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ノーベル医学・生理学賞 本庶さんが現地で初の記者会見

 ノーベル賞の授賞式を前に医学・生理学賞の受賞者に選ばれた京都大学特別教授の本庶佑さんは、スウェーデンのストックホルムでノーベル財団が主催する記者会見に初めて臨み、「すばらしい式典への出席を非常に楽しみにしている」と心境を語りました。

 スウェーデンのストックホルムでは、ノーベル賞の受賞者を祝福するさまざまな行事が行われる「ノーベルウィーク」と呼ばれる期間が始まりました。

 本庶さんは、医学・生理学賞を共同で受賞するアメリカのジェームズ・アリソン博士とともに、日本時間の6日午後10時から、ノーベル財団が主催する記者会見に初めて臨みました。

 本庶さんは、授賞式について尋ねられると「経験したことがないのでわかりません」と笑いを誘ったうえで、「過去の授賞式の映像などを見てすばらしい式典だと感じ、出席することを非常に楽しみにしている」と話しました。

 また、これまで困難だったことは何かという質問に対しては、「幸運にも共同研究者や研究資金に恵まれていたので、途中で研究をあきめようと考えたことはない」と話し、笑顔を見せました。

 さらに、がんを克服したりがんと共存したりすることが今後は可能になるのかという質問に対して、「治療でがんを治すことができない患者であっても、免疫療法でがんが大きくならないよう抑えることで、がんと共存して生きていくようなことも不可能ではなくなるだろう」と語りました。

◎“多くの人の命救った点を評価” 本庶さんを選んだ理由
 ノーベル賞の授賞式を前に、医学・生理学賞の選考に関わった委員が取材に応じ、京都大学特別教授の本庶佑さんを選んだ理由として、「薬に結びつけて大きな効果を挙げている点を特に評価した」などと、実際に多くの人の命を救っている点を評価したことを明らかにしました。

 ことしのノーベル賞の授賞式が日本時間の今月11日に行われるのを前に、医学・生理学賞の選考に関わる委員会の委員で、スウェーデンのカロリンスカ研究所のトーマス・ペールマン教授がNHKのインタビューに応じました。

 この中でペールマン教授は、ことしの医学・生理学賞に選んだ本庶さんら2人の功績として、がんの免疫療法を医療として確立し、手術と抗がん剤、それに、放射線という従来のがんの治療法に加え、第4の治療法を切り開いた業績を強調しました。

 そして、特に本庶さんら2人を選んだ理由として、「がんの免疫療法では多くの研究者がさまざまな側面から貢献しているが、本庶さんらは発見したことをがん治療薬にまで結びつけ、臨床で大きな効果を挙げている点を特に評価した」と述べ、実際に多くの人の命を救っている点を高く評価したことを明らかにしました。

 また、ここ4年間で3人の日本人研究者が医学・生理学賞を受賞したことについて、「受賞者を選ぶ際に国籍は全く考慮していない。日本人の研究者と、研究者を支援する国を挙げた絶え間ない努力の結果だと思う」と説明しました。
| 福祉・医療と教育 | 03:25 | comments(0) | trackbacks(0) |









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