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乳がん予防手術 条件付きで「強く推奨」治療ガイドライン
 女性のがんとして最も多い乳がんの治療法に関する学会のガイドラインが改訂され、遺伝子の変異によって再び乳がんになるリスクが高い患者に対しては、カウンセリングの体制が整っていることなどを条件にがんになっていない乳房も切除して予防することを「強く推奨する」ことになりました。乳がんを予防するための手術が今後、増えるきっかけになるとみられます。

 乳がんについて標準的な治療法をまとめた日本乳癌学会の診療ガイドラインでは、これまで乳がんを予防するためにがんのない乳房を切除する手術は「検討してもよい」とされ、「推奨」まではされてきませんでした。

 学会はこのガイドラインを3年ぶりに改訂し、片方の乳房にがんが見つかった、「BRCA」と呼ばれる遺伝子に変異がある患者については、再び乳がんになるリスクが高いとして、患者が希望し、カウンセリング体制が整備されていることなどを条件にがんがない乳房も切除して予防する手術を「強く推奨する」としました。

 国内では年間8万人が乳がんになっていて、その10%程度の患者にこうした遺伝子の変異があるとされていますが、この手術は健康保険の対象になっておらず、去年までに報告された実施件数は79件です。

 また、同じ遺伝子の変異があるもののがんが見つかっていない人に対して、両方の乳房を予防のために切除することについては、「弱く推奨する」としています。

 アメリカでは乳がんを予防するために乳房を切除する手術は、遺伝子の変異がわかった女性のおよそ50%が受けているという報告があり、5年前にはハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが予防のために両方の乳房を切除したことで注目されました。

 ガイドラインの改訂を担当した順天堂大学附属順天堂医院ゲノム診療センターの新井正美副センター長は、「乳がんを予防するための手術が今後、増えると予想され、カウンセリングなどの病院側の体制整備も課題になってくる。対象となる人は医師などとよく相談して決めてもらいたい」と話しています。
| 福祉・医療と教育 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) |









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