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なぜ人は「動物の変なしぐさ」に癒やされるか?
 ストレスの多い社会では、動物に癒やしを求め過ぎてしまうこともあります。

◎なぜ人は「動物の変なしぐさ」に癒やされるか? 専門家に聞いてみた 共感する瞬間に見える「人間らしさ」
 (2018年07月28日 07:01 ウィズニュース)

 ツイッターを見ればいたるところに「かわいい」動物の写真や動画が現れます。しばしの癒やしの時を味わった後、勉強や仕事に戻る人も多いはず。でも、動物って別に人間を癒やしたいと思って「変顔し」たり「壁に登ろうとして落ち」たりしているわけではないはず。動物に癒やされるってどういうことなのか、専門家に聞いてみました。

◇「なぜなら人間は共感の動物だからです」
 話を聞いたのは東京農業大学准教授の内山秀彦さんです。専門は動物行動学やヒトと動物の関係学です。

 内山さん、動物のしぐさに癒やされるってどういうことなんでしょう?

 「それは、当たり前のことです。なぜなら人間は共感の動物だからです」

 内山さんによると、コミュニケーションをとって社会が成り立っている人間にとって、何かに共感するのは動物としての本質的な行動なのだそうです。

 「だから、動物にいやされるというのは、人間らしいしぐさともいえます、集中して見てしまうのは当たり前なんです」

◇「共感性が高い人ほど、かわいいものにひかれやすい」
 では、癒やされるというのはどういう状態なのでしょう?

 「科学的にはストレスが軽くなるとも言えます。認知力が高まり、やる気が出るといった効果が期待できます」

 癒やされやすい人もいるんでしょうか?

 「共感性が高い人ほど、かわいいものにひかれやすい。それは、相手の気持ちをおしはかることにもつながります」

◇「要するに、あれこれ考えなくてよくなる」
 動物の癒やし効果が出すいのが「マインドワンダリング」と呼ばれる状態です。

 読書をしていても、なぜか明日の予定を考えています。これは、人間として生活する上で大事な状態です。

 一方で、せっかく楽しくマンガを読んでいるので、人間関係の悩みなどを思い出すと、それはストレスになります。

 「動物を見ていると、この『マインドワンダリング』を抑えることができ、瞑想(めいそう)と同じくらいの効果が期待できます。要するに、あれこれ考えなくてよくなるんです」

 ストレスの多い社会、動物に癒やしを求め過ぎてしまうこともあります。

 内山さんは「人間本位で扱うのはまずいです。その動物の生態を無視して、人間が見て『かわいい服』を着せてしまうなど。過度な適応は、虐待につながりかねません」と注意を促します。

◇それとこれは別
 動物の癒やしはビジネスとしても様々な商品が生まれています。例えば癒やされる動物のナンバーワンとも言える猫。猫と遊べるカフェ「猫カフェ」だけでなく、「東京猫不動産(http://tokyoneco.jp/)」のような、猫と住める物件を紹介する専門サービスもあります。

 悩むように頭を抱えるポーズで人気者になった徳山動物園(山口県周南市)のマレーグマ「ツヨシ」など、7月に発売された写真集『きょうもバテてます』(朝日新聞出版)では、全国の動物たちの愛らしいポーズを集めています。

 ただ、動物は必ずしも人間を癒やそうとしているわけではありません。求愛行動だったり、えさをとるための行動だったり……。とはいえ、内山さんは「それぞれ別の分野として考えていいと思います」と言います。

 「生態系や生物多様性を考えることや自然環境を大切に思うことと、動物に癒やされることは、分けて考えても成り立ります。動物をかわいいと思う気持ちは、人間が持っている本質的なもの。そこから、環境問題に興味を持ってもらうような、色々な導入があっていいんじゃないでしょうか」
| 雑感 | 07:52 | comments(0) | trackbacks(0) |









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