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線状降水帯、発生しやすい九州
◎九州北部豪雨から3年 線状降水帯に備えを
 (2020年07月05日 07:11 日本気象協会)

 2017年7月5日に発生した九州北部豪雨から3年。

 この豪雨では、福岡県朝倉市、東峰村、大分県日田市を中心とした地域に、短時間のうちに記録的な量の豪雨が降り、土砂災害や河川の氾濫などによる甚大な被害が発生しました。

 この豪雨をもたらしたのが「線状降水帯」です。

 きのう4日には熊本県南部を中心に線状降水帯が記録的な豪雨を降らせました。九州は線状降水帯が発生しやすく、線状降水帯による大雨からいかに早く避難するかが重要です。

◇九州北部豪雨を振り返る
 このグラフは、福岡県朝倉市の北小路公民館に福岡県が設置した雨量計の記録です。

 九州北部豪雨当日、午前中はわずかな雨しか観測されていませんでしたが、午後に入り、急に非常に激しい雨が降り始め、午後3時までの1時間に124ミリ、午後4時までの1時間にも114ミリという猛烈な雨を観測。

 その後も午後9時ごろにかけて繰り返し1時間に80ミリを超える猛烈な雨が降り、正午から午後9時までの9時間で774ミリもの雨が降りました。

 アメダスの朝倉では年間降水量の平年値が1860ミリほどですので、その4割を超える雨がわずか9時間の間に降ったことになります。

 この豪雨により、大規模な土砂災害や河川の氾濫などが相次いで発生しました。

 雨が急に強まった正午ごろは線状降水帯が現れた時間帯です。その後、9時間ほどにわたって線状降水帯が朝倉市付近にほぼ停滞した状態になり、午後9時を過ぎて線状降水帯が弱まるとともに、朝倉市内の雨も急速に弱まりました。

◇線状降水帯の恐ろしさ
 線状降水帯は、発達した積乱雲の列です。線状降水帯の先端で雲が発生し、それが風に乗って移動しながら発達。激しい雨を降らせると、次第に弱まっていきます。

 ひとつひとつの積乱雲の寿命は長くはなく、激しい雨を長時間にわたって降らせることはできません。

 しかし、線状降水帯では、次々と新しい雲が生まれ、発達しながら進んでくるため、雲のラインの下に当たる地域では長時間にわたって激しい雨が降り続くこととなります。

 線状降水帯は通常、長くても数時間程度たつと弱まるのですが、九州北部豪雨の際は9時間ほども継続し、しかも位置がほとんど変わらなかったため、局地的にきわめて大量の雨が降りました。

◇九州は線状降水帯に特に警戒が必要
 今年も九州では、線状降水帯による豪雨が相次いでいます。

 きのう4日には未明から熊本県南部を中心に線状降水帯が発生。これまでに経験のないような記録的な豪雨により、球磨川が各地で氾濫し、大規模な土砂災害が起こるなど甚大な被害が出ています。

 また、6月25日の早朝には長崎県五島付近から長崎県北部にかけて線状降水帯が発生し、佐世保市の周辺などで1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降ったとみられます。

 梅雨の大雨をもたらす水蒸気は多くの場合、南西あるいは西の方角から日本列島へと流れ込んできます。

 九州から見ると、この方角には東シナ海が広がっており、水蒸気が初めに陸地にぶつかる場所が九州となります。

 このため、九州には特に多くの水蒸気が流れ込みやすく、それだけに線状降水帯が発生しやすい地理的な条件になっているといえます。

 もし滝のような非常に激しい雨が降り出したら、最新の気象情報に注意するとともに、パソコンやスマートフォン、テレビのデータ放送などを利用して、気象レーダーの画像を確認しましょう。

 もし、ライン状に延びる活発な雨雲がかかっていて、特にその雨雲のエリアの動きが小さいような場合には危険が迫っているといえます。

 大雨により急速に状況が悪化することも多いため、急いで土砂災害や浸水などの危険が小さい場所で身の安全を確保することが重要になります。
| 環境とまちづくり | 06:43 | comments(0) | - |
7月1日からレジ袋有料化 小泉環境相「辞退が当たり前の社会に」
 7月1日から全国の小売店でプラスチック製のレジ袋の有料化が義務づけられます。

 小泉環境大臣は、「有料化をきっかけにプラスチックごみの問題について考えていただき、レジ袋を辞退することが当たり前になる社会に変革していきたい」と述べました。

 レジ袋の有料化はプラスチックごみの削減につなげようと、1日から全国すべての小売店に義務づけられます。

 30日の閣議の後の記者会見で小泉大臣は、「新型コロナウイルスによる新たな生活様式のなかで大量生産、大量消費のライフスタイルを見直していくことが重要だ。有料化をきっかけにプラスチックごみの問題について考えていただき、日々の買い物でもマイバッグを持参してレジ袋を辞退することが当たり前になる社会に変革していきたい」と述べました。

 環境省がことし3月に行ったアンケートでは、回答のあった2000人余りのうち「直近1週間にレジ袋を1枚ももらわなかった」と答えた人が3割だったということです。

 環境省はレジ袋をもらわない人の割合をことし12月の時点で6割にすることを目指していて、事業者や消費者の取り組みを特設サイトで紹介するなど有料化への理解と周知を進めていくことにしています。

◇レジ袋有料化 詳細は
 環境省と経済産業省は、有料化が義務づけられる対象など詳しい内容について次のようにまとめています。

▽有料化の対象
 有料化が義務づけられるのは、石油などの化石資源でできたプラスチック製の買い物袋です。

 購入した商品を持ち運ぶのに使う持ち手のついたものとされていて、「ロール袋」と呼ばれる魚や肉などを入れる持ち手のない薄い袋や、衣服を販売する際に汚れがつかないように包装する袋などは対象ではありません。

▽対象外の袋は
 また、プラスチック製で持ち手があっても次の3種類は有料化が義務づけられません。

 一つは、厚さが0.05ミリ以上の袋です。一般的なレジ袋よりも分厚く、繰り返し使うことができるとして対象外とされました。

 また、海の中で分解される海洋生分解性という特殊なプラスチックを100%配合した袋も海のごみ問題につながるおそれが少ないとして対象外に。

 サトウキビなど植物由来のバイオマス素材を25%以上配合した袋も、地球温暖化への影響が少ないとして有料化義務づけの対象とはなっていません。

▽対象の業種は
 業種や規模の大小にかかわらずすべての小売店に義務づけられますが、単発的なフリーマーケットへの出品や学園祭の模擬店など、事業として小売業を行っていない場合は対象外となります。

 それに、通信販売で購入した商品が袋に入れられていた場合など、消費者がレジ袋の受け取りを断れない場合も有料化の対象外です。

▽価格設定は
 レジ袋の値段は事業者それぞれが設定し、売り上げの使いみちについても事業者が決めることになっています。

 ただし、商品の価格にレジ袋の値段も含めているとして袋がいくらなのか消費者に提示していない場合や、袋を辞退してもその分が差し引かれない場合、それに1枚当たり1円未満にすることは、有料化にはあたらないとしています。

 環境省や経済産業省はこうした内容をガイドラインにまとめ公表しています。
| 環境とまちづくり | 06:50 | comments(0) | - |
高温注意情報 7月1日から関東甲信で「暑さ指数」に 気象庁
 熱中症への対策を呼びかける高温注意情報が、関東甲信で7月1日から変わります。

 発表基準がこれまでの予想最高気温から「暑さ指数」に変わり、熱中症の危険性が極めて高い状況にしぼって発表されるため、気象庁は、「情報が出た際には、これまで以上に万全の対策をとってほしい」としています。

 気象庁は、最高気温が35度以上と予想される場合などに高温注意情報を発表していますが、熱中症に大きく関わる湿度などを反映できないことが課題となっていました。

 一方、環境省が公表している「暑さ指数」は、気温に加え湿度などの影響が反映され、熱中症の搬送者数との関連性も高いとされています。

 このため、気象庁は、情報を発表する基準を最高気温から「暑さ指数」に変えて、環境省と共同で発表することになり、ことしの夏は7月1日から関東甲信の1都8県を対象に導入し、来年、全国に拡大する予定です。

 「暑さ指数」をもとにした新しい高温注意情報は、熱中症の危険性が極めて高い状況で発表され、発表の頻度はこれまでの3分の2程度になる見込みだということで、気象庁は、「多くの人が搬送されてもおかしくない、極めて危険な状況の場合に発表されるため、対策に万全を期してほしい」としています。

◇発表頻度低下も危険性は高い
 暑さ指数を用いた新たな高温注意情報のポイントは、発表基準が「熱中症の危険性が極めて高くなる場合」にしぼられたことです。

 発表された時には、これまで以上に万全の対策が必要です。

 環境省によりますと、暑さ指数の危険度は、28以上で「厳重警戒」、31以上で「危険」とされていますが、新たな高温注意情報は、さらに高い指数33以上と予想される場合に発表されます。

 東京では、去年までの5年間に平均で年間21回、高温注意情報が発表されましたが、新たな基準にあてはめると13回となり、3分の2程度まで減る見通しです。

 頻度は低くなるものの、発表された場合には熱中症の搬送者が急増し、死者や重症者も出るような状況が見込まれることから、外出をなるべく避けることや、室内をエアコンなどで涼しくしてすごすこと、運動をする場合は医師や看護師を配置するなどの対策を取ったり、涼しい屋内で行ったりするなど、熱中症に万全の対策をとってください。
| 環境とまちづくり | 00:56 | comments(0) | - |
プラスチックごみ リサイクルの技術開発 12社共同で新会社設立
 飲料大手のサントリーホールディングスや、大手化学繊維メーカーの東洋紡など12社が共同で、プラスチックごみをリサイクルするための技術開発を進める新会社を設立し、環境への負荷が少ない効率的な技術の確立を目指すことになりました。

 サントリーホールディングスや、東洋紡、ダンボール製造のレンゴーなど12社は共同で、ペットボトルや弁当容器などのプラスチックごみを、原料としてリサイクルするための技術開発を進める新会社を設立し、30日記者会見を開きました。

 新会社では、プラスチックごみを燃やさずに原料に戻す化学的な技術を活用して、環境負荷の少ない効率的なリサイクル技術の開発を、7年後の2027年の実用化を目指して進めるとしています。

 また、自治体などと協力して効率的にプラスチックごみを回収する方法も、検討していきたいとしています。

 プラスチック循環利用協会によりますと、国内で1年間に出るプラスチックごみ、およそ900万トンのうち、およそ6割は焼却され熱エネルギーとして利用されていて、新技術の実用化を急ぎ、原料としての活用を進めていくことにしています。

 新会社の設立を呼びかけた、サントリーホールディングスの新浪剛史社長は、「さまざまな企業だけでなく、政府や自治体とも連携し、プラスチックごみによる海洋汚染の問題を解決していきたい」と話しています。
| 環境とまちづくり | 23:53 | comments(0) | - |
九州〜関東 非常に激しい雨のおそれ 土砂災害など警戒を
 梅雨前線の影響で九州で激しい雨が雨が降っています。

 28日昼前にかけては九州から関東にかけての各地で激しい雨が降って、局地的には非常に激しく降るおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するよう呼びかけています。

 気象庁によりますと、九州から本州の南岸沿いにのびる梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み西日本から東日本にかけての広い範囲で大気の状態が不安定になっています。

 午前4時までの1時間に鹿児島県が錦江町に設置した雨量計で35ミリの激しい雨を観測しました。

 これまでに降った雨で鹿児島県と宮崎県では土砂災害の危険が非常に高まって「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があり、厳重な警戒が必要です。

 大気の不安定な状態が続くため、九州北部や四国ではこのあと数時間、九州南部や関東、東海、それに伊豆諸島では昼前にかけて、雷を伴って激しい雨が降り、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。

 気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。
| 環境とまちづくり | 05:32 | comments(0) | - |
“漫画の聖地”「トキワ荘」復元施設が7月公開 4畳半の部屋も

 手塚治虫さんをはじめ、日本を代表する漫画家が若き日を過ごした東京 豊島区のアパート「トキワ荘」を復元した施設が跡地近くに完成し、報道関係者向けに公開されました。

 「トキワ荘」は昭和27年に建てられた木造2階建てのアパートで、手塚治虫さんや赤塚不二夫さん、石ノ森章太郎さん、それに藤子不二雄のコンビなど、日本を代表する漫画家がともに生活しながら腕を磨いた「漫画の聖地」として知られています。

 豊島区は、地元の商店街と連携し、漫画文化を発信する拠点として「トキワ荘」を原寸大で復元することになり、このほど、跡地近くの公園に「トキワ荘マンガミュージアム」が完成しました。

 施設の2階には漫画家が住んでいた4畳半の部屋が並び、当時の生活を追体験できる演出が施されています。

 復元にあたっては、写真を集めたり、当時住んでいた漫画家から聞き取りを行ったりして、塗装の色合いなども忠実に再現したということです。

 1階は展示スペースで、最近になって区に寄贈された、今ではほとんど残っていない漫画雑誌や、漫画家100人余りのサイン色紙などを見ることができます。

 豊島区の高野之夫区長は、「地域の皆様の長年の思いが、全国のファンの力添えもあり、ついに実りました。漫画・アニメの歴史をこの地から発信し、漫画文化を発展させていく第一歩にしたい」と話していました。

 施設は来月7日から一般公開されますが、感染防止のため、当面は事前の予約制になるということです。

◇元住人が語る「トキワ荘」
 「トキワ荘」は昭和27年に現在の豊島区南長崎に建てられた木造2階建てのアパートで、漫画家が住んでいた2階には4畳半の部屋が10室ありました。

 昭和20年代から30年代にかけては手塚治虫さんや赤塚不二夫さん、石ノ森章太郎さん、それに藤子不二雄のコンビなど、日本を代表する漫画家が住み、切磋琢磨しながら制作活動に励んだ「漫画の聖地」として知られています。

 昭和57年に老朽化のため取り壊されましたが、跡地には今も多くのファンが訪れています。

 漫画家の水野英子さんは18歳だった昭和33年に「トキワ荘」に入り、石ノ森さんや赤塚さんたちとおよそ7か月を過ごしました。

 「星のたてごと」や「白いトロイカ」などが代表作で、女性少女漫画家の草分けと言われる水野さんに今回、復元された施設の中で話を聞きました。

 取り壊される前に水野さんが撮影していた内部の写真は今回の復元作業の資料として使われ、自身も壁の色や室内の様子を再現する際の監修を務めました。

 水野さんは、「机の色は当時あったものとかなり近いですし、炊事場が雑然した感じもよく再現されています」と話しました。

 水野さんの部屋は階段を上がって4つ目の19号室でした。

 それぞれの部屋のドアは開けたままで、昼夜を問わず互いに行き来する自由な雰囲気だったといいます。

 水野さんは、「自分の部屋からは石ノ森さんがレコードをかけながら漫画をかいている姿が見えて、この場所に立つと当時に戻った感じがします」と話しました。

 当時、漫画は「悪書」とされていた時代でしたが、手塚治虫さんにひかれて集まった若い漫画家たちが、制作活動に没頭しながら、時にはみんなで騒いだり、語り合ったりしていたということです。

 そして、「トキワ荘」は同じ目標を持った人たちが夢をかなえる場だったといいます。

 水野さんは、「当時は漫画家になると言ったら親から勘当される時代でした。そんな中でいつか漫画を自分の一生の仕事にするという夢をみんな持っていて、24時間、仲間と漫画の話をして漫画を描ける天国のような場所でした」と話しました。

 「トキワ荘」の復元にあたって水野さんは、当時、自分の部屋に飾っていたカウボーイの絵をクレヨンで描き直しました。

 この絵について水野さんは、「部屋が寂しかったので描いていたら、石ノ森さんや赤塚さんが見に来て、『おーうまいな』と言ってくれたのを覚えています。当時よりは上手になったと思うので、全く同じようには描けていないと思いますが」と話していました。

 「トキワ荘」が復元されたことについて水野さんは、「復元されたのはうれしいですし、夢みたいです。トキワ荘がここまで有名になるとも思わなかったし、復元の手伝いをするなんて思ってもいなかった。当時住んでいた漫画家の皆さんが生きていたら、復元されたことをさぞ喜んだと思います」と話しました。
| 環境とまちづくり | 19:13 | comments(0) | - |
“伝説” の雑誌「漫画少年」ほぼ全巻 「トキワ荘」で展示へ

 昭和20年代に手塚治虫さんが作品を連載し、今はほとんど残っていないとされる漫画雑誌のほぼ全巻が東京・豊島区に寄贈されたことが分かりました。

 区は、来月オープンする手塚さんなど多くの漫画家が暮らした「トキワ荘」を復元した施設に展示することにしています。

 寄贈されたのは、昭和22年から30年にかけて刊行された「漫画少年」という月刊の漫画雑誌です。

 手塚治虫さんが「ジャングル大帝」を連載したほか、当時珍しかった漫画などの投稿コーナーがあり、若手漫画家の登竜門になっただけでなく、作家の筒井康隆さんや写真家の篠山紀信さんなど、のちにさまざまな分野で活躍した人も投稿していました。

 現在はほとんど残っていないとされていますが、刊行された101巻のうち93巻が、ことしに入って漫画家の永田竹丸さんから豊島区に寄贈されたということです。

 区は来月オープンする、手塚さんや赤塚不二夫さんなど多くの漫画家が若き日を過ごした「トキワ荘」を復元した施設で展示することにしています。

 漫画の歴史に詳しい東京工芸大学の伊藤剛教授は、「戦後の子ども向けの雑誌がこれだけ多く見つかり、公共の資料として寄贈されるのは珍しい。『漫画少年』には、のちに有名になったさまざまな分野のクリエーターが投稿していたので、昭和の文化史を研究するうえでも貴重な資料になる」と話していました。
| 環境とまちづくり | 14:58 | comments(0) | - |
7月から9月 平年より厳しい暑さ 熱中症対策を(3か月予報)
 気象庁が24日発表した3か月予報によりますと、7月から9月にかけての平均気温は全国的に平年に比べて高く、厳しい暑さになりそうだということです。

 マスクの着用など過去にない状況で夏本番を迎えることから、例年以上に熱中症への対策が必要です。

 気象庁によりますと、来月から9月にかけて、太平洋高気圧が日本付近に張り出しやすく、西からは上空のチベット高気圧が張り出す時期もあり、2つの高気圧が重なって暑くなる見込みです。

 このため、向こう3か月の平均気温は、全国的に平年より「高い」と予想され、厳しい暑さになりそうだということです。

 また、降水量は全国的に「ほぼ平年並」と予想されています。

 梅雨末期の7月にかけては例年、各地で豪雨災害が発生しており、改めて備えを確認してください。

 そして、梅雨が明ける7月から8月にかけては、熱中症の搬送者数が急増し、去年は2か月間で全国で5万人以上が搬送され、100人余りが死亡しています。

 特にことしは新型コロナウイルスの影響で、マスクによって体の熱が逃げにくくなったり、体が暑さに慣れていないおそれもあり、例年以上に熱中症への注意が必要です。

 環境省などは、屋外で人と十分な距離があればマスクを外し、マスクをしている場合はなるべく激しい運動を避け、のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をするよう呼びかけています。
| 環境とまちづくり | 23:43 | comments(0) | - |
きょう全国で部分日食 午後4時ごろから午後6時半ごろまで

 太陽の一部が欠けたように見える「部分日食」が21日夕方、天候さえよければ、全国で観測できる見通しで、国立天文台は目を痛めないよう安全な方法で観測してほしいと呼びかけています。

 「部分日食」は太陽と月と地球が一直線上に並び、地球から見て、太陽の一部が月に隠れる現象で、日本で観測されるのは去年12月以来、およそ半年ぶりです。

今回は、天候さえよければ、全国で観測できる見通しで、午後4時ごろに欠けはじめ、午後6時半ごろまでに終わります。

 日本では、南で観測するほど太陽が隠れる割合が大きくなり、最も欠ける午後5時ころには那覇市で79%、東京都で35%、札幌市で17%が欠ける見通しです。

 また、中国やインドなどでは、太陽が指輪のような形に見える「金環日食」になります。

 国立天文台は、双眼鏡や望遠鏡で直接見たり、サングラスで見たりすると目を痛めるため絶対にやめ、太陽の光を大幅にカットする専用の日食グラスを使うか、太陽の光を投影するなどの安全な方法で楽しんでほしいと呼びかけていますす。

 次に日本で日食が見られるのは3年後の2023年4月で、この時は九州南部など一部の地域だけで部分日食になる見通しです。
| 環境とまちづくり | 12:11 | comments(0) | - |
各地で真夏日 栃木・静岡では猛暑日も 16日も熱中症に十分注意

 15日は、東北から西日本にかけての広い範囲で晴れて気温が上がり、各地で30度以上の真夏日となったほか、栃木県と静岡県では35度以上の猛暑日となったところもありました。

 16日も広い範囲で30度以上が予想され、熱中症に十分な注意が必要です。

 気象庁によりますと、15日は北海道や九州などで雨が降っているところがありましたが、東北から西日本にかけての広い範囲で晴れ、気温が上がりました。

 日中の最高気温は、

▽栃木県佐野市と静岡市で35.8度と猛暑日となったほか、

▽茨城県古河市で34.3度、

▽和歌山県新宮市で33.8度、

▽津市で33.5度、

▽福島県浪江町で32.8度と各地で平年を7度から10度ほど上回ったほか、

▽東京の都心でも32.6度とことしいちばんの暑さとなりました。

 16日も各地で平年を上回る暑さとなる見込みで、

 日中の最高気温は、

▽前橋市で34度、

▽岡山市と京都市、名古屋市、福島市で33度、

▽佐賀市と奈良市、東京の都心で32度、

▽福岡市で31度などと、広い範囲で30度以上の真夏日となると予想されています。

 こまめに水分を補給し、室内では適切に冷房を使うなど引き続き熱中症に十分な注意が必要です。

 この時期はまだ体が暑さに慣れていないほか、マスクの着用で体に負担がかかるとされていて、環境省などは熱中症を防ぐため、人との距離がある場合は状況に応じてマスクを外すよう呼びかけています。

 一方、今週の後半以降は前線などの影響で天気が崩れて気温が下がる見込みで、気温の差が大きくなることから気象庁は体調管理に注意するよう呼びかけています。
| 環境とまちづくり | 19:06 | comments(0) | - |