<< September 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 今冬のインフルエンザワクチン「不足生じない見通し」 | main | ”社員への配慮が収益向上に” 労働経済白書が分析 >>
がん5年生存率 ステージごとに初公表 国立がん研究センター
 全国のがんの拠点病院などで治療が行われたがん患者を各がんのステージごとに5年生存率を集計し国立がん研究センターが初めて公表しました。

 センターでは、患者側が病院を選ぶ際の参考材料の1つになるのではないかとしています。

 国立がん研究センターでは平成21年までの2年間にがんの拠点病院など全国251の医療機関で治療したおよそ50万人のがん患者のデータを集計し、各がんの進行度合いを示すステージごとに診断から5年後に生きている人の割合を示した5年生存率を初めて公表しました。

 このうち、国立がん研究センター中央病院が治療した胃がんの患者では、最も早期にあたるステージ1で91.8%、ステージ2で71.5%、ステージ3で64.6%、ステージ4で14.5%などとなっています。

 こうしたデータは各地の病院ごとに公表され、国立がん研究センターのホームページで見ることができます。

 国立がん研究センターは生存率の単純な比較はできないとしていますが、公表データには医療機関ごとに症例数や患者の年代、手術の有無など生存率に影響する患者の背景などが詳しく示されていて、患者が主治医と相談して病院を選ぶ際に参考材料の1つになるのではないかとしています。

 集計を行った国立がん研究センターの東尚弘がん登録センター長は、「こうしたデータで患者側が病院の特徴を知り選ぶ参考にするとともに、病院側が改善する努力にもつなげてほしい」と話しています。

◇5年生存率 治療成績を測る指標
 一般に、各医療機関の5年生存率は治療成績を測る指標とされています。

 今回公表された東京都内の11の医療機関のデータを例に見てみると、胃がんのステージ3では生存率が最も低いところは11.7%で、最も高いところの40.4%と比べると30%近い差がありました。

 大腸がんのステージ3でも最も低いところは41.0%で、最も高い85.7%とは40%余りの差があります。

 ただし、国立がん研究センターは今回公表した5年生存率について医療機関の間で単純な比較はできないとしています。

 その理由として、ステージごとにみると症例数が少なくなり、精度が低い数字が含まれていることをあげています。

 さらに、同じステージでも比較的難しい症例やがん以外の合併症のある患者、それに高齢の患者などそもそも治療が難しいケースでも受け入れて治療をする医療機関は5年生存率が低くなる傾向になります。

 一方で若い患者が多く、手術を妨げる要因が少ない患者を増やせば5年生存率も高くなり治療成績が高い医療機関のように見えます。

 集計を行った国立がん研究センターでは、5年生存率のデータ以外にも症例数や年齢、それに医療機関側のコメントなどを含め総合的に判断することが重要だとしています。

◎がんの3年生存率、平均71% 膵臓は15%と部位で差
 (9月12日 朝日デジタル)

 国立がん研究センターは12日、がんと診断された人が3年後に生存している割合を示す「3年生存率」を初めて公表した。

 全てのがんの平均は71.3%。膵臓(すいぞう)がんは15.1%と差があり、治しにくいがんについて、新たな治療法の効果を5年を待たずに評価できるようになると期待されている。

 全国のがん拠点病院や国立病院機構などの330施設のうち、生存率を9割以上把握できている268施設のデータを解析。2011年にがんと診断された約30万人を追跡、ほかの死因を除き調整してまとめた。

 対象者は70歳代が最も多く、約9万7千人(32%)、次いで60歳代が約8万8千人(29%)。手術や内視鏡によってがんを切除した人の生存率は88%だった。

 部位別に見ると、膵臓が15.1%、肺49.4%、食道52.0%、肝臓53.6%。胃74.3%、大腸が78.1%、乳房(女性のみ)95.2%だった。
| 福祉・医療と教育 | 08:49 | comments(0) | trackbacks(0) |









http://blog.sato501.com/trackback/1089591