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将棋 羽生善治九段が通算1434勝 歴代最多勝利を更新

 将棋の羽生善治九段が、4日に行われた対局に勝って通算1434勝となり、大山康晴十五世名人が持つ勝ち数の歴代最多記録を27年ぶりに更新しました。

 羽生善治九段(48)は4日、東京の将棋会館で八大タイトルの1つ、王位戦の挑戦者を決めるプレーオフに臨み、永瀬拓矢叡王(26)と対局しました。

 羽生九段は先月23日の対局に勝って、プロ入り後の勝ち数が「1433」となり、大山康晴十五世名人が平成4年に達成した歴代最多記録に並んでいます。

 4日の対局は、羽生九段が次第に主導権を握る展開となり、午後7時43分、133手までで永瀬叡王が投了しました。

 勝った羽生九段は通算1434勝となって大山十五世名人の記録を27年ぶりに更新し、歴代単独1位となりました。

 羽生九段は昭和60年、15歳2か月でプロ入りし、平成8年に当時の七大タイトルすべてを独占する史上初の「七冠」を達成するなどトップ棋士としての活躍を続け、去年2月には将棋界で初めて国民栄誉賞を受賞しています。

◇羽生九段「達成できて非常にうれしい」
 対局後、羽生九段は、「ことしに入ってからは、歴代最多勝記録を目標にしてきました。この前は負けてしまったので、きょう達成できて、非常にうれしいです。気力を充実させて、次の対局に臨みたいと思います」と話していました。

◇将棋界から祝福のコメントが続々と
 日本将棋連盟の佐藤康光会長は、「前人未到となる1434勝目、誠におめでとうございます。40代で新記録達成は驚異的であり、数字が全てを物語っているように感じます。体調にご留意され、今後とも末永いご活躍を祈念いたしております」とコメントしています。

 1324勝と歴代3位の勝ち数を挙げておととし引退した加藤一二三九段は、「平成の世を常に最前線で闘い、他の誰をも寄せ付けぬ別格の御実績を残して来られましたが、令和の世にまたこうして、不断の努力、たゆまぬ研究心により、偉大なる記録を打ち立てられましたこと、心より御尊敬申し上げます」などと記しています。

 現在の勝ち数が歴代4位で、羽生九段と名勝負を繰り広げてきた谷川浩司九段は、「新記録達成おめでとうございます。先日私も対局しましたが、ますます『自在の境地』に達しておられると感じました。これからも将棋の無限の可能性を求めながら、勝ち星を重ねていかれることを願っています」とコメントしています。

 歴代5位の中原誠十六世名人は、「千里の道も一歩から。羽生さんの一局一局の積み重ねに感服いたします」とコメントしています。

 また、高校生棋士の藤井聡太七段は、「歴代最多勝の達成に心よりお祝い申し上げます。一局一局の積み重ねが1434勝という偉大な記録となり、これからも更に重ねていかれる事に深い感銘を覚えます」というコメントを寄せています。
| 雑感 | 20:55 | comments(0) | trackbacks(0) |









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