<< December 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
米誌「ことしの人」にグレタさん 温暖化対策を訴える16歳

 アメリカの雑誌「タイム」は、世界に最も影響を与えた「ことしの人」に地球温暖化対策を訴える16歳の活動家、グレタ・トゥーンベリさんを選びました。

 タイム誌は1927年から毎年、その1年間で世界に最も影響を与えた人物や団体を「ことしの人」に選んでいます。

 11日、2019年の「ことしの人」に、地球温暖化対策を訴える16歳の活動家、グレタ・トゥーンベリさんを選んだと発表しました。

 最年少での選出になるということです。

 グレタ・トゥーンベリさんは、スウェーデン議会の前で、毎週金曜日に学校を休んで温暖化対策を訴え続けました。

 この「未来のための金曜日」と呼ばれる活動をきっかけに、ことし9月には、世界150か国以上で400万人を超える人が参加した温暖化対策を求めるものとしては過去最大規模のデモが行われました。

 また、グレタさんは、ニューヨークの国連本部で開かれた温暖化サミットやスペインで開かれている地球温暖化対策を話し合う国連の会議「COP25」に出席し各国の代表に対して、対策の強化を強く求めました。

 選出の理由についてタイム誌は、グレタさんを「若い世代の力」と紹介したうえで、「世界が直面する大きな課題、環境問題に対して世界中の関心を集め、行動を促すことに成功した」としています。

◎「私たちは変われる」グレタさん COP25で行動を訴える
 地球温暖化対策を話し合う国連の会議、「COP25」の会場を訪れているスウェーデンの16歳、グレタ・トゥーンベリさんは、スペインの閣僚らとともに公式イベントに登場し「私たちは変わることができます」と述べて、一人ひとりが行動することの大切さを訴えました。

 スペインで開かれている地球温暖化対策を話し合う国連の会議「COP25」は11日、日本の小泉環境大臣も参加して2日目の閣僚級会合が行われています。

 温暖化対策を求める若者の運動を世界的に広げたグレタさんは、開催国スペインの閣僚などとともに公式イベントに登場し、スピーチを行いました。

 グレタさんは冒頭で、「これまで私は感情的なスピーチをして人々の注目を集めてきましたが、きょうはしません。人々はフレーズには目を向けますが、事実を覚えていません」と述べました。

 そのうえで、「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)によると世界の平均気温の上昇を1.5度に抑えるためには、世界で排出できる温室効果ガスの量はあと420ギガトン以下しかありません」と訴え、このまま大量の排出が続けば、「実質ゼロ」を長期的に目指しても気温の上昇は避けられないとして「包括的な解決策を見つけてほしい」と、COPへの期待を述べました。

 そして最後に、「それでも希望はあります。歴史上の大きな出来事はいつも人々から始まりました。待つ必要はありませんし、私たちは変わることができます」と述べ一人ひとりが問題を考え、行動する大切さを訴えました。

 COP25は、各国が温室効果ガスの削減目標を引き上げることで一致できるかどうかが主な焦点の一つとなっていて、今月13日まで議論が続きます。
| 環境とまちづくり | 20:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
ノーベル賞 吉野さんが抱負「環境問題解決の旗振り役に」

 ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんが、授賞式から一夜明けNHKの単独取材に応じ、「環境問題の解決に向けて旗振り役になっていきたい」と意気込みを語りました。

 日本時間の11日未明、スウェーデンでのストックホルムでノーベル賞の授賞式に出席した吉野彰さんは、先ほど滞在先のホテルでNHKのインタビューに応じました。

 吉野さんは、「受賞の記念講演と授賞式という2つの大きな行事を終えることができてほっとしました。

 受賞の決定からの2か月間はあっという間でしたが、記念講演では世界にメッセージを送ることができたと思います」と笑顔で話しました。

 また、授賞式で受け取ったノーベル賞のメダルについて、「リチウムイオン電池の普及に関わった多くの人の思いが詰まっていると思う。環境問題の解決を実行するという大きな責務がこもった重みを感じました」と語りました。

 そして、「今後は、ノーベル賞受賞者としてひとことの重みが変わってくる。環境問題の解決は若い人たちが活躍できる場でもあるので、そういう人たちの旗振り役のようなことをやっていきたい」と抱負を述べました。

 吉野さんは、現地時間の11日夜にスウェーデン王室が主催する晩さん会に出席するほか、12日にいったん預けているメダルを受け取る予定だということです。

 その後も現地の企業訪問などの予定をこなし、日本時間の15日に帰国する予定です。
| 環境とまちづくり | 04:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
7日は関東で雪か 最高気温は東京で6度と予想

 強い寒気の影響で関東地方は寒い一日となり水戸市で初雪を観測しました。

 関東では7日、低気圧の影響で各地で雨や雪が降り、山沿いを中心に積もるところもある見込みです。

 気象庁によりますと、上空に強い寒気が流れ込んで関東地方は気温が平年を下回る寒い一日となり、水戸市では今シーズン関東で初めてとなる初雪を観測しました。

 日中の最高気温は、

▽千葉市で8.9度、

▽水戸市で10.2度、

▽東京の都心と横浜市で10.4度など、

平年を3度から5度ほど下回りました。

 7日はさらに厳しい寒さとなる見込みで、日中の最高気温は、

▽水戸市で5度、

▽東京の都心と横浜市、千葉市、さいたま市で6度などと予想されています。

 また、低気圧の影響で、7日朝から夕方にかけて雨や雪となり、

▽関東北部の山沿いや、

▽神奈川県の箱根、

▽東京の多摩地方、

▽埼玉県の秩父地方では積もるところもある見込みです。

 気象庁は、積雪や路面の凍結による交通への影響に注意するよう呼びかけています。
| 環境とまちづくり | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
世界の平均気温 ことしは観測史上2番目か3番目に高い見通し
 WMO(世界気象機関)はことしの世界の平均気温が観測史上、2番目か3番目に高くなるという見通しを示し、地球温暖化の影響で100年に1度起きるような熱波や洪水が当たり前になりつつあるとして対策の強化を呼びかけました。

 WMOのターラス事務局長は3日、スペインのマドリードで開かれている地球温暖化対策を話し合う国連の会議、COP25で記者会見を行い、ことし1月から10月までの世界の平均気温について産業革命前に比べ推定でおよそ1.1度上昇したと発表しました。

 そのうえで、ことし1年間の平均気温は観測史上、3年前(2016年)に次いで2番目か3番目に高くなるという見通しを示しています。

 さらに、この10年が、観測史上最も気温が高い10年になるのは確実だとしています。

 ことしは6月と7月にヨーロッパを熱波が襲いフランスで46度、ドイツで42.6度など各国で最高気温を更新したほか、日本をはじめ南米のアルゼンチンやウルグアイなどで大規模な洪水が起きていて、WMOは温暖化の影響で100年に1度の熱波や洪水が当たり前になりつつあると指摘しています。

 ターラス事務局長は、「各国は対策を進めているが十分ではない」と述べて温室効果ガスの削減強化に取り組むよう呼びかけました。
| 環境とまちづくり | 06:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
20年ぶり 大規模な尾瀬の学術調査報告会
 群馬、栃木、新潟、福島の4県にまたがり、美しい湿原が広がる尾瀬で、20年ぶりに行われた大規模な学術調査で植生や生態系などに変化が生じている状況が1日開かれた報告会で、報告されました。

 学術調査は、各地の大学や研究機関の研究者およそ140人が人工衛星やドローンなども活用し3年かけて行い1日東京 千代田区で開かれた報告会で各分野の専門家らが調査の成果を発表しました。

 このうち、東京農業大学の鈴木伸一教授は、ユリ科のニッコウキスゲなど尾瀬を代表する植物が大きく減少していることが確認されたと報告し、ここ数年で急速に増加しているニホンジカによる食害の可能性があると指摘しました。

 また、新潟大学の福原晴夫名誉教授は、豪雨による災害が増える中、尾瀬にも大雨の際に周囲から土砂が流入して地形が変化しているうえ、魚などの生物も入り込むことで、生態系にも変化が出始めていると報告しました。

 調査団の団長を務める、名古屋大学の坂本充名誉教授は、「地球温暖化によるさまざまな影響を受けていることも明らかになっていて、今後、成果を報告にまとめ、多くの人に改めて、尾瀬の自然の大切さを理解してもらいたい」と話していました。
| 環境とまちづくり | 00:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
外国人旅行者向け「夜の経済」活性化なるか シンポジウム開催
 海外に比べ日本は夜の時間帯に外国人旅行者が楽しめる娯楽が少ないと指摘されるなか、夜の経済(「ナイトタイムエコノミー」)を活性化させようとシンポジウムが開かれ、国内外の先進事例が紹介されました。

◇先進的な事例を紹介
 26日、都内で開かれた「ナイトタイムエコノミーシンポジウム」は、民間の団体が観光庁と共催したもので、自治体や事業者などおよそ200人が参加しました。

 シンポジウムでは、まず観光庁の田端浩長官が、「日本は夜、娯楽サービスを楽しめない状況です。地方と連携して、魅力ある国にしていきたい」とあいさつしました。

 続いてオランダのアムステルダムで「ナイトメイヤー」(“夜の市長”)を務めたミリク・ミラン氏が、「行政と民間事業者、それに住民が連携して取り組む必要がある。深夜まで公共交通機関が動いていることも重要で、ロンドンではオリンピックをきっかけに金曜、土曜は地下鉄が24時間運行するようになった」と述べました。

 このほか、温泉を利用した大分県別府市の夜のイベントや、忍者のショーを船で楽しめる大阪・道頓堀のナイトクルーズなど、先進的な事例が紹介されました。

 観光庁によりますと、外国人旅行者の1人当たりの消費額はここ数年、伸び悩んでいて、夜に楽しめる娯楽を増やすことで飲食や宿泊を伴った経済効果が期待できるということです。

 シンポジウムに参加した愛知県観光協会の担当者は、「愛知県は欧米からの観光客が少ないのが課題で、どうすれば夜に楽しんでもらえるか、きょう得た多くの事例をもとに考えていきたい」と話していました。

◇歌舞伎町の成功例「ロボットレストラン」
 外国人旅行者の夜の需要の取り込みに成功したのが、新宿・歌舞伎町にある「ロボットレストラン」です。

 ロボットどうしが戦いを繰り広げたり、暗闇の中、光る衣装を着たダンサーが踊ったりするショーを楽しむことができます。刀や太鼓を使った日本らしさを感じられる演出もあり、客の9割以上は外国人だといいます。

 入場料は飲食代が別で8500円と安くはありませんが、1日4回、夜遅くまである公演は毎回、192ある客席がほぼ満席だということです。

 レストランではすしや幕の内弁当が味わえるということで、外国人の客は、ショーの間の休憩時間になると、ビールなどを次々に注文していました。

 オーストラリア人の女性は、「最後まで飽きさせないショーで楽しめました。たくさんお金を使いましたが、このショーの内容なら高いとは思いません」と話していました。

 歌舞伎町は、飲食店や風俗店がひしめきあい「アジア最大の歓楽街」とも言われていましたが、だんだんと様変わりし、多くの外国人旅行者が訪れ、オシャレな店も建ちならぶようになりました。

 しかし、歌舞伎町に旅行に来ていたギリシャ人の男性は、「日本は夜にゆっくり飲めたり、文化を楽しめるところが少ないと思います。自分の街では、朝の4時や5時まで楽しむこともよくあるし、せっかく休みできているので、もっと遊びたいです」と話していました。

◇夜の経済(「ナイトタイムエコノミー」)がカギ
 去年1年間に日本を訪れた外国人旅行者は3119万人と、6年連続で過去最高を更新しました。

 政府は東京オリンピック・パラリンピックが開かれる来年2020年、外国人旅行者を4000万人、消費額を今の2倍近くの8兆円に引き上げることを目標にしています。

 しかし、課題となっているのが、ヨーロッパやアメリカなどの海外の都市に比べて、夜の時間帯に楽しめる“娯楽が少ない”という問題です。

 そのカギとなるのが、夜の経済(「ナイトタイムエコノミー」)。外国人旅行者の夜の需要をいかに取り込めるかにかかっていると言われています。

 日本では外国人旅行者の数が増えている一方で、旅行で使うお金は、1人当たり15万円とここ数年、伸び悩んでいます。

 OECD(経済協力開発機構)がまとめたデータによりますと、外国人旅行者が滞在中に「娯楽サービス」に使ったお金の割合は日本では2.5%だったのに対し、アメリカを訪れた外国人旅行者では12.2%、フランスでは11.1%、カナダでは10.9%などとなっています。

 観光庁が行ったアンケート調査でも、夜に楽しめる娯楽やサービスを体験した外国人旅行者が海外に比べて少なく、満足度も低いという結果が出ています。

 ことしの観光白書では、「ナイトショー・ナイトライフは訪日外国人旅行者のニーズは大きい一方、供給は不十分」とか、「これまで十分に活用できていなかった夜間という時間市場を開拓/充実させることが重要である」と触れられています。

 また、先日発表された「世界都市ランキング」でも、夜の観光スポットが少なく、ナイトライフの充実度に乏しいことが、“東京の弱点”と指摘されました。

 観光庁によりますと、海外では、夜8時以降に開演するエンターテインメントショーやライブ、美術館や博物館などの文化施設を活用したツアー、まち全体を使ったイベントなどが人気を集めているということで、日本でも夜、楽しめる場所を増やすことで飲食や宿泊を伴った消費につながり、経済効果が期待できるということです。

 一方で課題もあります。深夜まで開く店や施設が増えれば、治安の悪化につながりかねないという地域からの懸念があるほか、事業者側からは、人手不足や働き方改革、従業員が電車で帰れなくなるといった理由で「営業時間を延ばしたくない」という声が少なくないということです。

◇苦戦している施設も
 外国人旅行者の取り込みに苦戦している施設もあります。

 東京・中央区の京橋エリアにある「京橋エドグラン」には、区の観光情報センターや世界の食料品を扱うスーパーマーケットなどが入り、日中の時間帯は外国人旅行者が多く訪れます。

 しかし、周辺には夜、外国人が楽しめるスポットが少なく、すぐ近くにある銀座に流れてしまうため、夜の集客は伸び悩んでいるということです。

 夜の時間帯に外国人旅行者を呼び込みたいと、施設では、周りのオフィスなどに配慮して夕方までに限定していた音楽イベントを、10月から、夜8時すぎまでに延ばすことにしました。

 さらに、都の助成金を使って、英語も併記したイベントのパンフレットも5000部つくりました。

 しかし、これまで3回開催したイベントでは、いずれも外国人の客は数人しかいなかったということです。

 この施設では、「ナイトタイムエコノミー」の活性化のためには、行政や地域の協力を得て一体となって進める必要性を感じているといいます。

 この施設を管理する日本土地建物の藤枝雅幸資産マネジメント第二部長は、「この街のイメージを行政や地元の人たちと一緒に作り込んでいく必要があると感じています。たくさんの方に来ていただきたいと思っていますので、PRを続けていきたい」と話しています。

◇豊島区は「夜のガイドマップ」を検討
 東京オリンピック・パラリンピックを来年に控え、対策を急いでいるのが東京・豊島区です。

 「国際アート・カルチャー都市」を目指している豊島区は11月、池袋の区役所跡地に芸術文化劇場をオープンさせ、来年の夏には、そこを含む合わせて8つの劇場が入る複合施設「ハレザ池袋」が完成する予定です。

 オリンピックでは多くの外国人旅行者が訪れると予想されることから、観劇を終えた人たちに夜までとどまってもらうことで、街を活性化させたいと考えています。

 豊島区の宮下あゆみ文化観光課長は、「公演のあとに、周りの店で食べたり飲んだり、ゆっくり過ごしてもらえる、生まれ変わった池袋の街をつくっていきたい」と話しています。

 そこで制作を考えているのが、外国人向けの「夜のガイドマップ」です。いまあるガイドマップは、日中あいている店や施設が多いため、あえて夜の時間帯に絞ったものを作ろうとしています。

 しかし、課題もあります。去年、商店街で行われた夜の営業を充実させた実証実験では、外国人から高い評価が出た一方で、店側からは、人手不足や従業員が終電までに帰れなくなるなどの理由で「営業時間をこれ以上延ばしたくない」という意見が6割を占めました。

 このため豊島区では、まずは周辺でコンサートなどのイベントが行われる日に限定するなど、負担にならない範囲で営業時間を延ばしてもらえないか、理解を求めていくことにしています。

 豊島区の宮下あゆみ文化観光課長は、「豊島区は“怖い”という印象から、地域住民とのパトロールや防犯カメラなど“安心”も高めることで変わってきています。宿泊するホテルが池袋でも、新宿や渋谷に遊びに行ってしまう外国人観光客が多いので、店の営業時間を延ばしてもらうのは簡単ではありませんが、区全体で夜を活性化させることで、店側の利益も上がることを理解してもらえるよう取り組んでいきたいです」と話していました。

◇オリンピックまでに最大限の努力を
 コンサルティング会社の代表で、ナイトタイムエコノミーに関する観光庁の協議会の委員を務める梅澤高明さんは、「昼の観光客獲得競争はこれ以上は食い合いになってしまうが、夜はこれからの市場で、世界でも競争が始まっている。ナイトタイムエコノミーは大都市だけの話ではなく、地方でも、例えばお城で夜のイベントを開けばそこで宿泊の需要が生まれる。工夫することで文化と経済で発展できる大きなチャンスが来ていると全国的に考えるべきだ」と話しています。

 また、来年のオリンピックについては、「東京に来年、外国からたくさんの旅行者が来るが、競技を見に行く時間以外のほうが圧倒的に多い。オリンピックまでに完璧な夜のコンテンツを準備するのは間に合わないにしても、最大限の努力で訪れる人たちにいろいろな体験をしてもらえるかが、この先の観光立国に向けて大きなポイントになる」と話しています。

 一方、課題については、交通機関の運行時間や住民などとの合意形成を挙げました。梅澤さんは、「ナイトタイムエコノミーが発展しているベルリンやアムステルダム、ニューヨークでは、深夜でも交通網が動いていて何時でも好きな時間に帰れるという状況がつくられている。自治体としては美術館や博物館、公園の夜間の使い方に自由度を出してもう少し遅い時間までいろんなイベントができたほうがいい。近隣の住民から苦情が出るかもしれないが合意形成をどうしていくかが大事になってくる」と話していました。

◇「ナイトメイヤー」(“夜の市長”)とは
 ミリク・ミラン氏は、もともとイベントのプロデューサーをしていて、アムステルダム市民の投票で「ナイトメイヤー」(“夜の市長”)に選ばれ、2012年から6年間務めました。

 市長にもアドバイザーとして意見を求められる立場で、夜に開くイベントなどのプロデュースに携わり、民間事業者や住民との連携を促したり、泥酔する人が増えて治安が悪くならないよう対策を進めたりして、アムステルダムの夜の経済を活性化させたということです。

 この「ナイトメイヤー」の取り組みは、ニューヨークやパリ、ロンドンなどにも広がり、ミリク氏は、ナイトメイヤーたちのアドバイザーも務めているということです。
| 環境とまちづくり | 00:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
新国立競技場 全工事終了 工事費1529億円 今月30日に完成へ

 東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場は、今月末の完成に向けて、すべての工事が終了し、工事費は上限の範囲内に収まる1529億円となりました。

 2020年の東京大会のメインスタジアムとなる新国立競技場の整備状況について19日、事業主体のJSC(日本スポーツ振興センター)が定例の説明会を開きました。

 それによりますと、競技場はフィールドや観客席のほか外側の歩行者デッキなど、すべての工事が終わり、今後JSCが設備の検査を行ったうえで、予定どおり今月30日に完成するということです。

 競技場本体などの工事費は、物価や人件費の変化のため当初の計画より増えましたが、政府が決めた上限の1550億円の範囲内に収まる1529億円となりました。

 また、設計や監理などを含めた整備費では、1569億円となり上限の1590億円の範囲内となりました。

 一方で、東京大会後の利用について民間事業化に向けた計画を、ことしの半ばをめどに取りまとめる方針になっていましたが、東京大会の警備上の理由で、競技場の詳細な図面を民間業者に示すことができないことなどから、大会後に先送りされることになりました。
| 環境とまちづくり | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
都内最古の木造駅舎「JR原宿駅」来年の五輪・パラ後に解体へ

 大正時代に作られ、都内で現存する木造の駅舎で最も古い「JR原宿駅」が、来年の東京オリンピック・パラリンピック後に解体されることになりました。

 JR東日本は解体後、耐火基準に適した材料を使って、今のデザインをできるかぎり再現した建物を造るということです。

 1924年(大正13年)に建てられた現在のJR原宿駅は、都内で現存する木造の駅舎で最も古い建物で、老朽化などの理由から建て替え作業が行われていて、来年3月21日、今の駅舎と隣接する場所に新しい駅舎が開業します。

 今の駅舎についてJR東日本では、渋谷区や地元の商店街などと協議を重ねた結果、来年の東京オリンピック・パラリンピック後に解体することを決め19日、公表しました。

 JR原宿駅の周辺は、防火地域に指定されているものの、今の駅舎は耐火性能が低いということで、JR東日本は解体後、耐火基準に適した材料を使って、西洋風の現在のデザインをできるかぎり再現した建物を造るとしています。

 JR東日本は、「歴史が長く残してほしいという声もあったが、安全面を考慮して解体する事を決めた」としています。
| 環境とまちづくり | 19:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
里山のチョウ類が激減 耕作放棄地増加などが影響か 環境省

 里山などに生息するチョウ類のうち、ミヤマカラスアゲハなど34種の数が急速に減少していることが環境省などの調査でわかりました。

 環境省と日本自然保護協会は大学や住民などと協力し、全国の里山や周辺の地域で植物や鳥類、昆虫など生態系の観測を行っていて、2008年から10年間に約200か所で集めたデータを分析しました。

 その結果、分析の対象とした87種のチョウ類のうち、半数以上の種は個体数が減少傾向にあり、4割にあたる34種は減少率が、1年当たり3.5%以上と、急速に減っていることが分かりました。これは、絶滅危惧種の判定基準となる減少率に相当します。

 特に北海道から九州に広く分布するミヤマカラスアゲハは、最も減少率が大きく、1年当たり平均して31.4%減っていたほか、オオムラサキは16.1%、イチモンジセセリは6.6%減少していました。

 このほか、ノウサギも、1年当たりの平均で5.7%減少しているということです。

 環境省によりますと、耕作放棄地が増えるなどして里山や周辺地域の管理が適切に行われていなかったり、開発が進んで環境が変化したりしたことが影響しているとみられるということです。

 環境省は、「今回の結果を自治体や関係機関にも周知し、生物を保全する取り組みを進めていきたい」としています。
| 環境とまちづくり | 16:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
山手線大規模運休続く 「高輪ゲートウェイ」駅 が初公開

 来年の春に開業するJR山手線の新駅、「高輪ゲートウェイ」の駅舎の内部が16日、初めて報道陣に公開されました。

 一方、新駅の開業に向けた線路の切り替え工事が未明から続いている影響で、山手線はおよそ3分の1の区間で運休が続いています。

 JR山手線ではおよそ半世紀ぶりの新駅、「高輪ゲートウェイ」が来年の春、開業します。

 新駅の駅舎がほぼ完成したことから16日、報道陣に駅舎の内部が初めて公開されました。駅構内は日本家屋の障子をモチーフにしたという大きな白い天井が特徴的で、はりの部分には木材があしらわれています。

 また、壁面はガラス張りで外の光が差し込む明るい空間になっているほか、鉄道の駅では珍しく、ホームや改札フロアから天井までが吹き抜けになっていて開放感があります。

 JR東日本によりますと、駅舎は9割ほど工事が進み、このあと内装と外装の仕上げを行って開業を迎えるということです。

 JR東日本の事業計画グループの天内義也副課長は、「日本の新しい玄関口として、地域の方が誇れる駅として開業したい」と話していました。

 一方、新駅の開業に向けた大規模な線路の切り替え工事が未明から続いている影響で、山手線はおよそ3分の1にあたる大崎駅から東京駅を経由した上野駅までの区間が運休していて、再開は午後4時ごろを見込んでいます。

 また、京浜東北線の品川駅と田町駅の間も運休していて、こちらは16日、終日運休し、17日の始発から運転が再開される予定です。

◇品川駅では困惑する利用客も
 JR品川駅の山手線のホームに向かうコンコースでは、運休していることを知らない利用客たちが次々と訪れ、駅員などから案内を受けて引き返していく姿が見られました。

 このうち、大阪市から訪れて新宿まで向かう予定だった女性は、「運休しているのは知らなかったのでびっくりしています。今から路線を調べ直して別ルートで向かおうと思います。自分のように影響がある人がかなり多いと思います」と話していました。

 世田谷区の自宅に向かうという38歳の男性は、「仕事でマレーシアに行ったあと神戸に向かい、長旅から戻ってきたところなので山手線の運休を知りかなりショックです。どうやって帰ればいいかわからないのでタクシーで帰ろうと思います」と話していました。

 仕事の研修で恵比寿駅まで向かうという、大阪から来た21歳の女性は、「東京の電車のことは全然分からず、インターネットで調べてみましたがよくわからずかなり焦ってます。もう一度調べてとりあえず向かおうと思います」と話していました。
| 環境とまちづくり | 14:31 | comments(0) | trackbacks(0) |