2018.11.13 Tuesday
大谷翔平が大リーグ新人王受賞 日本人で4人目

大リーグ1年目のシーズンに投打の二刀流で活躍したエンジェルスの大谷翔平選手が12日、アメリカンリーグの新人王に選ばれました。日本選手が大リーグの新人王を受賞したのは2001年のイチロー選手以来、4人目です。
大リーグのアメリカンリーグとナショナルリーグの新人王は、全米野球記者協会の会員となっている記者30人ずつの投票で決まります。
このうち、アメリカンリーグでは、投打の二刀流でプレーして、ピッチャーで4勝、バッターでホームラン22本をマークした24歳の大谷選手のほか、ヤンキースのサードを守り、ホームラン27本、打率2割9分7厘を残した23歳のミゲル・アンドゥハー選手、同じくヤンキースのセカンドでホームラン24本を打った21歳のグレイバー・トーレス選手が最終候補の3人になっていました。
そして、12日に今シーズンの受賞者が発表され、大谷選手がアメリカンリーグの新人王に選ばれました。
日本選手が大リーグの新人王を受賞したのは、1995年の野茂英雄投手、2000年の佐々木主浩投手、2001年のイチロー選手に続いて大谷選手が4人目です。
大リーグの新人王は1947年に全米規模での表彰が始まりましたが、ピッチャーとバッターの両方で本格的にプレーする選手が受賞するのは大谷選手が初めてです。
大谷選手は、100年前に投打で活躍したベーブ・ルース以来となる「二刀流」の選手として、鮮烈なデビューを果たすとともに今回の受賞によって大リーグに新たな歴史を刻みました。
一方、ナショナルリーグの新人王には、ブレーブスのレフトを守り打率2割9分3厘、ホームラン26本をマークした20歳のロナルド・アクーニャ選手が選ばれました。
◇大谷「すごくうれしい」
新人王を受賞した大谷選手は、大リーグ専門チャンネルの番組のインタビューで、「すごくうれしいです。応援してくれた方にとってもうれしいことだと思うので、よかったと思います」と感想を話しました。
そのうえで、投打の二刀流でプレーした今シーズンを振り返り、「数字だけ見れば、バッターでチームに貢献できたのかなと思っています。大事な時期にピッチャーとして抜けてしまったので、そこだけは心残りだと思っています」と述べました。
また、日本選手の新人王受賞はイチロー選手以来であることを質問されると、「子どもの頃からずっと見てきましたし、憧れのような選手です」と答えていました。
◇圧倒的な支持を受けた大谷
新人王は、全米野球記者協会の会員の記者のうち、30人ずつが投票を行って選出されます。投票を行う記者は、レギュラーシーズンの成績や活躍ぶりをもとに1番目から3番目まで、新人選手3人を選んで投票します。1番目に選ばれた選手には5ポイント、2番目は3ポイント、3番目は1ポイントが加算されます。
今回、アメリカンリーグの新人王の投票では、大谷選手に対して、30人の記者のうち25人が1番目で投票するなどして大谷選手が137ポイントを獲得しました。
2位は、ヤンキースのサードでホームラン27本を打ったミゲル・アンドゥハー選手で89ポイント。3位は同じくヤンキースのセカンドでホームラン24本を打ったグレイバー・トーレス選手で25ポイントでした。
昨シーズン、アメリカンリーグの新人王は、ヤンキースで52本のホームランを打って、ホームラン王にもなったアーロン・ジャッジ選手が受賞し、投票者した30人全員から1番目に選ばれて150ポイントを獲得しました。
今シーズンは大谷選手をはじめ、新人離れした活躍を見せた選手が複数いて、接戦になると予想されていましたが、大谷選手が圧倒的な支持を受けてほかの選手を大きく引き離す結果となりました。
◇地元からも喜びの声
大谷選手の出身地、岩手県奥州市では、地元の人たちから新人王に選ばれたことを祝う声が聞かれました。
このうち、63歳の女性は、「おめでとうございます。息子が野球をしていたので、大谷選手をわが子のように応援してきました。手術した右ひじが早くよくなってほしいです」と話していました。
また、66歳の男性は、「大谷選手は地元の宝です。手術後の経過が気になりますが、またテレビで応援したいです」と話していました。
このほか、65歳の理容店の男性店長は、「奥州市は景気が低迷しているので、大谷選手には今後も頑張ってもらいたいです。来シーズンはバッティングでの活躍を期待しています」と話していました。
◎大谷、新人王!イチロー以来の日本人17年ぶり4人目…投打二刀流は史上初
(2018/11/13 08:50 スポーツ報知/報知新聞社)

エンゼルスの大谷翔平選手(24)が12日(日本時間13日)、米国で最も権威のある全米野球記者協会による新人王に選出された。投打二刀流の選手では史上初の受賞。日本人選手では1995年野茂英雄投手(ドジャース)、2000年佐々木主浩投手(マリナーズ)、2001年イチロー外野手(マリナーズ)に次いで、17年ぶり4人目の快挙となった。
メジャーでも前代未聞だ。打者として22本塁打、投手として10試合に登板して4勝(2敗)をマークした大谷が、1947年に始まった米国で最も権威がある全米野球記者協会選出の新人王に輝いた。
大谷はベースボール・アメリカ紙、ベースボール・ダイジェスト誌、USAトゥデー紙でも新人王に選ばれたが、スポーティングニューズ紙だけは27本塁打、92打点をマークしたヤンキースでのM・アンドゥハー内野手(23)を選出していた。
各フランチャイズ2人ずつ計30人の記者投票中、1位票を25票獲得。5票しかなかったアンドゥハーを圧倒。合計ポイントでも137票を獲得。アンドゥハーの89ポイントを大きく引き離し、日本人4人目の快挙を成し遂げた。
マイナー契約の招待選手として参加したオープン戦は、2試合に登板も2回2/3で9失点。打っても32打数4安打で長打は0、打点もわずか1と振るわなかった。それでも、エンゼルスは素質を高く評価。3月28日にメジャー契約を結んだ。
ステップせず、すり足にしたフォームで迎えた開幕のアスレチックス戦。初打席初安打を右前に運んだ。初登板となった4月1日の同じカードでは6回を3安打3失点にまとめ、初勝利をマークした。
本拠開幕戦の4月3日インディアンス戦からは驚異の3試合連続ホームラン。8日のアスレチックス戦では7回を投げ、1安打12奪三振で2勝目を挙げて一気に全米の注目を集めた。
4月2日から8日までの週間MVPを受賞すると、4月の月間最優秀新人にも選出された。しかし、6月6日ロイヤルズ戦で右肘を痛め、8日から故障者リスト入り。
PRP注射の治療を受けて登板を回避していたが、7月3日以降はDHや代打として復帰した。9月には再び3試合連続本塁打を放つなど、2度目の月間最優秀新人に選出。
2003年の松井秀喜外野手(ヤンキース)が記録した16本の日本人選手1年目の本塁打数を22本まで大きく塗り替えたのが、新人王受賞の決め手になった。
3か月ぶりの復帰登板で再び肘を痛め、最終的にトミー・ジョン手術を決断。シーズン終了直後に手術を受けたが、二刀流としての活躍でメジャーの歴史に大きな1ページを飾ったことは間違いない。
◆大谷 翔平(おおたに・しょうへい)
1994年7月5日、岩手・水沢市(現奥州市)生まれ。花巻東高出身。メジャー希望も2012年ドラフト1位で指名された日本ハムに入団。2014年、プロ野球史上初の同一シーズンでの2ケタ本塁打と2ケタ勝利を達成。2016年にも10勝、22本塁打をマークしてパ・リーグ優勝と日本一に貢献。リーグMVP、史上初めてベストナインの投手とDHの両部門を同時受賞。同年CSのソフトバンク戦でプロ野球最速の165キロをマーク。昨年12月、ポスティングシステムでエンゼルス入り。193センチ、91キロ。右投左打。
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