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ASEAN 海のごみ削減へリサイクル推進
 ASEAN(東南アジア諸国連合)の首脳会議に合わせて、世界的に深刻な問題となっているプラスチックなどの海洋ごみの削減に向けた対策が22日話し合われ、リサイクルの推進などに向け、加盟国が連携を強化することで合意しました。

 ASEAN(東南アジア諸国連合)の首脳会議は22日、タイの首都バンコクで、加盟10か国の首脳や閣僚が出席した関連会議が開かれ、プラスチックなどの海洋ごみの削減に向けて加盟国の連携強化をうたった「バンコク宣言」と行動指針を採択しました。

 この中では、加盟各国が海洋ごみの削減に向けて法規制を強化していくことや、プラスチックごみの削減、再利用、それにリサイクルを推進することを盛り込んでいます。

 世界的に深刻な問題となっている海に流れ出るプラスチックごみをめぐっては、経済成長とともにインドネシアやフィリピンなどASEANの国々も主要な排出国となっていて、ASEANとしては今回の行動指針をもとに対策を加速させたい考えです。

◎ASEAN、海洋ごみ削減で連携 バンコク宣言採択
 (2019/6/22 23:16 日本経済新聞)

 東南アジア諸国連合(ASEAN)は22日、タイのバンコクで開催中の首脳会議で、海洋ごみの削減に関する連携の拡大をうたった「バンコク宣言」を採択した。

 同時に発表した行動枠組みでは、各国が重点的に取り組むべき分野と推奨する活動を定めた。海洋ごみ削減の対策や科学的な調査の実施を求めている。

 東南アジアは廃プラスチックをはじめとした海洋ごみの排出が多く、海洋汚染が問題となっている。

 宣言は、「環境を保護し、海洋資源を持続可能な形で利用していくためにASEAN各国が協力を強めなければならない」としている。

 行動枠組みは、「政策・計画の立案」、「調査・研究」「啓発・教育」「民間部門の参画」の4分野にわかれる。

 人々の行動を変えるために啓発活動に取り組むことや、企業による海洋ごみ削減の活動を支援することなどを盛り込んだ。
| 環境とまちづくり | 13:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
全国40以上のマンションで耐震構造の施工ミス見つかる

 地震の衝撃を逃がすため多くのマンションで導入されている「構造スリット」と呼ばれる耐震構造の施工ミスが、東日本大震災以降、少なくとも全国40以上のマンションで相次いで見つかっていたことが複数の専門家の調査で分かりました。

 専門家は、「施工ミスによって大地震の際に建物が倒壊するおそれもあるが、実際に被害が出ないと発覚しないケースが多く、こうしたミスは多くのマンションで潜在化している可能性がある」と指摘しています。

 「構造スリット」は、地震の揺れで建物が損傷するのを防ぐため柱と壁などの間に隙間を入れて地震の衝撃を逃がす耐震構造で、平成7年の阪神・淡路大震災を教訓に、マンションなど鉄筋コンクリートの多くの建物で導入されています。

 しかし、東日本大震災以降、マンションの管理組合から委託を受けた東京の不動産コンサルタント会社や1級建築士が調べたところ、この構造スリットが設計どおりに施工されていなかったり、隙間に入れる緩衝材がねじれたりする施工ミスが、少なくとも全国40以上のマンションで相次いで見つかっていたことが分かりました。

 関係者によりますと、このうち大手不動産会社が販売した愛知県内のマンションではことし1月、構造スリットの施工ミスによって柱の一部が欠損していことが分かり、会社側がミスを認めて住民側に謝罪し、今月まで補修工事が行われました。

 構造スリットが設計どおりに施工されていない場合には建築基準法に抵触するおそれがありますが、専門家によりますと、構造スリットはコンクリートの中にあって外からは見えないため、実際に地震で被害が出たりひび割れなどの不具合が起きたりして調査しないかぎり、施工ミスが発覚しないケースが多いということです。

 マンションの耐震構造に詳しい大阪大学の鈴木計夫名誉教授は、「柱が欠損するなどの重大な施工ミスがあれば建物の強度が下がり、大地震の際には倒壊するおそれもある。こうしたミスは多くのマンションで潜在化している可能性があり、改めて調査を進めるべきだ」と指摘しています。

◇「構造スリット」の仕組みと役割
 「構造スリット」は、地震の揺れで建物が損傷するのを防ぐためマンションの屋台骨となる柱と壁、はりの間に数センチほどの隙間を入れる耐震構造です。

 柱と壁などが密着していると、地震の揺れの衝撃が特定の柱に集中して建物が損傷するリスクが高まります。

 このため柱と壁、はりの間に隙間=スリットを設けることで揺れが吸収され柱にかかる衝撃が和らげられる仕組みで、隙間にはスリット材と呼ばれる緩衝材を入れ、クッションの役割を果たします。

 構造スリットは平成7年の阪神・淡路大震災を教訓に、マンションなど鉄筋コンクリートの多くの建物で導入されましたが、専門家によりますと、8年前の東日本大震災で被害を受けたマンションを調べたところ、構造スリットに欠陥があるケースが複数見つかったということです。

 施工ミスは、設計どおりに構造スリットが施工されず、実際には柱と壁が密着していたり、建設中に柱や壁にコンクリートを流し込む過程でスリット材がねじれたりするケースが多く、ねじれたスリット材が食い込んで柱の一部が欠損し、建物の安全性に重大な影響が出るケースも見つかっているということです。

 構造スリットが設計どおりに施工されていない場合には建築基準法に抵触するおそれがあります。

◇施工ミス実際のケースは
 大手不動産会社が販売した愛知県内のマンションでは、ことし1月、「構造スリット」の施工ミスで柱の一部が欠損する重大なミスが見つかりました。実はこのマンション、3年前にも構造スリットの施工ミスが見つかっていました。

 修繕工事を行ったことがきっかけとなり、設計ではおよそ550か所に施工されているはずの構造スリットが全体の6割近くに当たる300か所以上で、実際には施工されていなかったり、隙間に入れる緩衝材がゆがんだりしていたことが明らかになっていたのです。

 関係者によりますと、この際、会社側は施工ミスを認めて第三者機関による検証と補修工事を行い、去年5月「安全性は回復された」とする書面を住民に配布しました。

 しかしその後、マンションの管理組合の委託を受けた1級建築士が再び調査したところ、構造スリットの施工ミスが新たに9か所で見つかり、このうち2か所は隙間に入れた緩衝材がゆがんで柱の一部が欠損する重大なミスだったことが分かったということです。

 これに対し会社側は、「安全性には問題がなく再調査の必要はない」などといったん回答しましたが、その後「一方的な思い込みから尚早な回答を行い、多大な心労をおかけした」などとして判断の誤りを認め、社長が住民側に謝罪する事態になりました。

 このマンションでは会社が費用を負担し、今月まで追加の補修工事が行われました。NHKの取材に対し会社側は「個別案件の詳細については回答を控える」などとしています。

◇大手住宅メーカーミス認め改修工事することで住民と合意
 大手住宅メーカーが販売した別の愛知県内のマンションでは、去年の検査で、設計どおりに「構造スリット」が施工されていないミスが見つかりました。

 会社側は重大なミスではなく「直ちに安全上の問題はない」としていますが、今月、会社が費用を負担して改修工事を進めることで住民側と合意したということです。

 会社側は、「今のところ、ほかのマンションで同じようなミスは見つかっていないが、今後の検査でミスが判明すれば適切に対応したい」としています。

◇施工ミスを見つけるためには
 「構造スリット」の施工ミスを見つけるにはどうしたらよいのでしょうか。

 専門家が注目すべきだとしているのが、マンションの外壁の柱と壁の境目の部分。この部分の周辺でひび割れがあったりタイルが剥がれ落ちたりしていると構造スリットに施工ミスがある可能性があるということです。

 専門家は、「住民側も無関心にならず、ひび割れなどを見つけたら速やかに販売元などに相談して、専門家による調査を行ってもらうほか、修繕工事の際には重点的にチェックし、施工ミスがあれば補修工事をさせる必要がある」と話しています。

◇1級建築士「人命に関わる隠れた重大欠陥」
 建物の構造設計を行う1級建築士の男性は、「構造スリットは1か所入れ忘れただけで建物の強度が半分程度になる可能性もあり、柱が欠損するようなミスも絶対に避けなければならない。大地震の際には施工ミスによって柱が折れたりする可能性もあり、人命に関わる重大な問題だ」と話しています。

 そのうえで、「構造スリットは外からは見えないコンクリートの中にあり、ひび割れなどの不具合が起きて調査しないかぎり施工ミスが発覚しないケースが多いため、一般的にはまだ身近な危険として認識されていない隠れた重大欠陥と言える。かなりの数の施工ミスがまだ潜在化しているものとみられ、国は調査の方法などを整備していく必要がある」と指摘しています。
| 環境とまちづくり | 05:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
世界救うか、ペットボトル食べる細菌
 イデオネラ・サカイエンシスという細菌が話題になっています。

 プラスチックを食べる性質が特徴で、ここ最近プラゴミが世界的な問題になったことで、急激に注目を浴びるようになりました。

◎ペットボトルむしゃむしゃ 堺で発見の細菌、世界救う?
 (2019/06/20 12:40 朝日新聞社)

 堺市内で見つかった細菌が世界の注目を集めている。

 ペットボトルを「食べる」性質があり、プラスチックごみ対策の切り札にしようと各国で研究が進んでいる。

 プラごみによる海洋汚染が国際的な問題となっており、プラごみ削減は今月末に大阪市で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議の主要テーマのひとつ。

 大阪発の細菌が世界規模の課題の救世主となるかもしれない。

 この細菌は堺市内のペットボトルの処理工場で、京都工芸繊維大の小田耕平教授(現・名誉教授)らが見つけた。

 発見場所にちなんで、2005年に「イデオネラ・サカイエンシス」と学名がついた。

 その後、慶応大に在籍していた吉田昭介さん(現・奈良先端科学技術大学院大特任准教授)らの研究で、この細菌は特殊な2種類の酵素を出して、ペットボトルなどの素材として利用されているポリエチレンテレフタレート(PET)を分解し、栄養源としていることがわかった。

 厚さ0.2ミリのPETを、約1カ月で二酸化炭素と水にまで分解するという。
| 環境とまちづくり | 00:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
世界の難民 過去最多7080万人に 国連 米欧豪の姿勢に懸念も
 国連の難民などに関する最新の報告書で、紛争や迫害による世界の難民や避難民の数が7000万人を超えて、これまでで最も多くなったことが明らかになりました。

 一方で、難民や避難民を脅威として扱うようになった欧米諸国に懸念を示し、連帯の必要性を強調しました。

 UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、国連が定める今月20日の「世界難民の日」を前に19日、最新の報告書を発表しました。

 それによりますと、去年末の時点で、紛争や迫害などによって国外に逃れた難民や家を追われた国内避難民は、これまでで最も多い7080万人に上り、前の年より230万人増えて6年連続で増加しています。

 増加を続ける背景の1つは避難の長期化で、8年前から内戦が続く中東のシリアでは現在もおよそ1300万人が国の内外で避難を続けています。

 また、南米のベネズエラでは、政治と経済の混迷で食料や医薬品などが不足し、新たに400万人が隣国に逃れたとされています。

 一方で、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどこれまで難民を受け入れてきた国々が、社会の安定を脅かす存在として扱うようになったと懸念を示しました。

 UNHCRのグランディ難民高等弁務官は、「連帯の危機だ。難民や移民を問題から逃れた人ではなく問題を抱える人だと定義している」と述べ、国際社会の連帯が必要だと強調しました。
| 環境とまちづくり | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
インド 最高気温45度超 厳しい熱波で200人超が死亡

 インドでは、各地で最高気温が45度を超えるなど厳しい熱波に見舞われて、これまでに200人以上が死亡し、当局が警戒を呼びかけています。

 インドでは、今月に入って西部のラジャスタン州で50度8分を記録したほか、首都ニューデリーでも、6月では過去最高の48度を記録するなど、各地で45度を超える厳しい熱波に見舞われています。

 気温は夜間になっても下がらず、最低気温が35度という地域も出ています。

 この熱波の影響で、熱中症などで死亡する人が相次ぎ、東部のビハール州では、工事現場や畑など屋外で仕事をしていた人83人が亡くなるなど、当局が把握しているだけでインド全土で207人が死亡しました。

 ビハール州では子どもを中心に脳炎とみられる症状の患者が急増していて、熱波による気温の上昇によって、患者が亡くなるケースが相次いでいるということです。

 インドの気象当局によりますと、各地の最高気温が例年に比べて、5度ほど高くなっているのに加えて、雨期の到来も遅れているため、各地の都市で急激に気温が上がっているということです。

 熱波はさらに1週間ほど続きそうだということで、当局は、日中の外出を控え、十分に水分を補給するなど、警戒を呼びかけています。
| 環境とまちづくり | 19:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
G20環境閣僚会合 海のプラごみ対策で国際的枠組みを
 G20(主要20か国)のエネルギーや環境を担当する閣僚による会合は16日午後、共同声明を採択し閉幕しました。声明には、海のプラスチックごみについて緊急の行動が求められるとして、各国に対策を促すための国際的な枠組みを作ることなどが盛り込まれました。

 長野県軽井沢町で15日から開かれていたG20の閣僚会合は16日午後、議論の成果となる共同声明を採択して閉幕しました。

 声明では、主要な議題となった海のプラスチックごみについて「海洋生態系や人々の暮らし、漁業などに対する負の影響や、人間の健康に対する負の影響の可能性を鑑みると、緊急の行動が求められる」としています。

 そのうえで、各国が海のプラスチックごみの削減に向けた対策の進捗状況を定期的に国際会議で報告し共有する枠組みを作ることが盛り込まれました。

 報告する対策の例として、プラスチック製品のリサイクルや、プラスチックごみの適正な回収などが挙げられていて、進捗状況を明らかにすることで各国にさらなる対策を促し、世界全体での削減につながると期待されています。

 また、エネルギー分野では、ホルムズ海峡付近で起きたタンカーへの攻撃を念頭に、市場の安定や、エネルギーの供給が断たれるのを防ぐインフラの重要性を強調しています。

 地球温暖化対策では、気候変動による被害を減らすための対策の重要性を強調したうえで、各国に参考にしてもらうため、優良な取り組みを集めた「行動計画集」を策定することが盛り込まれました。

◇共同声明に盛り込まれた具体的取り組み
 G20(主要20か国)のエネルギーや環境を担当する閣僚による会合で採択した共同声明には、会合で合意した具体的な取り組みが盛り込まれています。

 1つは、海のプラスチックごみの対策を各国に促すための国際的な枠組みを作ることです。G20の各国は自主的にプラスチックごみの削減などの対策に取り組み、その進捗状況を、毎年開かれる国際会議で報告し共有します。自国の状況を公にし他国の取り組みを学んでもらうことで、対策を促進するねらいがあります。1回目の報告の場となる会議は、ことし秋にも日本で開かれる予定です。

 G20各国の研究機関のリーダーが参加する国際会議を開催することも盛り込まれました。

 二酸化炭素の大幅な削減に向けて、再生可能エネルギーの技術の最新の研究などについて意見を交わす場で、研究者が連携することで技術の共同開発などが進み、各国の取り組みが加速することが期待されています。この会議は、ことし秋に日本で開かれる予定です。

 自然災害など気候変動による被害を減らすためのG20各国の対策を集めた「行動計画集」の策定も明記されました。

 行動計画集には、自国内や二国間などの取り組みの先進事例などを盛り込むことにしていて、各国が気候変動対策を進めるうえで重要なツールになるとしています。

◇環境相「地球規模の課題 一層前進させる」
 原田環境大臣は閣僚会合の閉幕後の記者会見で、「海洋プラスチックごみの対策実施枠組みなどに合意し、大きな成果を挙げることができたと思っている」と述べました。

 そのうえで、「世界が一丸となって地球規模の環境課題の解決に向けた取り組みを一層前進させるよう、引き続き全力で取り組んでいきたい」と述べました。

◇米EPA長官「海のプラスチックごみ さらに取り組みを」
 アメリカのEPA(環境保護局)のアンドリュー・ウィーラー長官は、海のプラスチックごみの削減に向けた枠組みを作ることで合意したことについて、「この問題を国際的な場で強調したことは、非常に重要だと思う。日本は議長国としてとてもいい役割を果たした。私たちは今後、さらに取り組みを進めていかなければならない」と話していました。

 一方で、アメリカのトランプ政権が脱退を表明している地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」について、今回の会合で議論が十分に行われなかったのではないかという指摘が出ているという質問に対し、「この場が議論するのにふさわしい場かは疑問だ。20か国もいるのだから、合意できるテーマに焦点を当てて議論したほうが建設的だと思う」と話していました。

◇メキシコ「気候変動 もっと早く動き出すべき」
 メキシコで環境政策を担当する高官は、「海洋プラスチック問題はとても複雑だが、枠組みの合意は解決するための初めのステップになる」と述べました。

 一方で、気候変動の問題について議論が不十分だったとして、「私たちはもっと早く動き出さなければならない」と述べました。

 そのうえで、「世界中の温室効果ガスの排出を削減するというゴールに向けてスピードアップさせる機会はまだ残っている」と述べ、今後の国際会議での議論に期待を示しました。

◇専門家「日本は今後もリーダーシップを」
 環境政策に詳しく国際交渉の経験もある神戸大学の長谷部正道客員教授は、「具体的な議論がなされ、一定の成果はあったといえる」と評価しました。

 そのうえで、共同声明に盛り込まれた海のプラスチックごみの対策を各国に促すための国際的な枠組みについて、「ごみの削減目標などを作り、それをいつまでに達成するかを決めることで、初めて実効性のある国際的な取り組みになる」と述べました。

 さらに、地球温暖化の問題については、「直ちに世界が取り組んでいかなければいけない問題だ」としたうえで、今回の議論について、「G20はメンバーも限られ、立場の違う国も多いので、詰めた議論ができないことはしかたがない」と述べました。

 そして、「日本は議長国として健闘をしたとは言えるが、地球環境やプラスチックの問題は一過性の問題ではないので、今後もリーダーシップを発揮していってほしい」と期待を示しました。
| 環境とまちづくり | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
西〜北日本 16日にかけ荒れた天気に 土砂災害などに十分注意
 低気圧と前線の影響で西日本で激しい雨が降っています。

 西日本から北日本にかけての広い範囲で16日にかけて風が強まり、激しい雨が降る荒れた天気になる見込みで、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、強風や高波などに十分注意するよう呼びかけています。

 気象庁によりますと、九州付近にある前線を伴った低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、西日本と東日本を中心に大気の状態が不安定になっています。

 この時間は四国に発達した雨雲がかかり、午前9時までの1時間に高知県が大月町に設置した雨量計で31ミリの激しい雨を観測しました。

 西日本と東日本では、16日朝にかけて局地的に雷を伴って激しい雨が降り、特に西日本では15日昼すぎにかけて1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。

 また、低気圧の北上に伴って雨の範囲が広がり、北日本でも15日夕方から16日にかけて雨が強まり、激しく降る見込みです。

 16日朝までの24時間に降る雨の量は東海で150ミリ、四国と中国地方、近畿、関東甲信、東北で120ミリと予想され、さらに、17日朝までの24時間に北陸で100ミリから200ミリ、東北と北海道で100ミリから150ミリのまとまった雨が降る見込みです。

 また、16日にかけて、西日本から北日本の広い範囲で強い風が吹き、特に海上では非常に強い風が吹いて海はしける見込みです。

 気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水のほか、強風や高波、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
| 環境とまちづくり | 10:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
次世代エネ 水素普及へIEAが報告書「コスト削減が課題」
 IEA(国際エネルギー機関)は、次世代のエネルギーとして期待されている「水素」の課題などをまとめた報告書を、初めて発表しました。

 すでにあるインフラを活用して、生産コストを削減することなどが重要だと提言しています。

 この報告書は、G20(主要20か国)のエネルギー・環境担当閣僚会合が15日から始まるのを前に、IEAのビロル事務局長と世耕経済産業大臣が、共同で記者会見して発表しました。

 報告書では、水素は二酸化炭素の排出量を減らすのが難しいとされる、トラックの長距離輸送や鉄鋼の生産などにも活用できるクリーンなエネルギーで、各国の政府や企業からかつてない注目を集めているとしています。

 一方で、課題としては生産コストが高く、水素を利用するためのインフラの開発が遅れているほか、生産段階で二酸化炭素が排出されないよう再生可能エネルギーの電気を活用して水から水素を取り出す方法を拡大する必要があると指摘しています。

 このため、天然ガスのパイプラインなど既存のインフラを活用したり、研究開発を進めたりして、生産コストを削減することや、水素をめぐる規制を取り除き、各国が基準を調和させていくことが重要だと提言しています。

 会見で、世耕大臣は、「提言を参考にして、水素社会の実現に向けて全力で取り組む。G20は主要国と水素の重要性を確認できるチャンスで、日本が議論を主導したい」と述べました。
| 環境とまちづくり | 03:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
5段階の大雨警戒レベル
◎5段階の大雨警戒レベル
 (2019.05.29 災害列島 命を守る情報サイト)

 私たちは誰もが災害の危険と隣り合わせで生活していると言っても過言ではありません。防災情報の基礎知識や「いざ!避難」という時にとるべき対応を分かりやすく解説しています。

 警報や注意報、避難指示・避難勧告など大雨の際には多くの防災情報が発表されます。

 しかし、複雑でわかりにくいため、必ずしも住民の避難行動に結びついていないという実態が2018年の西日本豪雨で浮き彫りになりました。

 このため国は2019年から大雨の際に発表される防災情報を5段階のレベルに分けることになりました。「各レベルはどういう状況なのか?」「いつ避難を始めればいいのか?」みていきます。

◇警戒レベル

▽レベル1 最新情報に注意
 気象庁は「早期注意情報※」という情報をホームページで発表しています。

 これは数日先までに気象警報が出る可能性について示した情報です。レベル1の段階ではこうした情報をチェックするなど大雨に関する最新情報に注意して下さい。(※「警報級の可能性」から名称変更)

▽レベル2 避難方法など確認
 気象庁からは「大雨・洪水注意報」が発表されるような段階です。

 実際に避難することになった場合に、どう行動すればいいのか改めて確認して下さい。自分が住んでいる場所で起きやすい災害の種類をハザードマップで調べたり、避難場所や避難の経路を確かめたりして下さい。

▽レベル3 高齢者など避難
 「大雨・洪水警報」や川の「氾濫警戒情報」などが発表され、自治体からは「避難準備・高齢者等避難開始」という情報が出されます。

 この情報が発表されたら、お年寄りや体の不自由な人など避難に時間がかかる人は避難を始めて下さい。そのほかの人も避難の準備をしたり自主的に避難を始めたりする段階です。

▽レベル4 全員避難
 土砂災害の危険性がさらに高まって「土砂災害警戒情報」が出されたり、川がいつ氾濫してもおかしくない状況となって「氾濫危険情報」が発表されたりします。

 自治体からは「避難勧告」が出されます。お年寄りや体の不自由な人だけでなく、対象地域の全員が避難場所など安全な場所に速やかに避難して下さい。

 災害が発生するおそれが極めて高い状況となり、自治体が重ねて避難を呼びかける場合に「避難指示(緊急)」が発表されることがあります。この時点でまだ避難していない人は直ちに避難する必要があります。

▽レベル5 命を守って
 既に災害が発生または発生している可能性が極めて高い状況です。

 川が氾濫して「氾濫発生情報」が出たり、気象庁から大雨特別警報が発表されたりします。

 自治体が土砂災害などの発生を確認した場合には災害発生情報を出すことがあります。

 周囲が浸水するなど、すでに避難場所に移動するのが難しい状況となっている可能性があります。周囲の状況をよく確認して、自分や家族の命を守るために最善の行動を取って下さい。

◇避難のポイント

▽レベル5を待たない
 レベル5になってから避難を始めるのは、手遅れになる可能性があります。

 レベル5を待たずに、レベル4の避難の情報が出たら全員避難を始めてください。

▽避難場所への移動が困難な時は
 猛烈な雨が数時間降った時などには一気に状況が悪化して、避難勧告や避難指示が間に合わないこともあります。

 すでに周囲で浸水が始まるなど、遠くの避難場所に逃げるとかえって危険な場合には、近くの安全な場所や建物に逃げることも選択肢の一つです。

 山あいの中小河川が氾濫した場合には、川からの距離やわずかな標高の差で被害の程度に大きな差が出ることもあります。少しでも安全な場所を探して下さい。

 すでに外に出るのが危険な場合には、少しでも命が助かる可能性が高い行動として、建物の2階以上や崖の反対側の部屋に移動する「垂直避難」という方法もあります。

▽命を守るのは自分
 防災機関や自治体などは様々な情報を発表しますが、脅威が間近に迫っているときに行政が1人1人を助けに行くことはできません。

 大事なことは「自分の命は自分で守る」という意識です。ふだんから住んでいる地域の災害リスクに関心を持ち、災害のおそれがある場合には積極的に情報を集め、早め早めに避難の行動を起こしてください。
| 環境とまちづくり | 22:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
尾瀬ヶ原 ミズバショウが見頃
 尾瀬には1回だけ高校1年生の時のグリーンスクールで行った事があります。ミズバショウが大変に綺麗でもったいなく思いゆっくりと歩いた記憶があります。

 最近では箱根の湿生花園で何回かカミさんとミズバショウを鑑賞しました。ミズバショウを見ると「夏の思い出」を口ずさんでしまいます。

 日本を代表する美しい湿原で知られる尾瀬国立公園の尾瀬ヶ原では、ミズバショウが見頃を迎えています。

 群馬、新潟、福島、栃木の4県にまたがる尾瀬国立公園のうち、標高およそ1400mの尾瀬ヶ原はミズバショウの代表的な群生地として知られています。

 尾瀬保護財団によりますと、尾瀬ヶ原のミズバショウは平年並みの先月下旬に、黄色の小さな花を包む白い「ほう」と呼ばれる部分が開き始め、雪どけが進むこの時期、見頃となっています。

 訪れた人たちはすがすがしい風を感じながら、湿原や川のほとりに顔をのぞかせたミズバショウを近くで眺めたり、写真に収めたりしていました。

 神奈川県から訪れた40代の女性は、「初めて尾瀬にきましたが、とてもきれいで感動しました。空気もとてもおいしくて尾瀬を満喫しました」と話していました。

 尾瀬ヶ原のミズバショウは、今月中旬まで楽しめるということです。
| 環境とまちづくり | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) |