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RCEP閣僚会合閉幕 “年内の大筋合意目指す”
 東京で開かれていた、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)の閣僚会合が閉幕しました。この中で各国はアメリカのトランプ政権による保護主義的な政策を念頭に、自由貿易体制が危機にさらされている認識を共有し、年内の大筋合意を目指すことで一致しました。

 東京で初めて開かれたRCEPの閣僚会合は、世耕経済産業大臣がシンガポールのチャン貿易産業相と共同で議長を務め、1日午後、共同声明を発表して閉幕しました。

 共同声明では、アメリカのトランプ政権による保護主義的な政策を念頭に、「国際貿易環境が深刻な危機にさらされている」として、RCEP交渉を迅速に妥結する重要性を認識したとしています。

 そのうえで、「ことし末までに成果のパッケージを達成するために注力する」として今回の会合では年内の大筋合意を目指すことで一致しました。

 これについて、共同議長を務めた世耕大臣は会議後の記者会見で、「交渉のギアチェンジを図ることができた。ことし末の大筋合意を目指している」と述べました。

 交渉では、「物品関税」や海賊版対策などをめぐる「知的財産」などといった難航している分野もありますが、そうした分野も含めて交渉を加速することになりました。

 このため、各国は今月17日からタイで再び物品関税やルールなど幅広い分野で交渉を行って、年内の妥結を目指して進展を図ることにしています。

◇経済産業相「今後の道筋が明確に」
 共同議長を務めた世耕経済産業大臣は、アメリカのトランプ政権が保護主義的な政策を打ち出す中で行われた今回の会合について、「何人もの閣僚から保護主義への懸念が高まる中でRCEPの交渉妥結の重要性に触れた発言があった。保護主義の流れが交渉の推進力を高めて、結果として今回の閣僚会合では今後の道筋が明確になった」と述べました。

 そのうえで、今回の会合の成果について、「日本として重視をする電子商取引などの主要なルール分野の交渉で一定の進展を得ることができ、今回、閣僚会合以外の場でも各国の閣僚と個別に会談をして、私としては交渉のギアチェンジを図ることができた」と述べました。

 そして、「われわれは本年末の大筋合意を目指している。物品だけでなくルール分野を含めた質の高いRCEPを目指す」と述べて、ことし中の大筋合意を目指す考えを強調しました。

◇シンガポール 年内の大筋合意に意欲
 今回の閣僚会合で、世耕経済産業大臣と共同議長を務めたシンガポールのチャン貿易産業相は、記者会見で、「今、世界ではこれまでの貿易体制に対して逆風が吹いている。RCEPが成功すれば、関係する国々が自由でオープンな貿易を信じているという力強いシグナルを送ることができる」と述べ、年内の大筋合意に意欲を示しました。

◇インド代表 交渉を進める意義を強調
 今回の閣僚会合でインド代表を務めたワダワン商工省特別次官は、NHKの取材に対し、「保護主義は、直接的、間接的にインドを含むすべての国に影響している。世界に利益をもたらさず、市民がよりよい生活を送ることにも反比例する動きだ。RCEPが前進すれば、世界に自由貿易の重要性を示すことができる」と述べ、RCEPの交渉を進める意義を強調しました。
| 政策 | 06:58 | comments(0) | trackbacks(0) |









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