2018.01.12 Friday
西郷隆盛の直筆の書 見つかる
西郷隆盛がみずから書き、西南戦争で西郷軍に加わって功績を挙げた宮崎県都城市の士族に渡していた書が見つかり、専門家は、「西南戦争に参加した鹿児島以外の士族と西郷の直接のつながりを示す貴重な資料だ」と評価しています。
宮崎県都城市の博物館「都城島津邸」によりますと、この書は明治10年の西南戦争で西郷軍に加わった都城市出身の士族の子孫が保管していました。
縦1メートル20センチ、横50センチほどの和紙に、平安時代の「前九年の役」の故事をひいて、「源氏の勇敢で落ち着いた姿に感服した」という内容が力強い文字で書かれ、西郷が当時名乗っていた「南洲」の文字が記されています。
西郷の遺品などを集めた鹿児島市の資料館「西郷南洲顕彰館」に、先月鑑定を依頼したところ本物と確認されたということです。
この士族は熊本での戦いで功績を挙げたということで、「都城島津邸」の山下真一副館長は、「西南戦争に参加した鹿児島以外の士族と西郷の間に直接のつながりがあったことを示す貴重な資料だ。西郷自身もあやかりたいと願っていた源氏の勇敢さを伝えたかったのではないか」と話しています。
書は12日に博物館に寄贈され、修復を行ったうえで公開される予定です。
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