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アメフト問題 関学大が会見「日大回答は誠意あると言えず」
 日本大学のアメリカンフットボール部の選手が関西学院大学との定期戦で重大な反則行為を行った問題で、関西学院大の記者会見が午後1時半から始まりました。

 会見は、兵庫県西宮市で行われ、関西学院大の鳥内秀晃監督と小野宏ディレクターが出席しています。

 この中で、関西学院大の小野宏ディレクターは、反則行為の背景に日大の内田正人監督による指示があったかについて日大からの回答書の内容を明らかにし、「”意図的な乱暴行為を教えることはまったくない。ルールに基づいた指導を徹底しており、指導者の教えと選手の理解にかい離があった。指導方法について深く反省している”と回答があった」と話しました。

 また、小野ディレクターは、日大の内田監督が試合終了後に「あれぐらいやっていかないと勝てない。やらせている私の責任」と発言したことについて、日大が「本意ではないため試合終了後にメディアに発した日大監督の発言は撤回する」と回答してきたことを明らかにしました。

 さらに、試合当日のミーティングで日大の監督が選手に対して行った発言について、日大から「相手を負傷させる意図はなく、士気をあげるために行った。これまでに把握している事実やプレーにいたった経緯、それまでの指導内容や試合後の対応などについて、確認作業と再発防止の策定を行っているため、5月24日をめどに改めて回答したい」と回答があったことを明らかにしました。

 今回の回答書について、「弊部の抱える疑問や疑念を解消できておらず、現時点では誠意ある対応とは判断しかねる」とした上で、近日中に関東学生連盟の規律委員会が行うヒアリングには、選手や保護者とともに全面的に協力する考えを示しました。

 関西学院大は、今月10日付けで日大に対して抗議文書を送り、今月15日に回答書を受け取っていました。

◇日大 内田監督とは
 内田正人監督は62歳。日本大学を卒業後、母校に就職してアメリカンフットボール部のコーチを務め、2003年に監督に就任しました。

 チームは長く低迷していましたが、走り込みを徹底させるなどの厳しい指導で去年、27年ぶりに、学生日本一を決める甲子園ボウル優勝にチームを導きました。

 選手の育成に定評があり、関東学生アメリカンフットボール連盟の強化委員を務めた経験もあります。現在、日大の常務理事も務めています。

◇問題のいきさつは
 今月6日、都内で行われた日大と関西学院大の定期戦で、日大の選手が、パスを投げ終えて無防備な状態だった関西学院大の選手に後ろからタックルし、関西学院大の選手は右ひざなどのケガで全治3週間と診断されました。

 9日、試合を主催した関東学生アメリカンフットボール連盟は「フェアプレー精神やスポーツマンシップ精神を著しく損なうもの」として、ファウルをした日大の選手を対外試合の出場禁止、日大の指導者を厳重注意とするとともに、反則行為について調査する規律委員会を設置しました。

 12日、関西学院大は記者会見を開き、「選手を傷つけることだけを目的とした、意図的で極めて危険かつ悪質な行為」と指摘したうえで、「試合後の監督のコメントは、反則行為を容認するとも受け取れる」として、10日付けで日大に抗議文書を送ったことを明らかにしました。

 この文書では日大に対し、チームの見解やケガをした選手への謝罪、監督のコメントの撤回などを求めました。

 14日、スポーツ庁の鈴木大地長官が記者会見で、「衝撃的で非常に危険なタックルだ」と指摘したうえで、「危険なプレーを容認するわけにはいかない。なぜ、そのプレーに至ったか探ることが必要だ」と述べ、事実関係や背景を確認し再発防止につなげることが重要だという認識を示しました。

 15日には、日本アメリカンフットボール協会の国吉誠会長がスポーツ庁を訪れ、報道陣に対し、「ありえないプレーだ」としたうえで、試合を主催した関東学生連盟の調査を徹底させ、再発防止に努める考えを示しました。

 これに対し、日大は内田正人監督やコーチ、それにタックルをした選手などから話を聞き、抗議文書に対する事実関係の説明や謝罪を盛り込んだ回答書をまとめ、15日、コーチが関西学院大に直接、届けました。

 16日、日大広報部は内田監督が学内の調査に対し、「反則行為を意図的に指示したことはない」などと話し、反則行為への指示を否定していることを明らかにしました。

◎関学大・鳥内監督ら怒りの会見、新たな日大回答書を
 (2018年05月17日 13:31 日刊スポーツ(

 アメリカンフットボールの定期戦(6日)で日大選手に悪質な反則行為を受けた関学大が17日、兵庫・西宮市の同大学で2度目の記者会見を行った。

 日大へ送った抗議文の回答を公開し、鳥内秀晃監督(59)は日大の内田正人監督へ、「現実にあの場所に来られている責任者で、あのプレーを見ている。(日大DLが)『厳しさ』の受け取り方が違うと言うなら、何であのプレーが起こったときに『そういうプレーをしようと言ったのではない』と言えなかったのか。あれを受け入れたら、スポーツは成り立たない」と怒りをにじませた。

 さらには、「あんな事故を起こして、すぐにでも謝罪すべきだった。後手後手に回っておかしくなっている」といまだに姿を見せない相手指揮官に対して、不信感を募らせた。

 この日にあらためて関学大側の見解を日大側に送り、あらためて24日までに日大から届く回答書を待つ構えとした。

 関学大は6日に都内で行われた日大との定期戦において、2年生QBが相手DLの意図的にも見える背後からのタックルを受けて負傷退場。全治3週間のけがを負った。

 12日には1度目の記者会見を開き、悪質プレーや、試合後に内田正人監督が「うちは力がないから、厳しくプレッシャーをかけている。あれぐらいやっていかないと勝てない。やらせている私の責任」などとプレーを容認するような発言をしていたことに対する抗議書を、10日付で発送したことを明かしていた。

 15日夜には日大のコーチが回答書を関学大に持参。主な内容は以下の通りだった。

<1>意図的な乱暴行為を行うこと等を選手へ教えることは全くない

<2>(監督の)コメントは規則に違反してもよいと意図するものではなく、選手に「厳しさ」を求めていることから発したもの

 この日はそれを受けての2度目の記者会見だったが、関学大側の怒りは収まりそうにない。
| 事件・事故 | 17:47 | comments(0) | trackbacks(0) |









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