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G20 サミット初日の討議終わる

 G20大阪サミットは、世界経済と貿易などをテーマにした初日の討議を終えました。

 貿易をめぐる議論では多くの国から米中の貿易摩擦を念頭に世界経済の先行きにリスクが高まっていると懸念が相次ぎました。

 G20大阪サミットは、「技術革新」をテーマにした2番目のセッションを終えました。

 これに先立って行われたのが、米中の首脳を交えて行われた世界経済と貿易のセッションです。

 議長をつとめる安倍総理大臣は、冒頭、「グローバル化による急速な変化への不安や不満が、時に保護主義への誘惑を生み出し、国と国の間に鋭い対立も生み出しているが、貿易制限措置の応酬はどの国の利益にもならない」と指摘しました。

 そのうえで、自由貿易体制の維持・強化に向けた協調を呼びかけました。

 討議では、多くの国から激化する米中の貿易摩擦で世界経済の先行きにリスクが高まっていると懸念の声が相次いだということです。

 こうした意見を踏まえ、安倍総理大臣は、「貿易をめぐる状況は深刻であり、これがWTO協定と整合的な形で解決されるべきとのメッセージをいただいた」と述べ、G20でWTO改革を議論することの重要性を訴えました。

 議長国の日本としては、29日に取りまとめる予定の首脳宣言で、自由貿易の推進に加え、WTO改革の重要性を打ち出したい考えで、ぎりぎりの調整が行われる見通しです。

◇中国 習主席「保護主義がまん延」と米をけん制
 中国外務省の発表によりますと、習近平国家主席は、世界経済や貿易をテーマにしたG20大阪サミットの最初のセッションで発言し、世界経済の現状について「保護主義や一国主義が引き続きまん延し、貿易や投資の争いが激しくなり、世界経済のリスクや不確実性は明らかに増している」と述べ、名指しは避けながらも、貿易問題で対立するアメリカのトランプ政権をけん制しました。

 そのうえで、G20各国の立場の違いについて、互いに尊重して平等な交渉を行うことが重要だと指摘し、「大国どうしの間でそのようにできれば、みずからの利益となるだけでなく、世界の平和と発展にも役立つ」と述べて、トランプ政権に歩み寄りを促しました。

 さらに、中国としては、輸入の拡大や知的財産権の保護、それに、各国との投資や自由貿易をめぐる交渉を加速させるなどして、市場の開放をさらに進める姿勢をアピールしました。
| 政策 | 19:21 | comments(0) | trackbacks(0) |









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