2019.04.23 Tuesday
「命最優先の法改正に」 いじめで子ども亡くした遺族ら訴え
いじめ防止対策推進法の改正に向けた議論が続く中、いじめで子どもを亡くした遺族らが、22日記者会見し、子どもの命を最優先に考えた改正を実現すべきだと訴えました。
いじめ防止対策推進法をめぐっては、超党派の国会議員グループによる改正に向けた議論が続いています。
こうした中、いじめの防止に取り組むNPO法人のメンバーや、いじめが原因の自殺によって子どもを亡くした親などが、記者会見しました。
3年前に中学生の娘を亡くした青森県の葛西剛さんは、「国会議員には、法律が誰のためのものか、何のための、何を守るための法律なのかをよく考えて改正してほしい」と話しました。
また、10年余り前に中学生の息子を亡くした福岡県の森美加さんは、子どもの命に関わる重大な事態が起きた際に、調査を行う第三者委員会について「第三者性が担保できているか疑問だ。子どもを亡くした直後に、利害関係者以外を委員にしてほしいと求めるのはつらい」と話し、中立性が必要だと訴えました。
さらに、同席した教育評論家の尾木直樹さんは、「学校現場で1番大事な子どもの命と安心・安全が後ろに追いやられてはいけない」と指摘しました。
そして、遺族らは、法改正にあたって、いじめを未然に防ぐため、教師や保護者などが参加する「いじめ対策委員会」を学校に設けて、情報共有を図ることや、第三者委員会が行う調査の中立性と公平性を担保することなどを要望しました。
◎いじめ防止座長案に遺族が猛反発 「大切な部分削除」
(4/22(月) 18:36配信 共同通信)
学校でのいじめを苦に自殺した児童生徒の遺族らが22日、東京都内で記者会見し、いじめ防止対策推進法の改正に向けた与野党の勉強会で馳浩元文部科学相が示した座長案について、「大切な部分が削られ(法律が)形骸化する内容だ」と猛反発した。
与野党の勉強会は昨年末、いじめ防止対策推進法を改正し、学校や教育委員会の責務をより具体的に書き込む方向でのたたき台を作成。だが、馳氏は今年4月、学校現場の負担などに配慮して新設条文を大幅に削除する座長案を示している。
22日の記者会見で、遺族は、「教職員が学び、解決に向けた組織をつくるシステムが記されていたがカットされた」と述べた。
いじめ防止対策推進法をめぐっては、超党派の国会議員グループによる改正に向けた議論が続いています。
こうした中、いじめの防止に取り組むNPO法人のメンバーや、いじめが原因の自殺によって子どもを亡くした親などが、記者会見しました。
3年前に中学生の娘を亡くした青森県の葛西剛さんは、「国会議員には、法律が誰のためのものか、何のための、何を守るための法律なのかをよく考えて改正してほしい」と話しました。
また、10年余り前に中学生の息子を亡くした福岡県の森美加さんは、子どもの命に関わる重大な事態が起きた際に、調査を行う第三者委員会について「第三者性が担保できているか疑問だ。子どもを亡くした直後に、利害関係者以外を委員にしてほしいと求めるのはつらい」と話し、中立性が必要だと訴えました。
さらに、同席した教育評論家の尾木直樹さんは、「学校現場で1番大事な子どもの命と安心・安全が後ろに追いやられてはいけない」と指摘しました。
そして、遺族らは、法改正にあたって、いじめを未然に防ぐため、教師や保護者などが参加する「いじめ対策委員会」を学校に設けて、情報共有を図ることや、第三者委員会が行う調査の中立性と公平性を担保することなどを要望しました。
◎いじめ防止座長案に遺族が猛反発 「大切な部分削除」
(4/22(月) 18:36配信 共同通信)
学校でのいじめを苦に自殺した児童生徒の遺族らが22日、東京都内で記者会見し、いじめ防止対策推進法の改正に向けた与野党の勉強会で馳浩元文部科学相が示した座長案について、「大切な部分が削られ(法律が)形骸化する内容だ」と猛反発した。
与野党の勉強会は昨年末、いじめ防止対策推進法を改正し、学校や教育委員会の責務をより具体的に書き込む方向でのたたき台を作成。だが、馳氏は今年4月、学校現場の負担などに配慮して新設条文を大幅に削除する座長案を示している。
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