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キム・ジョンナム殺害事件 裁判官「審理継続」 マレーシア
 去年、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の兄、キム・ジョンナム(金正男)氏がマレーシアの空港で殺害された事件の裁判で、裁判官はさらに審理を続ける必要があるとして、弁護側に立証作業を求めました。

 去年2月、マレーシアのクアラルンプール国際空港で、北朝鮮のキム・ジョンナム氏が猛毒のVXで殺害された事件で、実行犯としてベトナム人のドアン・ティ・フオン被告とインドネシア人のシティ・アイシャ被告が殺人の罪に問われています。

 有罪が確定すると2人は死刑となります。

 裁判は去年10月に始まり、弁護側が「2人はいたずら番組に出演すると思っていた」などと無罪を主張したのに対して、検察側は2人には殺意があり、計画的な犯行だとしていました。

 この裁判では、検察側が立証作業を行った後、裁判官が被告らを無罪とするか、さらに審理を続けるか、判断することになっていました。

 16日の裁判で、裁判官は検察側の立証には妥当性があるとしたうえで、さらに審理を続ける必要があるとして、弁護側に立証作業を求めました。裁判は少なくともあと半年続き、弁護側が証人を呼ぶほか、被告2人が初めて法廷で証言を行う見通しです。

 今後の審理で、被告2人に犯行を指示したとされる北朝鮮の4人の男の関与について、どこまで明らかになるか注目されます。

◇裁判の経緯
 裁判は去年10月からマレーシアの高等裁判所で始まり、これまで検察側の立証作業が行われてきました。

 このなかで、化学物質の分析を行ったマレーシア政府の担当官は、キム・ジョンナム氏の皮膚から検出された猛毒のVXは致死量の1.4倍に達し、被告2人の服からもVXの成分などが検出されたと証言しました。

 ことし6月の裁判で、検察は「毒物は目から入れば死に至ると知りながら塗りつけている。計画的な犯行だ」と述べ、2人が問われている「意図的な殺人」の罪は立証されたと主張しました。

 マレーシアでは、「意図的な殺人」の罪は有罪が確定すると死刑となり、検察側は事実上、2人に死刑を求めたことになります。

 これに対して、弁護側は、「被告はいたずら番組に出演するためだと思っていた」として無罪を主張していました。

 この裁判では検察側が立証作業を行ったあと、裁判官が被告らを無罪とするか、さらに審理を続けるか、判断することになっていました。

◇北朝鮮の組織的関与は不明
 この事件でマレーシアの警察は、北朝鮮国籍の男4人が事件に関わったとして、事件当日、男らがフオン被告やシティ被告と空港のレストランなどで落ち合う様子が写った防犯カメラの映像を公表しています。

 警察の調べによりますとこの日、男らが空港に乗ってきた車は北朝鮮大使館の職員が購入したとされるほか、車の所有者となっていた男性のマンションでは、事件のおよそ1年前から、北朝鮮大使館の車や北朝鮮国籍とみられる複数の男性が何度も目撃されていました。

 事件に北朝鮮の組織的な関与があったかどうかが大きな焦点になりましたが、北朝鮮国籍の4人の男や、捜査対象となっていた北朝鮮大使館の2等書記官らは、事件後に出国したため捜査は暗礁に乗り上げ、事件の核心は明らかになっていません。

 マレーシアの警察は、北朝鮮国籍の男4人についてICPO(国際刑事警察機構)を通じて身柄の拘束を要請していますが、これまでのところ大きな進展はありません。

◇マレーシアと北朝鮮の関係悪化
 事件のあと、マレーシアと北朝鮮の外交関係には変化が見られます。

 マレーシアはもともと北朝鮮の友好国でしたが、事件の直後、捜査への協力を拒む北朝鮮との関係が悪化。マレーシア政府は北朝鮮に駐在していた大使を帰国させたほか、マレーシアに駐在していた北朝鮮の大使に国外退去を求めました。

 両国は一時、互いに相手側の国民の出国を認めない異例の措置を取るなど鋭く対立しました。

 さらに、去年の9月には、北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射などで、朝鮮半島の緊張が高まっているとして、マレーシア政府は国民の北朝鮮への渡航を禁止。今もピョンヤンにあるマレーシア大使館には外交官が駐在していない状態で、派遣のめどは立っていません。
| 事件・事故 | 00:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
行方不明の2歳男児発見 意識あり 山口
 山口県周防大島町で今月12日から行方がわからなくなっていた2歳の男の子が、15日朝、行方不明になっていた現場の近くで見つかりました。男の子は意識があり、受け答えができる状態だということです。

 見つかったのは山口県防府市の藤本理稀くん(2)で、今月12日、周防大島町にある母親の実家に遊びに来ていて、祖父などと海岸に行くため家を出ましたが、1人で家の方向に引き返したあと行方がわからなくなっていました。

 警察は、顔写真を公開して情報の提供を呼びかけるとともに、消防など合わせておよそ150人の態勢で連日、捜索を続けていました。

 理稀くんは15日午前7時前、行方がわからなくなった現場の近くにいるところを発見され、現場の警察官によりますと、意識があり、受け答えが出来る状態だということですが、詳しい容体はわかっていません。

◎12日から不明の2歳を山中で保護、祖母と会話も 山口
 (2018年08月15日 08:13 朝日新聞デジタル)

 山口県周防大島町で12日午前から行方不明だった藤本理稀(よしき)ちゃん(2)=同県防府市=が15日午前7時ごろ、最後に姿が確認された同町家房の曽祖父宅から北側の山中で発見、保護された。

 県警によると意識はあり外傷は見られず、受け答えも出来ているという。

 柳井署によると、理稀ちゃんは12日午前10時半ごろ、祖父(66)と兄(3)と歩いて約400メートル離れた海岸に海水浴に向かったが、家を出て100メートルほどのところで、「帰る」などと言って、1人で家に戻ろうとしたという。

 祖父は理稀ちゃんが曽祖父宅の近くまで歩く姿を見ていたが、その後に家を出た母親と他の子ども2人は理稀ちゃんと会わず、行方が分からなくなっていた。

 県警や消防などが12日から捜索を続けいた。県警によると15日も午前7時から捜索を開始し、直後にボランティアで捜索に加わっていた大分県の男性が理稀ちゃんを山中で発見、毛布にくるんで近くにいた警察官に引き渡した。

 理稀ちゃんは意識があり、その後に祖母と会話を交わし、受け答えが出来ていたという。
| 事件・事故 | 09:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
日航機墜落事故から33年 群馬 上野村で灯籠流し

 520人が犠牲になった日航ジャンボ機の墜落事故から12日で33年となるのを前に、11日、墜落現場となった群馬県上野村で、遺族などが灯籠流しを行い、犠牲者を悼みました。

 昭和60年8月12日、お盆の帰省客などを乗せた日本航空のジャンボ機が群馬県上野村の山中に墜落し、国内の航空機事故としては最も多い、520人が犠牲になりました。

 事故から12日で33年となるのを前に、現場近くを流れる神流川で灯籠流しが行われ、遺族や地元の人などが参加しました。

 遺族たちは「空の安全が実現しますように」という願いや、「事故をなくすために伝えていきます」という風化を防ぐ決意を灯籠に書き込みました。

 そして、墜落時刻の午後6時56分に合わせて灯籠を川面に浮かべ、犠牲者を悼みました。

 遺族などは、12日の朝早くから墜落現場となった「御巣鷹の尾根」を目指して慰霊の登山を行い、夕方には、ふもとの「慰霊の園」で行われる追悼慰霊式に参列します。

◇兄一家を亡くした男性は
 兄の栗原崇志さん(当時33)の一家3人を亡くした栃木県大田原市の橋本毅さん(64)は、「遺族が中心となって事故のことを伝え続けて33年がたちましたが、人のミスによる事故を防ぐためには、事故の記憶を風化させてはいけないと思います。群馬県では、10日、ヘリコプターが墜落し、『またか』という思いと『なぜ』という気持ちになり、安全な社会になってほしいという思いが強くなっています。あすは家族で御巣鷹の尾根に登って、安らかに眠ってくださいと祈るつもりです」と話していました。

◇父親亡くした女性は
 事故で父親の南慎二郎さん(当時54)を亡くした川崎市の内野理佐子さん(58)は、「家族は元気に頑張っているので見守ってくださいと灯籠に書いて流しました。毎年、事故のことを思い出すと、働き盛りの父が亡くなって悔しいという思いがわいてきます。あすは墓標の前で安全な社会になるよう見守ってほしいと伝えたいです」と話していました。
| 事件・事故 | 03:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
パワハラ 日大チア監督を解任
 アメリカンフットボール部で重大な反則行為が起きた日本大学で今度は、チアリーディングをしている応援リーダー部の部員が、監督から指導の範囲を超えるパワーハラスメントを受けたなどとして日本チアリーディング協会や大学側に相談していたことがわかりました。

 日本チアリーディング協会によりますと、日本大学の応援リーダー部で、チアリーディングをしている部員が女性監督から指導の範囲を超えるパワーハラスメントを受けたなどとして、ことし5月に協会に相談がありました。

 この部員は、監督からことし2月「大雪の日に大学の事務員に頼んで練習をなくそうとした」ととがめられたり、出身高校のスウェットを着ていたところ「学校の恥だ。今すぐ脱げ」などと叱責されたりしたということです。

 さらに、これをきっかけに複数の部員からも嫌がらせを受けるようになったと訴えています。

 日本協会では、監督に確認したところ大筋で認めたため適切な対応をするよう指導し、その後、監督が部員に謝罪したと聞いているということです。

 また、この部員は、大学の運動部を統括する保健体育審議会や相談窓口にも相談したということですが、監督に口頭注意したほかは解決に至ることはせず、すべての事実確認もしなかったと訴えています。

 一方、日本大学は、NHKの取材に対して、監督と部員との間でトラブルがあったことは認めたうえで、「詳しい内容は後ほど回答したい」としています。

 日本大学の応援リーダー部は、5年前の全日本学生選手権で5位などの実績を残しています。

◎日大がチア部監督を解任 部員がパワハラの被害申し立て
 (2018年08月09日 20:27 朝日新聞デジタル)

 日本大応援リーダー部(チアリーディング)の女性監督から暴言などのパワハラを受けたとして、女子部員が日大側に被害を申し立てていることが分かった。日大は9日付で監督を解任。学内の人権救済委員会が近く調査の結論を出す、としている。

 女子部員側が同日発表した文書によると、今年2月、監督は「大雪の日に、こいつが(監督と同期の)事務員に『監督に電話をかけてほしい』と頼んで練習をなくそうとした」などと、全部員の前で名指しして叱責(しっせき)した。だが、実際は女子部員が頼んだのではなく「事務員が厚意で監督に電話をしてくれた」という。

 また、女子部員がけがからの復帰が遅れていたことについて「本当はできるんじゃないの?」と疑い、試合に出場させようとしたほか、出身高校のスウェットをはいていたことについても「過去の栄光にすがりついている。学校の恥だ」などと発言したという。女子部員は他の部員からも責められ、大学に通えなくなってしまったという。

 その後、女子部員側は運動部を統括する学内の保健体育審議会(保体審)に、監督に発言の訂正をさせることなどを求め続けたが、保体審は監督を口頭で注意する以外の対応をせず、「日大としてできることはすべてやった」などと言われた、としている。

 日大は、監督を解任した理由について、「学生の指導に支障を来す恐れがあると判断したため」と説明している。
| 事件・事故 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
山根会長の進退、なぜ一任に
 日本ボクシング連盟の山根明会長の進退について、何故追放ではなく会長一任になったのか、詳しく報じている記事がありましたので、ご紹介させていただきます。

◎辞任発表決定的もなぜ山根会長の進退は追放ではなく一任となったのか?
 (2018年08月08日 05:32 THE PAGE)

 日本ボクシング連盟の臨時理事会が7日、大阪市内のホテルで行われ、山根明会長(78)の進退を山根会長自身に一任することが決定した。

 山根派と言われている理事の約20人が造反、集団辞任すると共に、臨時理事会での辞任、退陣を迫り、そこで拒否された場合は、理事会決議により会長職の解任決議を通す考えでいたが、結局、それらの人事手続きには至らず、山根会長自身に進退を一任するという“灰色決着”となった。

 なぜなのか?

 実は、この2日間にわたって山根派の理事の代表が水面下で山根会長と接触して「私たちも辞めるので会長も身を引いてください。お体も心配です」という辞任勧告を行っていた。

 だが、山根会長は、「潔白が晴れるまで辞めない。暴力団の連中の脅しには屈しない」と辞任を拒否、当初、この日の臨時理事会も欠席する考えを固めていた。

 だが、側近の理事が、この日、再度、山根会長へ臨時理事会への出席を説得した。

 「解任、追放というような不名誉な形でなく、ここまでの会長のボクシング界への貢献を考慮して、自ら身を引くという潔い引き際にしていただきたかった」という配慮だ。山根会長は、その説得に折れて新大阪のホテルで行われる臨時理事会へ足を運んだ。

 岐阜で行われていたインターハイ終了後、臨時理事会へ集合した理事は、会長自身が反社会的勢力との交友を明らかにしたことで、もはや社会的な責任を避けられない事態に陥ったことと、山根会長自身の健康状態への懸念などを理由に辞任による退陣を迫ったが、この場で聞き入れられることはなかったという。

 3時間以上の協議を終えた山根会長は、「明日12時に私の生涯、男としてのケジメの話をするので時間を下さい」と断言。

 「(理事会では自分の)健康を気にしてもらえた。(解任などの)反対はないですよ。理事がやめさせよう(という動き)もない。これ以上、会長を傷つけてはならないと、健康に関して心配してくれた」と理事会の様子を説明した。

 さらに、山根会長は、「いろいろな意見がありました。(3時間の)時間がかかったというのは、これから(連盟を)どうしていくのか、組織をどうしていくか、という話をした」と続けた。自らの退陣後の連盟のあり方についても議論したという。

 実は、20人以上の理事が辞任届けに署名捺印を終えていたが、この日の理事会の参加者は、全理事30人中15人に満たなかったという。遠方の理事が来れないという理由もあった。

 当初、山根会長が辞任を了承して表明しない場合は、解任動議を提出して、解任決議を通す考えでいたが、それには過半数を超える理事の出席と、過半数を超える票数が必要で、今回は、反対派の抵抗もあり人数が揃わずに泣く泣く断念したのだ。

 力ずくで追放できないのならば、もう山根会長の良心に委ねるしかなかった。そこで、「進退一任」という結論に至ったのだ。

 そこには、43年にわたってボクシング界に尽力してきた山根会長の最後のプライドを尊重する意味と、辞任であれば、その後、臨時総会を開き、山根会長の理事職の解任を要求するような煩雑な手続きを踏まなくてもいいという狙いもある。

 山根会長は、「歴史に名を残した男でございます。自分の判断は自分で決める。右か左かはっきりする」とも明言した。

 関係者の話によれば、臨時理事会でのやりとりでは、山根会長は、これまで声高に訴えていた「絶対に辞めない。暴力団の脅しに負けて辞めることはない」という主張をそこまで押し通すことはなく、辞任の発表が決定的だという。

 一方で、山根会長が進退の表明を引き延ばしたことで、日本ボクシングを再興する会が困惑している。

 同会は、先月下旬に助成金の不正流用、不正判定、グローブの不透明な独占販売などの疑惑についてJOC、内閣府、スポーツ庁など関係6団体に告発状を提出。

 今日8日14時15分より都内で記者会見を開くが、その山根会長の正午に発表される決断の内容次第で、未発表の新事実を複数明らかにするのか、逆に経緯説明とボクシング界を騒がしたことへの謝罪と説明を中心にするのか、その会見内容を決めかねているという。

 関係者の一人は、「山根会長が辞意を表明すれば、これ以上騒がせるようなことはしたくないが、メディアに新事実を明らかにすると言ってきた手前、その場合、最低ひとつは新事実を出すことになる」という。

 当初、「50以上の新しい告発内容を用意している」とされていたが、山根会長が辞任した場合、審判不正に関する新事実をひとつ公表するだけに留めておく考え。

 いずれにしろ今日、正午にアマチュアボクシング界を激動に巻き込んだ数々の不正問題は“ドン”の辞任で第一の幕を下ろすことになる。 

 (文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)
| 事件・事故 | 00:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
山根会長の連盟からの「除名」を 審判不正などの指摘グループ
 選手への助成金の不適切な流用や審判不正などの問題を指摘し、日本ボクシング連盟に対して処分を求めているグループが都内で会見し、辞任を表明した山根明会長の連盟からの「除名」と、すべての理事の「解任」を求めて行く方針を示しました。

 全国の都道府県のボクシング連盟の関係者など300人余りで作るグループは、日本ボクシング連盟による選手への助成金の不適切な流用や審判不正など12の項目について問題を指摘し、スポーツ庁などに調査や連盟の処分を求めています。

 このグループのメンバーが8日都内で会見し、辞任を表明した山根会長について、「会長職からの辞任か、理事も辞任なのか、ボクシング連盟の会員として残る意向なのかわからない」と述べました。

 そのうえで、事実関係や手続きを確認し、今後は連盟の総会の場で山根会長の「除名」とすべての理事の解任を求めて行く方針を示しました。

◇会長とされる音声「接戦した場合 やっぱり奈良やな」
 また、会見の中でグループは、山根会長や連盟が否定を続けてきた審判不正の新たな証拠として、山根会長とされる音声のデータを公開しました。

 この音声データには、「接戦した場合、やっぱり奈良やな。それに反対につけた場合は『お前なめてるんか?』となってくるわけ」などの発言がおさめられています。

 この音声が録音された際の状況について、グループでは詳細はわからないとしたうえで、会長本人の音声なので信ぴょう性はあると主張しています。

 グループのメンバーは、「審判員は、このような発言を聞いて従ったり、そんたくしたりして、正常な判定ができなくなってしまう。フェアプレーのスポーツとしてあってはならない」と述べ、改めて山根会長の主導で審判の不正があったと指摘しました。

◎「再興する会」山根会長らの新たな不正金銭疑惑指摘
 (2018年08月08日 14:59 日刊スポーツ)

 日本ボクシング連盟の山根明会長(78)に関する告発状を提出した、都道府県連盟の幹部や歴代オリンピック(五輪)選手ら333人からなる「日本ボクシングを再興する会」が8日、都内の弁護士会館で会見を開いた。

 その中で、告発代理人の戸田裕典弁護士は、新たな疑惑として、海外遠征の際のチーム経費などが、日連幹部の懐に不正に入っている可能性があるのでは? と示唆した。

 同弁護士は、「日本連盟の、海外遠征の際のチーム経費で、仮払精算した後が見えないものが多数、確認された。日本連盟に戻すべきお金を懐に入れていれば、刑事責任の問題が発生するのではないか?」と指摘した。

 また、「オリンピック慰労金」という金銭も、オリンピック各大会で代表団を取りまとめた関係者に支払われているといい、「現時点の調査の中で、どのような根拠で金額が定められたか確認できていない。当該オリンピックの際に活躍した選手の慰労金は確認できていない」などと説明した。

 また、通信費、交通費の名目で、多くの理事に一定額が支給されている一方、「報酬規定には報酬が払わないとなっている。整合性を含め問題」とも指摘した。

 さらに、国際ボクシング協会(AIBA)ではNGとされているが、理事の中に数名、国際審判が含まれているのではないか? との疑惑も示した。
| 事件・事故 | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本ボクシング連盟 山根明会長が辞任を表明
 選手への助成金の不適切な流用や、暴力団員だった人物との交際などが指摘され、日本ボクシング連盟の理事会から進退について一任されていた山根明会長が大阪市内で8日午後会見し、「私は本日をもって、会長を辞任致します」と述べ、辞任を表明しました。

 日本ボクシング連盟の山根明会長は、指摘されていた選手への助成金の不適切な流用や、暴力団員だった人物との長年にわたる交際について認める一方、みずからの辞任については繰り返し否定してきました。

 7日の連盟の理事会でも理事から会長の辞任を促されましたが、最終的に自身の進退の判断について理事会から一任を受け、8日に結論を出すことを明らかにしていました。

 山根会長は8日午後、黒っぽいスーツ姿で大阪市内で会見を開き「私は本日をもって、会長を辞任致します」と述べ、辞任を表明しました。

そのうえで、辞任の決断に至るまで妻に相談したことを明らかにし、「『今は楽になってください』と言われたので決意をしました」と述べました。

 さらに、「選手の皆様には、このような問題があったことに関して、会長として申し訳ない」と謝罪し、「選手の皆さん頑張ってください」と述べました。

 最後に、「本日は、本当に申し訳ありません」と再び謝罪しました。山根会長は声明を読み上げたあと、報道陣の質疑を一切受けないまま会場をあとにしました。

 山根会長は、大阪府堺市出身の78歳。

 昭和50年代から奈良県アマチュアボクシング連盟の運営に携わるようになり、平成3年からは日本ボクシング連盟の理事を務め、18年前のシドニーオリンピックではボクシング日本代表の監督を務めました。

 その後、平成23年から日本ボクシング連盟の会長を務めていました。

◇山根明会長 声明全文
 日本ボクシング連盟の山根明会長の声明の全文です。

 山根会長は、「私は本日をもちまして、辞任を致します。昨夜、日本連盟の理事会におきまして、およそ3時間、いろいろな話し合いをしました。最後に理事の皆さんから、会長一任ということを言われて私自身が家に戻って、妻に先に相談をし『私はどんなことがあっても死ぬまで面倒を見ていくから、今は楽になってください』と言われたので、私は決意をしました。全国の47都道府県の中、私を応援してくれた33の都道府県の皆様には感謝申し上げます。同時に選手の皆様には、このような問題があったことに関して、会長として申し訳ない。どうか選手の皆さん、将来、東京オリンピックに参加できなくても、その次のオリンピックもあります。頑張ってください。本日は本当に申し訳ありません」と述べました。

◇JOC会長 改革を注視
 日本ボクシング連盟の山根明会長が辞任を表明したことについて、JOC(日本オリンピック委員会)の竹田恒和会長は、「反社会的勢力との関係など、これまでの一連の流れの中で会長みずからが辞任を決断したことは必然だったと思っている。これから襟を正して残された方々が連盟としてのガバナンスをどのように改善していくかだ。第三者委員会を設置して報告するよう求めているので見届けていきたい」と述べ、連盟の改革を注視していく考えを強調しました。

 そのうえで、スポーツ界で不祥事が相次いでいることについては、「東京オリンピックまで2年を切っている中で国民の皆さんと盛り上げていかないといけないこの時期にイメージを落としたことは非常に残念だ。われわれとしても2020年に向けて大会を応援していただけるように努力していきたい」と述べました。
| 事件・事故 | 16:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
山根明会長「あす私のけじめの話をします」進退表明へ
 選手への助成金の不適切な流用や、暴力団員だった人物との交際などが指摘されていた日本ボクシング連盟の山根明会長は、7日の臨時の理事会のあとみずからの進退について「まだ決めていません。あす、私自身のけじめの話をします」と述べ、8日、明らかにする考えを示しました。

 日本ボクシング連盟の山根明会長をめぐっては、選手への助成金の不適切な流用や、暴力団員だった人物との長年に渡る交際などの問題が指摘されています。

 山根会長は暴力団員だった人物との交友関係について、「何十年も親交が続いたことは事実だ」と述べ、10代のころから数年前まで長年にわたってつきあいを続けてきたことを明らかにしていました。

 こうした中、日本ボクシング連盟は7日夕方から大阪市内で臨時の理事会を開きました。

 理事会では、一連の問題についての報告やJOC(日本オリンピック委員会)などが設置を求めている第三者委員会についての検討などが行われたとみられます。

 理事会のあと取材に応じた山根会長は、「心の整理がつきました。あす、私自身のけじめの話をします。きょうは時間をください。進退についてはまだ決めていません」などと述べたうえで、みずからの進退については理事会で会長に一任されたことを明らかにしました。

 そして、山根会長は、「辞任するかどうかの判断は自分でします。43年の人生をアマチュアボクシング界のために貢献してきました。自分の進退については家族や周りの友人にも相談して決めます」などと述べ、みずからの進退について8日明らかにする考えを示しました。

◎「山根会長に一任」…理事ら厳しい表情で口を閉ざす 3時間の緊急理事会
 (8月7日 デイリースポーツ/神戸新聞社)

 助成金流用や山根明会長(78)の反社会勢力との交友が問題になっている日本ボクシング連盟が、7日夕に大阪市内のホテルで緊急理事会を開いた。

 3時間に及んだ会議後、山根会長は報道陣に、「私の気持ちの整理はつきました。あす正午に私の気持ちをお話します。それまで時間をください」と述べ、辞任については明言をさけた。進退に関しての発表かとの問いには、明確には回答しなかった。

 200人以上の報道陣が集まり、会場周辺は騒然。同連盟の複数の理事が辞任を検討していることも明らかとなり、会議での結論に注目が集まっていたが、終了後、出席した理事らは一様に厳しい表情で会場を出た。

 理事らは、「会長に一任することになりました。それ以上はお話できません」、「会長に全てを一任」と口を揃え、多くを語らなかった。会議で会長に辞任を求める声はとの問いに「ない、ない」と手を振る理事もいた。
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日大アメフト部 ”改善不十分” 処分解除せず 関東学生連盟
 日本大学アメリカンフットボール部の反則行為をめぐる問題で、関東学生アメリカンフットボール連盟は、チーム改革や再発防止策が不十分で十分な改善がなされたとは認められないとして、日大に対する公式試合の出場停止の処分を解除しないことを決めました。

 これによって、日大アメリカンフットボール部は、今年度いっぱいは公式戦に復帰できない見通しとなりました。

 日大アメリカンフットボール部は、重大な反則行為を行ったとして今シーズンの公式試合の出場停止の処分を受けたあと、新たな監督の人選や再発防止策などを盛り込んだ改善報告書を提出し、関東学生連盟が設けた委員会がその内容の検証を進めていました。

 関東学生連盟は31日夜、都内で臨時の理事会を開き、検証委員会の答申を賛成多数で承認して、日大の出場停止の処分を解除せず継続することを決めました。

 その理由について、「運動部を統括する保健体育審議会や日大全体で取り組まなければ実効性を伴わない施策は、その策定も実施もいまだ不確定・不十分であると言わざるをえず、十分な改善がなされたとは認められない」としています。

 これによって、日大アメリカンフットボール部は、来月末に始まる秋のリーグ戦には出場できず、今年度いっぱいは公式戦に復帰できない見通しとなりました。

 記者会見で関東学生連盟の柿澤優二理事長は、「関東の宝のようなすばらしいチームが秋のリーグに出られないのは、非常に重たい事実だ。学生の思いを想像するとつらいが、対戦校の選手の安全も担保しなければならない。アメフト部だけに押しつけた形になった日大のガバナンスについては、少なからぬ憤りを感じている。早急に改善策を実行して認められることを願っている」と述べました。

 日大アメリカンフットボール部は、今後、新しい監督に立命館大学元コーチの橋詰功氏が就任する見通しで、来年度以降の復帰に向けて新しい体制の下でチームの立て直しが進められることになります。

◇きっかけは「重大な反則行為」
 日本大学アメリカンフットボール部をめぐる問題は、ことし5月6日の関西学院大学との定期戦で、日大の選手がパスを投げ終えて無防備な状態の相手選手に対して後ろからタックルする重大な反則行為を行ったことがきっかけでした。

 その後、日大の選手は内田正人前監督と井上奨前コーチから反則行為の指示があったことを明らかにしましたが、2人は「意図的に指示はしていない」と否定していました。

 しかし、試合を主催した関東学生アメリカンフットボール連盟は反則行為の指示があったと認定し、内田前監督と井上前コーチを事実上の永久追放に当たる除名処分にしました。

 一方で、チームについては今年度のシーズン終了までの公式試合の出場停止の処分にしましたが、再発防止策やチーム改革を盛り込んだ改善案を提出すれば連盟が設けた検証委員会が31日までに処分を解除するかどうか判断するとしていました。

 このため、日大は外部の有識者で作る委員会で立命館大学元コーチの橋詰功氏を新たな監督に選んだうえで、監督やコーチが大学の要職を兼務することを禁止するなどの再発防止策を盛り込んだ改善報告書を今月17日に連盟に提出していました。

 このほか日大は独自に元検事などが参加する第三者委員会を作り、一連の問題の原因と背景を調査していましたが、30日、最終報告書を公表しました。

 この中で、反則行為は内田前監督と井上前コーチの指示で行われたと認定し、背景に内田前監督による独裁的な体制や大学内のチェック機能の欠如などがあったと指摘しました。

 そのうえで、問題を放置して説明責任も果たしていないとして日大トップの田中英壽理事長の責任を厳しく問いました。

 日大は30日、内田前監督と井上前コーチの懲戒解雇を決め、田中英壽理事長ら幹部10人が報酬の一部を自主返納することを発表しました。

◇日大理事長の説明責任も焦点
 ことし5月に発覚した日大アメリカンフトボール部の問題は30日、内田前監督と井上前コーチの懲戒解雇が決まったことに続き、チームの処分が決まったことで区切りを迎えました。

 日大は来月末から始まる秋のリーグ戦では復帰に備えて9月1日にすでに試合の予定が組まれていて、選手は先月末から全体練習を再開しています。

 しかし、処分が解除されないことが決まったことで、今年度いっぱいは公式戦に復帰できなくなりました。

 今後、新たな監督やコーチ陣のもとで残された選手たちのモチベーションを保ちながらチームの立て直しができるのかが課題となります。

 また、一連の問題を受けて日大の第三者委員会は、問題を放置して大学の信頼を失墜させたとして日大トップの田中英壽理事長の責任を厳しく指摘していて、今後、日大が組織改革を進めるとともに田中理事長が説明責任を果たせるかどうかも焦点となります。

◇日大アメフト部 「今後も改革に尽力」
 今回の決定を受けて日本大学アメリカンフットボール部は、「関東学生連盟からのご指摘を真摯に受け止め、今後とも部の改革に尽力して参りたい」とするコメントを発表しました。
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日大アメフト部が改善報告書を公表 外部からの監視体制作る
 日本大学アメリカンフットボール部は、重大な反則行為を受けてまとめた改善報告書を公表し、チームへの監視体制を作り、指導者への研修を行うなどして、新しい監督の下、二度と、反則をいとわない指導方針が生じないよう徹底するとしています。

 日大アメリカンフットボール部は、重大な反則行為を受けて、今月17日に関東学生アメリカンフットボール連盟に提出した改善報告書を27日夜、大学のホームページで公表しました。

 それによりますと、重大な反則行為が起きた主な原因について、内田正人前監督が大学の常務理事など要職にあって、コーチの人事など、部への影響力を持っていたことや、勝利至上主義に基づく指導方針の下、チーム内でルールや暴力に対する規範意識が鈍麻していたことを挙げています。

 そのうえで、再発防止策として、監督やコーチが日大の理事など要職を兼務することを禁止し、月1回をめどに、父母会と意見交換会を行うなど外部からの監視体制を作るとしています。

 さらには、監督やコーチへの研修を年に複数回実施するなどして、新たな監督の下、内田前監督の影響力を排除し、二度と、反則をいとわない指導方針が生じないよう徹底していくとしています。

 また、選手が自主的にまとめた反省点や改善案として、学生みずからのチーム作りや、倒れた選手に手を差し伸べることなどを挙げ、選手の意見をくみ取りながら改革を進めていくとしています。

 関東学生連盟は、提出された改善報告書を基に、チームが受けている公式試合の出場停止処分を解除するかどうか、今月31日までに判断することにしています。
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