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アメフト悪質タックル 「前監督らの刑事責任問えず」 警視庁
 警視庁のこの結論に納得がいく人はどの位いるのでしょうか。警察の古い体質は自律的法でがんじがらめになっていると感じました。社会のメンバーすべてが等しく従うべき普遍的なルールとして形式化され体系化されてきた応答的法に照らすべきです。

◎アメフト悪質タックル 「前監督らの刑事責任問えず」 警視庁
 日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、警視庁は、反則行為を指示したとされた前の監督やコーチについて刑事責任は問えないと判断し、こうした意見や捜査結果をまとめた書類を5日午後、検察庁に送付しました。

 去年5月、東京・調布市で行われた試合で、日大の選手がパスを投げ終えて無防備な状態だった関西学院大の選手に後ろからタックルする悪質な反則行為をしてけがをさせました。

 警視庁は、傷害容疑での被害届を受けて、日大の内田正人前監督(63)や井上奨前コーチ(30)、タックルをした宮川泰介選手(20)から任意で事情を聴くとともに、試合を撮影した複数の映像を解析してきました。

 その結果、反則行為を指示したとされた前の監督とコーチについて、警視庁は、反則行為の明確な指示は確認できず、刑事責任は問えないと判断し、こうした意見や捜査結果をまとめた書類を5日午後、東京地方検察庁立川支部に送付しました。

 一方、タックルをした選手については、反則行為を行い相手にけがをさせたとして、傷害の疑いで書類送検しました。

 ただ、タックルを受けた選手側は寛大な処分を求める嘆願書を出し、すでに示談が成立していることから、刑事責任については、今後慎重に判断されるものとみられます。

◇警視庁 明確な指示確認できず
 警視庁は、反則行為を指示したとされた内田前監督と井上前コーチについて、刑事責任は問えないと判断したということです。

 現場にいたほかの複数の選手にも聞き取りを行いましたが、反則行為の明確な指示があったとは確認できなかったということです。

 日大の第三者委員会の調査で、井上前コーチが問題のタックルのあとに「宮川がやりました」と伝えたのに対し、内田前監督が「おう」と言ったと認定していることについては、2人は肉声で会話できる距離におらず、内田前監督のインカムは故障していたうえ、2人のインカムはオフェンスとディフェンスの別々のチャンネルに設定されていて、相互に会話できる状態ではなかったということです。

 けがをさせたプレーのあとに、宮川選手をすぐに交代しなかった理由について、内田前監督は「プレーを見ていなかった」と話していましたが、映像から目線を解析した結果、本人の説明どおりパスが投げられたあとのボールを追っていて、問題のタックルは見ていなかったことが確認されたということです。

 警視庁は、こうした捜査結果から刑事責任は問えないと判断したということです。

◇第三者委は“傷害の意図”を認定
 この問題で、内田前監督と井上前コーチは、反則行為を指示したことはないと一貫して否定していました。

 内田前監督は、去年5月の会見で「私からの指示ではない」と否定したほか、井上前コーチは「試合前にクオーターバックの選手を潰してこいと言ったのは真実だが、いつもと違うようなプレーをしてほしかったという意味で、けがをさせる目的では言っていない」と説明していました。

 一方、日大の第三者委員会は、報告書の中で「タックルをした日大の選手の説明は全般的に信用できると判断した」と指摘したうえで、現場にいた、ほかの部員の証言を有力な根拠とし「内田氏および井上氏の説明は不自然かつ不合理で信用できる関係証拠とも矛盾することなどから信用できない」として、反則行為の指示はあり、相手選手への傷害の意図を含むものだったと認定しました。

 これを受けて、日大は臨時の理事会を開き、去年7月、2人を懲戒解雇にしました。

 また、関東学生アメリカンフットボール連盟は、規律委員会で調査した結果、タックルをした選手による説明が具体的で合理的だとして、2人が反則行為を指示したと認定し、事実上の永久追放に相当する「除名」処分にしました。

◎指示なし「理解できない」日大タックル、警察結論に波紋
 (2019年02月05日 20:16 朝日新聞デジタル)

 警視庁の捜査結果について、日大の第三者委員会で内田前監督らの指示を認定した勝丸充啓委員長(元広島高検検事長)は「上からの指示がない限りあのようなプレーはできない。指示がなかったというのは到底理解できない」。前監督が悪質タックルを見ていなかったとした点についても「(反則で受けた)15ヤードの罰退(陣地の後退)を知った時になぜ監督は選手に何も言わなかったのか説明がつかない」と疑問を呈した。

 内田、井上両氏を除名処分とした関東学生アメフト連盟は「警察の判断に対してコメントする立場にはない。ただ、事実解明のために昨年設置した規律委員会や検証委員会は最高のスポーツマンシップと行動を求めたフットボール綱領に照らし合わせて判断している」とし、「警察の判断で連盟として下した処分をやり直すことは考えていない」と明らかにした。

捜査では、選手が指導を誤認したとしているが、どのように誤認して悪質タックルに及んだのかまでは明らかになっていない。

 米国のワシントン大でコーチ経験がある大学スポーツマネジメント研究会理事の吉田良治さん(56)は「選手が指示を勘違いしたとしても、本当の意図を監督に確認出来ないのはチームの問題」と指摘。選手や監督がお互いに様々な意見を出し合いながらチームの風通しを良くしていくことが大切とした。

 昨年9月に就任した日大アメフト部の橋詰功監督(55)は「選手はチームに復帰しており、上級生としてチームを引っ張ろうと頑張ってくれている。選手としても人としてもさらに成長できるように、チームとしてもやるべきことをやっていきたい」、関学大アメフト部は「警察から正式な情報はなく、コメントは差し控える」とした。被害選手の父親・奥野康俊氏は自身のフェイスブックで「指示もないのに突然あのようなタックルをするとは考えられない」と言及。「検察による捜査と判断を見守りたい」とつづった。
| 事件・事故 | 08:46 | comments(0) | trackbacks(0) |









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