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正月多発「餅による窒息」注意
 「誤嚥等の不慮の窒息」による事故は、高齢者の不慮の事故の中で最も死亡者数が多く、このうち約半数を「気道閉塞を生じた食品の誤嚥」が占めており、特にお正月(年始)は餅による窒息事故が多発しています。

◎お正月に多発する「お餅による窒息事故」について消費者庁が注意喚起 安全な食べ方や応急手当など
 (2018年12月29日 09:07 ねとらぼ)

 消費者庁は、お正月に多発する高齢者の「餅による窒息事故」について注意喚起。高齢になるほどリスクが高まる窒息事故を防ぐための食べ方や、実際に起きてしまった際の応急手当の周知を図っています。

 高齢になるほど唾液の量が減り、歯の機能が衰え、噛む力や飲み込む力などが弱くなるために起こる、高齢者の窒息事故。

 これを防ぐための餅の安全な食べ方として、「餅は小さく切っておく」「餅を食べる前に、先にお茶や汁物を飲んで喉を潤しておく」「餅はよくかんで、唾液とよく混ぜ合わせてから飲み込む」の3つのポイントを挙げています。

 なお、これらは高齢者本人だけでなく、家族など周囲の人も一緒に注意し、知っておくことが事故を防止する上で大切となります。

 また、万が一、窒息事故が起きてしまった場合。まず窒息した人は言葉を発せなくなるため、顔色が急に悪くなったり、喉に手を当てて呼吸ができなくなったことを示す動作(チョークサイン)が見られたら窒息を疑いましょう。その際には救急へ通報(119番)し、速やかに異物除去の応急手当を行います。

 応急手当は、後ろから引くようにヘソの上あたりを圧迫する「腹部突き上げ法」と、後ろから肩甲骨の中間あたりを叩く「背部叩打法」の2つ。

 高齢者の場合には前者の「腹部突き上げ法」を優先して行い、また妊婦や乳児の場合には前者を行わず「背部叩打法」のみを行います。こちらの詳しい方法は日本医師会のサイト「救急蘇生法」でも確認できます。

 高齢者(※今回の資料では65歳以上)の「誤嚥(ごえん)等の不慮の窒息」による死亡者数は毎年一定数おり、その半分は「気道閉塞を生じた食物の誤嚥」によるもの。

 要因となる食品では詳細不明なものを除くと「おかゆ類」「餅」の順に多く、また救急搬送者数を発生月別に見ると1月が30.7%で最も多くなっています(2016年)。

 専門家によると、餅は、表面温度が40度以下に低下すると硬さが増す特質があるため、口から喉に入っていく過程で一層硬くなるとのこと。

 また、温度が体温以下になるとくっつきやすさも増すといった理由から、窒息につながることがあるとのこと。

 さらに、食べるときに重要になる唾液の出が悪い朝などはより注意し、食事の前に口を動かしたり、最初にスープ等で喉を潤してから食べることが、窒息を防ぐために有効としています。
| 雑感 | 08:39 | comments(0) | trackbacks(0) |









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