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自殺防止 子ども亡くした親が寄り添う大切さ訴え
 夏休み明けに増える傾向がある子どもの自殺を防ごうと、横浜市で、子どもを亡くした親たちが、周りの大人が子どもに寄り添うことの大切さなどを訴えました。

 この催しは、いじめなどが原因の子どもの自殺を防ごうと、地元のNPOが横浜駅前で開きました。

 12日は、子どもを自殺で亡くした親が、集まった人たちを前に、みずからの体験を語りました。

 11年前、福岡県筑前町で、いじめを受けたというメモを残して自殺した当時中学2年生の森啓祐さんの母親は、「子どものSOSはあったと思うが、私たちは気付くことができませんでした。一人一人が子どもの心に寄り添うことが大切です」と訴えました。

 また、19年前、当時、横浜市の高校1年生だった小森香澄さんを亡くした母親の美登里さんは、「いじめを受けている子どもは夏休みで少し安心しているかもしれないが、学校が始まることで不安は高まっていく。安心して学校に戻れる環境を、大人たちが積極的に作っていくべきだ」と訴えました。

 会場には、自殺した子どもたちの写真やメッセージなども展示されました。

 話を聞いた50代の女性は、「子どもの頃、いじめを受けて死にたいと思ったこともあり、この問題がなぜ無くならないのか考え続けています。これからも、何ができるか考えていきたい」と話していました。

◇自殺で息子を失った母親は
 11年前、福岡県筑前町で中学2年生で命を絶った森啓祐さんの母親の話です。

 啓祐さんは学校でいじめを受け、友人に「死にたい」などと何度も漏らしていたといいます。自殺した当日も、学校のトイレで複数の同級生に取り囲まれ、ズボンを脱がされる嫌がらせを受けたということです。

 そして、「いじめられて、もう生きていけない」というメモを残して自殺しました。

 また、横浜市の小森美登里さんは、19年前、高校1年生だった長女の香澄さんを亡くしました。

 香澄さんは、学校で同級生に無視されたりからかわれたりして悩んでいることを両親に打ち明けていたということです。

 母親の美登里さんは担任の教師に相談しましたが、解決につながる対応なく、高校入学から3か月余りで、香澄さんはみずから命を絶ちました。

 美登里さんは、子どものSOSに気付き敏感に反応することの大切さを伝えたいと、いじめの被害者や遺族を支援するNPOを立ち上げ、全国の学校などで講演活動を続けています。

◇子どもの自殺 休み明けに増加傾向
 18歳以下の子どもの自殺について、内閣府が平成25年までのおよそ40年間の統計を分析したところ、夏休みが終わり新学期が始まる時期に増える傾向がありました。日付けでは、9月1日が最も多く、前後の、9月2日や8月31日も多くなっています。

 春休み明けの4月上旬と大型連休明けの5月上旬も増える傾向にあり、内閣府は、「休み明けは生活環境が変わり、大きなプレッシャーや精神的動揺が生じやすい」と指摘しています。

◇不安や悩みの相談窓口
 学校の人間関係やいじめなどで不安や悩みを抱える子どもや保護者の相談窓口があります。

 「24時間子供SOSダイヤル」は、全国どこからでも、夜間、休日を含む24時間、通話が無料で対応しています。

 子どもだけでなく、保護者なども相談できます。

 電話番号は、0120ー0ー78310です。

 また、「チャイルドライン」は、18歳以下の子ども専用の無料の電話相談窓口で、月曜日から土曜日の午後4時から午後9時まで相談を受け付けています。

 地域によっては、夏休みが終わり2学期が始まる時期に、相談時間を早めたり延長したりして対応するということです。

 電話番号は、0120−99−7777です。

 また、8月29日から9月6日の間は、ウェブサイトに、相談員と1対1で匿名でチャットができるコーナーを開設するということです。

 ホームページのアドレスは、www.childline.or.jpです。
| 福祉・医療と教育 | 08:02 | comments(0) | trackbacks(0) |









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