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「今年の漢字」は「令」

 平成から令和となったことし1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」が京都の清水寺で発表され、新しい元号、令和の「令」の文字が選ばれました。

 「今年の漢字」は、京都に本部がある日本漢字能力検定協会がその年の世相を表す漢字ひと文字を一般から募集し、最も多かった字が選ばれます。

 平成が終わり、元号が令和になったことしは、21万6000余りの応募の中から、令和の「令」の文字が選ばれ、京都市東山区の清水寺で森清範貫主が大きな和紙に筆で書き上げました。

 協会は「令」が選ばれた理由として新しい元号の「令」和に明るい時代を願う国民の思いが集約されたとしています。

 さらに、法「令」改正による消費増税や芸能界で起きた闇営業、薬物使用などの問題で法「令」順守が重視されたこと、自然災害で警報や避難勧告の発「令」が相次いだことも挙げています。

 清水寺の森清範貫主は、「元号がかわり、皆さんの気持ちが新しくなったのではないかと思う。これからの時代も皆で仲よく、力を合わせて生きていかなければいけないと改めて感じた」と話していました。

 2番目に多かったのは新しいの「新」、3番目は令和の「和」でした。

◇安倍首相 「自分が選んだのは『始』」
 安倍総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に対し、「『令』というのはりんとした響きがあっていい。ことしは歴史的な皇位継承が行われ、新たな令和の時代が始まった。ことしを表すにふさわしい一字だと思う」と述べました。

 そのうえで、「自身にとっての一字は何か」と問われたのに対し、「私が選んだのは物事が始まる『始』だ。政策的には働き方改革、幼児教育の無償化が始まり、全世代型社会保障改革の元年と位置づけた。また、来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてラグビーワールドカップが大変な興奮と感動のうちに大成功に終わり、スポーツの力、躍動感を感じる新たな時代が始まった、そんな1年だった」と述べました。

◇官房長官「『桜』は見たくない」
 菅官房長官は午後の記者会見で、「ことしは私自身、歴史的な巡り合わせで元号発表に携わることができたと思っている。そうした意味で、私にとっては、たぶん『令』か『和』ではないかなと思っていた。『令』が選ばれたということだが、なるほどなと思っている」と述べました。

 そのうえで、記者団が「最近は、記者会見でも国会でも桜を見る会ばかり聞かれているが『桜』という漢字についてはどう思うか」と質問したのに対し、菅官房長官は「見たくも聞きたくもない」と苦笑しながら応じました。
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「こども六法」異例のヒット
◎『こども六法』異例のヒット 児童向け法律書がなぜ必要か著者に聞く
 (2019年12月09日 08:10 ORICON NEWS)

 児童向けの画期的な法律書『こども六法』(弘文堂)が、20万部を突破(オリコン週間BOOKランキングで最高3位)。いじめや虐待に悩む子どもにたくさんのヒントを与える1冊であり、実際には大人の読者も子どもと一緒になって学べるポイントも多い。自ら「法律の専門家ではない」と語る著者の山崎聡一郎氏は劇団四季のミュージカル俳優という経歴を持つ。その山崎氏と120年以上の歴史を持つ法律・人文書系の老舗出版社が初めて“児童書”を世に問うことになった弘文堂・担当編集者の外山千尋氏に、本書に託した思いや、子を持つ親や教育現場からの反響について話を聞いた。

◆「9月1日問題」を意識し8月中に刊行 売れたらいいではなく売らないといけない本

 『こども六法』はいわゆる六法全書の内容を子どもでも容易に理解できるよう、わかりやすく「翻訳」したもの。憲法、民法、商法、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法から、商法を除外しつつ、少年法といじめ防止対策推進法を加えた構成となっている。条文を平易な表現に書きくだしつつ、可愛らしい動物キャラクターたちが日常生活のトラブルに直面する様子をユーモラスに描いたイラストや、より理解を深める解説コラムなども活用。ありそうでなかった児童向け法律書として、発売直後から品薄状態が続くほどの話題作となった。著者である山崎聡一郎氏は、多くの学校が夏休み明けとなる9月1日に、子どもたちの自殺が増える、「9月1日問題」を強く意識し、8月中の刊行にこだわったのだと言う。

 「今、困っている子どもたちに本当に届けるため、また家庭や学校で広く認知してもらうためにも、遅くとも8月中に書店に並べてもらえるよう作業を続けました。売れたらいいなあ、ではなく売らないといけない本。今もそう考えています。自分で書店にお願いにも行っていますし、本の価値に反応してくださったメディアへの露出も、基本的には全く断らず取り組んでいます。必死です。僕自身はベストセラー作家になるのが目標ではなく、この本が世の中のために必要だという確信があるだけ。結果、手に取って下さった方々がSNSなどで取り上げてくれて、良い循環が生まれてきています。そうやってツイートなどしてくれる方は、このプロジェクトを支援しているチームの一員のようにも思えます」(山崎聡一郎氏)

 「いじめられている子だけでなく、いじめている子や、周囲で見ている子、親や教師といった大人も含め、皆がその定義や考え方を共有してこそ、初めて法というものが機能するのだと思います。そういった法のリテラシーを底上げし、高めていくためにも、この本を世に出せた意義は大きいと思います。実は児童書カテゴリに決めたのも発売ギリギリになってからのことで、弊社としては初のジャンルということもあり、チャレンジではありました。ですが、気になるところは徹底して修正し、多くの専門家の方に監修をお願いし、内容については自信があります」(外山千尋氏)

◆難解な法律書が多いなか、大人が理解するための法律書でもある

 『こども六法』には初期バージョンが存在しており、山崎氏が大学在学中に研究の一貫として2014年に完成させ、自費出版していたもの。

 「初期バージョンを作る動機は素朴です。ないから作ってみようということ。いじめの問題を解決するために法教育を活用する研究をしていくなかで、特に小学生向けでは、あって然るべき誰でも参照できる共通のルールが書かれている教材が見つからなかったんです。僕自身、中学で初めて六法全書に触れたのですが、実際にいじめられていた小学生の頃に読んでおきたかった、と強く思いました。当時の自分と同じような子どもたちが、少しでも気になった時に、すぐ手に取れる場所に、子ども向け法律書を用意しておくべき。それで、自分で六法を逐語訳し、その訳を法学部の友人に指摘してもらい修正して、1年くらいかけて完成に至った。完成後も、取り組み自体おもしろいね、と評価してくださる方はたくさんいらしたのですが、世の中にもっと広めようと思ってもなかなかうまくいきませんでした」(山崎氏)

 「山崎さんにその初期バージョンを手渡され読んだのは2016年頃です。私も常日頃からなぜこんなに法律書は難しく書いてあるのかと疑問でした。難しいことをさらに難しく書いてあるような気すらしていた(苦笑)。でも山崎さんの文章は、読みやすくて。私が読みやすいなら、他にもきっとニーズがあるはずだ、とすぐに出版のお話をしました。ですが、会社が法律書、専門書といった看板を背負っているだけに、中途半端なものは出せないという事情もあり、結果的にしばらく寝かせることになってしまって…」(外山氏)

◆著者自身もいじめ被害者であり加害者にもなった その経験が『こども六法』に

 2018年、山崎氏の友人でもある小川凛一氏がプロデューサーとして加わり、プロジェクトは再び活性化。砂田智香氏の親しみやすいグラフィックデザインと伊藤ハムスター氏のポップなイラスト、クラウドファンディングでの資金調達などの話題性もプラスされた。

 「初期バージョンとの最大の違いは、複数の種類のプロが仕事をしていること。本を作る専門家、プロのイラストレーター、なにより法律の専門家の先生たちによる強力な監修が大きな力になって、現在の形がだんだんとできていきました。実際に子どもたちに読んでもらってフィードバックする子ども監修も含め、修正は最後の最後まで続けました。感覚的には、それこそいったん完成した本を5回くらい全面改稿したような感じ(苦笑)。ですが、それだけ良い本に近づいたと思っています」(山崎氏)

 山崎氏は小学校時代に、骨折するほどの肉体的な被害を伴ういじめを経験しており、それが教育問題に取り組む原動力にもなった。だが中学時代にはいじめの加害者の側になってしまったことがあるのだという。

 「部活でのトラブルです。意見の行き違いで揉めた後輩を部内の会議で辞めさせる、ということがあり、結果的に大人数で1人を追い込んでしまった。部長であった僕がその首謀者という位置づけになりました。今にして思えば、当時はむしろ自分たちが被害を受けていると思いこんでいた。いじめている側がその事実に気づいてやめるのは難しいと実感しました。そのトラブルの場合は、先生の介入でいじめがストップしました。その一点において良かったと思いますし、最終的にはその後輩と仲直りもできた。でも、被害者が先生に親告したからこそ事態が発覚して止まっただけ。多くの刑法・民法上で重視される<親告罪>というものを身をもって経験することになりました」(山崎氏)

◆実際の教育現場にも反響が、学校への法介入に対する考え方に変化も

 弘文堂では『甘えの構造』(1971年)以来のヒット作『こども六法』は、実際の教育現場を含め、多くの反響を呼んでいる。

 「教育現場の反応は、意外にも好評です。学校に法律という概念を導入する、ということ自体に反発するような風土というのは、もっと根強いのかもしれないと事前には考えていました。ですが、そうした旧来の文化も少しずつ変化してきているようで、全クラスに置きました、といった報告なども思った以上にSNSなどで確認しています。教師の方からも、保護者の方からも、全体としては今のところプラスの評価がもらえているのかなと思っています」(山崎氏)

 「購入いただいた読者の方が、ご自分の母校の図書館などに寄贈するといった広がりもあるようです。これからの世の中を力強く生き抜いていくためには、法律へのリテラシーも非常に大切だ、という流れが背景にあるのだと思います」(外山氏)

 今回の『こども六法』では2020年度の民法改正の内容を反映している。2022年度に予定されるさらなる同法の改定(成年年齢の引き下げや婚姻開始年齢の統一など)にはどのように対応するのだろうか。

 「もちろん、その際には新版として更新すべきは更新しようと考えています。『こども六法』の文脈で考えるなら、たとえば労働法や著作権法などへの理解を養うような本など、まだまだやるべきことは残っているとも思います。ただ、この本が話題になったおかげで、現在いろいろな新しい本の企画なども打診されるようになってはいますが、あくまでも僕は法律の専門家ではないので、ご期待に添えないことも多い。ですが、世の中に必要で、僕が関わって作りたい、そう思えるような企画をまた考えていきたいとも思っています」(山崎氏)

 (文/及川望)
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免許も不要か、変わる「マイカー」
◎乗用車保有の考え崩す「完全自動運転」後の世界 土地利用や自動車保険のあり方も変えうる
 (2019/12/08 07:00 東洋経済オンライン 野口 悠紀雄)

 昨今の経済現象を鮮やかに切り、矛盾を指摘し、人々が信じて疑わない「通説」を粉砕する――。野口悠紀雄氏による連載第3回は、「あなたは自動運転が何を変えるか知ってますか」(2019年11月24日配信)に続いて、完全自動運転が実現した先の社会の変化を大胆に予測する。

 自動運転の時代になれば、自動車をめぐる環境は一変します。自動車は主に保有するものから利用するものに変わると私は見ています。そうなれば、生産量が激減する可能性があります。地価にも大きな影響があるでしょう。このとおりになるわけではありませんが、現時点でさまざまな条件を加味して、私の考えも交えて未来を予想します。

◇自動車が所有するものでなく、利用するものに
 タクシー、トラック、バスなどの自動運転や自動配送ロボットは、どれも大きな変化です。しかし、自動運転で引き起こされる変化の一部でしかありません。さらに大きな変化は、乗用車について生じます。

 つぎの3つの可能性が考えられます。

(1)今は、自動車を「所有する」ことによって利用していますが、完全自動運転になってもこれが継続するシナリオ

(2)カーシェアリングが進むシナリオ。これは、すでに進展しつつあります。大手自動車メーカーが展開しているサービスでは、好きな車を時間単位で借りられ、どこでも乗り捨て可能です。

(3)運転手のいない自動運転のタクシーが登場し、普及するシナリオ。これは「ロボタクシー」と呼ばれます。

 いつまでも(1)のままであるとは想像しがたく、どんどん(2)(3)へと移行していくものと私は考えています。

 もしロボタクシーが広範に普及すれば、自動車の利用法は現在とは大きく変わります。

 タクシーを呼べば、運転手のいない車が到着します。それに乗って目的地まで行き、そこで乗り捨て、帰りにはまたロボタクシーを呼んで自宅まで帰る、といった利用法になるでしょう。個人が乗用車を保有しなくてもタクシー会社が保有する乗用車の利用で事足りるようになるというイメージです。

 シェアリングやロボタクシーが普及すれば、自動車の稼働率が顕著に上昇すると考えられます。

 現在、自家用車の稼働率は極めて低く、1日の大部分の時間は駐車場に置かれたまま、使用されていません。日本では自家用車の平均稼働率は、4.2%程度だといわれていますが、自家用車のロボタクシーへの転換が進めば、稼働率が大きく上昇します。かつ買い替え頻度が現在と変わらないのであれば、自動車の生産台数が減る計算となります。

 もちろん、実際には頻繁に買い替えられるようになるため、販売台数や生産台数はそれほど減るわけではないでしょうが、自動車1台当たりの走行距離が延び、自動車の生産台数が激減する可能性は否定できません。

 乗用車の保有台数や生産台数がどうなるかは、さまざまな要因に依存します。

 これについては、いくつかの予測がなされています。

 コンサルティングファームのPwCは、「自動車産業を転換する5つのトレンド」2018年5月)で、つぎのように予測しています。

 ヨーロッパでは、車両保有台数は、現在の2億8000万台超から、2030年には2億台へと、25%減少する。アメリカでも22%減少する。頻繁に買い替えられるため、新車販売台数はヨーロッパでは34%増加する。アメリカでは20%増加する。

 しかし、仮にロボタクシーの普及が進めば、保有台数は14%に減る。また、新車販売台数が50%に減少する可能性がある。 

◇自動車産業が大きく変わる
 20世紀の先進国経済は、自動車産業を中心にして発展しました。それに伴って、鉄鋼業や石油産業などが成長したのです。

 以上で見たような変化が生じれば、こうした構造が大きく変わることが予測されます。

 自動車産業は、日本の最も重要な産業の1つですから、それがこのように変わることは、日本経済に大きな影響を与え、生産量が激減する可能性があるだけでなく、自動車産業の構造が変わることが考えられます。

 自動運転車で重要なのはハードウェアでなくソフトウェアなので、自動車産業の主役がメーカーではなくなり、AIによる自動運転に関するものにシフトする可能性があります。

 携帯電話では、2000年代に同様の変化が起こりました。スマートフォンへの移行が生じ、ハードウェアを作る携帯端末メーカーからOSを提供するソフトウェア企業へと主導権が移りました。この結果、アップルとグーグルが業界をリードする企業となったのです。

 自動車の自動運転の分野では、グーグルの子会社であるウェイモが、実験車の走行キロなどで、圧倒的にリードしています。この状況を考えると、スマートフォンの場合と同様の変化が生じてもおかしくありません。

 研究開発の重点が自動運転にシフトしていくと、日本から海外に出ていってしまうかもしれません。ロボタクシーの増加によって影響を受けるのは、メーカーだけではありません。個人の自家用車を相手にするガソリンスタンドや修理工場は、商売あがったりです。

 自動車を保有する人が減る影響は、以上だけではありません。自動車を保有しなくなれば、駐車場の多くが不要になりかねません。ロボタクシーの普及だけでなく、シェアリングが進めば、同様の変化が生じるでしょう。

 現在、都市にある駐車場が激減するわけです。アメリカでは駐車場の海の中に建物があるようなところも多いので、土地利用に大きな影響があるはずです。日本でも駐車場が占めている面積は無視できません。これが必要最小限になれば、地価に対して大きな下落圧力が働きます。

 また、都心部のビルなどでは、地下駐車場が大きな比率を占めていますが、ここにも影響するかもしれません。ビルの建築形態とともに、都市の土地利用が変わるシナリオが考えられるのです。

 日本では、人口の減少によって土地に対する需要が減少しています。それに加えて駐車場が激減すると土地の供給が増大することになります。これは日本の不動産事情に極めて大きな影響を与えるでしょう。

◇免許制度は不要に
 以上で述べたことは乗用車の利用形態がどうなるか、とくにロボタクシーがどの程度普及するかによって、大きく変わります。

 それとは関わりなく、自動運転が可能になれば生じる変化もあります。それが以下で述べるようなものです。

 レベル5の完全自動運転が実現すれば、それらは免許証なしで利用できるようになるでしょう。現在でも、タクシーに乗るのに免許証を必要としないことを考えれば、当然のことです。

 事実、アメリカ・カリフォルニア州は、「自動運転車のドライバーは運転免許証を携行する必要がない」とする方針を、連邦政府に認可請求しています。免許制度や教習所のあり方も変わってしまいます。

 自動車が完全自動運転になれば、交通事故は8割以上減少するといわれます。そうなると、交通警察は縮小を余儀なくされ、警察は、大量の余剰人員を抱えることになりかねません。警察は、自動運転化によって最も大きな影響を受ける分野の一つなのです。

 現在の自動車保険は、「自動車が事故を起こす」ことを前提にして構築されています。しかし、交通事故が激減すれば、自動車保険に対する必要性も大きく減るでしょう。

 新しい自動車保険は、事故が発生した場合のメーカーなどの責任や、被害者の救済制度と、一体のものとして考えられる必要があります。

 完全自動運転車が事故を起こした場合の責任は、自動車会社などが負うことになるでしょう。ただし、責任を負う主体が、プログラムを開発した企業なのか、自動車というハードウェアのメーカーなのかが問題となります。

 また、事故の原因が車両側にあるのか、交通システムにあるかによっても、責任を負うべき主体が異なります。こうして、自動車保険の構造も大きく変わるでしょう。
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皇后さま 56歳に 中村哲さんの死去に「とても残念」

 皇后さまは9日、56歳の誕生日を迎えられました。天皇陛下の即位のあと、皇后として迎えられる初めての誕生日です。

 皇后さまは誕生日にあたって、文書で感想を寄せられました。

 この中で、皇后さまは、ことし5月1日の天皇陛下の即位からこれまでを振り返り、「御即位に伴う一連の行事を陛下がご無事にお済ませになり、私も、陛下のお力添えを頂きながら、一つ一つの行事に無事にご一緒させていただくことができましたことに安堵し、嬉しく思っております」と述べられました。

 そして、5月の一般参賀や11月の祝賀パレードについて「多くの国民の皆様から、思いがけないほど本当に温かいお祝いを頂きましたことに、心から感謝しております」と記すとともに、「日本国内各地で出会った沢山の笑顔は、私にとりましてかけがえのない思い出として心に残り、これからの歩みを進めていくうえで、大きな支えになってくれるものと思います」とつづられました。

 また、「このような国民の皆様の温かいお気持ちは、平成の御代の間、上皇上皇后両陛下が国民と苦楽を共にされながら、長きにわたって国民に寄り添われ、御立派にお務めを果たされたことによるところが大きいものと深く感謝しております」と記されました。

 そのうえで、「これからの日々、陛下とご一緒に、国民の皆様の幸せを常に願いながら、寄り添っていくことができましたらという思いを新たにしてまいりました」と述べられました。

 皇后さまは続いて、相次いだ災害に触れ、「台風19号など、今年は幾つもの災害が重なり、日本国内の広い範囲が大きな被害に見舞われたことは大変残念なことでした。犠牲になられた方も多く、深く心が痛みます」と記し、「今後、復旧が順調に進み、被災された方々に安心できる生活が一日も早く戻ることを心から願っております」と述べられました。

 さらに、世界で紛争や内戦が続いていることなどを取り上げ、「アフガニスタンで長年にわたり医療活動や灌漑施設の整備などを行い、復興の支援をされてきた中村哲氏が、最近現地で命を落とされたこともとても残念なことでした。人々が安心して暮らせる平和な世界が実現することを願ってやみません」と記されました。

 皇后さまは9日、皇居・宮殿で、皇族方や三権の長などから祝賀を受ける行事に臨み、夜には、ご一家で、上皇ご夫妻や秋篠宮ご夫妻などとお祝いの膳を囲まれます。

◇誕生日に際しての感想 全文

 今年は、30年以上にわたる平成の御代の終わりに上皇陛下がご退位になり、5月初めに天皇陛下がご即位になって、新しく令和の御代になりました。誕生日を迎えますのにあたり、時代の節目となった今年を振り返りますと、深い感慨に包まれます。

 年の初めから、上皇陛下の御即位30年、上皇上皇后両陛下ご結婚60年をお祝いする様々な行事や、退位礼正殿の儀を始め、上皇陛下の御退位に関わる様々な行事がございましたが、平成最後のお務めの一つ一つを、それ迄とお変わりなく、お心を込めて大切にお務めになるお姿が深く心に残っております。

 5月1日の天皇陛下の御即位以降、御即位に伴う一連の行事を陛下がご無事にお済ませになり、私も、陛下のお力添えを頂きながら、一つ一つの行事に無事にご一緒させていただくことができましたことに安堵し、嬉しく思っております。

 上皇上皇后両陛下には、御在位中から、陛下の御即位関連行事を始め、お代替わりが円滑に進むようにとのお心遣いとお導きを賜りましたことに深く感謝申し上げます。

 また、様々な行事の準備にご尽力いただいた方々に厚く御礼を申し上げます。天皇陛下のご即位以来、5月の皇居での一般参賀や、11月の国民祭典、祝賀御列の儀などの折に、多くの国民の皆様から、思いがけないほど本当に温かいお祝いを頂きましたことに、心から感謝しております。

 また、この7か月の間に、地方への訪問、都内での行事などを通して、国民の皆様と接する中で、多くの方々から温かいお気持ちを寄せていただいたことを嬉しく、またありがたく思いながら過ごしてまいりました。

 日本国内各地で出会った沢山の笑顔は、私にとりましてかけがえのない思い出として心に残り、これからの歩みを進めていく上で、大きな支えになってくれるものと思います。

 同時に、このような国民の皆様の温かいお気持ちは、平成の御代の間、上皇上皇后両陛下が国民と苦楽を共にされながら、長きにわたって国民に寄り添われ、御立派にお務めを果たされたことによるところが大きいものと深く感謝しております。

 そして、これからの日々、陛下とご一緒に、国民の皆様の幸せを常に願いながら、寄り添っていくことができましたらという思いを新たにしてまいりました。

 そのような中にあって、10月の台風19号など、今年は幾つもの災害が重なり、日本国内の広い範囲が大きな被害に見舞われたことは大変残念なことでした。

 犠牲になられた方も多く、深く心が痛みます。御遺族のお悲しみはいかばかりかと思いを寄せ、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 また、被災された方も大勢おられ、寒さが募る中、様々な御苦労が絶えないことと案じております。今後、復旧が順調に進み、被災された方々に安心できる生活が一日も早く戻ることを心から願っております。

 近年、日本のみならず、世界各地でも水害や山火事などの自然災害が多く発生しており、地球温暖化や気候変動などの問題が現実のこととなりつつあることが案じられます。

 また、日本では、気候関連の災害の他にも、南海トラフ地震や首都直下地震などの大地震も予測されており、様々な面から防災対策を進めていくことがますます大切になってきているように思われます。

 プラスチックゴミなど多くの環境問題や、日本国内の貧困や子供の虐待などの問題、また、世界で紛争や内戦が続いていることなどにも心が痛みます。

 このことに関連して、アフガニスタンで長年にわたり医療活動や灌漑施設の整備などを行い、復興の支援をされてきた中村哲氏が、最近現地で命を落とされたこともとても残念なことでした。

 人々が安心して暮らせる平和な世界が実現することを願ってやみません。一方、今年を振り返りますと、様々な明るい出来事もありました。

 特に最近では、日本で初めて開催されたラグビーワールドカップ2019日本大会で、「ワンチーム」として活躍した日本選手を始め、各国選手による世界トップレベルの試合に日本中が沸き、試合が開催された各地で各国選手団と地元の方々との心温まる交流が広がるなど、とても良い大会になったことを嬉しく思いました。

 また、東日本大震災で被災した釜石市でこの大会の試合が行われたことも喜ばしいことでしたが、その釜石市が残念ながら台風19号の被害を受けた時には、試合が中止になったカナダの選手団が泥の除去作業などのボランティア活動をされ、ナミビアの選手団は合宿地の宮古市で交流会を開き被災者らを励まされたことも心に残る出来事でした。

 学術の分野では、吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞されました。日本の研究者の方々の研究の成果が広く世界に認められ、ノーベル賞受賞が近年続いていることを喜ばしく思っております。

 来年は、いよいよオリンピック・パラリンピック競技大会が東京で開催されますが、ラグビーワールドカップ2019日本大会のように、スポーツの素晴らしさを目の当たりにすることができるのみならず、多様な背景を持つ世界の人々がお互いを尊重し合い、友好を深める良い機会になるとともに、東日本大震災の被災地にとっても大きな力になるような大会になることを願いたいと思います。

 愛子は、早いもので今年高校3年生になり、先日18才の誕生日を迎えました。残り少ない高校生活の中で、勉強のみならず、運動会や文化祭などの学校行事にもお友達と一緒に楽しく取り組んでいます。

 これから高校を卒業しますと、今まで以上に、様々な経験を積み重ねながら視野を広げていく時期になると思いますが、これからも感謝と思いやりの気持ちを大切にしながら、いろいろな方から沢山のことを学び、心豊かに過ごしていってほしいと願っています。

 天皇陛下には、御即位されて以来、皇居宮殿での儀式などにとてもお忙しい毎日をお過ごしでいらっしゃいます。顧みますと、上皇陛下には、80代半ばを迎えられていた今年4月まで、このように重いご公務を毎年欠かさずお務めになっていらっしゃいましたことに深い敬意の念を新たにいたします。

 また、上皇后陛下には、平成の御代の間、皇后としてのお務めを果たされながら、上皇陛下を常にお傍でお助けになり、上皇陛下のお力になってこられました。

 上皇后陛下には、今年ご手術をお受けになり、ご案じ申し上げましたが、上皇上皇后両陛下には、これからもくれぐれもお体を大切になさり、永くお元気にお過ごしになりますよう、心よりお祈り申し上げます。

 そして、御譲位後も私たちの歩みを温かくお見守りいただいてきましたことに深く感謝申し上げます。

 天皇陛下には、お忙しい中でもいつも私の体調をお気遣い下さいますことに心より感謝申し上げます。

 私も、天皇陛下のお務めの重さを常に心にとどめ、陛下をお傍でお助けできますように健康の一層の快復に努めながら、皇后としての務めを果たし、陛下とご一緒に、国民の幸せに力を尽くしていくことができますよう努力してまいりたいと思っております。

 この機会に、特に今年、国民の皆様からお寄せいただいた格別の温かい祝福のお気持ちに、重ねまして厚く御礼申し上げます。

◇医師団「引き続き温かく見守って」
 宮内庁は、体調を崩されてから16年になる皇后さまについて、治療にあたっている医師団の見解を公表しました。

 この中で医師団は、皇后さまが、天皇陛下の即位に伴う儀式や行事のほか、たび重なる地方訪問などの務めを果たされたことを挙げ、「活動を一つ一つ着実に積み重ねていらっしゃることが自信となり、それが活動の幅の広がりにつながってきていると拝察し、望ましいことと考えております」と説明しています。

 また、活動に当たって、直接触れ合う人たちからの温かい声や反応に元気づけられているように見受けられるとしています。

 その一方で、「依然として快復の途上にあり、体調には波がおありです」としたうえで、「本年は、天皇陛下のご即位に伴う諸行事を中心に、特に強い責任感を持ってお務めに取り組んでこられましたが、これをもって過剰な期待を持たれることは、今後のご快復にとって、かえって逆効果となり得ることをご理解いただければと思います」と記し、引き続き温かく見守ってほしいという考えを示しています。

◇お住まいでの映像を公開
 皇后さまの誕生日にあたって、宮内庁は、天皇皇后両陛下が、お住まいの赤坂御所で、天皇陛下の即位に関する儀式や行事で出席者に贈られた記念品などをご覧になる映像を公開しました。

 映像には、ことし10月の「饗宴の儀」などで出席者に贈られた、金平糖などの菓子を入れる容器「ボンボニエール」を見ながら、デザインについて歓談される様子が映されています。

 また、先月の「大饗の儀(だいきょうのぎ)」で飾られた「洲濱(すはま)」と呼ばれる銀でできた置物などを、両陛下がにこやかな表情でご覧になる様子も収められています。
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男子ゴルフ国内ツアー 石川が優勝 生涯獲得賞金10億円突破

 男子ゴルフの国内ツアーの今シーズン最終戦で石川遼選手がプレーオフを制して優勝し、史上最年少で生涯獲得賞金が10億円を突破しました。3位に入った今平周吾選手が2年連続の賞金王に輝きました。

 賞金王争いがかかった最終戦は8日、東京 稲城市で最終ラウンドが行われ、賞金ランキングトップの今平選手は5位からスタートし、好調なショットで17番までボギーなしで5つのバーディーを奪って単独トップに立ちました。

 しかし、パー3の最終18番で下りのパーパットを大きくオーバーしてダブルボギーをたたき、通算7アンダーとなって今シーズン3勝目はならず、3位でした。

 それでも賞金ランキング2位の南アフリカのショーン・ノリス選手がスコアを伸ばせず、通算5アンダーで4位だったため、今平選手が史上5人目となる2年連続の賞金王に輝きました。

 石川選手は今平選手と並ぶ5位からスタートし、好調なパットで7つのバーディーを奪うなどしてスコアを4つ伸ばして通算8アンダーとし、オーストラリアのブラッド・ケネディ選手と首位で並びました。

 そして、18番で争われたプレーオフの3ホール目で、ケネディ選手がバーディーパットを決められなかったのに対し、石川選手がバーディーを取って優勝し、今シーズン3勝目をあげました。

 石川選手は優勝賞金4000万円を獲得し、生涯獲得賞金が史上最年少となる28歳で10億円を超えました。
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ダンボールで作ったXmasツリー
◎紙製とは思えないツリーの存在感と美しさ ダンボールで作ったクリスマスツリーがすごい
 (2019年12月07日 20:38 ねとらぼ)

 ダンボールで作られたクリスマスツリーが二度見、三度見するすごさです。存在感のある美しさに見とれていると、ちょっぴり切なくなるような物語が隠れていました。

 言われないとダンボールだとは気づけなそうなツリーの葉は、「剥がしダンボール」に細かい切れ込みを入れて作られており、もともとの色合いがステキに感じられます。飾りの赤い野バラの実とスターアニス(※一番上にある星形の香辛料)はアクセントとして本物を使っているそうですが、松ぼっくりはなんとダンボール製。これが紙だと……?

 さらにLEDライトで夜もきれいに輝き、見る人を温かい気持ちにしてくれます。たまらず「美しい」と思うと同時に、根本に“だれか”がいるのに気がつきます。実は普通の“木”ではなく、マンドラゴラならぬ「ダンボラゴラ」が独り寂しそうにしているのでした。根本で体育座りしてる……。

 上部のツリーと下部のダンボラゴラ、どちらに注目するかで感じ方が変わるこの作品。作者は、ダンボールアーティストのオドンガー大佐(オダカ マサキ/@odonger2)さんで、「光と影」がテーマになっているそうです。まさにダンボールアート。

 オドンガー大佐さんは、普段は主に生き物をモチーフとした作品を制作しており、以前には迫力満点の龍やサメの作品が話題に。今回のクリスマスツリーは、12月10日から東京・御茶ノ水「おりがみ会館」で開催される「第三次 切り折り紙の世界展」で展示予定。他にも新作のクリスマスリースなども展示されるとのことで、気になった方はのぞいてみるといいでしょう。

 こちらがオドンガー大佐さん作「ダンボラゴラ」。キャラ造形もすごすぎる

※画像提供:オドンガー大佐/オダカ マサキ(@odonger2)さん
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優れた営業マン「雑談」をしない理由
◎本当に優れた営業マンが「雑談」を決してしない理由とは?
 (2019/12/07 20:30 ZUU Online)

■「雑談」を「戦略的シナリオトーク」に変える
 たいていの上司は、『まずは雑談で顧客の心をなごませて……』、とか『雑談を通じて仲良くなって……』など、訳知り顔で部下に教えます。雑談こそが営業力のシンボルとでも言わんばかりですが、営業に雑談は本当に必要なのでしょうか?

 実は、トップ営業マンは決して雑談はしていません。営業に必要なのは、『雑に話をする』雑談ではなく、綿密に計画された『戦略的シナリオトーク』です。雑談に見えて雑談でない話。これがトップ営業マンに共通しているスキルなのです。

■まずは『雑談』という言葉を捨てる
 雑談という言葉を聞いて、あなたはどんな会話を想像するでしょう?

1.決められたテーマがない

2.決められたメンバーもいない

3.決められた時間もない

4.決められた目標もない

5.決められた評価項目もない

 これが雑談です。つまり、無計画、無目的な話です。

 社内で雑談という言葉を使いだすと、誤解が生まれてしまいます。つまり、『営業のスタートは、目的もなく、計画もない話をしなさい』と言っているようなものです。これでは、よい話ができるわけがありません。

 営業に雑な意識で雑な言葉を使う無駄な時間は1秒もありません。逆に1秒1秒が戦略に基づいた綿密なコミュニケーションであるべきです。

 まずは、営業行為としての雑談という言葉を使わないこと。これがトップ営業を目指すための第一歩です。

■必要なのは「シナリオ」
 それでは、いわゆる雑談と呼ばれることの多い営業トークの冒頭部分はなんと呼ぶべきなのでしょうか?

 私はそれを、『戦略的シナリオトーク』と呼ぶことにしています。

 営業トークには、綿密に計画されたシナリオが必要です。

 戦略的シナリオトークは無駄話ではありません。必然の会話です。営業トークの基本はイニシアティブを持つこと。雑談に見せかけて、実は冷静に目的地に誘導していく。これが戦略的シナリオトークです。

 中でも接客の最初の5分は、結果に大きく影響します。顧客は、第一印象と共に、『第一評価』を下します。最初の5分で、ほぼ顧客の答えは出されてしまうのです。

■信頼を得るためには「リスペクト」と「ライク」を?
 その最初の5分にするべきことは、二つあります。

 一つ目は、いつまでもなく信頼の獲得。二つ目が顧客からの直接、間接の情報収集です。

 戦略的シナリオトークの目的のひとつが信頼の獲得であるならば、ぼーっと雑談をしていては、信頼を獲得できるわけがありません。

 信頼を獲得すれば、成約の可能性は大幅にアップし、同時にクレームのリスクも低くなります。

 信頼はrespectとlikeから生まれます。尊敬と好感を持ってもらうことが、信頼への近道なのです。

 その二つを得ることが戦略シナリオトークの目的です。

■「暑いですね」「寒いですね」は実はNGワードだった!?
 尊敬を得るには、情報として「価値ある話」をすることです。いわゆる『へーっ!』です。

 例えば天気の話。営業トークで天気の話はよくネタに使われますが、単なる雑談では、むしろ営業機会の損失につながることもあります。

 天気に関する会話では、『暑いですね』『寒いですね』の話になりがちです。暑いか、寒いかは、誰にでもわかることですし、それを聞いた顧客はどんな気持ちになるでしょう。『暑くてイヤだわ』『寒くてイヤだわ』というマイナスの気持ちをわざわざ誘発していることになるのです。

 これを共感と勘違いする営業マンがいるのですが、共感力とは最終的に顧客を”ごきげん”な気持ちに誘う力です。顧客はごきげんにならないと購買意識がわかない、というのは営業の常識であるのに、天気の話をしてわざわざ顧客のモチベーションを下げてしまっていることに気づかない営業マンもいるのです。これでは本当に「雑な話」です。

■トップ営業マンが実践する「戦略的な天気の話」とは?
 戦略的シナリオトークなら、天気の話も戦略的にします。つまり、情報としての価値がある天気の話をするのです。

 例えば天気予報。今現在、暑いか寒いかは誰でもわかることですが、これからどんな気温になるのか、これからどんな天気になるのかは、情報としての価値があります。

 つまり、『今は暑いですが、今夜は相当冷えるらしいですよ。』とか『明日は雨が降るらしいので、折り畳み傘はお持ちになったほうがいいですよ。』などのいわゆる天気予報話なら、相手にとっての価値となるのです。

 また、暑い日が続いている時に、『暑い時でもお水は常温で飲んだほうが身体の負担が少なくてすむそうです。』とか、『最近は”飲む日焼け止め”があるそうです。』などの、天候に対する知恵や情報をお届けするのもいいでしょう。

 こうした価値ある情報を伝えることで、顧客からの信頼を瞬時に得ることができるのです。言い換えれば『聞いておもしろい話』をすることです。

■「面白い話」や「誉め言葉」には危険も
 また、情報としての価値の他に「ごきげんを届ける」というのも信頼の獲得には欠かせません。いわゆる『オモロイ』話ですね。笑いを生む会話です。

 しかしながら、このオモロイ話というのは、スベるリスクもありますし、営業マンは芸人さんではないので、そうそうレベルの高いオモロイ話をするのは難しいことがほとんどです。オモロイ話には芸風もありますから、相手の好みに合わないと、居心地の悪い時間を作ってしまうことになります。

 ごきげんにしようとして、やたらと相手を褒める人もいますが、褒めるコミュニケーションは、これもまた相当に高いレベルのスキルが求められます。相手が褒められたいことを褒めてこそ、はじめて褒めたことになるのですが、初対面ではそこまで読み切れず、『褒め音痴』という失態をしでかすことになります。

■営業トークには『二筒式エンジン』が必要
 それでは、相手にごきげんになってもらう、相手に好感を持ってもらうにはどうしたらよいかと言えば、最初の5分でとにかく相手を観察しまくり、好感のツボを探り出すことです。

 戦略的シナリオトークには、「二筒式エンジン」が必要です。左脳と右脳をフル回転しながら、会話を進めるというイメージです。左脳で情報を分析しながら、右脳で話をする。これを繰り返しながら、相手のインサイト、つまり『好感のツボ』を探り出すというプロセスが、戦略的シナリオトークなのです。

 戦略的シナリオトークとは、シナリオがありながら、その場で得た情報に対し、『即興的対応』も求められます。そのため、内の二筒式エンジンをフル稼働させることが必要になります。

 いくつかの投げかけをした後に、想定されていない反応があった場合は、しなやかな思考力でその場で即興的な対応をすることで、相手の好感のツボにたどり着けるのです。

■戦略的シナリオトークに欠かせないツールとは?
 相手の好感のツボがわかったら、それを最大限生かして、信頼の獲得に取り掛かります。人は、自分の好きな話をするときにごきげんになります。好きなことについて、深く広く語れることほど楽しいことはないからです。

 相手の好感のツボがわかったら、そのことについて話をするだけで、相手は信頼と好感を持ってくれます。

 ここで問題になるのが、相手の好感のツボを話題にどこまで深い話ができるかです。野球ファンなら、応援している球団の動向、主力選手、今年の成績など細かいことを知っていればいるほど、相手は喜んでくれます。映画好きな人であっても、洋画好きと邦画好きでは話題が全く変わります。

 戦略的シナリオトークで最大の目的地である相手の好感のツボを探ることができても、そのことについての知識教養がなければ、相手がごきげんになる会話は交わせません。結局、知識教養の広さ、深さが営業力につながるといっても過言ではないでしょう。知識教養は一朝一夕で身につくものではないので、日頃からの情報の貯金が必要になります。

 戦略的シナリオトークと知識教養、これこそがトップ営業マンに求められるスキルです。

 雑談という概念から抜け出し、計画性、戦略性を持ったトークを心掛けていきたいものです。

※安東徳子(あんどう・のりこ)
 株式会社エスプレシーボ・コム代表取締役
 明治学院大学社会学部社会学科卒。広告代理店勤務、ピアノ講師を経て、1986年からウエディングプランナーとして活動。1992年、東京観光専門学校にて日本初となるウエディングの専門教育に着手し、1996年にウエディングプロデュース事業を立ち上げる。その後、ホテル、結婚式場などのコンサルティング事業を開始。美容系専門学校の創立に参画し校長に就任。コンサルテーションを担当。現在はサービスビジネスコンサルタントとして活躍。株式会社エスプレシーボ・コム代表取締役、株式会社ポジティーボ取締役、一般社団法人日本ヘッドスパ協会理事。著書に、「究極のホスピタリティを実現する「共感力」の鍛え方――AIにはできない、人にしかできない!」などがある。(『THE21オンライン』2019年10月21日 公開)
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将棋 豊島将之名人が「竜王」奪取 二冠に

 将棋の八大タイトルの1つ竜王戦で、挑戦者の豊島将之名人が、タイトルを持つ広瀬章人竜王に勝って、初めて「竜王」のタイトルを獲得し、「名人」と合わせて二冠となりました。

 第32期竜王戦の七番勝負は、タイトルを持つ広瀬章人竜王(32)に豊島将之名人(29)が挑戦し、ここまで豊島名人が3勝1敗としてタイトル獲得まであと1勝に迫っていました。

 6日から島根県津和野町で行われた第5局は、7日の終盤、豊島名人が広瀬竜王の攻撃を受けきって143手までで勝利し、4勝1敗で自身初となる「竜王」のタイトルを獲得しました。

 豊島さんはこれで、八大タイトルの中で最も序列の高い「竜王」と「名人」を同時に保持する二冠となりました。

 竜王と名人を同時に持つのは史上4人目で、対局のあと豊島さんは、「難しい将棋が多く、ツキがあった」とシリーズを振り返ったうえで、「長くトップとやれるようにこれからも頑張っていきたい」と話していました。

 敗れた広瀬さんは、去年、羽生善治九段から奪った「竜王」のタイトルを1期で失い、「最後の最後で勝ちきれなかった。中盤から終盤あたりでミスをして勝敗を分けてしまった」と振り返っていました。
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ネット検索 ことし急上昇した人物や作品は…

 インターネットの大手検索サイトでことし最も検索数が上昇した人物などを表彰する「検索大賞」が4日発表され、大賞には俳優の横浜流星さんが選ばれました。

◇大賞は俳優の横浜流星さん
 「Yahoo!検索大賞2019」は、インターネット検索大手のヤフーがことし最も検索数が上昇した人物や作品などを表彰するもので、4日、東京都内で大賞と部門ごとの賞が発表されました。

 このうち大賞には、ことし数多くのテレビドラマや映画に出演するとともに、雑誌やバラエティー番組などで幅広く活躍した横浜流星さんが選ばれ、俳優部門とのダブル受賞となりました。

 横浜流星さんは、「たくさんの方が検索してくださって、興味を持ってくれて幸せに思います。来年は名前だけではなく、しっかりと実力もつけられるようになりたい」と話していました。

◇モデル部門
 数多くのバラエティー番組やイベントに出演したゆきぽよさん。

 ゆきぽよさんは、「検索されるということは知ってくれた人がたくさんいることで、国に認められたって感じで超うれしい」と喜びを語りました。

◇声優部門
 人気アニメ「進撃の巨人」の主人公役などを演じ、コマーシャルや報道番組でも活躍した梶裕貴さん。

 梶さんはビデオメッセージで、「僕を入り口にして声優という文化、アニメという文化を知っていただくきっかけになっていたらとてもうれしい」と話しました。

◇作家部門
 人気漫画「ONE PIECE」の作者で、テレビ番組やユーチューブに出演したことでも話題になった尾田栄一郎さん。

◇アスリート部門
 女子ゴルフの海外メジャー大会、全英女子オープンで優勝したプロゴルファーの渋野日向子選手。

 渋野選手はビデオメッセージで、「来年は東京オリンピックに出て金メダルを取ること、そして海外のメジャー大会を全部制覇したいです」と意気込みを語りました。

◇女優部門
 ことし6月にお笑いコンビ南海キャンディーズの山里亮太さんと結婚して大きな話題となった蒼井優さん。

◇お笑い芸人部門
 見た目と野太い声のギャップで人気を集めたものまねタレントのりんごちゃん。

 りんごちゃんは、武田鉄矢さんやマツコ・デラックスさんのものまねで喜びを表現し、「来年も変わらずたくさんの人を笑顔にして、新しいポーズとか、新しいものまねも見せていきたい」と抱負を述べました。

◇ミュージシャン部門
 映画やドラマに楽曲を提供するなどして注目を集めたシンガーソングライターのあいみょんさん。

◇アイドル部門
 ことしCDデビューして紅白歌合戦への出場も決まった日向坂46。

 日向坂46でキャプテンを務める佐々木久美さんは、「ことしは日向坂46という名前をいただいたところから1年が始まりまして、たくさんのことを経験していろんな方に私たちのパワーを届けられるように頑張ってきた1年だったので、最後にこのような賞をいただけてうれしいです」と話していました。

◇映画部門
 新海誠監督の3年ぶりのアニメーション映画「天気の子」。

 新海監督はビデオメッセージで、「たくさんの方に検索していただけたということは今後の映画作りの励みにもなります。これからも頑張っていきます」と話していました。

◇小説部門
 ことしの秋に18年ぶりの新作長編が4冊刊行された「十二国記」。

 「十二国記」は12の国からなる古代中国風の異世界と現代の日本を舞台とした小野不由美さんのファンタジー小説です。

 平成3年からシリーズ作品が発表され、平成14年にはテレビアニメとして放送されたことで、年齢や性別をこえて幅広い読者の人気を得ました。

 ことし10月に18年ぶりの新作となる2冊が発売されて大きな話題となり、11月には続編の2冊も刊行されました。

 新潮社によりますと、新作の発行部数は合わせて250万部を超え、シリーズの累計では1200万部に達したということです。

 編集担当の鈴木真弓さんは、「18年間、待ちに待ったファンや書店員の皆さんがオリジナルのアイデアで盛り上げていただいたことが今回の受賞につながったと思います。本が売れないと言われるなか、近年まれに見る売り上げで、ファンの皆さんが待ち望んでいた作品だと実感しました」と話していました。

◇流行語部門
 新元号の「令和」。
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新語・流行語大賞 年間大賞は「ONE TEAM」

 ことし話題になった言葉に贈られる「新語・流行語大賞」がきょう発表され、年間大賞にはラグビー日本代表のスローガンとなった「ONE TEAM」が選ばれました。

 「新語・流行語大賞」は、1年の間に話題になった出来事や発言、流行などの中から世相を表現した言葉を選ぶ賞で、ことしは30の言葉がノミネートされました。

 この中のトップテンがきょう東京都内で発表され、年間大賞にはラグビーワールドカップ日本大会で初めて決勝トーナメントに進出した日本代表のスローガン、「ONE TEAM」が選ばれました。

 トップテンにはこのほか、

▽台風の接近に伴って列車の運転を順次取りやめた「計画運休」

▽消費税率10%への引き上げに伴って導入された「軽減税率」

▽女子ゴルフの海外メジャー大会、全英女子オープンで優勝した渋野日向子選手に関連した「スマイリングシンデレラ/しぶこ」

▽タピオカドリンクを飲むことを表現した「タピる」

▽職場や就職活動で女性がヒールのある靴の着用を強制されることに異議を唱える「#KuToo」

▽現金を使わないキャッシュレス決済の1つ、「○○ペイ」

▽高齢ドライバーによる交通事故が相次ぐなか高齢者が運転免許証を自主的に返納する「免許返納」

▽タレントが事務所を通さずに直接仕事を受けることを指す「闇営業」

▽新しい元号の「令和」が選ばれました。

 また、「選考委員特別賞」があわせて発表され、日本のプロ野球と大リーグで活躍したイチローさんがことし3月の引退会見で発した「後悔などあろうはずがありません」が選ばれています。
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