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2100年に世界の人口112億人に 国連報告書
 国連は、21世紀の終わりまでに世界の人口が112億人に達する一方、世界的に若年層の割合が減り、高齢化が進むとする報告書を公表し、各国が社会保障制度の充実などに取り組む重要性を指摘しました。

 国連は21日、21世紀が終わる2100年までの世界人口の推移を予測した最新の報告書を公表しました。

 それによりますと、アフリカ諸国でエイズなどの感染症で死亡する人が減ったり、乳幼児の死亡率が下がったりすることで、平均寿命が大幅に伸び、人口が倍増する国が相次ぎ、世界の人口は現在の76億人から2100年には112億人に増加するとしています。

 一方で、1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の平均は多くの国で減少する傾向にあり、出生率が最も高いアフリカ諸国でもすでに減少に転じていることから、2100年には世界的に若年層の割合が減るのに対して、60歳以上の人口は現在の3倍以上にあたる31億人に達するとしています。

 このため、報告書は、今後は各国の社会でより多くの高齢者を支えていかなければならなくなるとして、医療福祉や年金などの社会保障制度の充実に取り組むことが共通の課題だとしています。
| 環境とまちづくり | 13:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
全国的に厳しい暑さの夏に 3か月予報
 気象庁の長期予報によりますと、来月から9月にかけての3か月間は、全国的に平年より気温が高く厳しい暑さが予想され、気象庁は熱中症に十分注意するよう呼びかけています。

 気象庁が23日発表した3か月予報によりますと、来月から9月にかけての3か月間は、太平洋高気圧の日本付近への張り出しが強く、暖かい空気に覆われやすい見込みで、全国的に気温が平年より高くなると予想されています。

 月ごとの気温は、来月は、東日本と西日本で「ほぼ平年並み」ですが、北日本では「平年並みか高く」、沖縄・奄美では「平年より高い」と予想されています。8月と9月は全国的に「平年より高い」と予想されています。

 また、降水量の予想を月ごとに見てみますと、来月は梅雨前線の活動が活発になる東日本と西日本で「平年並みか多い」と予想されています。

 一方、8月は、太平洋高気圧に覆われ晴れる日が多いと見られることから、北日本では「ほぼ平年並み」で、このほかの地域では「平年並みか少ない」と見込まれています。

 また、9月は、西日本では「ほぼ平年並み」と予想されていますが、このほかの北日本と東日本、それに沖縄・奄美では湿った空気が流れ込みやすく「平年並みか多い」と予想されています。

 気象庁気候情報課の竹川元章予報官は、「全国的に平年より気温が高く、厳しい暑さが予想されているので、冷房を適切に使うなどして熱中症に十分注意してほしい。また雨についても最新の気象情報を確認してほしい」と話しています。
| 環境とまちづくり | 10:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
今度は「アカカミアリ」に注意 神戸港で見つかる

 強い毒を持つ南米原産のアリ「ヒアリ」が見つかった神戸港で、毒を持つ別のアリ「アカカミアリ」が見つかり、神戸市が注意を呼びかけています。

 強い毒を持つ南米原産のヒアリは、先月26日、中国から運ばれ神戸港で陸揚げされたコンテナの中から国内で初めて見つかったほか、神戸港のコンテナ置き場でも今月16日におよそ100匹が発見されました。

 調査を続けている神戸市によりますと、神戸港のコンテナ置き場では20日、ヒアリによく似た中米などが原産のアカカミアリおよそ100匹も見つかったということです。

 アカカミアリは、ヒアリより毒性は弱いものの、刺されるとショック症状を引き起こすこともあるということです。

 アカカミアリは、沖縄本島などで生息しているのが確認されていて、博多港で見つかったこともあるということで、神戸市は見慣れないアリには触らないよう注意を呼びかけています。

◇国交省 全国の港に注意呼びかけ
 神戸港でアカカミアリが見つかったことを受けて、国土交通省は21日、全国の125の主な港の管理者に対して、アカカミアリが確認された場合は速やかに地元の環境事務所に連絡して駆除するなど注意を呼びかけています。

◇アカカミアリとは
 「アカカミアリ」は、大きさが3ミリから8ミリほどで、体は黄色っぽい褐色をしています。ヒアリと同じように腹部に毒針を持ち、刺されると激しい痛みを感じますが、ヒアリに比べて毒性は低いとされています。

 原産地はアメリカ南部から中南米ですが、貨物船などに紛れて世界各地に広がり、熱帯や亜熱帯の広い地域に定着しています。

 国内でも小笠原諸島の硫黄島で定着しているほか、沖縄県などで確認されたことがあり、環境省は特定外来生物に指定しています。

 アリの分類に詳しい東京大学農学部の寺山守非常勤講師は、「ヒアリに比べて毒性は弱いとされているが、人によってはアナフィラキシーショックを起こすこともあり、注意が必要だ。神戸だけでなく物流の拠点となる全国の大きな港に入り込んでいないか警戒する必要がある」と話しています。
| 環境とまちづくり | 09:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
小池知事 市場移転方針表明「豊洲に移転し築地再開発」
 築地市場の移転問題で、東京都の小池知事は、20日、臨時の記者会見を開き、市場を豊洲に移転したうえで、築地を再開発して市場機能を確保しながら、5年後をめどに食をテーマとした一大拠点とする基本方針を表明しました。

 会見で小池知事は、「築地は守る、そして豊洲を生かすことを基本方針の第1とする。築地市場は、長年培ったブランド力、そして地域との調和を生かして、改めて活用することが大切な宝を生かす方法ではないか」と述べました。

 その一方で、「豊洲市場については地下空間の追加対策など、専門家会議から指摘のあったところで、安全対策を講じたうえで、生かすべきだ。冷凍、冷蔵、加工などの機能を一層強化し、ITを活用した総合物流拠点とする」と述べました。

 さらに、小池知事は、「東京都として、事業者、都民の信頼回復に徹底的に取り組んでいく。これらの基本的な方針をもとに、早急に具体的な方策を詰めていくよう事務方に指示した」と述べました。

 小池知事は豊洲市場について、「新たな中央卸売市場としての機能を優先する。そのうえで、さまざまな物流の変化が起きている中で、物流機能をさらに強めていく」と述べました。

 一方、築地市場にあたっては、「5年後をめどに再開発する。環状2号線はオリンピック前に開通させる。跡地は、当面、オリンピック用の輸送拠点として活用する。その後、食のテーマパーク部門を有する新たな市場として、東京をけん引する一大拠点とする」と述べました。

 築地市場の再開発にあたっては、「都民とのオープンな対話の場を設けて情報公開しながら検討していきたい。仲卸業者への経営支援も検討していきたい。築地のまちづくりについては工程表を作成したい」と述べました。

 小池知事は、「豊洲と築地を両立させることが最も賢い使い方ではないか。単に移るということになると赤字が継続する。それを打破するためにも築地の再整備と豊洲をうまく活用していくことでダブルのプラスに持っていきたい」と述べました。

◇小池知事「単純な議論ではない」
 東京都の小池知事は都内での行政視察を終えたあと、記者団の取材に応じ、20日、表明した市場移転の基本方針について、「会見での説明が不十分ではなかったか」と指摘されたことに対し、「定例記者会見などでお答えしていきたい。どうやって赤字を減らし収入を増やしていくのか、それを考えた一つの案だ。東京にある11の市場もどう活用し再編していくのか、ということだと思う。劇的に物流が変わる中で、築地から豊洲に移ればいいという単純な議論ではない。資金繰りなどについては都庁のほうで研究している」と述べました。

◇築地市場協会長 一定の評価 今後には批判
 築地市場すべての業界団体で作る「築地市場協会」の伊藤裕康会長は記者会見で、「小池知事は、市場の機能を豊洲に移すのだと表明された。安全安心をいちばん大事に、都として、風評の払拭に努めるとしたのは十分評価できる」と述べて、小池知事が示した方針に一定の評価をしました。

 一方、「移転の期日など、今後の方針が打ち出されなかったのは不満だ」と批判したうえで、「築地ブランドはわれわれが先輩から受け継ぎ、80年かかってみんなで卸や仲卸が主体となって、全国や世界各地から集荷し、吟味し、評価し、販売していくという、たゆまざる努力の積み重ねの中で、築地の信用力が築かれたものだ」と述べました。

 そのうえで、伊藤会長は、「築地ブランドを豊洲に行ってもきちっと受け継ぎ、さらなる信頼の増幅に向けて、努力をしていく。きょうは大づかみな話だけだったが、日程や方法など、具体的な中身について、都との間できっちりと、一つ一つ話をつめて理想的な市場に近づけるようにしたい」と述べました。

 一方、「築地市場青果連合事業協会」の泉未紀夫会長は記者会見で、「小池知事が示した方針は、豊洲を中央卸売市場として移転し開場すると明言されたのは結構だが、全体的に漠として、具体性がなかった。これだけ広がった風評被害も小池知事が全力で取り組まなければ払拭できないほど厳しい状況であるのに、残念ながら豊洲市場の安全宣言もなく、対策が示されなかった」と批判しました。

 そのうえで、「会見では随所に、市場を2か所設けるという印象を持たざるをえなかった。中央卸売市場は、さまざまな機能をもって成り立っているので、これを崩すやり方ができるのか疑問であり、一抹の不安がある。小池知事には、業界を分断するような状況を避け、都と業界がと1つになって前に進むためにも、都の市場行政を元に戻してもらいたい」と述べました。

◇築地場外市場は
 小池知事が市場を豊洲に移転したうえで5年後をめどに築地を再開発する方針を発表したことについて、築地場外市場の人たちからはさまざまな声が聞かれました。

 のりなど乾物の卸店の38歳の店長の男性は、「豊洲に移転はするものの築地も再整備してくれるので安心した。この築地のにぎわいを維持できるような整備計画にしてほしい」と話していました。

 また、鮮魚の卸店を営む47歳の男性は、「豊洲移転、築地再整備とどちらの案を選んでも誰かは反対するという状況だったので、どちらも行うという案になってよかったと思う。あとは、具体的なスケジュールを早く示してほしい」と話していました。

 卵焼き店の43歳の店長の男性は、「これまで豊洲に移転するということで向こうにも店を構える準備を進めていたので、ようやく決まったかという心情だ。こういう結果になるのであればもっと早く決断してほしかった」と話していました。

◇東京魚市場卸協同組合「十分に受け止められず」
 築地市場で最大の540余りの業者が所属し、これまで豊洲の移転に慎重な立場を示していた東京魚市場卸協同組合の早山豊理事長は、午後5時半すぎから記者会見しました。

 この中で、早山理事長は、「これまでいくつかの案があったが都には時間をかけて検証、検討したいと伝えていた中で、今回の方針発表となりまだ十分に受け止められていない」と述べました。

 そのうえで、「組合員の中には築地での業務が長く築地のままがいいという人が多くいる。われわれとしては中央市場がどうなるかが問題であり、もし5年後、築地に戻ってくるなら中央市場として戻ってくるということだ。今後、都から説明を受けて組合内で検討したい」と述べて、都の説明を受けたあと判断する考えを示しました。
| 環境とまちづくり | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
野生で生息するコウノトリ100羽に
 国の特別天然記念物に指定されている、コウノトリの野生復帰の取り組みを続けてきた兵庫県豊岡市で、19日、1羽のひなの巣立ちが確認され、昭和46年に野生のコウノトリが絶滅して以来、初めて、野外で生息するコウノトリが100羽となりました。

 兵庫県立コウノトリの郷公園によりますと、19日午前9時半ごろ、豊岡市内の人工の塔の上にコウノトリのつがいが作っていた巣から、1羽のひなが飛び立ち、水田に降り立つのが確認されました。

 コウノトリは明治以降、普及した農薬の影響などで急激に減り、昭和46年に野生のコウノトリが絶滅しました。

 兵庫県では人工繁殖に取り組み、豊岡市周辺の住民も農薬を減らすなど協力を進めてきた結果、平成17年に、人工繁殖されたコウノトリ5羽が、初めて野外に放鳥されました。

 その後、野外での繁殖が進み、全国で放鳥が進められた結果、19日に巣立ったひなで、野外で生息するコウノトリが絶滅以来、初めて100羽となりました。

 兵庫県立コウノトリの郷公園の山岸哲園長は、「1つの節目を迎えたことに感慨も、ひとしおです。数々の困難がありましたが、試行錯誤を経て、繁殖成功へのプロセスを歩んできました。幸せを呼ぶと言われるコウノトリが全国に飛来し、さらに多くの方々に幸せを届けてくれることと期待しています」とコメントしています。

◇住民を巻き込んだ取り組み
 コウノトリは、ドジョウなどの餌がいる湿地と、巣を作る高い木がある場所で生息し、かつては里山で数多く見られました。

 しかし、明治以降、農薬などが普及するにつれ、環境の変化で急激に数が減り、昭和46年に兵庫県豊岡市で野外で生息する最後の1羽が死に、日本では野生のコウノトリが絶滅しました。

 兵庫県では、これより前の昭和37年からコウノトリを増やす研究を始め、国内外の動物園や研究施設の協力で人工飼育や繁殖に取り組むとともに、コウノトリが生息できる環境を取り戻そうと、住民たちを巻き込んだ取り組みが進められてきました。

 そして、今から12年前の平成17年に人工繁殖されたコウノトリを野生に返すため、5羽が初めて放たれ、その2年後には巣を作りやすいよう設けられた豊岡市内の塔の上でコウノトリのつがいが卵を産み、ヒナが無事に巣立ちました。

 放鳥は、その後も行われ、放たれた鳥が野外で卵を産むケースも増えていて、ことしは豊岡市だけでも23羽のヒナが確認されていました。

 また、おととしには千葉県や福井県でも放鳥が行われたほか、ことしは、徳島県鳴門市と島根県雲南市でもヒナが育っていることが確認されていて、野生復帰の取り組みは全国に広がっています。
| 環境とまちづくり | 01:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
時間ごとの防災計画「タイムライン」中小河川で整備へ
 去年の台風10号による大雨で中小の河川の氾濫が相次いだことなどを受けて、国土交通省は、被害が起きる前に住民や行政がどう対応するかあらかじめ決めておく、タイムラインと呼ばれる防災計画を、全国1500余りの中小の河川で作るよう都道府県に求めることを決めました。

 去年8月の台風10号では、岩手県や北海道で中小の河川の氾濫が相次ぎ、岩手県岩泉町では避難が遅れ、高齢者施設の入居者9人が死亡しました。

 このため、国土交通省は、被害が起きる前に行政や住民がどう対応するかあらかじめ時間ごとに決めておき、確実な避難につなげるタイムラインと呼ばれる防災計画を全国に1500余りある中小の河川で作るよう、管理する都道府県に求めることを決めました。

 対象となるのは、水位観測所があり避難勧告などを発表する水位の基準が決められている洪水予報河川や水位周知河川で、今後5年間で流域の市町村ごとに計画を作るということです。

 一方、洪水予報河川などに指定されていない川のうち役場などの近くを通るおよそ1000の川についても、簡易な水位計を設置するなど、住民に水害の危険性を知らせるための態勢の整備を求めるということです。

 国土交通省は、この方針を近く都道府県に正式に通知し、水害への備えを加速させることにしています。
| 環境とまちづくり | 11:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
強毒持つヒアリ 神戸港のコンテナ置き場でも約100匹発見
 先月、神戸港に陸揚げされたコンテナから、国内で初めて見つかった、強い毒を持つ南米原産のアリ「ヒアリ」について、神戸市は港のコンテナ置き場でも新たにおよそ100匹が見つかったと発表しました。神戸市は、今後も港などで調査を続けるとしています。

 南米原産のヒアリは強い毒を持ち、刺されると呼吸困難などのショック症状を起こして死に至ることもあります。

 先月26日には、神戸港で陸揚げされ兵庫県尼崎市に運ばれた中国・広東省からのコンテナの中から数百匹以上が国内で初めて見つかり、神戸市などが緊急調査を行いました。

 神戸市によりますと、コンテナが5日間保管されていた神戸港のコンテナ置き場で16日、似たアリが見つかり、詳しく調べた結果、18日になってヒアリと確認されたということです。

 ヒアリがいたのは、コンテナが保管されていた場所から30メートルほど離れたアスファルトの割れ目などで、これまでに約100匹が見つかったということです。

 ヒアリは殺虫剤などで駆除されたということです。

 神戸市は今後も港やコンテナが運ばれたところで調査を続けるとしています。

 神戸市危機管理室の鍵本敦室長は、「港の周辺には一般の人も立ち入ることがあるので見慣れないアリを見たら触らず連絡してほしい」と注意を呼びかけています。

 ヒアリについては、アメリカで年間100人以上が死亡しているとされ、10年ほど前からは貨物船などを通じて中国や台湾などにも広がり問題となっています。

◇専門家「分布拡大のおそれ」
 外来生物に詳しい国立環境研究所生物・生態系環境研究センターの五箇公一室長は、「ヒアリがコンテナ置き場でも見つかったということは、分布拡大を始めているおそれがある。侵入した初期は、あり塚のような目立つ巣を作るほど数が多くないので、見つけにくい可能性が高い。周辺を広く調べるとともに、気になるアリを見つけたら、すぐに神戸市など関係機関に通報してほしい」と話しています。
| 環境とまちづくり | 09:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
ニホンライチョウ 人工繁殖でひな2羽誕生 富山の動物園
 国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の人工繁殖に取り組んでいる富山市の動物園で、2羽のひなが生まれました。環境省が進める人工繁殖の事業でひなが誕生したのは初めてです。

 北アルプスなどに生息するニホンライチョウは、近い将来、絶滅の危険性が高いと指摘され、富山市の動物園「富山市ファミリーパーク」は環境省の事業として卵から育てたライチョウを繁殖させる取り組みを進めています。

 先月20日から18日朝にかけて、飼育するライチョウの1羽が19個の卵を産み、専用の装置で温めたところ、17日の午後11時すぎ、2羽のひなが生まれたということです。

 2羽のひなは、体長がいずれも6.5センチ、体重は15.6グラムと17.1グラムで、性別はまだわかっていないということです。

 ニホンライチョウをめぐっては、この動物園のほか、東京の上野動物園と長野県の大町山岳博物館が環境省の事業として繁殖に取り組んでいますが、この事業でひなが誕生したのは初めてです。

 記者会見した富山市ファミリーパークの担当者は、「ひなは元気で、時々動いたり鳴いたりしています。これを1つの通過点として様子を注意深く観察しながら、ライチョウの種の保存に向け頑張っていきたい」と話していました。

◇訪れた人も喜びと成長願う
 二ホンライチョウのひな2羽が産まれたことについて、富山市ファミリーパークを訪れた人からは喜びの声が聞かれました。

 家族で来た富山市の39歳の男性は、「小さい頃から親しみのある鳥なので、うれしいです。元気に羽ばたけるよう成長し、将来、野性に戻っていってほしい」と話していました。

 石川県から来た35歳の男性は、「貴重な機会なので、ぜひ見たいと思いました。ひなに元気に巣立ってもらい、また、これからも人工繁殖に力を入れて、多くのライチョウが産まれてほしい」と話していました。
| 環境とまちづくり | 17:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
千葉「加曽利貝塚」国の特別史跡に 貝塚では初
 縄文時代の集落を伴う国内最大級の貝塚、千葉市の「加曽利貝塚」が貝塚としては初めて国の特別史跡に指定されることになりました。

 これは16日に開かれた国の文化審議会で、松野文部科学大臣に答申されました。

 千葉市若葉区にある加曽利貝塚は、今から5000年前から3000年前の縄文時代の中期から後期にかけて人が食べたあとの貝殻が積もってできた2つの貝塚からなります。

 貝塚からは竪穴住居や墓の跡も見つかっていて、集落を伴う貝塚としては国内最大級です。

 さらに、土器や動物の骨なども数多く見つかっていて、中でも丁寧に埋葬された犬の骨からは当時の人と犬の親密な関係性がわかるということです。

 加曽利貝塚では、明治時代から発掘調査などの研究が続けられてきました。

 昭和30年代後半、宅地造成の計画をきっかけに市民らが行った保存運動は、日本の埋蔵文化財保護の歴史を代表する活動と文化審議会は評価しています。

 正式な指定は秋ごろになる見込みで、特別史跡の指定は青森市の三内丸山遺跡などが指定された平成12年以来17年ぶり、貝塚としては初めてとなります。

◇市長「日本の誇りになった」
 これについて、千葉市の熊谷俊人市長は記者団に対し、「市民の皆さんとともにオール千葉市で指定に向けた活動をしてきたので、それが実って先人が残してくれた千葉市の誇りが日本の誇りになったことを大変うれしく思う」と述べました。

 その上で、「特別史跡の指定を契機に発掘を進めることで縄文時代のイメージを変える新たな発見が出てくると思うので、首都圏の発掘の拠点として貢献していきたい。縄文時代を楽しく体験できる学習観光施設として魅力を高めていきたい」と述べました。
| 環境とまちづくり | 02:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
小池知事が市場業者と面会 「無害化」未達成を陳謝
 東京都の小池知事は築地市場を訪れて市場業者と面会し、豊洲市場の土壌や地下水の有害物質を環境基準以下にする「無害化」が達成できていない現状を陳謝しました。

 小池知事は、17日に業者から出た意見も参考に、移転についての方向性を決める考えを示し、週明けにも明らかにすることにしています。

 小池知事は17日午後、築地市場を訪れ、およそ100人の業者と面会しました。

 冒頭、小池知事は、都が豊洲市場への移転にあたり、これまで約束してきた土壌や地下水の有害物質を環境基準以下にする「無害化」が達成できていない現状について、「築地市場で働いている皆さまとのお約束を現時点でも守れていないことを改めて都知事としておわびしたい」と述べ、陳謝しました。

 このあとの意見交換で水産物の仲卸業者からは、「豊洲市場は安全安心が確保されていないので、今の状況では移転できない。築地市場の再整備ができるのであればやってほしい。移転すれば築地ブランドはなくなる」という意見が出ました。

 一方、水産物の卸業者などからは、「豊洲への移転にかじをきってもらいたい。小池知事には安全宣言とともに、豊洲への不安を払拭してもらうことに全力を傾けてもらいたい」といった意見が出ました。

 これに対し、小池知事は、「それぞれの言葉に長い歴史を踏まえた重みがあったと改めて感じた。私はAかBかという観点だけではなく、これまで育ててきたブランドをどう守り発展的にするか、鳥の目で決めたいとずっと申し上げてきた」と述べました。

 そのうえで、「豊洲については風評被害をどう払拭していくか課題だ。また、これからも築地が東京や日本の食の中心であり続けることは変わらない。これをどう磨いていけるか、皆さんからご意見を頂いた。私として基本的な方針を詰めていきたい」と述べ、17日に出た意見も参考に移転についての方向性を決める考えを示し、週明けにも明らかにすることにしています。

◇小池知事「材料は出そろいつつある」
 市場業者との面会のあと、小池知事は記者団に対し、「直接、それぞれの立場からご意見を聞くことができ、思いがしっかり伝わり、とてもよかった」と述べました。

 そして、移転についての判断を今後どう対応するのかについて問われたのに対し、小池知事は、「いろいろと総点検の最中で、材料は出そろいつつあると思うが、こうしてお話を聞くことも極めて重要なので、基本方針を定めていけるようにしたい」と述べました。

◇参加した業者は
 参加した業者は、「小池知事もいろいろ考えていると思うし、築地のブランドは残してほしい。目利きの機能は築地に残して、豊洲と両方で仕事をするとかいろんな方法はある」と話していました。

 また、別の業者は、「知事が移転を延期して10か月という時間がたつ中、温度管理がしっかりしたところで仕事をしたい。豊洲市場への移転にかじをきってもらえればありがたい。豊洲の安心は都が担保すると宣言してもらいたい」と話していました。

 また、これからも意見交換をしてもらいたいという要望も聞かれました。
| 環境とまちづくり | 22:55 | comments(0) | trackbacks(0) |