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靖国神社宮司 天皇陛下についての「不適切発言」で退任へ
 東京の靖国神社のトップを務める宮司が神社の運営などを話し合う委員会の中で、天皇陛下について不適切な発言をし、混乱を招いたとして、退任することになりました。

 退任することになったのは、靖国神社の小堀邦夫宮司(68)です。

 小堀宮司をめぐっては、一部の週刊誌がことし6月に行われた神社の運営などを話し合う委員会の中で、「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていく」などと、天皇陛下を批判する発言をしたと報じられています。

 靖国神社によりますと、調査に対して宮司はこうした内容を発言したことを認めたということで、不適切な発言で混乱を招いたとして、宮内庁に謝罪するとともに10日までに退任する意向を伝えたということです。

 宮司はことし3月に就任したばかりで、神社のトップが半年余りで退任する事態になりました。

 退任は、今月26日に開かれる総代会で正式に決まるということです。

 靖国神社は、「委員会での各委員の発言などの回答は控えます」とコメントしています。

◎靖国神社、宮司退任へ=天皇批判発言で
 (2018年10月10日 19:30 時事通信社)

 靖国神社は10日、小堀邦夫宮司(68)が退任する意向を示したと発表した。同宮司をめぐっては、天皇陛下を批判する発言をしたと週刊誌で報じられており、責任を取ったとみられる。

 週刊ポストは10月12・19日号で、小堀宮司が6月、神社内の会議で、「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていくんだよ」、「はっきり言えば、今上陛下は靖国神社をつぶそうとしてるんだよ」などと発言したと報道した。

 靖国神社の広報担当者は、こうした発言があったことを認めた上で、「極めて不穏当な言葉遣いの録音内容が漏れた」と説明。宮司が宮内庁に行き、陳謝するとともに退任の意向を伝えたと述べた。後任宮司については26日の総代会で正式決定するという。

 天皇と靖国神社をめぐっては、1978年にA級戦犯が合祀(ごうし)されて以降、昭和天皇の参拝が途絶え、天皇陛下も即位後一度も参拝されていない。

 小堀氏は、3月1日から同神社の宮司を務めている。
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