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「お父さんにぼう力受けています」市教委が直筆コピーを公表
 野田市で小学4年生の女の子が死亡し、父親が傷害の疑いで逮捕された事件で、女の子が父親からいじめを受けていることを訴えた学校のアンケートのコピーを野田市教育委員会が父親に渡していたことがわかりました。

 これについて市教委は父親の威圧的な態度に恐怖心を抱き、「父親の怒りを抑えるために仕方なく渡してしまった。取り返しのつかないことをしてしまった」と述べました。

 本当に取り返しのつかない事です。心愛さんが「栗原心愛」と自ら名前を書いて心から助けてもらいたいと願ってていた事を思うと涙が出ます。

 千葉県野田市で小学4年生の女の子が死亡し、傷害の疑いで父親が逮捕された事件で、亡くなった栗原心愛さんは、おととし11月、当時通っていた小学校で行われたいじめのアンケートに父親から暴力を受けていると回答し、担任に助けを求めていました。その直筆の回答のコピーを野田市の教育委員会が、1日、公表しました。

 このアンケートには匿名でも回答できましたが、心愛さんは「栗原心愛」とみずから名前を記入していました。

 また、自由記述欄では、しっかりとした字で、「お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりされています。先生、どうにかできませんか。」と書いていました。

 このほか回答用紙の欄外には、当時の担任が心愛さんから聞き取った内容として、「お母さんはみかたしてくれるが父は保護者だといって母のいうことをきかない。おきなわでは、お母さんがやられていた。きのうたたかれた あたま、せなか、首をけられて今もいたい」とか、「なぐられる 10回(こぶし)」などという書き込みも見られます。

 今回、公表した理由について野田市教育委員会は、「心愛ちゃんがお亡くなりになるという痛ましい事件が起き、父親が虐待を認めないなかで、心愛ちゃんの名誉のためには、心愛ちゃんの『いじめにかんするアンケート』の回答の写しを公表することが必要であると判断した」としています。

◎女児が暴力訴えたアンケートを父親に ネット上でさまざまな声

 千葉県野田市の教育委員会が、女の子が暴力の被害を訴えたアンケートの回答のコピーを逮捕された父親に渡したことについて、インターネットのSNS上では、批判の声が多く上がっています。

 この中では、「どんなことがあろうと、教育者と名乗るなら、盾になってでもこどもを守るべきではないでしょうか。個人のどう喝に左右などされず、立場と矜持(きょうじ)を持って毅然と振る舞うべきでした」と、教育委員会の対応を厳しく批判する声がありました。

 また、「親のクレームは恫喝だよあれは。なんで素直に警察に言いますよ?って言えなかったんだろうか」とか、「威力業務妨害で警察に相談しろよ……教育機関はなぜ司法警察員の介入をそんなに嫌がるのか」など、「警察を呼ぶべきだった」といった声が多く見られました。

 一方で、「担当者を罰したところで、『こんな割に合わない仕事を誰がやるか』となってこういう仕事をしてくれる人間が減るだけなんだからそもそもの教育委員会・児相・学校の連携システムを見直さなければ」とか、「どうすればよかったかをちゃんと考えないと今後も同じことが繰り返されてしまう」など、虐待を防ぐ仕組みの在り方を見直すべきだといった声も上がっていました。

 さらに、「『録画、録音』がかなり有効だと思う。あおり運転で効果あげてると思うし、撮りますよ、と伝えるだけでもいい。機材を奪ったり壊したりされたら警察呼べるし、相当程度の抑止力になる。対応の正当性も説明しやすい」といった意見もありました。

◇木村草太教授「弁護士に相談できるシステムも必要」
 憲法学者で首都大学東京の木村草太教授は、SNSのツイッターの中で、「虐待事案については、児相介入の時点で、学校に弁護士を派遣するぐらいの対策が必要だと思う。虐待加害者への対応は、教職員には無理。子どもはもちろん、教職員にとっても危険」と述べています。

 また、学校側が「本人の同意がない」としてアンケートの回答を見せるのを拒否したのに対して、父親が、同意を取ったと主張して教育委員会からコピーを受け取ったことについては、「学校としては、『親権濫用』を理由に拒否するべきだったか?父親側が『濫用ではない』と主張してきたら、情報公開手続きや、訴訟手続きで対応すべきだったと思う。早期に弁護士に相談できるシステムも必要」と述べています。
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