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夜間に村議会 議員のなり手不足対応 長野・喬木村
 全国の地方議会で議員のなり手不足が深刻となる中、長野県喬木村の村議会は、日中、仕事をしている人も議員になりやすいよう、議会を開くのは原則、平日の夜間か休日とすることを決め、8日、初めての夜間議会が開かれました。

 総務省によりますと、定例議会を夜間・休日に開く取り組みは全国的に見ても極めて珍しいということです。

 長野県喬木村の村議会は人口減少や高齢化などを背景に、70代の議員が3分の1を占め、ことし6月の選挙が無投票になるなど議会存続への危機感が広がっています。

 こうした中、村議会は日中、仕事をしている人も議員になりやすいよう、議会を開くのは原則、平日の夜間か休日とする取り組みを今月開会した12月定例議会から始めました。

 8日は午後7時から初めての夜間議会として予算決算委員会が開かれ、村側が提出した補正予算案などの議案が審議されました。

 12人の議員たちは事前に配られた資料を読み込んできたということで、さかんに質疑が行われていました。

 総務省によりますと、定例議会を夜間や休日に開く取り組みは全国的に見ても極めて珍しいということです。

 夜間議会は予定の2時間で終了しましたが、質疑の時間が足りなかったという指摘もあり、村議会は今後1年間、試験的に行ったうえで継続するかどうか検討することにしています。
| 議会改革 | 14:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
東京都議会 飲食伴う会合への政務活動費支出禁止へ
 東京都議会は、各地で支出の在り方が問われている政務活動費について、新年会をはじめ、飲食を伴う地域の会合に議員が出席するための支出を今後、禁止することなどを決めました。

 7月の東京都議会議員選挙を受けて、議会改革を検討するための都議会の委員会は、改革の内容について各会派が協議しました。

 このうち、各地で支出の在り方が問われている政務活動費については、町内会の新年会をはじめ、飲食を伴う地域の会合に出席するための「会費」の支出を、今後禁止することになりました。

 また、現在22台ある議員専用の公用車については、運転する職員の雇用の関係などから、3年間かけて段階的に削減し、議長や副議長などが使う9台にしたうえで、使用目的を公務に限定するなど、運用を見直します。

 さらに、都議会のある建物内で、現在喫煙を認めているレストランを含め、来年の早い段階に全面禁煙とするほか、議会のペーパーレス化に向け本会議場での紙の資料配付をやめて、タブレット端末などで閲覧できるように変更します。

 木村基成委員長は、「都議会議員選挙では政務活動費をはじめ、議会の在り方について、都民から意見をいただいていたので、できるだけ早く結論を出さないといけないと思っていた。そうした思いを各会派が共有して、理解を得て合意できた」と述べました。
| 議会改革 | 07:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
党首討論 ことしは初のゼロに 制度形骸化の指摘も
 総理大臣と野党の党首が直接議論を戦わせる党首討論が、平成12年に導入されて以来初めて年間を通じて一度も行われないことが確実な情勢です。与野党双方から制度の形骸化も指摘され、党首討論の在り方そのものが問われています。

 総理大臣と野党の党首が論戦を行う党首討論は、国会審議の活性化に向けてイギリス議会の制度を参考に平成12年に導入され、民主党政権だった平成24年には当時の野田総理大臣が自民党の安倍総裁との討論で衆議院の解散を表明するなど与野党の論戦の舞台となってきました。

 党首討論は制度が導入された平成12年には8回開催されましたが、その後は減少傾向で、去年とおととしは2回、3年前の平成26年には1回にとどまりました。

 ことしは通常国会で一度も行われなかったほか、今の国会でも会期末が今月9日に迫る中で開催は予定されておらず、制度の導入以来初めて年間を通じて一度も行われないことが確実な情勢です。

 党首討論は1回の開催時間が45分にとどまるため、与野党双方から「より質問時間を確保できる予算委員会での質疑を重視した結果だ」と制度の形骸化も指摘され、党首討論の在り方そのものが問われています。
| 議会改革 | 20:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
政治資金収支報告書 13道府県はインターネット公表せず
 先月末までに総務省と全国の都道府県が公表した国会議員などの去年の政治資金収支報告書について、NHKが調べたところ、総務省がインターネットでの公表を呼びかけているにもかかわらず、13の道府県で実施されていないことがわかりました。

 専門家は、「政治資金の流れは政治家の活動を知るうえで重要な情報であり、国民が誰でも簡単にアクセスできるようにする必要がある」と指摘しています。

 総務省は平成16年以降、全国すべての都道府県に対して、政治資金収支報告書のインターネットでの公表を積極的に検討するよう毎年、通知しています。

 ところが、NHKが調べたところ、インターネットで収支報告書を公表しているのは、ことし新たに始めた福島県、長野県、静岡県、三重県、滋賀県、島根県、宮崎県の7つの県を含めても34都府県にとどまり、およそ3割の13の道府県では、いまだに実施されていないことがわかりました。

 ほとんどは人手不足や公開のための費用負担、住民の要望が少ないことなどを理由に挙げています。

 収支報告書は総務省や各都道府県に出向いて開庁時間であれば閲覧することができますが、インターネットで公表されていない場合、写しを入手するためには、情報公開請求が必要となり費用がかかります。

 政治資金に詳しい駒澤大学法学部の富崎隆教授は、「政治資金をどこから集めどのように使ったのかという情報は、政治家の活動を知るうえで重要な情報であり、インターネットを有効に使い国民が誰でも簡単にアクセスできるようにする必要がある。総務省は未公表の自治体に改めて呼びかけるべきだ」と指摘しています。

 未公表の道府県は、北海道、茨城県、新潟県、石川県、福井県、山梨県、京都府、兵庫県、広島県、山口県、愛媛県、高知県、福岡県です。
| 議会改革 | 13:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
政治資金の領収書 217件 が“未提出“
 NHKが総務省が公表した去年の政治資金収支報告書を調べたところ、国会議員が関係する10の政治団体が支出した合わせて217件分の領収書が「取得するのが難しい」という理由で提出されていなかったことがわかりました。

 しかし、NHKが支出先に確認したところ、ほとんどが「領収書を発行できる」と説明していて、専門家は「政治資金の透明化の抜け穴になるのを防ぐため制度の見直しが必要だ」と指摘しています。

 政治資金規正法は、国会議員が関係する政治団体が人件費を除いて1万円を超える支出をした場合は、原則として領収書を提出することが義務づけられています。

 NHKが、総務省が30日公開した去年の政治資金収支報告書を調べたところ、当時の国会議員が関係する10の政治団体が支出した合わせて217件分の領収書が「取得するのが難しい」という理由で提出されていなかったことがわかりました。

 提出されなかったのは、自民党や社民党などの国会議員が関係する政治団体が、宿泊先のホテルや事務所の家賃、ガソリン代などとして支出した合わせておよそ1600万円分の領収書です。

 総務省がまとめた手引きなどでは、支出を受けた人が死亡したケースや、銀行振込の場合など領収書を取得するのが難しい事情があった場合、例外的に領収書を提出しないことを認めています。

 しかし、NHKが領収書が提出されていなかった支出先のホテルや企業などに取材したところ、全体の8割以上が「領収書を発行できる」とか「請求書や明細書を送ることができる」と説明しました。

 政治資金に詳しい駒澤大学法学部の富崎隆教授は、「たび重なる政治とカネの問題を受けて国会議員の政治団体は支出の透明化が強く求められていて、一般企業と同じレベルの経理処理が必要だ。例外的なケースが抜け穴になるのを防ぐため制度の見直しが必要だ」と指摘しています。

 政治資金規正法では政治とカネの透明化を図るため、国会議員が関係する政治団体では人件費を除いて1万円を超える支出をした場合、すべての領収書を政治資金収支報告書に添付して提出することが義務づけられています。

 一方で、領収書を提出しないことを例外的に認めているのが、「徴難」、つまり領収書を取得するのが難しい事情があった場合です。

 総務省がまとめた手引きでは領収書の取得が難しいケースとして、支出を受けた人が死亡したり、銀行振り込みや口座振替などの決済方法で支出したりした場合を具体例として挙げています。

 しかし、領収書の取得が難しいかどうかは社会通念に照らして適切に判断する必要があるとしていて、振込明細書や口座引き落としの案内なども「領収書」に該当するとしています。

 領収書を提出しない場合には「徴難明細書」と呼ばれる書類にその理由や支出の内容を記載し、領収書の代わりに提出することになっています。

◇領収書提出しなかった政治団体は
 「取得するのが難しい」という理由で、総務省に提出されなかった領収書は、国会議員が関係する10の政治団体で、合わせて217件、総額およそ1600万円分に上ります。

 このうち最も金額が多かったのは、自民党の鈴木俊一オリンピック・パラリンピック担当大臣の資金管理団体「清鈴会」で、提出されなかった領収書は、事務所の家賃やガソリン代のほかコピー機のリース代、郵便代ホテルの宿泊代などとして支出した合わせて89件、650万円分に上ります。

 しかし、NHKの取材に対し、事務所の家賃の支出先の埼玉県内の女性は、「鈴木氏の事務所側から領収書を送るよう求められたことは一度もない。依頼があれば発行できる」と話しています。

 また、ガソリン代の支出先となっているカード会社の担当者は、「通常は利用したガソリンスタンドで領収書が発行されるほか、カード会社でも明細書を発行できる」と答えています。

 これについて、鈴木氏の事務所は、「今後は領収書を取得できない場合でも、振込明細書を添付するなどしてより明瞭な収支報告を行っていきたい」とコメントしています。

 次いで多かったのは社民党の福島みずほ参議院議員の資金管理団体「瑞穂と一緒に国会へ行こう会」や、関係する政治団体の「福島みずほ後援会」で、都内のホテルで開いた政治資金パーティーの会場費用や事務所の家賃、のぼりや看板の作成費用など合わせて合わせて19件、540万円分の支出の領収書を提出していませんでした。

 福島氏の事務所は、「銀行振り込みで代金を支払った場合は、領収書を提出しなくてよいと総務省が認めている。振り込みの明細書は事務所で保管しており外部の監査人にも確認した公明正大な会計処理だ」とコメントしています。

 自民党の山東昭子参議院議員が代表を務める「自民党東京都参議院比例区第三十三支部」は、ガソリン代やETC料金、電話料金、事務所の家賃など合わせて77件290万円分の領収書を提出していませんでした。

 山東氏の事務所は、「領収書を提出しなかったのは口座引き落としによる支払いで、総務省も領収書の取得が難しい例として銀行振り込みや口座振替による支払いを挙げている」とコメントしています。

 自民党の武見敬三参議院議員の資金管理団体「敬人会」で、海外出張の際のホテル代やレストランでの会議代など合わせて25件、130万円分の領収書を提出していませんでした。

 武見氏の事務所は、「領収書を発行できないと言われたケースや、海外出張の案件のみを、領収書を集めるのが困難なケースとして収支報告書に記載している」とコメントしています。
| 議会改革 | 02:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
自民党・神谷昇衆院議員 解散前後に市議に現金配る
 先月行われた衆議院選挙で比例代表近畿ブロックで復活当選した自民党の神谷昇衆議院議員が、解散前後の9月に、地元・大阪府の2つの市の市議会議員に現金を配っていたことがわかりました。

 専門家は、公職選挙法に抵触する可能性があると指摘しています。一方、神谷議員は、現金を配ったことを認め、政治活動費なので違法性はないとしています。

 自民党の神谷議員は、先月の衆議院選挙で、大阪・和泉市や岸和田市などの大阪18区から立候補して比例代表近畿ブロックで復活当選しました。

 神谷議員本人や複数の市議会議員によりますと、神谷議員は衆議院の解散前後の9月に地元の和泉市と岸和田市の市議会議員14人に、それぞれ10万円または20万円ずつ、合わせて210万円を配ったということです。

 和泉市では、本人が秘書とともに市議会の2つの会派の控え室を訪れ、11人に封筒に入った現金を手渡し、岸和田市では秘書が3人に現金を配ったということです。受け取った14人全員が現金を返したということです。

◇神谷議員「法律違反には当たらない」
 自民党の神谷昇衆議院議員は、国会内で記者団に対し、衆議院選挙前のことし9月、地元の市議会議員に現金を配ったことを認めたうえで、政治資金規正法にのっとった行為で法律違反には当たらないという認識を示しました。

 この中で、神谷議員は、衆議院選挙前のことし9月下旬、地元の大阪・和泉市と岸和田市の市議会議員合わせて14人に1人当たり10万円から20万円、合わせて210万円を配ったことを認めました。

 そのうえで、神谷氏は、「すぐ、全員からお返しいただいたが、自民党の選挙区支部から市議会議員の後援会に政治活動費として渡したもので、領収書も添付しており、買収するとか隠すとかいうことは全く考えていない」と述べました。

 そして、神谷氏は、「政治団体から政治団体への寄付行為は、政治資金規正法でも許されている。法律違反をしたという思いはなく、何らやましいことはないので、政治活動はこれまで以上に頑張りたい」と述べました。

 神谷氏は、先月の衆議院選挙で大阪18区から立候補し、重複立候補した比例代表の近畿ブロックで復活当選しました。

◇市議たちは…
 大阪・和泉市議会の無所属、大浦方至議員は、「市役所の議員の部屋で秘書から封筒を手渡された。中身は見ていないが、すぐに現金だと思った。渡される際に『変なお金ではない』と説明され、『よろしく』と言われた。こういうことは初めてで、誤解を受けるのも嫌だと思い、すぐに返した」と話しています。

 和泉市議会の無所属、杉本淳議員は、「ことしの9月28日ごろに和泉市役所にある私たちの会派の部屋に神谷議員と秘書の方が来て『応援よろしくお願いします』と言われて、その場にいた全員が現金の入った封筒を手渡されました。中身はきちんと確認しませんでしたが、10万円くらい入っていたと思います。私は無所属ですが、自民党に所属する人はその倍の金額を手渡されていたようです。選挙が近い時期だったので選挙の応援という意味だったと思いました。その場にいた全員でこれはよくないと話し合い、私はその日に現金を返しました」と話していました。

 和泉市議会の自民党系無所属の坂本健治議員は、「神谷議員が急に会派の控え室に来て封筒を差し出し『領収書があるので法律には触れない』と言われた。何のことかと思い、受け取った封筒の中をあとで確認すると現金が入っていた。これはまずいと思い、会派の幹事長を通じて神谷議員の秘書に返した」と話していました。

 和泉市議会の自民党系無所属の山本秀明議員は、「9月下旬に神谷議員と秘書が封筒を持って控え室に来て『よろしくお願いします』というようなことを言われた。中身は見なかったが、ほかの議員から現金が入っていたと聞いた。神谷議員からは『自分が話す演説会を開いてほしい』という言葉もあったと記憶している。これはいけないと思ったし、会派の中で返却したほうがいいという結論になり、代表者が一括して返した」と話しました。

 岸和田市議会の自民党、反甫旭議員は、「ことしの9月末、和泉市で大阪18区の選挙の会議が開かれた後、会派の市会議員から封筒を渡された。中には現金と領収書が入っていて、宛名が選挙区支部だったので選挙活動費と思ったが、時期が時期だけに誤解が生じてはいけないと思い後日、現金を返しに行った。選挙の直前に現金を渡すのは、グレーだと思った」と話しています。

◇専門家「買収になりうる」
 政治と金の問題に詳しい神戸学院大学法学部の上脇博之教授は、「政治団体の間の寄付だとしても、選挙のための具体的な働きかけをしていれば、公職選挙法違反の買収になりうる。また、政治団体の間の資金のやり取りであれば本来は口座を使えばよく、立候補している立場で本人がわざわざ現金を手渡す必要はないはずだ。不適当だと感じて返した人たちが複数いることから見ても、本当に問題のある働きかけがなかったのか、警察や検察が捜査をするなど真相を明らかにすべきだ」と話しています。

◇自民 二階幹事長「しっかり説明してもらうことが肝要」
 自民党の二階幹事長は記者会見で、「本人から詳細な説明や報告はまだ受けていないが、疑惑が持たれた場合は、しっかりとした説明をして納得してもらうことが肝要だ。本人が違法性の認識はないと主張している以上、何が真相か見極めてもらうことを期待したい」と述べました。

◇公明 井上幹事長「自民党が説明責任を」
 公明党の井上幹事長は記者会見で、「自民党として、きちんと調査することが必要ではないか。市議会議員に渡ったお金がどういう性格のものなのか、純粋に政治活動に対する寄付なのか、あるいは公職選挙法で禁じる寄付行為に当たるのか、買収に当たるのかなどについて、党が説明責任を果たすべきだ」と述べました。

◇立民 福山幹事長「少し驚いた 金の性質がポイント」
 立憲民主党の福山幹事長は国会内で記者団に対し、「少し驚いた。お金の性質は一体何なのか、選挙協力の依頼をしたのかどうかが大きなポイントになってくると思う。まだ詳細がわからないので、成り行きを見ていきたい」と述べました。

◇共産 笠井政策委員長「自民党の自浄作用問われる」
 共産党の笠井政策委員長は記者会見で、「自民党の公認なので、政党としての自浄作用が問われる。選挙前に、このような形で、票の取りまとめを依頼したとすれば、買収の疑いがあるので、『大丈夫だ』という話では済まされない」と述べました。
| 議会改革 | 08:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
乳児抱いて市議が議場に…議長注意、開会遅れる
◎<熊本市議>議場に赤ちゃん「子育て女性も活躍できる場に」
 (11月22日(水) 22:49配信 毎日新聞)

 22日に開会した熊本市議会の定例会で、緒方夕佳(ゆうか)市議(42)が生後7カ月の長男を抱いて議場に入場したため開会が40分遅れる混乱があった。議員や職員以外が議場に入ることは規則で禁じられているが、緒方市議は「子育て中の女性も活躍できる市議会であってほしかった」と説明した。市議会は事前に通告なくルール違反を強行したとして問題視する一方、子育て世代の議員のための環境整備について議論を進める方針だ。

◇議場混乱 40分遅れ
 緒方市議は、本会議が始まる午前10時前に長男を抱いて議場の自席に着席した。市議会は「議員や職員以外は傍聴人とみなす」とした上で傍聴規則で「傍聴人は会議中に議場に入ることができない」と定めているため、澤田昌作議長が退場を促した。しかし、緒方市議が聞き入れなかったため別室で協議。長男を友人に預けることで合意したため予定より40分遅れて開会した。

 緒方市議は1期目で、1人会派「和の会くまもと」に所属。長男を出産した4月以降、「出産後の体調不良」を理由に議会を欠席しており、本会議出席は約8カ月ぶりだった。妊娠が判明した昨年から、乳児を連れての本会議出席や市議会への託児所設置を議会事務局に訴えてきたが、前向きな回答を得ることができず子連れでの入場に踏み切ったという。

 緒方市議の行動について、自民党の原口亮志市議は、「個人的な理由で議事進行を妨げたのは問題で懲罰の対象だ」と批判。共産党の那須円市議は、「事前に議会運営委員会に相談すべきだった」としながら「欧州では乳児を連れて議場に入ることもある。子育て世代の議員活動について議論が必要だ」と述べた。

 澤田議長は、「子育てが大変で思い詰めた部分もあったのだろう。子連れでも議会に参加できる仕組みを考えたい」と述べ、近く開催する議会活性化委員会で議論する方針を示した。

◇一石投じた/母親の声代弁/結果的に反感…賛否両論
 緒方市議の行動には識者や市民から賛否両論の声が相次いだ。

 女性議員の動向に詳しい「市川房枝記念会女性と政治センター」の久保公子事務局長は、「静粛な審議の場である議場に乳児を連れて入ることは適切ではなく賛成できない」と指摘しつつも、「若い女性たちが子供を産み育てながら政治参画するように今後ならなければならない。そうした問題提起のために投じた一石なら勇気ある行動だと思う」と話した。

 生後5カ月の次男がいる熊本市中央区の会社員、高尾絵里さん(33)は、「小さい子供がいて働きたくても働けない母親たちの声を代弁した行動」と支持。生後5カ月の長男がいる同区の主婦、田中紗也加さん(29)は、「議会の開始が遅れて他の議員にも迷惑がかかり、結果的に周囲の反感しか買わない行動だったのではないか」と疑問を投げかけた。

 一方、20年前から子連れ出勤を推進する茨城県つくば市の授乳服メーカー「モーハウス」の光畑由佳代表は、「特に赤ちゃんの間は母子が一緒にいた方がいい」と託児よりも同伴するメリットを指摘。その上で「社員には子供のせいで仕事が中断したり、打ち合わせ相手に迷惑をかけたりしない心がけも求めている」と強調した。

 ワークライフバランス研究所(福岡市西区)の雁瀬暁子代表は、「公の立場の人たちの意識が変わることで、男女平等が真に当たり前の社会になるはず」と今後の議論に期待を寄せた。

◎熊本市議会で女性議員が子連れ出席求めて賛否 事務局は「子育ては応援したいが、ルールを破るのはだめ」とコメント
 (2017年11月22日 18:21 キャリコネ)

 熊本市議会で11月22日、女性議員が生後7か月の赤ちゃんを連れて会議に出席しようとしたため、会議開始が40分遅れるトラブルがあった。出席を試みたのは緒方夕佳議員(42)で、ネットでは、「パフォーマンスなのでは」「大賛成。何目くじら立ててるんだかって感じ」など、賛否両論が沸き起こっている。

 同市議会の傍聴規則10条では、「傍聴人は、会議中いかなる事由があっても議場に入ることはできない」と定められている。市議会事務局の担当者は、「たとえ議員のお子さんでも傍聴人とみなされますから、入場はできません」と説明する。

◇「苦労している女性議員多い。どんどん声を上げてほしい」
 事務局によると、会議開始前、子どもを連れて議場に入った緒方議員からは「自身は子育て世代の代表として話をしている」との主張があったという。議員や議長、事務局らは「子育てについては応援しているが、議会には議会のルールがある。それを破られるのは困る」と説得した。

 緒方氏は子どもを知人に預けて出席することになり、会議開始が遅れた。話し合いは双方声を荒げることもなく穏やかに行われたそうだ。市議会事務局としては今後、議会規則の変更を検討する予定は当面ないという。

 海外には、子連れで議会に参加することを認めている国もある。オーストラリアでは昨年、規則が改定され、子連れでの議会入場が認められるようになった。アイスランドでも昨年、子育て中の女性議員が授乳しながら答弁に答え、話題を呼んだ。

 著名人や他の県議会議員からも様々な声が出ている。先日、オムツ交換台が男性トイレに無い問題を指摘したお笑いコンビ、飛び石連休の藤井ペイジさんは、ツイッターで

 「うちも小さい子がいるもんで気持ちは分かるけど、赤ちゃんがいても働きに出やすい世の中にする事と、どんな職場にも赤ちゃんを連れて入れるようにする事は話が違うでしょ。誰でも安心して気軽に使える託児所が欲しいなあ」

 と、緒方議員の行動に首をひねる。一方、広島県議会議員の佐々木允氏は

「預かってもらえる人もおらず苦労している女性議員は多い。どんどん声を上げてほしい」

と好意的なツイートをしていた。

 なお、緒方議員は一昨年、宿泊を伴う視察に子どもを同伴出来るよう議会や議会事務局に求めていた。事務局はこの要請を、「同伴者の旅費は自費であること」「視察先の会議には同席しないこと」を条件に認めている。
| 議会改革 | 08:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
全国町村議会議長会 議員のなり手確保で要望採択

 全国町村議会議長会は22日、東京都内で大会を開き、地方議員のなり手不足が深刻だとして、法律で規制されている議員の兼職や兼業を緩和するなど多様な人材の確保に向けた環境整備を求める重点要望を採択しました。

 地方議会の議員をめぐっては、人口がおよそ400人と離島を除いて全国で最も少ない高知県大川村で、一時議会に代わって有権者が直接議案を審議する町村総会の設置が検討されるなど、なり手不足が深刻化しています。

 こうした中で、22日、全国927の町村議会の議長でつくる全国町村議会議長会は、東京都内で定例の大会を開き、なり手不足を解消するための、重点要望を採択しました。

 具体的には、法律で規制されている議員の兼職や兼業を緩和することや若い議員に対する特別な手当を創設すること、それに地方議会について学ぶ機会を学校教育で多く設けることなど多様な人材の確保に向けた環境整備を求めています。

 全国町村議会議長会は、こうした重点要望を総務省に提出するなど、今後働きかけを行うことにしています。
| 議会改革 | 12:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
女性議員が議会に子連れ出席求め 開会遅れる 熊本市議会

 22日開会した熊本市の定例市議会で、女性議員が生後7か月の長男と一緒に出席しようとし、対応を話し合うため開会が40分遅れました。

 議員は、「子どもと一緒に議会に参加して発言できる仕組みを整えるよう主張したかった」と話しています。

 熊本市の定例市議会は22日開会し、午前中、本会議が行われました。

 しかし、開会前、緒方夕佳議員(42)が、生後7か月の長男と一緒に出席しようとしてほかの議員から退席を求める声が上がったため、議長や議会運営委員会の委員などを交えた話し合いが行われました。

 熊本市議会の規則では、本会議中はいかなる理由があっても議員以外は議場に入ることができないとされていて、緒方議員は結局、長男を友人に預けて出席し、市議会は40分遅れで開会しました。

 緒方議員は、おととしには議員の宿泊を伴う視察への子どもの同伴を認めるよう議会や議会事務局に求め、市議会は条件つきでこれを認めています。

 緒方議員は、本会議のあと記者団に対し、「子育て世代の代表として、子どもと一緒に議会に参加して発言できる仕組みを整えるよう主張したかった。子育て中の女性が活躍できるような市議会になってほしい」と述べました。

 全国市議会議長会は、「議員が子どもを連れて議会に出席しようとしたケースはこれまで聞いたことがない」としています。

◎乳児抱いて市議が議場に…議長注意、開会遅れる
 (11月22日 讀賣新聞)

 熊本市議会で22日、緒方夕佳市議(42)(無所属、1期)が議会開会前に無断で0歳児の長男と議場に入り、開会が約40分間遅れる事態となった。

 議会は長男を傍聴人とみなし、関係者以外の議場への立ち入りを禁じる傍聴規則に違反するとして緒方市議に注意した。

 緒方市議は午前10時の開会直前、長男を抱いて議場の席に座った。議長が注意し、開会時間を遅らせた。緒方市議は議長室で議長と協議した後、長男を友人に預けて1人で議場に現れ、同40分頃に開会した。この日は11月定例会初日だった。

 市議会事務局によると、長男を連れて議会に出席するとの事前連絡はなかったという。傍聴規則では「傍聴人は、会議中いかなる事由があっても議場に入ることはできない」と定めている。
| 議会改革 | 21:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
「よりよい日本の未来へ」 子ども国会が宣言採択し閉会
 全国の小学生が集まって意見を交わす「子ども国会」は、31日、本会議を開き、東京オリンピック・パラリンピックの成功に向け日本全体で盛り上げていくなどとする「子ども国会宣言」を採択して閉会しました。

 30日に開会した「子ども国会」は、31日午前、参議院本会議場で本会議を開き、「私たちがつくる未来」をテーマに6つの委員会に分かれて議論した内容が報告されたあと、「子ども国会宣言」の採決を行い、賛成多数で採択しました。

 「子ども国会宣言」は、東京オリンピック・パラリンピックの成功に向け日本全体で盛り上げていくことや、みんなが安心して生活できる社会にするために、お年寄りや体が不自由な人の気持ちを理解し、地域の人たちと絆を深めていくなどとしています。

 本会議には、安倍総理大臣も出席し「日本の未来を担うみなさんには、未来をよりよい世界にするよう頑張ってほしい」とエールを送りました。

 最後に、議長の1人を務めた長野県の小学6年生眞島英仁くんが、「ここで得た経験を生かし、よりよい日本の未来を作るために頑張りたい」と述べ、「子ども国会」は閉会しました。
| 議会改革 | 00:08 | comments(0) | trackbacks(0) |