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新施設に興味津々 豊洲市場の一般見学始まる

 11日に開場した東京 江東区の豊洲市場は、13日から一般の人が見学や飲食店などの利用をできるようになり、大勢の人たちでにぎわっています。

 豊洲市場は、13日午前10時から一般の人たちも入場できるようになり、多くの家族連れや観光客が次々と訪れています。

 このうち、「水産仲卸売場棟」では、訪れた人たちが見学者用の通路を歩き、窓ガラスから仲卸業者が客と対応している売り場の様子をのぞいたり、「ターレー」と呼ばれる小型の運搬車に乗って記念写真を撮ったりしていました。

 また、飲食店や食品などの販売店も利用できることになり、訪れた人たちはすし店や卵焼き屋など、お目当ての店の前に並び食事や買い物を楽しんでいました。

 東京 文京区から訪れた小学5年生の女の子は、「社会の授業で魚や水産業を学んでいるので調べに来ました。築地市場と比べてきれいで広いと思います」と話していました。

 地元、豊洲地区に住む20歳の男子学生は、「市場を見たいと思い来ました。豊洲に人が増えてにぎわえばいいと思います」と話していました。

 豊洲市場は、日曜日と祝日、市場が休みの日を除き、午前5時から午後5時まで一般の利用者が入場できます。

 また、旧築地市場で人気が高かったマグロの競りには、15日以降、「水産卸売場棟」の見学者用通路から見ることができますが、競り場の専用スペースでの見学は来年1月15日からになります。

◇物販店からは安心する声
 豊洲市場に入る食料品や雑貨店などからは、多くの観光客が訪れていることについて、安心する声が聞かれました。

 豊洲市場内で営業する食品や雑貨店など、およそ70の店舗が軒を連ねる「魚がし横丁」には、午前中から多くの観光客が訪れ、雑貨店の前で足をとめてお土産のTシャツを選んだり、卵焼きを食べ歩いたりして、買い物を楽しんでいました。

 雑貨店の店主の男性は、「きょうはすごく混雑していて、お客さまの反応をみて一安心しました。築地が繁盛していたようにこの混雑が続くように豊洲でも頑張ります」と話していました。

◇多くの外国人観光客も
 13日から一般の人が入場できるようになった豊洲市場では、多くの外国人観光客の姿が見られました。

 エストニアから訪れたという21歳の女性は、「市場はきれいで新しくてすてきですが、きょうは人でいっぱいですね。刺身丼を食べたいです」と話していました。

 また、オランダから訪れたという27歳の男性は、「閉場した築地をきのう見に行った。築地のほうが雰囲気はよかったが東京の経済のためには新しい市場はいいと思う。すし屋がたくさんあり雰囲気を味わえてよかった」と話していました。

◎豊洲市場開場 ブランド力のある市場作りが課題
 東京の新たな卸売市場、豊洲市場が11日、開場しましたが、卸売市場を通さずに産地から商品を直接、仕入れる動きが増える中、東京都にはブランド力のある市場を作っていくことが求められています。

 東京都が築地市場に代わる卸売市場として江東区に整備した豊洲市場は11日、開場し、新たな市場での取り引きが始まりました。

 豊洲市場には、温度や衛生面の管理を強化するため最新の設備が導入されていますが、維持費や人件費などのコストがかかることから、都の設置した有識者によるプロジェクトチームが年間21億円の赤字になるという試算を出しています。

 都は、築地市場の跡地の売却や貸し付けなどで得られた収益を赤字の補填に充てることも検討していますが、市場の安定的な運営のためには市場の収益力を高めることが不可欠です。

 しかし、卸売市場を通さずに産地から商品を直接、仕入れる動きが広がる中、閉場した築地市場では水産物の取扱量がピーク時の半分以下に落ち込んでいて、東京都にはブランド力を高め、取り引きを増やしていくことが求められています。

 また、豊洲市場では市場周辺の渋滞や、安全性への懸念などもあり、こうした山積する課題の解消も求められています。
| 環境とまちづくり | 16:40 | comments(0) | trackbacks(0) |









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