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内閣府調査 「官邸の最高レベルが言っている」伝えた認識なし
 山本地方創生担当大臣は閣議の後、記者団に対し、学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる文部科学省の追加調査を受け、内閣府が改めて調査を行った結果、内閣府が文部科学省に「官邸の最高レベルが言っている」などと伝えた認識はなく、安倍総理大臣からもそうした指示などはなかったと説明しました。

 内閣府は、学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐって、文部科学省が行った追加調査の結果、内閣府などとのやり取りが記された文書の存在が確認できたことを受けて、こうしたメールの存否に加え、ほかの文書の記載内容の真偽などについて、関わった職員からヒアリングを行うなどして改めて調査を行いました。

 これについて、山本地方創生担当大臣は閣議の後、記者団に対し、文部科学省の追加調査の対象となった文書のうち4種類の文書等が確認されたほか、新たに確認された4種類の文書等と合わせて8種類の文書等の存在が認められたとする調査結果を明らかにしました。

 そのうえで、山本大臣は、「内閣府から文部科学省に個別の項目や個別のプロジェクトについて、『官邸の最高レベルが言っている』とか『総理のご意向』などと伝えた認識はなく、また総理からもそうした指示等はなかった」と述べました。

 また、山本大臣は、「ただし、総理が常々特区諮問会議等でスピード感をもって実現すべきという旨を発言されていることから、これを受けて事務方が関係省庁との議論を行う際でも、こうした発言に言及させていただくことはあったとの報告を受けた」と述べました。

 山本大臣は、記者団から内閣府と文部科学省の受け止め方が違うことについて問われ、「私どもの方で確認したところ、『総理の意向』とかは一切言っていない。ただ常々、安倍総理大臣は『スピード感を持って規制改革を断行するように』と言っているので、その辺を踏まえての発言を文部科学省がどう受け止めたかということだ」と述べました。

◇官房長官「役所間では常に激しいやり取り」
 菅官房長官は閣議の後の記者会見で、「安倍総理大臣は、公の場や皆さんの前でも、『しっかり積極的にやってほしい』などの指示をしている。責任者として、方向性が決定したものについては、スピード感を持って行うようにというのは当然の指示だ」と述べました。

 そのうえで、菅官房長官は、内閣府と文部科学省の主張が食い違っていることについて、「役所間では常日頃から、さまざまなことで激しいやり取りがある。そういう中で、法律に基づき、国家・国民のために必要なことをお互いに主張するのは当然だ」と述べました。

 一方、菅官房長官は、記者団から、当初、怪文書と指摘したことを撤回すべきではないかと質問されたのに対し、「大臣も副大臣も政務官も知らない文書で、出所や信ぴょう性がよく分からないため、不可解な文書だと認識した。現在は、今回の追加調査の結果、複数が所在するということなので、当時の状況とは違ってきている」と述べました。

◇自民・高村副総裁「野党は『げすの勘ぐり』」
 自民党の高村副総裁は、党の役員連絡会で、「『加計学園』の獣医学部新設については、岩盤規制に政治主導で穴を開けた立派な決定だったということが本質だ。しっかり説明して、野党の一部にある『げすの勘ぐり』を払拭していただきたい」と述べました。

 民進党の山井国会対策委員長は、記者会見で、「国会の最終日に、逃げ切りのための『見つからない』という結果は、国民をばかにした行為だ。文部科学省の調査結果と食い違っているということは、どちらかがうそをついているということだが、文部科学省が、うそをつく理由はないのではないか。国民の誰もが内閣府の調査結果を信用しない。真相究明をしっかりすべきだ」と述べました。
| 環境とまちづくり | 16:55 | comments(0) | trackbacks(0) |









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