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震災7年 政府主催の追悼式 出席者全員で黙とう

 東日本大震災の発生から7年となる11日、東京では、政府主催の追悼式が開かれ、地震が発生した午後2時46分にあわせて、出席者全員で黙とうして犠牲者を悼みました。

 東京の国立劇場で開かれた追悼式には、秋篠宮ご夫妻や安倍総理大臣、遺族の代表らが出席しました。そして、地震が発生した午後2時46分にあわせて、出席者全員で黙とうして犠牲者を悼みました。

 続いて、安倍総理大臣が、「7年の歳月が流れ、被災地では復興が1歩ずつ着実に進展しているが、被災者の置かれた状況に寄り添いながら、今後とも切れ目のない支援に力を注ぎ、原子力災害のあった地域における帰還に向けた生活環境の整備、なりわいの再生支援など復興を加速していく」と式辞を述べました。

 また、秋篠宮さまが、「いまなお困難を背負いながらも復興に向けて日々努力を続けている人々に思いを寄せ、1日も早く安らかな日々が戻ることを皆で祈念し、み霊への追悼の言葉といたします」とお言葉を述べられました。

 このあと、遺族の代表があいさつし、岩手県釜石市で1人暮らしの母親をなくした磯崎一元さんは、「90歳の卒寿のお祝いでの母のうれしそうな笑顔が脳裏に焼き付いている。あの日のことは忘れずに、今後は近くで両親を見守っていきたい」と述べました。

◎安倍首相の式辞全文 東日本大震災7周年追悼式
 (3月11日 朝日デジタル)

 本日ここに秋篠宮同妃両殿下のご臨席を仰ぎ、「東日本大震災7周年追悼式」を挙行するに当たり、政府を代表して謹んで追悼の言葉を申し上げます。

 かけがえのない多くの命が失われ、東北地方を中心に未曽有の被害をもたらした東日本大震災の発生から7年の歳月が流れました。

 最愛のご家族やご親族、ご友人を失われた方々のお気持ちを思うと、今なお哀惜の念に堪えません。ここに改めて衷心より哀悼の誠を捧げます。また、被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。

 7年の歳月が流れ、被災地では復興が一歩ずつ着実に進展しております。地震・津波被災地域では、生活に密着したインフラの復旧はほぼ終了し、住まいの再建も今春までに9割が完成する見通しであります。

 原発事故によって大きな被害を受けた福島の被災地域では、避難指示が順次解除され、また、帰還困難区域においても特定復興再生拠点の整備が動き出しました。

 しかしながら、今なお7万人を超える方々が避難され、7年間にも及ぶ長期にわたって不自由な生活を送られている方もいらっしゃいます。ふるさとに戻る見通しが立っていない方々も数多くおられます。

 被災者お一人お一人が置かれた状況に寄り添いながら、今後とも避難生活の長期化に伴う心の復興や心身のケア、生活再建のための相談に加え、新しいコミュニティー形成の取り組みなど生活再建のステージに応じた切れ目のない支援に力を注ぐとともに、原子力災害被害地域における帰還に向けた生活環境の整備、産業・生業の再生支援など、復興を加速してまいります。

 同時に、震災による大きな犠牲の下に得られた貴重な教訓を胸に刻みながら、英知を結集して、防災対策を不断に見直してまいります。政府一丸となって、災害に強い、強靱(きょうじん)な国づくりを進めていくことを改めてここに固くお誓いいたします。

 震災の発生以来、地元の方々のご努力をはじめ関係する全ての方々の大変なご尽力、全国各地からのご支援に支えられながら、復興が進んでまいりました。本日ここにご列席の世界各国・各地域の皆様からも多くの温かく心強いご支援をいただいています。心より感謝と敬意を表したいと存じます。

 災害との戦いは、世界共通の課題です。東日本大震災の教訓と我が国が有する防災の知見や技術を皆様の国・地域の災害被害の軽減に役立てていくこともまた、我々の責務です。今後とも防災分野における国際貢献を一層強力に進めてまいります。

 我が国は幾度となく国難と言えるような災害に見舞われてきましたが、その度に勇気と希望をもって乗り越えてまいりました。今を生きる私たちも、先人たちに倣い、手を携えて、前を向いて歩んでまいります。

 御霊の永遠に安らかならんことを改めてお祈り申し上げるとともに、ご遺族の皆様のご平安を心から祈念し、私の式辞といたします。

 平成30年3月11日

 内閣総理大臣 安倍晋三
| 環境とまちづくり | 19:56 | comments(0) | trackbacks(0) |









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