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今秋に26年ぶり恩赦へ、天皇即位で
 憲政史上初めてとなる譲位に伴う恩赦の実施に関しては、「ご大葬の場合と一緒にすることはできない」などと慎重な意見が政府内にあります。そのために、譲位に伴う恩赦を実施しないか、即位と譲位を一連の慶事と位置づけて1回のみ実施する方向で検討が進む見通しです。

◎天皇即位、秋に恩赦へ 26年ぶり、退位時は実施せず
 (2019/03/09 01:02 朝日新聞デジタル)

 政府は、皇太子さまの即位に伴う今秋の「即位礼正殿の儀」に合わせて恩赦を実施する方針を固めた。

 皇室の慶弔事に伴う恩赦は1993年の皇太子さまと雅子さまのご結婚以来、26年ぶり。

 対象については今後検討するが、過去には選挙違反者の救済などで批判が出ており、議論を呼びそうだ。

 昭和から平成への代替わりの際には、1989年2月の昭和天皇の大喪の礼、1990年11月の天皇陛下の即位礼正殿の儀に合わせて計2回の恩赦が実施された。

 今回の恩赦では、1990年の恩赦より規模が縮小される方向だ。憲政史上初めてとなる退位については恩赦は実施しない方針だ。

 恩赦は「国家刑罰権」を消滅させ裁判の内容を変更させる制度で、憲法に基づき天皇が内閣の助言と承認の下で行う国事行為の一つだ。

 有罪判決の効力を失わせるなどの「大赦」、特定の人の有罪判決が無効となる「特赦」、「減刑」、「刑の執行の免除」、有罪確定で停止された公民権などの資格が回復する「復権」の5種類がある。

 実施方法は対象となる刑や罪などを政令で決めて一律に対象者を救済する「政令恩赦」と、本人の申請に基づいて中央更生保護審査会が審査する「個別恩赦」に分かれる。

 個別恩赦には適用基準を内閣が設け、一定期間に限って行う「特別基準恩赦」と日常的に行われる「常時恩赦」がある。

◎「袴田事件」弁護団 新天皇即位にあわせて恩赦出願へ
 (2019年3月4日 16時19分 NHK)

 昭和41年に起きたいわゆる「袴田事件」で死刑が確定したあと、再審・裁判のやり直しを求めている袴田巌さんの弁護団は、無実を訴えて最高裁判所で争う一方で、新天皇の即位にあわせて恩赦を出願することを決めました。

 昭和41年に今の静岡市清水区で会社役員の一家4人が殺害された事件では、死刑が確定した袴田巌さん(82)が再審を申し立てています。

 静岡地方裁判所は5年前、犯人のものとされる衣類の血痕のDNA鑑定などをもとに再審とともに釈放も認める異例の決定を出しましたが、東京高等裁判所は去年、「DNA鑑定の信用性は乏しい」などとして再審を認めませんでした。

 一方で、釈放については、本人の年齢や健康状態などを踏まえ、取り消しませんでした。

 弁護団は最高裁判所に特別抗告し、引き続き無実を訴えていくことにしていますが、今後の最高裁の判断によっては再び収監されるおそれがあるとして、法務省の中央更生保護審査会に刑の執行の免除を求めて恩赦を出願することを決めました。

 弁護団は、ことし5月1日に皇太子さまが新天皇に即位されるのにあわせて受刑者などに恩赦が実施される可能性があるとみていて、今月中にも出願したい考えです。

※恩赦
 裁判によらずに刑罰権を消滅させたり、裁判の内容や効力を消滅・軽減させたりする制度。受刑者らも国家の慶弔に喜びを分かちあったり冥福を祈ったりするのが目的。現行憲法下では内閣が決定し、天皇が認証する。

 恩赦法では、政令で罪や刑の種類、基準日などを定めて一律実施する「政令恩赦」と、個別に審査する「個別恩赦」がある。

 「特別基準恩赦」は個別恩赦の一つで、政令恩赦の要件から漏れた人を対象に内閣が定める基準で一定期間に限って行われる。政令恩赦に関係なく行われる場合もある。
| 政策 | 14:37 | comments(0) | trackbacks(0) |









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