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AED 女性への使用に抵抗感? 京大調査
 AEDの使用は女性の場合、高校生以上になると3割ほど低くなる事が分かりました。使用に抵抗感があるためです。2枚のパッドを素肌に貼りますが服をすべて脱がす必要はなく、訓練の場などで女性への対応のしかたを広く周知する事が必要です。

 学校で心停止になった子どもにAEDが使われたかどうかを調べたところ、小学生と中学生では男女差がなかったのに対して、高校生では女子生徒に使われる割合が3割ほど低くなることが京都大学などの研究グループの調査でわかりました。

 京都大学などの研究グループは、平成20年から27年にかけて全国の学校の構内で心停止になった子ども232人について、救急隊が到着する前にAEDのパッドが装着されたかどうかを調べました。

 その結果、小学生と中学生では、男女の間で有意な差はありませんでしたが、高校生では、男子生徒の83.2%にパッドが装着されたのに対して女子生徒は55.6%と、30ポイント近く低くなっていました。

 AEDは心臓の動きを正常に戻す医療機器で、鎖骨の下などの素肌に直接パッドを貼る必要があり、研究チームでは女子高校生の場合、近くにいた人たちが素肌を出すことに一定の抵抗があったのではないかと分析しています。

 心停止の状態で何もしないと、救命率は1分たつごとにおよそ10%ずつ下がるため、救急隊の到着する前にできるだけ早く胸骨圧迫=心臓マッサージをして、AEDを使うことが大切です。

 研究グループのメンバーで京都大学健康科学センターの石見拓教授は、「パッドは服を完全に脱がせなくても貼ることができ、貼った後に服などをかぶせてもよい。命を救うため女性にもAEDを迷わず使ってほしい」と話しています。

◇女性に使用…どんな配慮を?
 倒れて意識がない女性に救命処置を行う場合、どんな配慮や工夫ができるのか、京都大学健康科学センターの石見拓教授によると、声をかけ意識がなければ、119番に通報して、近くの人にAEDを持ってきてもらうように頼みます。

 呼吸をしていない、またはよくわからなければ、胸骨圧迫=心臓マッサージを始めます。

 AEDが届いたら、電源を入れ、、下着をずらして右の鎖骨の下と左の脇腹の辺りに貼ることで対応できます。貼った後は、上から服などをかけても大丈夫です。

 石見教授は、「AEDのパッドは貼るべき位置に貼れれば、服をすべて脱がさなくても問題はない。女性であっても男性と同じだけの救命のチャンスが与えられるべきで、訓練の場などで女性への対応のしかたを広く伝えていきたい」と話しています。
| 福祉・医療と教育 | 06:42 | comments(0) | trackbacks(0) |









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