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台風21号が発生 今後の情報に注意

 19日午後9時、日本のはるか南で台風21号が発生しました。

 気象庁の観測によりますと、19日午後9時、日本のはるか南のトラック諸島の海上で、台風21号が発生しました。

 中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径150キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

 台風は1時間に25キロの速さで西へ進んでいて、気象庁は、今後の台風の情報に注意するよう呼びかけています。
| 環境とまちづくり | 00:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
「地下神殿」が市街地守る 浸水被害を大幅減 埼玉 春日部

 台風19号の大雨では、埼玉県春日部市にある「地下神殿」とも呼ばれる世界最大級の地下放水路が、浸水の被害を大幅に軽減する役割を果たしました。

 春日部市にある「首都圏外郭放水路」は、埼玉県東部の水害対策のために国がおよそ2300億円かけて建設しました。

 近くを流れる5つの川から取り込んだ水をいったん放水路にため、ポンプを使って川幅が広い江戸川に排出して氾濫を防ぐ仕組みです。

 長さが6.3キロと世界最大級の地下放水路で、水をためる巨大な水槽は59本の柱がそびえ、「地下神殿」とも呼ばれています。

 江戸川河川事務所によりますと、今月12日の午前11時半から地下の水槽に水が入り始め、午後7時前には巨大な水槽から江戸川に排出を始めたということです。

 一時的に貯水した量はおよそ1200万立方メートル、東京ドーム9杯分に達し、施設が完成した平成18年以降3番目に多かったということです。

 河川事務所によりますと、この放水路をはじめ4つの施設が稼働したことなどで、今回と同じ程度の雨量を観測した昭和57年の台風18号と比べて、中川と綾瀬川流域の県内24の自治体の浸水被害は以前の20分の1以下に減ったということです。

 首都圏外郭放水路管理支所の高橋正樹支所長は、「江戸川の水位があと1m高ければ排水できず緊迫する場面もあったが、地域の浸水被害を軽減することができて安心した」と話していました。

◇専門家「内水対策に効果」
 川の氾濫や防災に詳しい埼玉大学の田中規夫教授は、「川が決壊するなどして住民が危ないと思ったときには、市街地で水があふれる『内水』氾濫で避難できないこともある。放水路は『内水』を逃がすために効果的だった」と指摘しています。

 田中教授は、首都圏外郭放水路をはじめ複数の放水路と遊水池が、埼玉県東部や、低地にある東京 江戸川区や葛飾区などの浸水被害を抑える効果があったと分析しました。

 そのうえで、首都圏外郭放水路のような施設があるからといって洪水は起きないと安心せず、地域のハザードマップなどを確認し、避難など適切な行動をとることが必要だとしています。

 また、大規模な施設だけでなく、建物や道路の地下を遊水池として活用するなど、対策を強化する必要があるとしています。
| 環境とまちづくり | 21:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
東京五輪 マラソン・競歩「札幌での実施を検討」IOC発表
 東京オリンピックのマラソンと競歩について、IOC(国際オリンピック委員会)は16日、猛暑の対策として会場を札幌に移すことを検討していると発表しました。

 来年の東京オリンピックでは、猛暑の対策が大きな課題でなかでも屋外で長時間、競技が続くマラソンと競歩は大会の組織委員会が開始時間を招致段階の計画から前倒しするなど、さまざまな対策を検討してきました。

 これについてIOCは、16日、マラソンと競歩の会場を札幌に移すことを検討していると発表しました。

 理由として、オリンピック期間中の気温が札幌では東京に比べて5度から6度低いことをあげています。

 また、今月30日から東京で行われる大会組織委員会と準備状況などを確認する調整委員会で、東京都や国際陸上競技連盟などと具体的な話し合いをすることを明らかにしました。

 マラソンと競歩は、今月まで中東カタールのドーハで開かれた世界選手権で、気温が40度を超える日中を避けスタートを午後11時半すぎに設定して行われましたが、女子マラソンでは68人のうち完走したのは40人で、4割を超える選手が途中棄権となるなど、猛暑の中で競技が行われることに選手や関係者から不安の声が上がっていました。

◇IOCバッハ会長「暑さ深刻な懸念」
 IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長は、「会場を札幌に移すという今回の大幅な変更の提案は、われわれが暑さに関して深刻な懸念を示していることを表している。オリンピックは、選手たちの一生に一度のパフォーマンスを出す舞台であり、今回の提案は、選手が最高の結果を出せることを可能にする。実行されることを楽しみにしている」とコメントしています。

◇日本陸連「急な展開で雲をつかむような話だ」
 IOC(国際オリンピック委員)会が、来年の東京オリンピックのマラソンと競歩の会場を札幌に移すことを検討していることについて、日本陸上競技連盟の風間明事務局長は国際陸上競技連盟などから一切、連絡がないことを明らかにし、「何も聞いていない。急な展開で全く雲をつかむような話だ」と話しています。
| 環境とまちづくり | 06:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
週末にまとまった雨か 東日本や東北 台風19号で地盤緩み警戒を

 低気圧や前線の影響で東日本や東北では、18日からまとまった雨が降る見込みです。

 台風19号による豪雨で堤防が決壊したり地盤が緩んだりしていて、少しの雨でも洪水や土砂災害の危険が高まるおそれがあり、気象庁が警戒を呼びかけています。

 気象庁によりますと、気圧の谷の影響で関東甲信では17日午後から雨が降りだし、その後、18日から19日土曜日にかけては前線や低気圧が近づくため東日本と東北の広い範囲でまとまった雨となる見込みです。

 台風19号による豪雨では、関東甲信越や東北を中心に川の堤防が決壊するなどして応急的な補修工事が行われていますが、復旧できていない地域もあります。

 また、記録的な豪雨で地盤が緩んでいるところもあり、気象庁は、少しの雨でも川の氾濫や土砂災害の危険性が高まるおそれがあるとして警戒を呼びかけています。復旧作業などの際には、雨の降り方に十分注意してください。
| 環境とまちづくり | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
甚大な被害 台風19号 72人死亡 47河川で決壊 全容は不明

 台風19号による豪雨で甚大な被害が出ています。今回の災害で亡くなった人は72人となり、堤防の決壊は、47河川の66か所に上っています。しかし、被害の全容はまだ分かっていません。

◇72人死亡 14人不明 218人けが
 NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、今回の台風19号で、これまでに全国で72人が亡くなったほか、14人が行方不明となっています。

 死亡したのは▽福島県で26人、▽神奈川県で14人、▽宮城県で13人、▽栃木県と群馬県でそれぞれ4人、▽長野県で3人、▽埼玉県、岩手県、茨城県でそれぞれ2人、▽静岡県と千葉県でそれぞれ1人です。

 また、▽神奈川県や福島県など6つの県で14人が行方不明となっています。

 このほか▽32の都府県で218人がけがをしています。

◇堤防決壊は47河川66か所 越水など延べ181河川
 台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、15日朝の時点で、7つの県で合わせて47河川の66か所に上ることが国土交通省の調査で分かりました。

 国が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、7つの河川の合わせて12か所です。

▽阿武隈川 福島県須賀川市浜尾

▽吉田川 宮城県大郷町粕川

▽都幾川 埼玉県東松山市早俣

▽越辺川 埼玉県東松山市正代と川越市平塚新田

▽那珂川 茨城県那珂市下江戸、常陸大宮市野口と伊勢畑

▽久慈川 茨城県常陸大宮市の富岡、塩原、下町

▽千曲川 長野市穂保

 これらの12か所については、さらに川の水があふれ出ないように、コンクリート製のブロックを設置し、水を遮るシートで覆うといった応急的な補修工事を行ってるということです。

 また、7つの県が管理する合わせて43河川54か所でも、堤防の決壊が確認されています。

 このほか、国が管理する河川で堤防からの越水などによる氾濫が確認されたのは22河川です。

▽阿武隈川 ▽多摩川 ▽千曲川
▽鬼怒川 ▽吉田川など

 また、都や県が管理する河川では、16都県の181河川で越水などによる氾濫が発生し、浸水被害が起きています。

▽青森県 1河川 ▽岩手県 3河川
▽宮城県 16河川 ▽福島県 30河川
▽山形県 4河川 ▽茨城県 18河川
▽群馬県 2河川 ▽栃木県 23河川
▽埼玉県 23河川 ▽東京 5河川
▽神奈川県 3河川 ▽山梨県 5河川
▽新潟県 5河川 ▽長野県 14河川
▽静岡県 27河川 ▽三重県 2河川

◇住宅の浸水被害 少なくとも1万3000棟以上
 NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号の影響でこれまでに全国で少なくとも1万3000棟以上の住宅が水につかり、1000棟以上の住宅が全半壊や一部損壊の被害を受けました。

 このうち、▽床上まで水につかったのは長野県や栃木県など16の都県で7325棟、▽床下が水につかったのは静岡県や埼玉県など21の都県で6472棟となっています。

 また、▽全半壊の被害を受けた住宅は千葉県など7つの都県で77棟、▽一部損壊が東京都や神奈川県など21の都道県で1038棟となっています。

◇土砂災害 19都県で140件
国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で発生した土石流や崖崩れなどの土砂災害は、14日夕方の時点で、少なくとも19の都県で140件発生しているということです。

 今回の台風による豪雨では、群馬県富岡市で裏山の土砂が崩れて住宅に流れ込み、2棟の住宅に住んでいた3人が死亡するなど、各地で土砂災害が相次ぎました。

 都道府県別では、

▽埼玉県で43件、

▽静岡県で15件、

▽岩手県と新潟県で12件などとなっています。。
| 環境とまちづくり | 19:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
【決壊・氾濫】関東甲信と東北の計14河川に(午後0時半現在)

 国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で、国と県が管理する河川では、13日正午現在、9つの河川の合わせて10か所で堤防の決壊を確認したということです。

 また、13日午後0時半現在、氾濫が起き、「氾濫発生情報」が発表された河川は、関東甲信と東北で合わせて14に上っています。

◇決壊した河川
 国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で、国と県が管理する河川では、13日正午現在、9つの河川の合わせて10か所で堤防の決壊を確認したということです。

 このうち、国の管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、次の6つの河川の合わせて7か所です。

▽「吉田川」の宮城県大郷町付近、

▽「久慈川」の茨城県常陸大宮市付近の2か所

▽「都幾川」の埼玉県東松山市付近

▽「越辺川」の埼玉県川越市付近

▽「九十九川」の埼玉県東松山市付近

▽「千曲川」の長野市付近。

 このほか、栃木県が管理する3つの河川でも、それぞれ1か所ずつ堤防の決壊が確認されています。

◇氾濫した河川
 氾濫が発生したのは次の河川です。

▽「千曲川」の長野市篠ノ井小森、長野県上田市国分、千曲市雨宮、須坂市北相之島、小布施町飯田、小布施町山王島、中野市立ヶ花と栗林付近

▽「吉田川」の宮城県富谷市三ノ関と志戸田、大崎市鹿島台大迫下志田と広長、松島町竹谷、大郷町土橋、大和町落合桧和田付近

◇「氾濫発生情報」が出ている次の河川です。

▽「多摩川」の東京・世田谷区玉川付近

▽「都幾川」の埼玉県東松山市葛袋地区付近

▽「田川」の栃木県宇都宮市宮の橋上流付近

▽「荒川」の栃木県那須烏山市向田付近

▽「永野川」の栃木県栃木市大平町付近

▽「蛇尾川」の栃木県大田原市北大和久付近

▽「久慈川」の茨城県常陸大宮市小倉と富岡付近

▽「宇多川」の福島県相馬市北飯渕地区と今田地区付近

▽「新田川」の福島県南相馬市原町区付近

▽「夏井川」の福島県いわき市小川町高萩付近

▽「阿武隈川」の福島県須賀川市和田、福島県須賀川市江持、郡山市阿久津橋、郡山市石渕町、本宮市中條、伊達市五十沢付近
| 環境とまちづくり | 14:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
鉄道情報
◎JR首都圏在来線 安全確認できしだい運転再開へ
 JR東日本によりますと、首都圏の在来線各線は昼ごろまで運転を見合わせる見通しで、安全が確認できしだい順次再開することにしています。

 一方、

▽湘南新宿ライン、

▽中央本線 高尾〜小淵沢、

▽青梅線 青梅〜奥多摩、

▽烏山線、

▽水戸線、

▽水郡線、

▽日光線は終日、運転見合わせを決めています。

▽東海道線の特急「スーパービュー踊り子」、

▽中央線の特急「あずさ」「かいじ」なども、終日運転を見合わせるということです。

◎首都圏私鉄各社 運転再開の路線も(午前7時)
 台風19号の影響で、私鉄各社の多くは12日、運転を取りやめていましたが、安全が確認できたとして13日朝から運転を再開している路線もあります。

▼京成電鉄は京成線の全線で始発から運転を再開しました。

▼京王電鉄も井の頭線で始発から運転を再開しましたが、京王線は設備の点検を終えたあとに運転を再開するとしています。

▼東急電鉄は世田谷線や目黒線の全線で運転を再開しました。
一部の路線については安全が確認できしだい、順次運転を再開するとしています。

▼西武鉄道は新宿線と池袋線の一部で運転を再開しましたが、安全確認のため運転を見合わせている区間も残っています。

▼東武鉄道は東上線の一部で運転を再開しましたが、そのほかの路線では運転を見合わせています。

▼相模鉄道、▼多摩都市モノレール、▼東京臨海高速鉄道のりんかい線、▼ゆりかもめは運転を再開しています。

▼東京モノレールは午前8時半ごろにおおむね運転再開、▼京浜急行は昼ごろに運転の再開を予定しています。

▼小田急電鉄、▼首都圏新都市鉄道のつくばエクスプレスは運転再開の見通しはたっていません。

◎東海道・山陽新幹線 始発からおおむね平常どおり運転へ
 東海道新幹線と山陽新幹線についてJRは始発からおおむね平常どおり運転すると発表しました。

◎東北・北陸・上越新幹線 昼ごろまで運転見合わせ
 JR東日本にによりますと東北・北陸・上越新幹線は13日昼ごろまで運転を見合わせます。

 秋田新幹線は当初、盛岡と秋田の間で始発から運転するとしていましたが、安全の確認が取れるまで運転を見合わせることになりました。

 山形新幹線は終日運転見合わせを決めています。

◎羽田空港も着陸制限を解除
 羽田空港は台風19号の接近に伴って12日は旅客機の着陸を制限していましたが、13日午前5時前に制限を解除し、通常どおり着陸できるようになりました。
| 環境とまちづくり | 07:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
首都圏鉄道運転見合わせ JR13日昼ごろまで 私鉄安全確認まで
 台風19号の影響で首都圏のJRは少なくとも13日昼ごろまで運転を見合わせることにしています。

 また、私鉄各社も多くが安全の確認が取れるまで、運転を見合わせるということです。

 JR東日本によりますと、13日の首都圏の在来線は安全確認を終えるまで少なくとも昼ごろまでは運転を見合わせるとしています。

 このうちすでに終日、運転見合わせを決めているのは湘南新宿ライン、中央本線の高尾駅〜小淵沢駅間、青梅線の青梅駅〜奥多摩駅間、烏山線、水戸線、水郡線です。

 また、東海道線特急の「スーパービュー踊り子」や、中央線特急の「あずさ」、「かいじ」など特急列車も、終日運転を見合わせるということです。

 一方、各新幹線は東北・北陸・上越が少なくとも13日昼ごろまでは運転見合わせ、秋田新幹線は盛岡〜秋田間に限って、始発から運転することにしています。山形新幹線は終日運転見合わせを決めています。

 JR東日本は、台風の被害次第では運転見合わせが長引くおそれもあるとして、ホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。

 また、首都圏の私鉄は13日、京成線が安全を確認したうえで始発から運行する予定ですが、そのほかの各社は安全が確認されるまで運転を見合わせるということです。

 また、都営地下鉄は安全が確認されるまで運転見合わせ、東京メトロは地上を走る路線や区間を中心に、始発から運転を見合わせる可能性があるということです。
| 環境とまちづくり | 02:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
雨やんでも引き続き警戒を 川氾濫や土砂災害のおそれ

 関東や静岡県ではしだいに雨が弱まっている地域もありますが、実は雨がやんだあとも、川が氾濫したり土砂災害が発生したりすることがあり、引き続き警戒が必要です。

◇降った雨が時間差で川に…
 まず、川です。

 国土交通省などによりますと、川では周辺の山に降った雨が時間をおいて流れ込んでくるため、雨がやんだあとも急に増水したり、水位が高い状態が長く続いたりします。

 さらに水位の高い状態が続くと堤防の土に水が染みこんで崩れやすくなり、最悪の場合、決壊するおそれもあります。

 4年前の関東東北豪雨では、鬼怒川の流域で非常に激しい雨が降り続いて茨城県常総市で氾濫し、大規模な浸水被害が発生しましたが、堤防が決壊したのは、雨が弱まったあとでした。

◇避難所から戻ったところで土砂災害に…
 土砂災害も雨がやんだあとに発生することがあります。

 土の中にしみこんだ雨水が抜けるのに時間がかかるためです。

 平成9年、鹿児島県出水市の針原地区で21人が死亡した大規模な土石流は雨がやんだあとに突然起きました。

 亡くなった人の中には避難していたものの、雨がやんだため自宅に戻った人もいました。

 川の氾濫や土砂災害の危険性が高い地域にいる人は雨が弱まったりやんだりしたあとも引き続き警戒を続け、災害から身を守るため、避難先にとどまることを検討してください。
| 環境とまちづくり | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
台風19号 静岡の伊豆半島に上陸 新たに5県に大雨特別警報

 大型で強い台風19号の影響で神奈川県箱根町では猛烈な雨が降ったほか、関東甲信、東海、東北では記録的な大雨となっていて、気象庁は午後7時50分、新たに茨城県、栃木県、新潟県、福島県、宮城県に大雨の特別警報を発表しました。5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる情報で、気象庁はすでに大雨特別警報を出している1都6県とあわせて最大級の警戒を呼びかけています。

 気象庁によりますと、大型で強い台風19号の影響で関東甲信や東海を中心に活発な雨雲がかかり続け、神奈川県箱根町付近ではレーダーによる解析で午後7時半までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

 午後7時までの48時間には、

▽神奈川県箱根町でおよそ950ミリに達しているほか、

▽静岡県伊豆市市山でも750ミリを超え、

▽宮城県丸森町筆甫で319ミリ、

▽栃木県の奥日光で409.5ミリなどと記録的な大雨となり、

東北や関東北部ではすでに重大な災害が発生している可能性が極めて高いとして、気象庁は午後7時50分に茨城県、栃木県、宮城県、福島県、新潟県の5つの県に新たに大雨の特別警報を発表しました。

 気象庁はすでに特別警報を発表している静岡、神奈川、東京、埼玉、群馬、山梨、長野とあわせて最大級の警戒するとともに、安全の確保をするよう呼びかけています。

 これまでの雨で、茨城県、群馬県、栃木県、東京都、埼玉県、神奈川県、山梨県、長野県、静岡県、奈良県、宮城県、福島県、山形県、新潟県では土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があり、神奈川県ではすでに土砂災害が発生しています。

 また、神奈川県、群馬県、東京都、埼玉県、静岡県、長野県、福島県では氾濫の危険性が高まり、「氾濫危険水位」を超えている川があります。

 大型で強い台風19号は午後7時前に静岡県の伊豆半島に上陸し、東日本の広い範囲と東北の一部を暴風域に巻き込みながら北東へ進んでいます。

 風も非常に強く、

▽三宅島の坪田で午後5時15分すぎに42.2m、

▽千葉県銚子市で午後5時50分ごろに36.1m、

▽静岡県石廊崎で午後6時50分ごろに34.7m、

▽羽田空港で午後6時10分すぎに28.8m

の最大瞬間風速を観測しました。

 このあとも西日本から東北にかけての広い範囲で非常に激しい雨が降り、特に関東と東海を中心に猛烈な雨が降るおそれがあります。

 13日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、

▽北陸で400ミリ、

▽東北で300ミリ、

▽関東甲信で250ミリ、

▽伊豆諸島で200ミリ、

▽東海で150ミリ、

▽中国地方で120ミリ、

▽北海道と近畿で100ミリと予想されています。

 また、台風が近づく東海や関東などでは記録的な暴風となる見込みです。

 13日にかけての最大風速は、

▽東海と伊豆諸島で45m、

▽関東甲信で40m、

▽東北で35m、

▽北海道で28m、

▽北陸で27m、

▽近畿と中国地方で25m、

▽四国で23m、

▽九州北部で2m0と予想され、

 最大瞬間風速は、

▽東海、関東甲信、伊豆諸島で60m、

▽東北で50m、

▽北陸と北海道で40m、

▽近畿、中国地方、四国で35m、

▽九州北部で30mに達する見込みです。

 海上はうねりを伴って波が高く、

▽東海、関東、伊豆諸島で13m、

▽東北で11mの猛烈なしけとなり、

▽北海道、北陸、近畿で7m、

▽中国地方、四国、九州北部で6mの大しけとなる見込みです。

 さらに、台風が接近している静岡県や神奈川県では午後5時までに、観測を始めてから最も高い潮位となりました。

 土砂災害、低い土地の浸水、川の氾濫、暴風や高波、高潮にも最大級の警戒が必要です。

 ふだん災害が起きないと思われているような場所でも、今後、台風の接近で状況が悪化するおそれがあります。

 周囲の状況をよく確認し、近くの人と声を掛け合うなどしてください。

 気象庁は、避難場所への移動が危険な場合は近くの頑丈な建物に移動したり、建物の2階以上で崖や斜面と反対側の部屋に移動したりするなど、少しでも命が助かる可能性が高い行動を取るよう呼びかけています。

 また、台風の中心から離れている地域でも竜巻などの激しい突風のおそれがあり十分な注意が必要です。
| 環境とまちづくり | 20:40 | comments(0) | trackbacks(0) |