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水星探査「みお」20日打ち上
 地球・火星・金星・水星と、地球型惑星の中で、地球と同じように固有の磁場を持つ惑星は水星と地球だけです。両惑星を比較することで、地球の磁場・磁気圏、さらには宇宙に存在する様々な磁気圏を理解するヒントを得ることができるかもしれません。

◎日本初、水星の謎に迫る 「みお」20日打ち上げへ
 (2018年10月18日 09:54 朝日新聞デジタル)

 太陽に最も近い惑星・水星を調べる日本の探査機「みお」が、南米・仏領ギアナのギアナ宇宙センターから20日に打ち上げられる。7年かけて約90億キロを飛行し、謎が多い水星の磁気圏探査に挑む。

 水星は、地球と太陽のおよそ3分の1の距離を回っている。昼間は表面温度が約430度になる一方、夜は零下約170度まで冷え込む。

 地球のように磁場があるが、詳細はわかっていない。これまで水星に接近した探査機は、米国のマリナー10号(1974〜75年)とメッセンジャー(2011〜15年)だけだ。

 今回打ち上げるのは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機みおと、欧州宇宙機関(ESA)の「MPO」。

 日欧による共同の探査で、イタリアの天文学者の名前から「ベピコロンボ計画」と名付けられた。「みお」は船が航行する水路や航跡を表す言葉で、航海の安全を祈る愛称として公募から選んだ。

 2機は欧州のロケットで打ち上げ後、合体したまま約7年かけて水星に向かう。地球や金星、水星の重力で減速したり軌道を変えたりする「スイングバイ」を計9回実施するため、飛行距離は日本の探査機で最長の約90億キロになる。

 到着後、みおは高い高度を回って磁場や大気を観測し、MPOは低い高度から磁場のほか地形や地表の成分を調べる。2機で同時に観測することで、内部の様子が精密にわかる。

 JAXAの山川宏・理事長は、「プロジェクト開始から13年の努力がようやく報われる。水星の環境が解明されることを期待している」と話している。
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日本気象協会 紅葉見ごろ予想
 17日、最新の紅葉見ごろ予想が発表されました。今年は平年並みか遅い所が多い様です。ぜひ、紅葉狩りの参考にしてください。

◎紅葉見ごろ予想(第3回) 日本気象協会
 (2018年10月17日 18:42 日本気象協会)

 17日、最新の紅葉見ごろ予想が発表されました。2018年は平年並みか遅い所が多いでしょう。ぜひ、紅葉狩りの参考にしてください。

◇北日本(北海道・東北)
 北日本は、9月から10月のこれまでの気温は、平年並みか高い所が多くなりました。今後の10月から11月にかけての気温は、平年並みか高い見込みです。

 このため、各地の紅葉(カエデ)の見ごろは、平年並みか遅い所が多いでしょう。今後は、朝晩は冷え込む時期がありますので、色づきが進みそうです。

【平地での見ごろの時期】
 札幌で10月下旬、仙台で11月下旬の見込みです。

◇東日本(関東甲信・北陸・東海)
 東日本は、9月から10月のこれまでの気温は、平年並みか高い所が多くなりました。今後の10月から11月にかけての気温は、平年並みか高い見込みです。

 このため、各地の紅葉(カエデ)の見ごろは、平年並みか遅い所が多いでしょう。今後は、内陸部を中心に朝晩の気温が低くなりますので、色づきが進みそうです。

【平地での見ごろの時期】
 東京で11月下旬、新潟で11月中旬、名古屋で11月下旬の見込みです。

◇西日本(近畿・中国・四国・九州)
 西日本は、9月から10月のこれまでの気温は、平年並みか高い所が多くなりました。今後の10月から11月にかけての気温は、平年並みか高い見込みです。

 このため、各地の紅葉(カエデ)の見ごろは、平年並みか遅い所が多いでしょう。近畿地方では、平年よりも早い所がありそうです。今後は、内陸部を中心に朝晩の気温が低くなりますので、色づきが進みそうです。

【平地での見ごろの時期】
 大阪で11月下旬、広島で11月中旬、松山で11月下旬、福岡で12月上旬の見込みです。

 なお、日本気象協会の天気予報専門メディア「tenki.jp(てんきじぇーぴー)」にある「紅葉見ごろ情報」のページでは、全国にある紅葉名所770地点の紅葉情報を提供しています。

 770地点のうち、カエデ・モミジ類の紅葉名所685地点については色づき状況の実況に加えて「紅葉見ごろ予想」を提供します。参考にしてください!
| 環境とまちづくり | 16:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
ふるさと納税返礼品「姉妹都市の特産品は地場産品ではない」
 ふるさと納税の返礼品の見直しをめぐって、総務省は、一部の自治体からわかりにくいと指摘されていた地場産品の考え方について、姉妹都市協定を結んでいる自治体の特産品は、地場産品には当たらないなどと例示して各自治体に文書で伝えました。

 総務省は、ふるさと納税の返礼品について、調達価格を寄付額の3割以下にすることや地場産品を使うよう通知していますが、一部の自治体からは「地場産品の範囲がわかりにくい」という声が上がっています。

 このため、総務省は、返礼品の見直しが公平な形で進むよう地場産品の考えかたを例示して、文書で各自治体に伝えました。

 それによりますと、姉妹都市や友好都市の協定を結んでいる自治体の特産品は地場産品には当たらず、返礼品としてふさわしくないとしています。

 また、自治体の中には、返礼品の種類を増やすため、ほかの自治体と協定を結び、互いの特産品を返礼品として贈っているところもありますが、こうしたケースについても、見直しを求める内容になっています。

 総務省は、来月1日に、返礼品について全国の自治体に調査を行うことにしていて、その結果も踏まえて、見直す考えのない自治体をふるさと納税の対象から外す方向で制度を改める方針です。
| 環境とまちづくり | 08:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
都道府県の魅力度ランク2018
 ブランド総合研究所は15日、47都道府県と1000市区町村を対象にした「地域ブランド調査2018」の結果を発表しました。

 この調査は、各地域に対して魅力度や認知度、イメージなど全84項目の設問を設け、地域のブランド力を「魅力」として数値化したもので、13回目となる今回の調査では、全国の消費者3万24人から有効回答を得ました。

◎都道府県魅力度ランキング2018ベスト10!2位京都、1位は?
 (10月15日 DIAMOND ONLINE)

 毎年、順位をめぐって全国各地で様々な論争を巻き起こしている「都道府県魅力度ランキング」。その最新版である「都道府県魅力度ランキング2018」が10月15日、発表された。

 例年注目を集めるのは、最下位争いの常連である北関東3県の順位だが、今年はどのような結果になったのか。一方で、魅力度トップを争う都道府県に変動はあったのか。

 調査を行ったのは、民間調査会社のブランド総合研究所。このランキングは、47都道府県と国内1000の市区町村を対象に、認知度や魅力度、イメージなど全84項目からなる「地域ブランド調査2018」によるもので、今年で実施は13回目。全国の消費者3万24人から有効回答を得た。

◇1位は10年連続の北海道 世界遺産効果が弱まる傾向に
 2018年の都道府県魅力度ランキング1位に選ばれたのは北海道で、なんと10年連続のトップとなった。

 2位は京都、3位に東京が続き、なんと9位長野県までは昨年と全く同じ順位で変動がなかった。10位には、昨年11位だった長崎県が順位を1つ上げてランクインしている。

 今回、都道府県のランキングでは順位を大幅に上げたところはなかったが、そもそも魅力度アップにはどのような要因が寄与するのか。

 同調査を行ったブランド総合研究所の田中章雄社長によると、
(1)世界遺産、
(2)NHKの大河ドラマや連続テレビ小説(以下、朝ドラ)、
(3)スポーツ、
(4)国際的なイベントの4つが主な要因になっているという。

 スポーツは魅力度アップへの貢献度が特に高い。今回同時に発表された市区町村魅力度ランキングで、268位から133位へと順位を上げた北見市は、平昌オリンピックで銅メダルを獲得したカーリング女子選手が所属するロコソラーレ北見(LS北見)の本拠地だ。

 LS北見効果で、認知度は昨年の281位から188位に、情報接触度(消費者が各地域の「評価と期待」を高めるためのイメージを構築するうえで必要となる情報をどれくらい入手しているのかを測る項目)は313位から99位にまで大幅上昇している。

 また、昨年の34位から23位へとランクアップした広島市は広島東洋カープ(以下、カープ)、サンフレッチェ広島、広島ドラゴンフライズ(バスケットボール)といったプロスポーツも盛んな地域。特に、全国に広がっているカープの人気が広島市の魅力度を大きく上昇させているのは間違いない。

 「ここ数年で、全国から『昔カープファンだったシニア層』『子どものいる家族連れ』『若い女性』といった新旧のファンが数多くマツダスタジアムで観戦するようになっている」(広島市在住カープファンの女性)といった声もあるように、カープをきっかけに広島が注目され、観光地としても集客力を年々高めている。

 実際、広島市を訪れた入込観光客数は7年連続で増加しており、2017年には1341.4万人で過去最高を更新した。

 さらに広島は、昨年オバマ前大統領が訪れる「国際的なイベント」もあったことから、インバウンドでも大きな効果を上げている。外国人観光客数についても6年連続で過去最高を更新しており、2016年の117.6万人から2017年には151.9万人へと大幅に増加した。

 一方で、魅力度アップへの貢献度が低下しているというのが「世界遺産」だ。

 「この数年で登録される世界遺産の増加が著しくなっており、希少価値が低下していることから、世界遺産自体のブランド価値の低下が止まりません。また、最近では広域の遺産を対象とした『遺産群』としての世界遺産登録も増えており、どこがメインの場所なのか、どこを主に訪れるとよいのか、観光客が分かりづらいケースも多い。『長崎・天草の潜伏キリシタン関連遺産』がその典型で、世界文化遺産登録されたにもかかわらず、長崎県の魅力度ランキングが1位しか上昇していないのは、効果が弱まっている証拠と考えられます」(田中社長)

 世界遺産と合わせて効果を弱めているのが、大河ドラマと連続ドラマ小説。以前であれば放映後に比較的長期間、観光などで効果を発揮できていたが、「多くの場合、効果があるのは放映をしている1年間や半年だけ。視聴率が良くても必ず観光につながるわけではない」(田中社長)というから、都道府県や市区町村も過剰な期待をするのは非常に危険だ。

 自治体はわが町のプロモーション戦略を考えるにあたって、世界遺産や大河ドラマの誘致頼みだった状態からは早々に抜け出さなければならないようだ。

 (ダイヤモンド・オンライン編集部 林 恭子)
| 環境とまちづくり | 23:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
豊洲市場「おかしな事態」で業者困惑
 東京の新たな卸売市場、豊洲市場が11日に開場しましたが、豊洲市場では市場周辺の渋滞や、安全性への懸念などもあり、こうした山積する課題の解消も求められています。

◎豊洲市場は地震に耐えらない? 業者が持ち込む「塩」の重量規制まであった
 (10月4日 AERA.dot)

 築地市場に代わって「日本の台所」として新たに開場した豊洲市場は、大地震などの災害時には防災拠点施設の機能を担っている。

 だが、耐震強度や土壌汚染を巡っては、専門家は安全性がまだまだ足りないと指摘する。業者も「市場に持ち込む塩ですら重量規制があるなんて」と嘆いている。

 東京の中央卸売市場である豊洲市場は「日本の台所」としての役割ばかりでなく、大地震など災害時の防災拠点施設という重要な機能を担っている。生鮮食品を中心とする食料を確保し、都民に供給する食料基地として位置付けられている。

 防災拠点となる建物は、一般の建物より高い耐震強度が求められている。中央卸売市場は東京都の条例で消防署、警察署、都庁本庁舎などともに「重要建築物」に指定されている。これら重要建築物は、一般の建物より1.5倍ないし1.25倍の耐震強度を要する。

 豊洲市場は1.34倍あるが、都と設計会社の打ち合わせ記録からは、耐震設計を緩和していったことがうかがえる。

 <(都)財務局の構造設計指針には準拠して欲しいが、必要保有水平耐力時の層間変形が厳しいはずなので、適宜相談に応じる>(2011年10月25日)

 <大地震時の層間変形角は、用途係数を考慮した条件での値とする。RC造の1/200は非常に厳しいため、今後相談に応じる>(2011年11月17日)

 建築エコノミストの森山高至氏が解説する。

 「地震の横揺れで水平方向に変形する角度を『層間変形角』といいますが、この変形角を200分の1から、100分の1に下げたのです。200分の1では地震の揺れで2メートルの高さものが1センチずれますが、100分の1では倍の2センチもずれることになります。このため窓ガラスが破損し、ドアが開かなくなり避難できなくなる事態も考えられます」

 移転費用に総額約6千億円も注ぎ込んだのだから、耐震強度は1.5倍にするべきだったのではないか。防災拠点として本当に機能するのか、きわめて疑問だ。なぜ、耐震強度を引き下げることになったのか。構造設計1級建築士の高野一樹氏がこう説明する。

 「地下空間の柱状の基礎部分を通常より太くして重くなり、杭にかかる負荷を軽減するために建物のトータルの重さを軽くする必要性に迫られたのです。このため、梁をすべてSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造ではなく、鉄骨にせざるを得なくなったのです。梁を細くできる鉄骨造はコンクリートよりも曲がりやすいので、大きな地震で変形します」

 構造物自体を軽くしなければならないのだから、床積載荷重も制限されている。通常の流通施設は1平方メートル当たり1.5トンあるものだが、仲卸業者が入る「6街区」は半分以下の700キログラムしかない。このため、2.5トンフォークリフトが800キログラムまでしか運搬できないというおかしな事態が起きている。

 実際、商品の持ち込みまで抑制させられた業者もいる。物販の店主が困惑しながら語る。

 「うちはいけすに使う塩も扱っていますが、1パレットで1トン半あります。豊洲での営業直前に、都の職員から『何トンも持ち込まないでほしい。ちょっと自重してほしい』と言われました。まさか、そんな細かいことまで指示されるとは思わなかった。業務用の冷蔵庫や水槽なども相当重くなるから、注意を受けたのは私だけではないはずです。パレットを2段に積まないなど、荷物をなるべく分散して置くようにしています。都の決めたことには従わないと仕方がない」

 一方、土壌汚染は現在も深刻で、環境基準を大幅に上回るベンゼンや猛毒のシアンなどが検出されている。9月下旬にはマンホールから大量の地下水が噴出する“事件”が起きた。地下水位はいっこうに下がらず、揚水ポンプでくみ上げて処理施設に送り込んでいる始末だ。噴き上がった地下水は揚水ポンプから漏れ出したものだが、汚染されていたら土壌汚染対策法違反の可能性も指摘される。

 実は、建物のいびつな構造設計は土壌汚染と無関係ではない。この問題を追及している1級建築士の水谷和子氏が言う。

 「本来ならば、基礎部分の下に地下梁を渡して強化しなければならなかったのです。しかし、地下室の下はシアン化合物、水銀、六価クロム、ヒ素、鉛など重金属で汚染されているため、工事ができなかった。そのかわり、地下空間の柱状基礎を太くしなければならなくなったのです」

 豊洲市場周辺は、東日本大震災の時に震度5強で液状化し、路肩に大きな亀裂が入った箇所もあった。

 水谷氏が続ける。

 「最も問題なのはシアン化合物です。地表に出てしまうと二酸化炭素と反応してシアン化水素=青酸ガスに変質すると専門家から聞いています。豊洲市場は大地震が起きれば、立ち入り禁止エリアになるかもしれないのです。防災拠点どころの話ではありません」

 橋が落下すれば、豊洲市場は陸の孤島となり、食料の供給も寸断されることになる。(本誌・亀井洋志)

 ※週刊朝日 オンライン限定記事
| 環境とまちづくり | 08:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
レジ袋の有料化 小売店に義務づけへ 環境省
 海洋汚染が懸念されるプラスチックごみを削減するため、環境省はレジ袋の有料化を小売店などに義務づけるほか、ペットボトルやストローなど、使い捨てのプラスチックの排出を抑制する数値目標を設ける方針を固めました。

 プラスチックごみの削減やリサイクルを促進するため、政府は来年日本で開かれるG20サミット(主要20か国の首脳会議)に向けて、「プラスチック資源循環戦略」の策定を進めています。

 この戦略は環境省が設けた有識者の小委員会で検討されていますが、環境省はこれまでの議論を踏まえ、買い物の際に配られるレジ袋の有料化を小売店などに義務づける方針を固めました。

 現在の法律では、スーパーやコンビニなどの事業者にレジ袋の排出を抑制するよう求めていますが、義務ではありません。

 全国では東京 杉並区が、平成20年に条例を施行したほか、京都市や北九州市など多くの自治体が小売業者などと協定を結んで有料化を進めています。

 有料化をめぐっては、サービスの低下や市民生活への負担を懸念する声もあり、法律で義務づける場合どのような方法で行うかや、実施の時期について、今後、小委員会で検討することにしています。

 また、環境省はペットボトルやストローなど、使い捨てのプラスチックの排出を2030年までに25%抑制する目標を設ける方針も固めました。

 排出の削減はすでに進められているため、国として基準となる年は設けず、それぞれがこれまでの実績を踏まえて、抑制することを目指す方針です。

 環境省はこれらを盛り込んだプラスチック資源循環戦略の素案を、今月19日に開かれる小委員会に示すことにしています。
| 環境とまちづくり | 09:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
新施設に興味津々 豊洲市場の一般見学始まる

 11日に開場した東京 江東区の豊洲市場は、13日から一般の人が見学や飲食店などの利用をできるようになり、大勢の人たちでにぎわっています。

 豊洲市場は、13日午前10時から一般の人たちも入場できるようになり、多くの家族連れや観光客が次々と訪れています。

 このうち、「水産仲卸売場棟」では、訪れた人たちが見学者用の通路を歩き、窓ガラスから仲卸業者が客と対応している売り場の様子をのぞいたり、「ターレー」と呼ばれる小型の運搬車に乗って記念写真を撮ったりしていました。

 また、飲食店や食品などの販売店も利用できることになり、訪れた人たちはすし店や卵焼き屋など、お目当ての店の前に並び食事や買い物を楽しんでいました。

 東京 文京区から訪れた小学5年生の女の子は、「社会の授業で魚や水産業を学んでいるので調べに来ました。築地市場と比べてきれいで広いと思います」と話していました。

 地元、豊洲地区に住む20歳の男子学生は、「市場を見たいと思い来ました。豊洲に人が増えてにぎわえばいいと思います」と話していました。

 豊洲市場は、日曜日と祝日、市場が休みの日を除き、午前5時から午後5時まで一般の利用者が入場できます。

 また、旧築地市場で人気が高かったマグロの競りには、15日以降、「水産卸売場棟」の見学者用通路から見ることができますが、競り場の専用スペースでの見学は来年1月15日からになります。

◇物販店からは安心する声
 豊洲市場に入る食料品や雑貨店などからは、多くの観光客が訪れていることについて、安心する声が聞かれました。

 豊洲市場内で営業する食品や雑貨店など、およそ70の店舗が軒を連ねる「魚がし横丁」には、午前中から多くの観光客が訪れ、雑貨店の前で足をとめてお土産のTシャツを選んだり、卵焼きを食べ歩いたりして、買い物を楽しんでいました。

 雑貨店の店主の男性は、「きょうはすごく混雑していて、お客さまの反応をみて一安心しました。築地が繁盛していたようにこの混雑が続くように豊洲でも頑張ります」と話していました。

◇多くの外国人観光客も
 13日から一般の人が入場できるようになった豊洲市場では、多くの外国人観光客の姿が見られました。

 エストニアから訪れたという21歳の女性は、「市場はきれいで新しくてすてきですが、きょうは人でいっぱいですね。刺身丼を食べたいです」と話していました。

 また、オランダから訪れたという27歳の男性は、「閉場した築地をきのう見に行った。築地のほうが雰囲気はよかったが東京の経済のためには新しい市場はいいと思う。すし屋がたくさんあり雰囲気を味わえてよかった」と話していました。

◎豊洲市場開場 ブランド力のある市場作りが課題
 東京の新たな卸売市場、豊洲市場が11日、開場しましたが、卸売市場を通さずに産地から商品を直接、仕入れる動きが増える中、東京都にはブランド力のある市場を作っていくことが求められています。

 東京都が築地市場に代わる卸売市場として江東区に整備した豊洲市場は11日、開場し、新たな市場での取り引きが始まりました。

 豊洲市場には、温度や衛生面の管理を強化するため最新の設備が導入されていますが、維持費や人件費などのコストがかかることから、都の設置した有識者によるプロジェクトチームが年間21億円の赤字になるという試算を出しています。

 都は、築地市場の跡地の売却や貸し付けなどで得られた収益を赤字の補填に充てることも検討していますが、市場の安定的な運営のためには市場の収益力を高めることが不可欠です。

 しかし、卸売市場を通さずに産地から商品を直接、仕入れる動きが広がる中、閉場した築地市場では水産物の取扱量がピーク時の半分以下に落ち込んでいて、東京都にはブランド力を高め、取り引きを増やしていくことが求められています。

 また、豊洲市場では市場周辺の渋滞や、安全性への懸念などもあり、こうした山積する課題の解消も求められています。
| 環境とまちづくり | 16:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
大量のネズミ 築地市場から拡散のおそれ 周辺地域は戦々恐々
 築地市場の敷地内のネズミ生息数は「推定困難」としていますが、どれだけの物なのでしょうか、想像もつきません。

 83年の歴史に幕を閉じた東京の築地市場では11日から解体工事が始まりますが、敷地内に住み着いた大量のネズミが周辺に拡散するのではないかと地元では不安が広がっています。

 今月6日に営業を終えた東京 中央区の築地市場では、東京ドームの5倍にあたる敷地にある155棟の建物の解体工事が11日から始まります。

 長年にわたって鮮魚や野菜を扱ってきた市場の敷地内には大量のネズミが生息し、市場を管理する東京都は、建物の構造が複雑なこともあって生息数は「推定困難」としています。

 東京都は、ネズミの拡散を防ぐため市場の周辺に板や金網をはり、敷地内に400個の捕獲かごを設置するなどの対策を進めていますが、完全に封じ込めることは難しいとしています。

 地元では、解体工事によって餌や住みかを失ったネズミが周辺に拡散するのではないかと不安が広がっています。

 市場に隣接する「築地場外市場」にあるたらこなどの魚卵を扱う専門店「田所食品」では、ネズミの侵入を防ごうと換気扇や換気口をトゲのついたシートや金網で覆ったり、隙間を開けないようにシャッターを改装したりして対策をとっています。

 田所悟専務は、「食べ物を扱う店なので本当に困ります。市場が豊洲に移り、残った場外市場は一丸となって頑張ろうとしている時なのでなおさら心配です。できるかぎりの対策をやっていきますが、都には、ネズミを場内から出さないように対策をとってほしい」と話していました。

◇粘着シートやかごでネズミ捕獲
 築地市場を管理する東京都は、移転の準備が本格化した今年度以降、ネズミを捕獲する粘着シートやかご、ネズミを駆除する薬品を敷地内に置く対策をとってきました。

 その結果、都によりますと、これまでに合わせて1700匹以上を駆除したということです。

 現在は、市場の外周部にネズミの拡散を防ぐ板や金網、その内側には400個の捕獲かご、さらに地下で場外の雨水管とつながっている部分にはネットを設置しています。

 一部のネズミは電線を伝って移動するため、場内の電線や配線を順次撤去するとしています。

 東京都は、ネズミの駆除や死がいの処理で相談したい場合は、区や市町村の保健所に問い合わせてほしいとしています。

 地元の中央区は築地市場のネズミを含めた「害虫駆除対策」として今年度の一般会計に3200万円を計上し、周辺の住民には1世帯につき10枚の粘着シートを配布しています。

◇ネズミは2種類 習性も異なる
 東京都によりますと、築地市場には「ドブネズミ」と「クマネズミ」の2種類のネズミが生息しているということです。

 「ドブネズミ」は大きいもので30cmにも成長する大きめの種類です。

 湿った場所を好み、魚介類や人の食べ残しなど何でも食べる雑食で、築地市場の中でも水産物の売り場に多いとされています。泳ぐことが得意で、下水管のほか公園や歩道の植え込みにも生息しています。

 「クマネズミ」は15Cmから20Cmほどで、特に身軽なため電線を伝って拡散するおそれもあります。

 穀類や種子など植物性の餌を好むため青果の売り場に多いとされ、警戒心が強く、特に駆除が難しいと言われています。

 ネズミの駆除の業者などで作る「ねずみ駆除協議会」によりますと、ネズミは年に5〜6回出産し、1回の出産で、ドブネズミは10匹前後、クマネズミは5匹程度の子どもを産むということです。

 生後3か月で繁殖することが可能で、寿命は3年ほどだということです。

◇火事や停電の原因にも
 ネズミは衛生面の問題だけでなく、火事や停電につながるおそれもあります。

 東京消防庁のまとめによりますと、東京都内でネズミが原因と確認された火事はデータのある平成8年から平成15年までの8年間で97件に上っています。

 発生した場所別にみると、飲食店などの店舗が最も多く33件、次いで住宅やアパートなどが22件となっています。

 平成25年3月には、東京電力福島第一原子力発電所で仮設の配電盤に入り込んだネズミが挟まってショートしたことから停電が発生し、使用済み燃料プールの冷却システムなどが最大29時間にわたって止まるトラブルも発生しています。

 平成13年にはJR宇都宮駅構内の配電盤にネズミが入り込み、ショートして停電が発生し、東北新幹線の東京・盛岡間がおよそ1時間不通となりました。

◇病原菌あり 素手で触らないで
 ネズミの体には多くの病原菌があり、かまれたり体やふんに触ったりすると感染症を引き起こすケースもあるということです。

 東京都は、ネズミの死がいを見つけたら、素手では触らずに手袋とマスクをして処理するよう呼びかけています。

 また、死がいは放置せず、新聞紙などでくるんだあと密閉できる袋に入れるとよいということです。

 誤って触ってしまった場合には、しっかり手を洗ったうえでアルコールや除菌スプレーなどで消毒することが重要です。

◇すでにネズミ増加 店は対策に必死
 築地市場から数百mほどの場所にある澤尾正一さんと喜美子さんの夫婦が営む弁当店では、この1週間ですでに5匹のネズミが粘着シートにかかったということです。

 このネズミが築地市場から移動してきたかどうかはわかっていませんが、これまで店を構えてから15年、ネズミが現れたのは数えるほどだったといいます。

 ネズミによる被害も出ていて、ペットボトルに入ったみりんやワインなどの調味料がかじられて中身がすべて漏れたり、商品として置いてあったインスタントラーメンや段ボールに入れてあったペットボトルのお茶がかじられ、廃棄せざるを得なくなったということです。

 こうした被害を受けて、店を閉めている時間帯は店内に粘着シートを置いて、棚にある商品のほか食材や調味料はすべて冷蔵庫にしまう対応をとっているということです。

 一方、店を開けている時はアルコール消毒や掃除をこれまで以上に徹底しているということです。

 澤尾正一さんは、「急にネズミが増えて大変です。電気のコードをかじられて火事にならないか心配ですが、自分の店は自分で守るしかないので、やれるだけの対策はやっていきたい」と話していました。

 妻の喜美子さんは、「飲食店なのでネズミの菌がいちばん心配です。これから本格的に解体工事が始まったらさらにネズミが増えないか不安です」と話していました。

◇周辺地域で不安の声
 築地市場の近くにある「築地六丁目町会」は、中央区から支給された粘着シートを住宅やマンションに配りました。

 住宅の粘着シートにネズミがかかった場合、中央区では通常のゴミとしては出せないため、区は町会ごとにネズミの死がいを一時的に保管する専用の箱を設置しています。

 この箱の中に死がいを入れて区が週に数回のペースで回収するということです。

 ただ、住民の間には、粘着シートにかかったネズミを住宅から離れた専用の箱まで運ぶことや、子どもやペットが誤ってシートに触ってしまうことへの不安の声もあります。

 大長清高町会長は、「市場にはかなりのネズミがいると聞いているので非常に不安ですし、粘着シートの使い方にも困惑しています。被害がひどくならないよう、みんなで知恵を絞っていきたいです」と話していました。

◇専門家「銀座など周辺繁華街も警戒を」
 ネズミ駆除の業者などで作る「ねずみ駆除協議会」の矢部辰男会長によりますと、築地市場は魚や野菜の切れ端などの餌が豊富で、身を潜めることができる排水溝も数多くあり、ネズミの生息に適した環境のため、少なくとも数千匹は生息しているのではないかということです。

 協議会や東京都によりますと、これまでも都内では、再開発のため繁華街の古いビルなどを取り壊した結果、ネズミが近隣の住宅街に移動して被害が出たケースがあるということです。

 矢部会長は、築地市場に近い商店街だけでなく、銀座や新橋といった周辺の繁華街にも拡散するおそれがあると指摘しています。

 矢部会長は、「餌と住む場所がなくなったネズミは分散せざるを得なくなる。ネズミの定着を防ぐには、まずは餌となる食べ物をなくし、わなや薬を短期間に効果的に使って駆除することが望ましい」と話しています。
| 環境とまちづくり | 17:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
世界の平均気温 2030年にも1.5度上昇か 国連報告書
 世界の平均気温はこの100年余りですでにおよそ1度高くなっていて、早ければ2030年には、その差は1.5度に達し、極端に暑い日や大雨が増えるおそれが高いとする報告書を、地球の温暖化について調べている国連の組織がまとめました。

 地球温暖化について調べているIPCC(「気候変動に関する政府間パネル」)は8日、韓国で記者会見を開き、世界の平均気温が1.5度上昇した場合の影響に関する特別報告書を公表しました。

 それによりますと、人類の活動によって世界の平均気温は、19世紀後半の産業革命前のころに比べて、すでにおよそ1度高くなっていて、このままいけば2030年から2052年の間に、その差は1.5度に達すると予測しています。

 そして、温暖化に伴い、多くの地域で極端に暑い日が増えるほか、いくつかの地域では雨の降り方がこれまで以上に激しくなったり、大雨の日が増えたりするおそれが高いとしています。

 一方で、こうしたリスクは気温の差が2度まで上昇すればさらに高まるとして、温暖化を1.5度に抑えるためには、再生可能エネルギーのほか、大気から二酸化炭素を回収する仕組みや技術を使って、2050年ごろには二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする必要があるとしています。

 会見でイ・フェソン(李会晟)議長は、「社会は前例のない変化を求められることになるが、気温の上昇を1.5度に抑えることは可能だ」と述べました。

◇報告書の内容
 IPCCの報告書は、地球の温暖化に関する科学的な情報と分析を取りまとめたもので、国際社会が二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を減らす取り組みを進めるうえでの根拠となります。

 今回の特別報告書は、世界の平均気温が1.5度上がる場合と、2度上がる場合の比較に重点が置かれ、このうち大雨のリスクは、東アジアや北米でより高まるおそれがあるほか、海面も上昇し、小さな島や海抜の低い地域では、高潮や洪水のリスクが高まるとしています。

 また、熱中症が増えるほか、主に熱帯の病気とされてきたマラリアやデング熱など、蚊に刺されることで感染する病気のリスクも高まるとしています。

 このほか、特にサハラ以南のアフリカや東南アジア、それに中南米でとうもろこしや米、小麦などの収穫量が下がると見られますが、影響は気温の上昇が1.5度のほうが2度の場合よりも小さいとしています。

 このため、報告書は気温の上昇を1.5度に抑えるためには、電気をつくるエネルギーの割合を石炭はゼロに近づけるとともに、再生可能エネルギーは全体の70%から85%に増やすことなどによって、二酸化炭素の実質的な排出量を2030年までに2010年の水準の半分近くにまで減らし、2050年ごろには実質ゼロにする必要があるとしています。
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五輪の暑さ対策 水まきや日傘が効果 東京都が実験
 東京都が、再来年の東京オリンピック・パラリンピックの暑さ対策につなげるため、ことし8月に行った歩道に水をまく実験で、路面の温度が5度余り下がる効果が確認されました。

 都は今回の結果を踏まえて対策の検討を進めることにしています。

 この実験は、東京都が、ことし8月27日にオリンピックの競歩のコースとなる千代田区の内堀通りの歩道で行いました。

 実験では、歩道の日の当たる場所の一部に水をまき続けたところ、路面の温度は平均で32度7分となり、水をまかなかった場所と比べて5度6分、下がったということです。

 また、路上に日傘を置いて日陰をつくる実験では、湿度や気温、ふく射熱から算出し、熱中症予防の指標となる「暑さ指数」が平均で27.3度となり、水をまかなくても、激しい運動の中止が必要とされる「厳重警戒」の28度を下回ったということです。

 都は、東京大会の暑さ対策として細かい霧状の水、ミストを噴射する装置の設置などを進めていますが、今回の実験結果を踏まえてさらなる対策の検討を進めることにしています。
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