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NHK杯 女子シングル 16歳の紀平が優勝 宮原2位

 フィギュアスケートのNHK杯が広島市で行われ、女子シングル後半のフリーで、16歳の紀平梨花選手が女子では大技となるトリプルアクセルを2本成功させる演技で、シニアのグランプリシリーズのデビュー戦で優勝を果たしました。

 ショートプログラム5位の紀平選手は、冒頭のトリプルアクセルと3回転の連続ジャンプを成功させると、続く単独のトリプルアクセルも決め、出来栄えでも高い評価を得ました。

 そのあともすべてのジャンプを成功させたほか、スピンやステップでも最高評価のレベルフォーを獲得し、自己ベストを7点余り上回る154.72をマークし、ショートプログラムとの合計で224.31で優勝しました。

 ショートプログラム2位の宮原知子選手は予定していたすべてのジャンプを着氷させましたが、2本のジャンプで課題としていた回転不足を取られました。

 フリーで143.39、ショートプログラムとの合計で219.47で2位となりました。

 グランプリシリーズ1戦目のアメリカ大会で優勝している宮原選手は、来月、カナダで開かれるグランプリファイナルの出場を決めました。

 ショートプログラム3位の三原舞依選手は、フリーで133.82、ショートプログラムとの合計は204.20で4位に入りました。

◇紀平梨花選手とは
 フィギュアスケート、女子シングルの紀平梨花選手は、兵庫県出身の16歳。

 14歳だったおととし9月のジュニアの国際大会で、女子選手では世界で7人目となるトリプルアクセルを成功させて注目を集めました。

 さらに、去年12月のジュニアのグランプリファイナルでは、国際スケート連盟の公認大会で女子初となるトリプルアクセルと3回転トーループの連続ジャンプを成功させました。

 ことし2月のピョンチャンオリンピックは年齢制限のため出場資格がありませんでしたが、代表の最終選考会となった去年12月の全日本選手権では、ショートプログラムとフリーで合わせて3本のトリプルアクセルを決めて3位に入り、表彰台に上がりました。

 今シーズンからシニアに参戦し、今回のNHK杯がグランプリシリーズのデビュー戦でした。

◇紀平「自分の記憶残る演技できた」
 シニアのグランプリシリーズデビュー戦ながら逆転優勝を果たした16歳の紀平梨花選手は、「トリプルアクセルは少し不安があったが、きょうの朝の練習で何回も確認して決めることができたので、本当にうれしい。集中することと絶対にやってやるという気持ちを頭に入れて臨んだ結果、いい演技ができた。自分の記憶に残る演技ができたが、これを続けることが大事なので、満足せずに、すぐに練習したい」と優勝にも浮かれた様子はなく、次を見据えていました。

 そして、グランプリシリーズ2戦目となる2週間後のフランス大会に向けて、「トリプルアクセルを不安なく踏み切れるように練習してグランプリファイナルも目指したい」と意気込みました。

◇宮原「悔しい思いもあるが刺激になった」
 女子シングルで2位だった宮原知子選手は、「きのうのショートプログラムがよかったので、フリーもいい演技をしたいという思いから緊張が出てしまった。紀平選手が優勝し、悔しい思いもあるが、まだまだ頑張らないといけないと刺激になった」と話していました。

 そして、グランプリファイナルに向けて、「せっかくつかんだ出場権なので、きょうのミスをしっかり修正して臨みたい」と意気込んでいました。

◇三原「もっとレベルアップしたい」
 女子シングルで4位だった三原舞依選手は、「緊張がすごかったが、観客のほうの手拍子と声援が力になったし、温かい雰囲気の会場に来られて幸せだなと感じた。3回転の連続ジャンプの2つめのジャンプが回転不足を取られてしまったので、次の試合ではどこから見てもクリーンに降りられるようにもっともっとレベルアップしたい」と話していました。

 グランプリシリーズ2戦目となる2週間後のフランス大会に向けて、「今回見つかった課題をすべて克服して、完璧な状態で臨めるようにしたい」と抱負を話しました。

◎16歳・紀平梨花が日本初のGP初出場初優勝!「ガッツポーズせずにはいられなかった」
 (11月10日 デイリースポーツ/神戸新聞社)

 女子フリーが行われ、GPデビュー戦でSP5位の紀平梨花(16)=関大KFSC=は、SPで転倒したトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度組み込む構成を完ぺきに遂行し、フリーで今季世界2位となる154.72点をマーク。総得点も世界2位の224.31点で、男女通じて日本勢初となるGP初出場初優勝を飾った。

 圧巻の内容だった。フリー「ビューティフルストーム」にのり、冒頭のトリプルアクセル−3回転トーループを軽やかに成功。続く単発のトリプルアクセルも決めると、一気に波に乗った。観衆を虜にした4分間を終えると、思わず両腕でガッツポーズ。「ガッツポーズせずにはいられなかった。自分のほぼ最高の演技。まだ信じられない」と、得点を見て、目を丸くした。

 午前の練習では前日のSPで転倒したトリプルアクセルを計16度跳んで確認。内容がよかったという今月上旬の西日本選手権と練習でのジャンプを動画で何度も何度も確認しながら、タイミングの修正を加えた。

 練習では仮に着地が決められそうなジャンプでも、踏み切りが悪いと感じれば、わざと転倒したという。「変な風に跳んでも、着地が決まってしまうと、癖がついてしまう。このジャンプはダメ!ということを体に染みこませた」。絶え間ない努力が身を結んだ。

 次戦はGP最終戦・フランス杯。日本女子に誕生したニューヒロインは「これからもレベルアップしていくことを心にとめて、さらに上を目指して行きたい」と、力強く誓った。
| 雑感 | 20:42 | comments(0) | trackbacks(0) |









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