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5月は子どもの交通事故が最多 専門家「特に安全運転を」

 5月は小学生が歩行中に交通事故に巻き込まれるケースが1年で最も多く、子どもを亡くした遺族らは事故を自分のこととして捉え、周りの人と安全運転について話し合ってほしいと訴えています。

 警察庁のまとめによりますと、去年までの5年間に全国で歩行中に事故に巻き込まれて死亡したり、大けがをしたりした小学生は3276人でした。

 月別に見ますと、5月が349人と最も多く、中でも11日以降の中旬から下旬にかけて多くなっています。

 5月の事故を学年別に見ると、1年生が105人と最も多く全体の30%を占めていて、6年生の5倍近くに上っています。

 また、時間帯は登校中に加え午後3時台から6時台に集中していて、下校中や放課後外出した際に事故に遭うケースが目立っています。

 警察は、5月は4月に入学した小学校での生活に慣れ始め、放課後、遊びに出かける機会も増えて活動が活発になることなどが影響しているとみています。

 警察は、急な飛び出しなど子どもが予測できない行動をとることも多いことから、ドライバーは周りをよく確認し安全運転を徹底するよう呼びかけています。

◇事故で子どもを失った親は
 加賀守和さん(57)は愛知県の旧弥富町で長女、みなみちゃんを交通事故で亡くしました。

 みなみちゃんは忘れ物を取りに友達の家に1人で向かっている時に、前方不注意の車にはねられて命を落としました。

 当時6歳。半年後には小学校に進学する予定で、家では新品のランドセルを背負って入学を楽しみにしていたということです。

 家族にとって、みなみちゃんは太陽のような存在で、亡くなる前はビーズでアクセサリーを作るのが好きだったと言います。

 加賀さんは、「家族は事故のあと、ちょっとしたことでも傷つくようになり、家の中もとても暗くなってしまいました。子どもの話になると今でもつらく、事故のことは自分の中で一生、消えることはありません」と語りました。

 加賀さん夫婦は事故現場の近くに住むことに耐えられず、今は別の場所に引っ越して暮らしています。

 子どもが巻き込まれる事故が後を絶たないことについて、加賀さんは、「事故のニュースが毎日のように流れていますが、事故を起こしたことが無い人は、ほとんど、ひと事として見たり聞いたりしていると思います。周りの事故を自分のことと考え、機会があれば職場や知り合いの間でも話してほしい。そうすれば運転のしかたも変わり、事故が減るのではないかと思います」と話しました。

◇連休明けの気の緩みなど 5月は特に安全運転を
 専門家はどう見ているのか。

 交通評論家の矢橋昇さんは、「大型連休が明けると、4月に入学した子どもたちが生活に慣れ始め、活動的になる。ドライバーも、同じように連休明けで気が緩んでいることもあるので、予期しない事態にも対応できるよう、ふだんより周囲をよく確認するなど安全運転を心がけるようにしてほしい」と呼びかけています。

 そのうえで、「日本中の全ドライバーが、自分の運転が本当に安全か、そういう運転をいつも心がけているか振り返ること、これしかないと思う。まず道路を使う人間がちゃんとやろうとしなかったら始まらない。今、小さな交通違反があふれているが、そういうことが悲惨な大きな事故に結び付くんだと、根本の部分でみんなの考え方を変えていかなければならない」と指摘しています。
| 雑感 | 07:07 | comments(0) | trackbacks(0) |









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