<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 日米2+2 北朝鮮に圧力継続で一致 | main | Jアラート訓練 メール文字化けなど各地でトラブル >>
防衛相 米国防長官に「イージス・アショア」導入伝える

 ワシントンを訪れている小野寺防衛大臣は、マティス国防長官と会談し、ミサイル防衛能力の強化のため、地上配備型でイージス艦と同様の能力を持つアメリカの新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を導入する方針を伝えました。

 日米防衛相会談は、日米の外務・防衛の閣僚協議、2+2(ツー・プラス・ツー)のあと、ワシントンのアメリカ国務省で行われました。

 この中で、小野寺防衛大臣は、「北朝鮮が弾道ミサイルについて新たな技術開発を進め、アメリカにとっても脅威となっている中、新たな装備でミサイル防衛をする必要がある。日本としては『イージス・アショア』を中心とした新たな装備が必要と考えており、アメリカ側の協力を要請したい」と述べました。

 これに対し、マティス国防長官は歓迎する意向を示したということです。

 会談のあと、小野寺大臣は記者団に対し、「マティス国防長官にも『イージス・アショア』を中心としたミサイル防衛の必要性はよく理解していただいている。今の日本が置かれている安全保障環境を見て、アメリカ側としてもしっかり協力するという姿勢を示していただいた」と述べました。

◇イージス・アショアとは
 「イージス・アショア」は、弾道ミサイルに対処できる海上のイージス艦と同様の機能を地上の施設として整備した地上配備型の迎撃ミサイルのシステムです。

 アメリカが開発したもので、大気圏を高速で飛ぶ弾道ミサイルを追尾できる高性能レーダーと、日本国内に落下のおそれがある場合などに撃ち落とす迎撃ミサイルのSM3などで構成されます。

 イージス艦と同じように弾道ミサイルを大気圏の外で迎撃できる能力があり、防衛省はこのシステムの導入によって現在、2段構えとなっている弾道ミサイルの迎撃態勢を3段構えにしたいとしています。

 具体的には、弾道ミサイルに最初に対応するのが海上に展開したイージス艦で、撃ち漏らした場合や複数のミサイルが飛来してきた場合などにイージス・アショアが迎撃し、さらに地上近くで迎撃するPAC3が備えるというものです。

 防衛省によりますと、イージス・アショアで日本全域を防護するには2基程度が必要とされ、導入する際の費用は1基あたり800億円程度と見込まれるということです。

 イージス・アショアの配備計画の詳細は今後、検討されることになりますが、具体化させるには高額な予算の確保に加えて、配備する場所の選定や地元との調整が課題となります。
| 政策 | 20:28 | comments(0) | trackbacks(0) |









http://blog.sato501.com/trackback/1087739