳以上の人は昨年10月現在で約218万人。10年間で90万人ほど増えた。

 年代別にみると、老衰による死亡は高齢になるにつれて割合が高まり、95歳以上では死因の1位だ。100歳を超えて元気に過ごした人が、老衰によって亡くなる例は数多い。

 1981年から死因1位のがんも、高齢化とともに増えているが、死因の割合が最も高くなる年代は男性65〜69歳、女性55〜59歳で、割合はその後減っていく。

 1980年まで死因のトップだった脳血管疾患は、栄養の改善や血圧の管理が進んだことなどで減少し、今回4位になった。

 高齢者では肺炎を起こして亡くなることも多い。ただ最近は、経過などによっては肺炎を「老衰のプロセスの一つ」とみて、本人や家族の希望も踏まえて積極的な治療をあえてしないケースも少なくない。そうした場合、肺炎があっても死因は老衰とされやすい。

 日本老年医学会理事長の秋下雅弘・東京大教授(老年病学)は、「亡くなる場所が病院から自宅や施設へと徐々に移行し、無理な延命を望む人が減っていることも関係しているだろう。本人や家族が納得できる穏やかな最期を迎えられるよう、医療や介護の環境をさらに整えていく必要がある」と話す。
| 福祉・医療と教育 | 05:15 | comments(0) | trackbacks(0) |









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