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ソニー aiboの後継機発売 AI搭載で約20万円

 ソニーは、12年前に業績不振で生産を打ち切った家庭用の犬型ロボットの後継機を11日、発売しました。AI(人工知能)を搭載して性能を向上させたのが特徴で、AIを活用した製品やサービスは家庭向けの分野でも激しさを増しています。

 ソニーが発売した家庭用の犬型ロボット、aiboは、業績不振のさなかにあった2006年に生産を終了したロボットの後継機です。

 東京・港区の本社では、犬の鳴き声の「わんわん」にちなんで午前11時1分から記念のイベントが開かれ、事前に購入を予約し抽選で選ばれた5組にロボットが手渡されました。

 今回のロボットは、小型カメラと体じゅうに付けられた20のセンサーで周りの様子を検知しながら、歩き回ったり、尻尾を振ったりします。

 カメラで捉えた画像をAIが分析して、飼い主をはじめ人の顔を区別し、相手によって異なる表情や反応をします。

 感情を表現する瞳の部分には画質が鮮やかな有機ELを使い、手足の関節にはAV機器で培ったメカの技術を生かした小型モーターを使うことで、より本物の犬に近いこまやかな動きを実現したとしています。

 そして、AIが飼い主とのやり取りを学習し、ロボットごとに個性的に成長していくのが特徴です。

 本体の価格は19万8000円で、これとは別にネットを通じて機能をアップデートするサービスが月額2980円で提供されます。

 当面は国内向けに販売しますが、今後、海外でも販売する方針です。

 ロボットを受け取った40代の男性は、「この日を待っていました。大事に育てたいです」と話していました。

 7歳の男の子は、「だっこをすると重いけれど一緒にボール遊びをしたいです」と話していました。

 ソニーが12年ぶりに犬型ロボットを復活させ、ロボット事業に参入した背景には、AIの技術が急速に進化し家庭向けの製品やサービスでも競争が激化していることがあります。

 開発を担当した川西泉執行役員は、「今後、違う形のロボットの開発も検討していく」と話していました。

 家庭のリビングルームでAI競争激しさ増す

 今回、ソニーが犬型ロボットを復活させた背景には、家庭のリビングルームを舞台にしたAI(人工知能)の技術の国際的な開発競争が激しさを増していることがあります。

 家庭向けの製品に搭載するAIの技術では、アメリカの大手IT企業のアマゾンとグーグルが、音声で家電製品の操作などを行う「AIスピーカー」で先行しています。

 ソニーとしては、これ以上遅れを取れば、AIを活用した家庭向けの新たな製品やサービスで主導権を完全に奪われてしまうという危機感があります。

 そこで、ソニーはメーカーとして培ったものづくりの技術を生かせるロボットと、AIを組み合わせる戦略を選びました。

 「aibo」は、その第1弾に位置づけられた製品で、今後、AIを搭載したロボットで市場の開拓を目指す方針です。

 ただ、AIをめぐる国際競争は、企業の業種や規模の枠も越えて激しさを増していて、消費者のニーズに合う製品やサービスをより早く、競争力のある価格で打ち出せるかが問われています。
| 雑感 | 21:51 | comments(0) | trackbacks(0) |









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