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ボクシング村田諒太 TKOで初防衛 ミドル級で日本選手初

 ボクシングのミドル級世界チャンピオン、村田諒太選手が15日夜、横浜市で初めての防衛戦を行い、挑戦者のイタリアの選手にテクニカルノックアウト勝ちしタイトルの防衛に成功しました。日本選手がミドル級王座を防衛するのは初めてです。

 32歳の村田選手は去年10月、WBA(世界ボクシング協会)のタイトルマッチで勝利し、日本選手としては竹原慎二さん以来、22年ぶり2人目となるミドル級の世界チャンピオンになりました。

 15日、村田選手は横浜市で初めての防衛戦に臨み、世界ランキング6位でイタリアのエマヌエーレ・ブランダムラ選手の挑戦を受けました。

 村田選手は、序盤から相手のパンチを固いブロックで防ぎながら前に出てプレッシャーをかけ、正確な左のジャブと相手のガードを弾き飛ばすほどの強烈な右ストレートを打ち込んで相手を後退させました。

 そして第8ラウンド、村田選手の強烈な右のパンチが相手の顔面をとらえ、この試合初めてのダウンを奪いました。相手はふらつきながらも立ち上がりましたがレフェリーが試合を止め、村田選手のテクニカルノックアウト勝ちで初めてのタイトル防衛に成功しました。

 世界の強豪ひしめくミドル級で、日本選手がタイトルの防衛に成功するのは村田選手が初めてで、今後の戦いに弾みがつく勝利となりました。

 村田選手は、「皆さんは『早く倒せよ』と思っていたと思いますが初防衛戦ということで及第点ではないかと思います。もっといい試合を見せられるよう頑張るのでよろしくお願いします」と笑顔で話していました。

◎体重超過で王座剥奪の比嘉 9回TKO負け
 ボクシングの世界タイトルマッチの計量で制限体重をオーバーし、王座を剥奪された比嘉大吾選手が15日夜、ニカラグアの選手と対戦しテクニカルノックアウト負けしました。

 WBC(世界ボクシング評議会)フライ級のチャンピオンだった比嘉選手は15日夜、横浜市で世界ランキング2位のニカラグアのクリストファー・ロサレス選手と3回目の防衛戦を行う予定でしたが、14日の計量で制限体重を900グラムオーバーし、王座を剥奪されました。

 王座の剥奪を受けて、15日夜の試合は比嘉選手が勝つか引き分けた場合は王座は空位のままとなり、相手が勝てば新チャンピオンとなる特別ルールで行われました。

 減量に苦しんできた比嘉選手は、序盤から積極的に左ジャブや左フックを打って攻めましたが、パンチに持ち味の力強さが見られず、逆に相手に打ち返されて後退する場面もありました。

 中盤は互いに足を止めて激しい打ち合いとなり、比嘉選手は相手にボディブローや左右の連打を的確に当てられ、たびたびロープ際まで追いつめられました。

 そして、第9ラウンド、比嘉選手の陣営が試合を止め、比嘉選手はテクニカルノックアウト負けとなりました。

 比嘉選手は2014年のプロデビュー以来、初めての黒星となり、デビューから続けてきた連続ノックアウト勝ちの記録も「15」で途切れました。
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