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「失われた平成」もう四半世紀
 「失われた10年」と言うよりも「失われた20年」について考察した記事が、産経新聞の【from Editor】にありました。

 大変に興味深いものでしたので、ご紹介させていただきます。

◎「失われた平成」もう四半世紀
 (産経新聞 [from Editor]2012.12.25 07:49)

 年が明ければ平成25年。平成も、もう四半世紀になるのか。平成の総理大臣は竹下登氏から今度の安倍晋三氏まで延べ18人。最近ほど「短命」ではないにしても平均すると1人1・38年だ。海外からみればやはり異常な状態だったといわざるを得ない。

 「平成」は、バブル崩壊から始まった。戦後昭和期の経済成長に次ぐ成長で、日本経済全体の信用膨張がきわまれるところまで進み、そして破裂した。金融機関を中心に不良債権処理に悪戦苦闘し、住宅金融専門会社(住専)処理に公的資金を使うことで国会が混乱したりした。10年ほどがたった頃、米国から伝播(でんぱ)したインターネット産業が急速に拡大し、いわゆるITバブルが興る。が、数年でこれもはじけ、産業成長の希望がついえる。あとは不良債権処理、リストラ、企業統合・合併など「負の経済」を淡々と歩んできた。

 平成初期に経済同友会の代表幹事をされた牛尾治朗さん(現日本生産性本部会長)にバブル崩壊後の日本経済を振り返って話を聞いたことがある。当時、企業にとって「3つの過剰」があって、それは「借金」「設備」「雇用」だった。「いろいろな経営者と議論を重ねたが、借金と設備は数年で調整することができた。しかし、雇用についてはなかなか進まない。どころか年々、経営の重いテーマとなってのしかかる。まあ、(適正化に)10年はかかった」

 おそらくこの間である。非正規社員が増え、人材派遣業が興隆したのは。既存企業では早期退職制度の拡充や成果主義の人事考課制度が普及していった。従来の日本型雇用形態に大きな変化が起きた。そして大学生の就職大氷河期が始まり、ロストジェネレーション(ロスジェネ)世代が生まれた。

 「失われた10年」といわれたが、かねて、いったい日本の何が失われたのか考えてきた。いま改めて思う。「若者の雇用が失われたのだ」と。ロスジェネ世代ももう40代に入った。その後もロスジェネ世代が綿々と続く。お金がない若者のクルマ離れが増えている。パソコンをやめてスマートフォンやミニタブレットなど買い物は軽薄短小(廉価)志向。内需が盛り上がるわけがないじゃないか。

 「中国では民(国民)を食わせられなくなれば、その王朝は終わる」と司馬遼太郎は指摘した。その意味でいえば平成の政権は「若者に職を与え得たか」と問えば、答えはノーだろう。だから短期間で相次いで代わってきたわけだ。(編集委員 小林隆太郎)
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