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羽生と宇野が会見 羽生は4回転半ジャンプへの挑戦の決意示す

 ピョンチャンオリンピックのフィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦選手と、銀メダルを獲得した宇野昌磨選手が、一夜明けの記者会見に臨みました。

 羽生選手は、今後も競技を続け、世界で誰も跳んでいない4回転半ジャンプにチャレンジする決意を話しました。

 フィギュアスケート男子シングルでは、羽生選手が去年11月に右足首をケガをして以降、4か月ぶりの実戦ながら完成度の高い演技でこの種目66年ぶりとなる2大会連続での金メダルを獲得し、オリンピック初出場の宇野選手は、落ち着いた演技で銀メダルを獲得しました。

 2人はメダル獲得から一夜明けた18日、ピョンチャンで記者会見しました。

 このなかで、羽生選手は、「たくさんの思いを込めて取りにいった金メダルだった。思い描いていた結果になり金メダルをかけていることが幸せだ。夢は叶ったし、やるべきことはやれた。すがすがしい気持ちだ」とメダルの喜びをかみしめました。

 そして、「人生をスケートにかけてきてよかった。もう少しだけ自分の人生をスケートにかけたい」と今後も競技を続ける考えを示しました。

 そのうえで、「最後の最後まで支えてくれたのはトリプルアクセルだった。アクセルジャンプへの思い、時間は、質、量でどのジャンプより多い。アクセルは王様のジャンプで4回転アクセルを目指したい。モチベーションは4回転アクセルだけ」と、前人未到の4回転半ジャンプにチャレンジする決意を話しました。

 一方、宇野選手は、「実感はないが銀メダルはうれしい。きょう日本に帰る予定であすから練習に取り組む。羽生選手に比べて演技の完成度の高さが足りないと実感した。今シーズンはまだ終わっていないので来月の世界選手権に向けて取り組んでいく」と話しました。

 そのうえで、「今回の結果に後悔してない。実力の差が出た。追いかける方は楽なので実力が近くなったら僅差で争える選手になりたい。羽生選手を追いかけ続けることに変わりはない」と話し、これまでと変わらない姿勢で競技と向き合っていくことを強調しました。

 フィギュアスケートは来月、イタリアで世界選手権がありますが、羽生選手は、完治していない右足首のケガの状態を見極めながら出場を判断することにしています。
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将棋 藤井聡太五段 棋戦初優勝 六段昇段
 中学生の将棋棋士、藤井聡太五段が17日、羽生善治二冠らトップ棋士2人を連破して、トーナメント戦で初優勝しました。藤井さんは同時に中学生として初の六段になり、60年以上更新されていなかった棋戦の優勝と六段昇段の最年少記録を塗り替えました。

 去年、デビュー戦から29連勝して将棋の最多連勝記録を30年ぶりに更新した藤井聡太五段(15)は、今月1日、棋士のランクを決める順位戦で昇級を決め、中学生で初めての五段になりました。

 藤井さんは17日、東京都内で朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメントに臨み、準決勝で、公式戦で初めて羽生善治二冠(47)に挑みました。

 この対局を制した藤井さんは、決勝で、順位戦で最も上のA級に在籍する広瀬章人八段(31)と優勝をかけて対局しました。

 午後2時半に始まった対局は、それぞれの持ち時間が40分と短い中、藤井さんが序盤から攻めをつないで押し切り、午後4時半ごろ、広瀬さんが117手までで投了しました。

 藤井さんは、多くの棋士が参加して優勝を争う棋戦で初優勝するとともに、「全棋士参加の棋戦で優勝」という条件を満たして五段になってからわずか半月余りで六段になりました。

◇最年少記録を更新
 日本将棋連盟によりますと、棋戦で優勝したこれまでの最年少記録は、昭和30年に加藤一二三さんが当時あった「六・五・四段戦」で優勝した15歳10か月です。

 次いで、谷川浩司さんが昭和54年に当時の「若獅子戦」で優勝した16歳10か月。羽生善治さんが昭和62年に同じく「若獅子戦」を制した16歳11か月などとなっています。

 藤井さんは現在15歳6か月で、加藤さんが優勝したときより4か月若く、63年ぶりに最年少記録を更新しました。

 一方、六段への昇段も、これまで加藤さんが最も早く、昭和31年に打ち立てた16歳3か月が最年少記録となっていました。

 藤井さんは、この時の加藤さんよりも9か月早く六段になり、62年ぶりに記録を更新しました。谷川さんは17歳11か月、羽生さんは19歳0か月で六段に昇段しています。

◇将棋界から祝福の声
 今回の藤井さんの記録更新について、棋士たちから祝福のコメントが寄せられています。

 日本将棋連盟会長の佐藤康光九段は、「初優勝誠におめでとうございます。全棋士参加棋戦、しかも最年少記録更新ということで、29連勝に続いてまたすばらしい記録を打ち立てました。これからもしっかりと地に足をつけて歩んでもらいたいと思います」とコメントしています。

 師匠の杉本昌隆七段は、「大きな注目を集めた中での優勝、そして、六段昇段は見事です。おごることなく臆することなく全力で相手に立ち向かう、藤井将棋のよさが出ていました。どれだけ結果を残しても、15歳の藤井六段はまだまだ学ぶべき立場。それは全く変わりがありません。今後もより一層の精進を望みます」としています。

 初めて中学生棋士となり、去年現役を引退した加藤一二三九段は、「史上最年少優勝記録の更新ならびに史上最年少、最速での六段昇段という二重の快挙に心よりお祝いを申し上げます。並大抵ではない重圧を軽やかに力へと変え、新たな将棋界の歴史を日々創造する姿を心から頼もしく思います。これからもその若芽をすくすくと伸ばし、将棋界の大樹へとご成長される姿を、温かく見守ってゆきたいと楽しみにしております」というコメントを出しました。

 同じく、かつて中学生棋士だった1人、谷川浩司九段は、「全棋士参加の棋戦で優勝するのはまだ難しいと考えていました。私たちの予想をはるかに上回るスピードで強くなっているようです。20代・30代の棋士に対しては『君たち、悔しくないのか』と言いたい気持ちもあります」などとコメントしています。

◇初優勝見届けた観戦者は
 決勝の対局を会場で観戦した9歳の男の子は、「藤井くんが好きで将棋を始めました。決勝を見ていてとても緊張しました。六段になってとてもかっこいいです」と話していました。

 また、50代の男性は、「藤井さんは落ち着いたようすでこういう大一番でもしっかり勝ちを収めるところがさすがです。歴史的な瞬間に立ち会うことができてうれしいです」と話していました。

◎突出したパターン認識力=藤井六段の強さ、羽生2冠が分析−将棋・朝日杯
 (2月17日 時事通信)

 朝日杯将棋オープン戦で優勝した藤井聡太六段(15)。その強さの源泉は、数百人の観衆が見守る大舞台で冷静沈着に指せる胆力と、盤面の形の良しあしを瞬時に判断できる認識能力にあるようだ。

 「落ち着いた差し回し。決勝戦でも動じずに力強く指していた」。準決勝で敗れ、17日夜記者会見した羽生善治2冠(47)は藤井六段の中学生離れした胆力に舌を巻いた。

 藤井六段の突出した力として羽生2冠が挙げたのがパターン認識能力。「先を読む力はもちろんだが、(盤面の)形の認識度の高さを指していて感じる。この形はいい、悪いというパターン認識能力が非常に高い」と指摘する。

 一方でまだ中学生らしさも。同日の対局はスーツ姿だったが靴はスポーツシューズ。中継の解説番組にゲスト出演した師匠の杉本昌隆七段(49)は「話し好きな子だが、将棋盤を前にすると豹変(ひょうへん)する。本物の勝負師だなと思う」と話す。 
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羽生が金 宇野が銀 ピョンチャン五輪 フィギュア男子シングル

 ピョンチャンオリンピック フィギュアスケートの男子シングルは後半のフリーが行われ、日本のエース、羽生結弦選手は合計317.85で、今大会、日本勢で初めて金メダルを獲得し、この種目で66年ぶりとなるオリンピック2連覇を果たしました。

 また、宇野昌磨選手も合計306.90で銀メダルを獲得し、オリンピックのフィギュアスケートでは初めて日本勢が2人で表彰台に上がりました。

 男子シングルは16日、前半のショートプログラムが行われ、17日は上位24人による後半のフリーが行われました。

◇羽生 演技構成点でトップ 連覇につなげる

 羽生選手は、去年11月に右足首を痛め今回が復帰戦で、ショートプログラムでは自身が持つ世界最高得点に迫る111.68をマークしてトップに立っていて、17日は最終グループの4番目、全体の22番目に滑りました。

 羽生選手は、冒頭の4回転サルコー、次の4回転トーループと2つの4回転ジャンプでスピードに乗った助走から流れるような着氷を見せ、出来栄えではいずれも満点を得て点数を伸ばしました。

 また、ジャンプの基礎点が1.1倍になる演技後半には、3連続ジャンプを予定していた4回転トーループで着氷が乱れて大きく減点され、最後に跳んだ3回転ルッツも着氷が乱れましたが、4回転サルコーと3回転トーループの連続ジャンプをはじめ、成功させたジャンプはいずれも高い出来栄えでした。

 一方、表現の面では、2シーズン前にも取り入れた平安時代の陰陽師、安倍晴明を描いた映画の曲に合わせ、曲のリズムを刻むようなステップや体をめいっぱいに使う緩急のある振り付けを見せ、表現力などを評価する演技構成点では、全体のトップの点数でした。

 この結果、世界最高得点である自己ベストには17点余り及ばなかったものの、フリーで2位となる206.17をマークして、合計で317.85となり、2大会連続となる金メダルを獲得しました。

 この種目でオリンピック2連覇を果たしたのは、アメリカのディック・バトン氏が1948年のサンモリッツ大会と1952年のオスロ大会で2連覇を果たして以来、66年ぶりとなります。

◇宇野 高い技術点で3位から銀メダル獲得

 また、ショートプログラム3位につけた宇野選手は、後半のフリーに、おととし世界で初めて成功させた4回転フリップをはじめ、3種類の4回転ジャンプを合わせて4本跳ぶ構成で臨みました。

 冒頭の4回転ループは転倒して大きく減点されましたが、続く4回転フリップを成功させました。

 そして、ジャンプの基礎点が1.1倍になる演技後半では、4回転トーループと2回転トーループの連続ジャンプの2回転トーループの着氷でバランスを崩したものの持ちこたえ、直後の4回転トーループを成功させました。

 このほかのジャンプをミスなく決めた宇野選手は、技術点では羽生結弦選手を上回り、全体の3位となる111.01をマークしました。

 また、表現力などを評価する演技構成点でも5つの項目ですべて9点台と高い評価を受け、フリーで3位となる202.73をマークし、合計で306.90となって銀メダルを獲得しました。

 オリンピックのフィギュアスケートで日本勢が2人で表彰台に上がるのは初めてです。

◇フェルナンデスは技術点を伸ばせず
 前半のショートプログラムで2位のスペインのハビエル・フェルナンデス選手は、後半のフリーで3つの4回転ジャンプを予定していました。

 演技の冒頭は4回転トーループに成功し出来栄えも高く評価されました。

 このあと4回転サルコーから2回転トーループの連続ジャンプ、さらには3回転半のトリプルアクセルから3回転トーループの連続ジャンプを決め前半は大きなミスがありませんでした。

 しかし、演技後半は、予定していた4回転サルコーが2回転となって得点を伸ばすことができませんでした。4回転ジャンプの数が2つにとどまり、技術点は101.52で羽生結弦選手などにはおよびませんでした。

 それでも表現豊かな演技は高く評価され演技構成点は、羽生選手に次ぐ全体の2位の96.14でした。

 フリーの得点は197.66で4位にとどまりましたが、合計305.24で3回目のオリンピックで初めてのメダル獲得となりました。

◇フリーでトップはチェン
 金メダル争いの一角を担うと見られていたアメリカの17歳、ネイサン・チェン選手は、前半のショートプログラムで17位と大きく出遅れましたが、後半のフリーでは得意とする4回転ジャンプを4種類、合計6回入れるという攻めの演技構成で臨みました。

 チェン選手は、冒頭の難度の高い4回転ルッツ、続く4回転フリップと2回転トーループの連続ジャンプを成功させたあと、単独で跳んだ4回転フリップで着氷が乱れましたが、演技後半の3回の4回転ジャンプをすべて成功させました。

 また、ステップと3つのスピンはいずれも最高難度のレベルフォーの評価を受け、技術点で127.64と、ほかの選手たちに15点以上の差をつける高得点をあげました。

 この結果、チェン選手のフリーは自己ベストを10点以上更新する215.08をマークして全体のトップとなり、ショートプログラムとの合計で297.35と、前半から順位を12個上げて5位に入り、大きく盛り返しました。

◇初出場 田中は18位
 また、オリンピック初出場の田中刑事選手は合計244.83で18位でした。

◇羽生 日本の絶対的エース
 羽生結弦選手は宮城県出身の23歳。日本の絶対的なエースです。

 4歳からスケートを始めオリンピックの金メダリスト、ロシアのエフゲニー・プルシェンコ選手に憧れて力をつけ、シニアに参戦した2010年のNHK杯で自身初めての4回転ジャンプとなる「4回転トーループ」を成功させました。

 2011年のシーズンには、グランプリシリーズロシア大会で初優勝してグランプリファイナルと世界選手権に初出場を果たし、このうち世界選手権では3位に入り、17歳で表彰台に上がりました。

 その後、拠点をカナダに移し世界的に有名なブライアン・オーサーコーチの指導のもとで力をつけ2012年のシーズンには全日本選手権で初優勝しました。

 2013年シーズンは、グランプリファイナルで初優勝、全日本選手権を2連覇して臨んだソチオリンピックでは、「トーループ」と「サルコー」の2種類の4回転ジャンプに挑み、日本の男子シングルで初めての金メダルを獲得しました。

 世界のトップスケーターとしてその一挙手一投足に注目が集まるようになった羽生選手は、2015年のNHK杯でショートプログラム、フリーともに世界最高得点を更新し世界で初めて合計で300点超えを果たしました。

 そして、昨シーズンは、世界で初めて「4回転ループ」を成功させ、グランプリファイルで4連覇、世界選手権のフリーでは、3種類の4回転ジャンプを4本ともミスなく跳んで自身の世界最高得点を更新して優勝するなど、とどまることのない成長を見せてきました。

 ピョンチャンオリンピックが開かれる今シーズンは、初戦のショートプログラムで2年ぶりに自身が持つ世界最高得点を更新し、グランプリシリーズのロシア大会では、自身4種類目の4回転ジャンプとなる「4回転ルッツ」を決めてさらに演技の幅を広げました。

 しかし、去年11月、NHK杯での練習中に右足首のじん帯を損傷しその後のすべての大会を欠場しました。

 ピョンチャンオリンピックはおよそ4か月ぶりの実戦となりましたが、前半のショートプログラムで自身が持つ世界最高得点に迫る高得点をマークして復活を印象づけました。

 羽生選手の高く、アーチを描くような美しいジャンプは、他の選手の追随を許さず音楽に合わせて体を動かす表現力も群を抜いています。

 そうした羽生選手の演技は、多くの選手が目標としているだけでなく海外のメディアからも最大級の評価を受けています。

◇宇野 成長中の20歳
 宇野昌磨選手は名古屋市出身の20歳です。

 5歳の時、地元のスケートリンクで後に、バンクーバーオリンピックの女子シングルで銀メダルを獲得する浅田真央さんに声をかけられてスケートを始めました。

 早くから4回転ジャンプに挑み、2015年の世界ジュニア選手権では「4回転トーループ」を決めて優勝するなど世界の舞台でも実力を発揮してきました。

 次のシーズンから本格的にシニアに参戦し、グランプリシリーズの2つの大会で表彰台に上がって進出したグランプリファイナルのフリーでは、4回転ジャンプを2本プログラムに入れて3位に入りシニアでもトップレベルで戦えることを示しました。

 このシーズンの最終戦では、世界で初めて難度の高い「4回転フリップ」に成功し、去年2月の四大陸選手権では「4回転ループ」も成功させています。さらに、4月の世界選手権では、319.31の高得点をマークして2位になりその実力を確かなものにしていきました。

 今シーズンの初戦では自身4種類目の4回転ジャンプとなる「4回転サルコー」を成功させるなど難しいジャンプに果敢に挑む姿勢を見せ、表現力などを評価する演技構成点も平均で9点台をマークするようになりました。

 毎シーズン演技の幅を広げ、国際大会でも常に高いレベルの演技を維持してトップを走り続ける羽生結弦選手に迫り、世界でも頂点を狙える選手に成長しました。

◇冬の大会 個人種目連覇は初めて
 日本の選手が冬のオリンピックの個人種目で2大会連続の金メダルを獲得したのは羽生結弦選手が初めてです。

日本は、冬のオリンピックで前回のソチ大会までに10個の金メダルを獲得しています。

 これまでに個人種目で複数の金メダルを獲得した選手はおらず、今回、フィギュアスケート男子シングルで羽生選手が2大会連続の金メダルを獲得したことは史上初めての快挙となります。

 一方、団体種目では、スキーノルディック複合の団体が1992年のアルベールビル大会と1994年のリレハンメル大会を連覇していていずれの大会にも出場した荻原健司さんと河野孝典さんが2大会連続の金メダルを獲得しています。
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「サラ川」優秀100選が決定
 この時季に恒例の『サラリーマン川柳』優秀100選が決定しました。今年のサラリーマン川柳コンクールベスト10を決める投票は、きょう15日からスタート(3月16日投票締切)し、結果は5月下旬に発表されます。

◎『サラリーマン川柳』優秀100選が決定 “生産性向上”“働き方改革“意識する句が多数【全句掲載】
 (2018年02月15日 10:00 ORICON NEWS)

 第一生命保険は15日、世の会社員たちの悲哀を謳った恒例『第31回 サラリーマン川柳コンクール』の優秀100作品を発表した。

 全応募4万7559句の中から選ばれた優秀100句には“生産性向上”を意識した句が多数入選。2017年11月に発足した第4次安倍内閣では、「生産性革命」の鍵となる施策として「IoT・ビッグデータ・人工知能による産業構造・就業構造変革の検討」を掲げており、内閣府の企業意識調査によると、IoT、ビッグデータ、AIなどの新規技術のうち、いずれか一つでも導入している企業・今後導入を検討している企業は、2017年2月時点で全企業のうち6割にも上る。

 その影響を受けてか、今年は“AI”や“IoT”など、テクノロジーの進化を詠んだ句が昨年の2倍以上入選。「AIの登場で引退が早まるかも…」という不安が見られる一方、「家庭や職場でAIを上手く活用したい!」と期待する句も詠まれた。

 また、今年は“プレフラ(プレミアムフライデー)”“テレワーク(在宅勤務)”などの働き方改革に関する句も多数入選。働き方改革により職場の生産性向上を目指すはずが「テレワークすると家で邪魔者扱いされる」などサラリーマンの苦労は絶えないようだ。

 今年のサラリーマン川柳コンクールベスト10を決める投票は、きょう15日からスタート(3月16日投票締切)。全国優秀100句の中から決定し、結果は5月下旬に発表する。

■第31回サラ川優秀100句は以下のとおり

作品(雅号)
『効率化 進めて気づく 俺が無駄』(さごじょう)
『父からは ライン見たかと 電話来る』(アカエタカ)
『ブログ見て 部下の本音を 家で知る』(億の舗装道)
『AIよ 俺の上司の 指示わかる?』(妻のメッシー君)
『新人に メールで指示して 返事は「りょ」』(定年間近)
『正直で 忖度なしの 体重計』(綾波翔太郎)
『スポーツジム 車で行って チャリをこぐ』(あたまで健康追求男)
『飲み会で 上司の隣 ゆずりあう』(逃げ松)
『定年後 妻のトリセツ 子に習い』(クサツマンポ)
『「マジですか」 上司に使う 丁寧語』(ビート留守)
『妻いない この日は朝から プレミアム』(ゆずいろ)
『孫に聞く 将来の夢 ユーチューバー』(リンゴの森より)
『IoT なんの表情? このマーク』(顔文字太郎)
『試着室 格闘中に 声かかる』(スリ夢)
『静かだね 部長がいないと プレミアム』(小さな幸せ)
『保存先 いつもどこかへ かくれんぼ』(怪傑もぐり33世)
『1日の 嫁との会話は 9秒台』(レッドライオン)
『AIに 翻訳させたい 嫁の機嫌』(小心者)
『減塩の メニュー頼んで 塩かける』(良太)
『「言っただろ!」 聞いてないけど 「すみません」』(中っ端)
『減る記憶 それでも増える パスワード』(脳活)
『減量の 決意はいつも 満腹時』(ホット景気)
『格安は スマホと父の お小遣い』(味噌シール)
『間違えた! 上司へライン 「愛してる」』(みゆな)
『俺ん家も 長期政権 嫁一強』(やす)
『テレワーク 在宅勤務は 妻がNO』(延長戦を続ける男)
『相談は 上司先輩 よりネット』(プロキシマV)
『遅れても はっきり寝坊と 言う新人』(バカまじめ)
『天職と 言って転職 繰り返す』(過労ワーク)
『言ったけど だれに言ったか わからない』(よみ人知らず)
『週始め やる気を消し去る メール数』(未読有り)
『体重計 上る勇気と 見る勇気』(まさあき)
『電子化に ついて行けずに 紙対応』(トリッキー)
『封筒の 厚みでわかる 再検査』(よみ人知らず)
『ふるさとへ 納税だけが 帰省する』(井戸乃蛙)
『インスタに 映えます冷めます 嫁の飯』(タクロウ)
『ヨガマット いつしか昼寝の 敷き布団』(健康胞子)
『家族ライン 父のコメント 既読無し』(父を家族の一員に)
『ランニング ゴールは近所の 居酒屋へ』(銀)
『AIが 俺の引退 早めそう』(だいちゃんZ!)
『禁煙し それでも家で 煙たがれ』(片根武)
『課長さん たまには部下にも 忖度を』(とりとり)
『変わったね 太ったねとは 言い切れず』(過去は過去
『何事も 妻ファーストで うまくいく』(よみ人知らず)
『辞めますも SNSで 済ます部下』(旧新人類)
『若作り 検診結果は 年相応』(しーちゃん)
『都合よく 「若手」「中堅」 使われて』(アラサー女子)
『断った 上司と酒場で 鉢合わせ』(地底人)
『玩具屋で 孫に隠れて 値札見る』(だんかい2号)
『朝一で 嫌いな上司の 予定見る』(ケルビン)
『ままごとも パパが買い物 行かされる』(光源氏)
『父さんの 下着どうして 排除する』(洗濯機)
『老後にと 米寿の父が 貯金する』(てる源爺)
『料理出て 写真撮るまで 待てをする』(みはるんるん)
『忖度し 娘と別に 洗濯し』(シムラー)
『ウォーキング 秋に始めて 冬終わる』(しゅうじのオヤジ)
『制度より 働き方は 風土から』(金時亭豆奴)
『ほらあれよ 連想ゲームに 花が咲く』(さっちゃん)
『ヨーイドン 気持ち走るも 足は出ず』(ペダル族)
『汗だくは イケメンだけが 許される』(はんはんか)
『記憶にない 夫のどこに ほれたのか』(まるこ)
『ノーメイク 会社入れぬ 顔認証』(北鎌倉人)
『近頃の 写真は真実 写さない』(大ちゃん)
『見栄を張り 現実を知る 試着室』(逆ペリカン)
『今どきは シャープと言わず ハッシュタグ』(♯)
『社内エコ 無駄を無くせと 配る紙』(飛べないコンドル)
『小腹すき ダンナに言えば 小腹どこ?』(大阪ビューティペア)
『人減らし 「定時であがれ 結果出せ」』(まろちゃん)
『昼休み 「いいね!」求めて 洒落た店』(インスタ君)
『セルフレジ きかい相手に あたま下げ』(天真爛ママ)
『AIが オレのレポート 見て笑う』(負けず嫌い)
『後輩が 心開くの LINEだけ』(くま吉)
『履歴書に インスタ映えの 顔写真』(今風)
『薄さでは スマホに負けぬ わがサイフ』(宣茶)
『旦那への 家事に一言 ちがうだろー』(妻恐怖症)
『ラインから 絵文字が消えた 夫婦仲』(ケンタイキー)
『嫁からの 返事はいつも 既読だけ』(孤高の親父)
『出したパス 誰も取らない 会議室』(しゃま)
『「ちがうだろ!」 妻が言うなら そうだろう』(そら)
『サプリやめ アプリで変身 妻の画像』(さっちん)
『年ごとに スーツと妻が キツクなる』(島根のぽん太)
『インスタで イイネ!とるため 食べ歩き』(料理上手)
『人生が 100年となり 大慌て』(老行燈)
『売り言葉 買って二倍に 返す妻』(剛球)
『父さんの 苦労知ってる 靴の底』(可可子)
『飲み会に 部下を誘って 10連敗』(あの頃は若かった)
『業績は いいと聞くのに 感じない』(みや)
『上司より フォロワー数の 多い部下』(あずきち)
『パパ来てよ 必要だったの 指紋だけ』(iPhone使い)
『胃袋へ 証拠隠滅 パパの分』(ずみ嫁ともぞー)
『一万歩 足りないからと 次の店』(メタボ世代)
『我が秘密 変換予測が 喋ってた』(残業スパイ)
『改善を 提案すると 業務増え』(読み人知らず)
『空き缶日 他の缶見て 格差知る』(第三発泡亭主)
『効率化 提案するたび 人が減る』(元気パパ)
『上司にも 部下にも言えない 「ちがうだろ」』(プロテイン依存)
『プレミアム おかげで木曜 残業だ』(サラリー麺)
『お腹出た? 「内部留保」だ 気にするな』(一粒子)
『本業は 会社に隠れて ユーチューバー』(リフトマン)
『テレワーク 家ではかどる 妻しぶる』(サンサン太陽)
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小平と高木美帆 認め合う2人のエース メダル2つ獲得の背景は

 スピードスケートの女子1000メートルで、小平奈緒選手が銀メダル、高木美帆選手が銅メダルと日本勢が1つの種目で2つのメダルを獲得する快挙を達成した背景には、世界トップレベルの2人が、互いを認め合いともに成長をしてきた関係性があります。

 1000メートルは、小平選手が得意とする500メートル、高木選手が得意とする1500メートルのちょうど間の距離の種目で、日本の両エースはそれぞれの異なる強みをいかし、激しく競い合ってきました。

 1000メートルは、最初の200メートルのあと、1周400メートルのリンクを2周滑る種目で、速いスピードをどれだけ持続できるかがポイントです。

 小平選手の強みは、スタートからの圧倒的な加速力で、序盤からトップスピードで入り、残り1周までに大きな差をつけてそのまま逃げきるのが小平選手のレース展開です。

 一方、高木選手の強みは、スタミナをいかした滑りで、疲れが出てくる終盤でも大きくペースを落とさず、残り1周で追い上げます。

 14日、先にレースに臨んだのは高木選手でした。全16組中、14組に登場した高木選手は、残り1周までは全体の7番目でしたが、最後の1周を持ち味の粘り強い滑りで全体の2番目となるタイムで滑りきりました。

 そして、その直後にレースに臨んだ小平選手。序盤から加速してトップスピードに入った小平選手は600メートルを全体のトップで通過し、この時点で高木選手との差を0秒7ほどまで広げ、最後の1周ではスピードが落ちるも、その差を守り切りました。

 ともに、それぞれの強みを発揮し、メダルを獲得した両エース。

 レースのあと、高木選手は小平選手について、「専門とする距離は違うが、切磋琢磨できるライバルが近くにいることはありがたく、自分にとっていい影響があった」と、これまでの成長に小平選手の存在が欠かせなかったと明かしました。

 また、小平選手も、「高木選手がはい上がってくる姿を見て、自分自身も勇気をもらった。オリンピックで一緒に競いあうことができてうれしい」と、高木選手の力を認めました。

 それぞれが、相手の存在を認め合うことでともに成長し、勝ち取ったメダル。

 小平選手は、「もう1つ高いところだったら最高だった」と、2人での表彰台の位置が、2番目と3番目だったことに悔しさもにじませましたが、次は、それぞれ最後の1種目でいちばん高い場所を狙います。

 小平選手は18日に最も得意とする女子500メートルに、高木選手は19日に女子団体パシュートの予選に出場します。

 ここまで、スピードスケートでは5種目が終了し、すべてオランダ勢が金メダルを獲得していて、スケート王国としての強さを見せつけています。

 女子500メートルでは、この種目で2連覇中の韓国のイ・サンファ選手が、女子団体パシュートでは強豪オランダが立ちはだかります。

 レースのあと、「次はそれぞれのレースで金メダルを取れるように頑張ろう」と誓い合った2人。日本の両エースが、次は世界のライバルを相手に金メダルを獲得することを期待しましょう。

◎【平昌五輪】競い合う両エースが表彰台 女子1000メートル 「実力を出した」2位小平、「1500メートル以上に自分を褒めたい」3位高木美
 (2月14日 産経新聞 )

 韓国で行われている冬季五輪平昌大会は第6日の14日、スピードスケート女子1000メートルが行われ、世界記録保持者の小平奈緒(相沢病院)が銀メダル、高木美帆(日体大助手)が銅メダルを獲得した。高木美は1500メートル銀に続く今大会2個目のメダルとなった。

 日本が誇る両エースが、五輪の表彰台で仲良く肩を並べた。短距離得意の小平と中長距離得意の高木美。8歳差の2人が、冬季五輪の日本勢では2014年ソチ大会スノーボードハーフパイプで銀の平野歩夢と銅の平岡卓以来となる同時メダルの快挙。ソチ大会でメダルゼロに終わった日本スピードスケート陣の復権を強く印象づけた。

 小平が「しっかりと諦めずにゴールラインの先まで実力を出し切れたかな」と言えば、「1500(メートル)以上に自分を褒めてあげたい」高木美。表彰台の2人の笑顔は実力を出し切った充実感でみなぎっていた。

 2人は国内外問わずたびたび相まみえてきた。2009年12月、高木美が「スーパー中学生」と騒がれるきっかけとなったバンクーバー大会代表選考会。1500メートルを制した15歳と0秒05差の2位だったのが、日本のエースと呼ばれ始めていた当時23歳の小平だった。

 中学生と大人。まだライバルとはほど遠い関係だった。初出場したバンクーバー大会では、小平が1000メートルと1500メートルで5位に入ったのに対し、高木美は最下位の35位と23位。銀メダルを取った団体追い抜きは2人ともメンバーに選ばれていたが、高木美に出番は回ってこなかった。

 小平がバンクーバー後に路線を短距離中心に移したことで、中距離で頭角を現わしていった高木美と直接優勝を争う機会は減った。だが、ここ2シーズンは急激にそういった場面を目にすることが増えた。それも国内外の主要大会で、だ。

 ワールドカップ(W杯)で初めて同時に表彰台に立ったのは16年11月の長野大会。1000メートルで小平が2位、高木美が3位に入った。高木美にとってはマススタート以外で表彰台に立つのは初めてだったが「勝てなかったのが悔しい」。対抗意識の方が先に来ていた。

 対決は意地のぶつかり合いに変わる。短距離なら小平、中距離は高木美。力が拮抗する1000メートルの争いは熾烈を極めた。昨年12月のW杯第4戦では、同走のレースで小平が世界記録を樹立。敗れた高木美は「同走の世界新は悔しい」と悔しさを前面に出していた。

 「追える選手がいるのはありがたい」と話す高木美に、「認め合い、高め合っていきたい」と小平。美しいライバル関係にある2人は、並んで五輪の表彰台に立った。

 それでも、金メダルを逃した小平は「今回のことはもう忘れて自分の得意な500メートルに集中していきたい」ときっぱりと語り、次への戦いに向け、気持ちを切り替えていた。
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小平が銀 高木美帆が銅 スピードスケート女子1000m

 ピョンチャンオリンピック、スピードスケートの女子1000メートルが行われ、小平奈緒選手が銀メダル、高木美帆選手が銅メダルを獲得しました。

 小平選手は去年12月、ワールドカップの1000メートルで世界新記録をマークし、この種目でメダルの獲得が期待されていました。

 14日のレースで、小平選手は序盤、わずかにバランスを崩し、最初の200メートルを全体の3番目のタイムで通過しました。しかし、その後、タイムを上げてトップと0秒26差の1分13秒82で2位に入り、銀メダルを獲得しました。

 一方、高木選手は最初の200メートルを全体の2番目で入り、終盤は持ち味の持久力を生かした粘り強い滑りで1分13秒98で3位となり、銅メダルを獲得しました。

 日本の女子が同一種目で複数のメダルを獲得したのは、夏と冬のオリンピックを通じて初めてです。

 また、高木選手は、女子1500メートルの銀メダルに続くメダル獲得です。オリンピックの1つの大会で複数のメダルを獲得したのはスピードスケートの日本の女子では初めてです。

 また、郷亜里砂選手は1分15秒84で13位でした。

 金メダルはオリンピック記録の1分13秒56をマークしたオランダのヨリン・テルモルス選手でした。

◇日本女子 短距離のエース 小平

 小平奈緒選手は長野県出身の31歳。日本女子の短距離のエースです。

 オリンピックには2010年のバンクーバー大会で初めて出場し、女子団体パシュートのメンバーとして銀メダルを獲得しましたが、個人種目では500メートルで12位、1000メートルで5位、1500メートルで5位に終わり、日本女子のエースとして出場した2014年のソチ大会でも、500メートルでは5位、1000メートルで13位とメダル獲得には届きませんでした。

 その後、スピードスケート大国のオランダに2年間留学して世界トップの選手たちと一緒に練習することで、本場の技術や世界で戦うための精神面の大切さを学び、おととし、拠点を日本に戻して、10年以上、指導を受けてきた結城匡啓コーチとともに、これまでよりも上体を起こし腰の位置を低くしたスピードの出る新たなフォームの習得に力を入れました。

 ワールドカップでは、500メートルで、出場したレースで昨シーズンから15連勝、1000メートルでは去年12月に世界記録をマークするなど圧倒的な強さを誇り、短距離2種目の金メダル最有力候補としてオリンピックに臨んでいました。

◇小平「実力を出し切れた」
 小平奈緒選手は、「最後はスピードが落ちたが、前半の600メートルまではいい形で滑れたので、実力を出し切れたと思う」と振り返りました。また、高木美帆選手とともに銅メダルを獲得したことについては、「お互いに表彰台のもう一段高いところにのぼれたら最高だった」と話しました。

 そして、金メダルが期待される18日の500メートルに向けて、「きょうは、氷をしっかり味わえたので、この経験を生かして得意の種目に集中したい」と意気込んでいました。

◇高木「自分をほめてあげたい」

 高木選手は、「自分との戦いだと思っていたので、自分の滑りに集中した。1500メートルを滑った疲れが思っていた以上にあったが、想定以上のレースができて1500メートルの銀メダル以上に自分をほめてあげたい」と振り返りました。
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ノルディック複合個人ノーマルヒル 渡部暁斗が銀メダル
 ピョンチャンオリンピックのスキー、ノルディック複合の個人ノーマルヒルが行われ、日本のエース、渡部暁斗選手が銀メダルを獲得しました。渡部選手は前回ソチ大会のこの種目で銀メダルを獲得し、これで2大会連続の銀メダル獲得となりました。

 ノルディック複合の個人ノーマルヒルは、前半のジャンプと後半の10キロのクロスカントリーで争います。

 今シーズン、ワールドカップで5勝をあげて絶好調の渡部選手は、前半のジャンプで3位につけ、後半のクロスカントリーをトップと28秒差でスタートしました。

 クロスカントリーは1周2.5キロのコースを4周します。渡部選手は、2周目に入って前を行く2人に追いつき、後続の選手も加わり先頭集団を作りました。

 その後、レースは渡部選手を含む4人がレースを引っ張る展開となり、ラスト1周に入って、渡部選手が上り坂で3位にあがりました。

 残り1キロを切って渡部選手は2位にあがりましたが、最後は先頭を行くドイツの選手に引き離され、24分56秒2の2位でフィニッシュしました。

 渡部選手は前回のソチ大会に続き、2大会連続で銀メダル獲得です。

 このほかの日本勢は、渡部選手の弟の善斗選手が12位、永井秀昭選手が14位、山元豪選手が33位でした。

 金メダルはドイツのエリック・フレンツェル選手で、この種目でオリンピック2連覇を達成し、銅メダルはオーストリアのルカス・クラプファー選手でした。

◇渡部 トップクラスの実力
 渡部暁斗選手は長野県出身の29歳。オリンピック出場は4大会連続4回目で、前回のソチ大会では個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得した日本のエースです。

 ジャンプとクロスカントリーのどちらもトップクラスの実力があり、大きな弱点がないのが強みで、特にジャンプでは圧倒的な飛距離を生み出す力があります。

 今シーズンのワールドカップでは、オリンピック前の4連勝を含む自己最多の5勝をあげるなど好調を持続し、個人総合ランキングのトップに立ってオリンピックを迎えていました。

 また、今回のオリンピックには同じノルディック複合で弟の善斗選手が、女子ハーフパイプには妻の由梨恵選手がそれぞれ出場しています。
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平野が2大会連続で銀メダル スノーボード男子ハーフパイプ

 ピョンチャンオリンピック、スノーボード男子ハーフパイプで、平野歩夢選手が銀メダルを獲得しました。平野選手は前回のソチ大会に続き2大会連続の銀メダルです。

 スノーボード男子ハーフパイプは、半円筒形のコースを滑りながら「エア」と呼ばれる空中での演技の高さや技の難度を競う競技で、決勝は12人の選手が3回滑って最も高い得点で順位を決めます。

 日本からは19歳の平野歩夢選手など3人が決勝に進みました。平野選手は、決勝の2回目で、縦に2回転、横に4回転の大技、「ダブルコーク1440」を含む4回転の技を連続で決めて95.25をマークし、トップに立ちました。

 しかし、決勝の3回目の最後に、アメリカのショーン・ホワイト選手が4回転の技を連続で決めて97.75をマークし、平野選手は逆転され、金メダルには届きませんでした。それでも平野選手は、前回のソチ大会に続き2大会連続の銀メダルです。

 優勝したショーン・ホワイト選手は、トリノ大会、バンクーバー大会に続き、3つ目の金メダル獲得です。

 銅メダルはオーストラリアのスコッティ・ジェームズ選手でした。

 このほかの日本勢は、ともにオリンピック初出場の片山來夢選手は7位。16歳の戸塚優斗選手は11位で、決勝の2回目にエアの着地を失敗して転倒し、腰を痛め、病院に搬送されました。

◇平野「今までで一番の大会だった」
 平野歩夢選手は、「前回の銀メダルのあと、上を目指すために4年かけて練習してきたので悔しさは残っているが、自分が今できる範囲で全力でやれたと素直に思う。応援してくれたすべての人たちに感謝の気持ちしかない」と大会を振り返りました。

 また、金メダルを獲得したアメリカのショーン・ホワイト選手と、銅メダルを獲得したオーストラリアのスコッティ・ジェームズ選手については、「最後、3人で争えたのは楽しかった。今までで一番の大会だった」と話していました。

◇平野 ジュニア時代から世界で活躍
 平野歩夢選手は新潟県出身の19歳です。4歳のとき兄の影響でスノーボードを始め、中学1年生で国際大会で優勝するなどジュニア時代から世界の舞台で活躍してきました。

 15歳で臨んだ前回のソチオリンピックでは銀メダルを獲得し、日本選手として史上最年少の冬のオリンピックメダリストとなりました。

 6メートルを超える高いジャンプが持ち味で、横に4回転、縦に2回転する大技「ダブルコーク1440」を試合でたびたび成功させています。

 去年3月にひざのじん帯などを痛める大けがをしましたが、9月に復帰してから今シーズンのワールドカップで優勝2回、2位1回と好調をキープしています。

 そして、先月には、世界のプロ選手が出場する大会、「Xゲーム」で4回転の技を2回連続で組み込む世界初の高難度の演技を成功させて2年ぶり2回目の優勝を果たすなど調子をあげてオリンピックに臨んでいました。

◇片山「やりたいことはまだたくさんある」
 7位だった片山來夢選手は、「滑りは今シーズンの中で一番よかった。点数が出なかったことは悔しいが、オリンピックで得たことは次のステップになると思う。スノーボードに関してやりたいことはまだたくさんあるので、そこにひたすら向かっていくだけだと思っている」と話していました。
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他人尊重しすぎて疲れている?
 ゼロサムゲームどころかマイナスサムゲーム、これほど無駄な事はありませ。しかし、難しい事でもあります。

◎他人を尊重しすぎて、疲れている人へ 自分も相手も幸せになる考え方とは?
 (2018年02月11日 12:02 THE PAGE)

 日々の悩みから心が軽くなる方法を考えてみたいと思います。

 ゼロサムゲーム(zero sum game)という言葉があります。自分が100円得したら、相手が100円損する。自分がいい気分になれば、相手が嫌な気分になり、自分が我慢すれば、相手が幸せになる。合計(sum)は差し引きゼロ。そんな状況を指す言葉です。

 それに対してわたしは、マイナスサムゲーム(minus sum game)という言葉を作りました。合計がゼロになるどころか、マイナスになる。自分が損して、相手が得するどころか相手も損する。自分が我慢することで相手が幸せになるどころか、相手も不幸になる。そんな状況を指す言葉です。そんな馬鹿なことがあるものかと思うかも知れませんが、メンタル系の仕事をしていると、そんな状況によく出くわします。

◇ゼロサムゲームも残念だけど、マイナスサムゲームはもっと残念
 とても単純な例で説明してみましょう。

 テーブルにリンゴと柿がのっています。わたしはリンゴが好きなのだけど、相手もきっとリンゴが好きだろうと思って、相手にリンゴを譲ってわたしは柿を取りました。でもほんとうは、相手は柿が好きだったのです! わたしが素直に自分の好きなものを取っていれば、相手も自分の好きな柿を食べられたのに。

 もう少し複雑な例でも説明しましょう。

 わたしは「明日は一人でゆっくり本を読んでいたい」と思っていますが、「彼女を放っておくのは悪い」と思って、デートに誘いました。彼女もじつは「明日は一人で好きなビデオを観ていたい」と思っていたのですが、「彼氏の誘いを断るのは悪い」と思ってデートに応じました。結局、二人ともしたくもないデートをするハメになってしまったのです。

 こんな馬鹿なことを避けるには、わたしが彼女に「明日は一人でいたい」と素直に自分の欲求を話すか、彼女が「悪いけど、明日はビデオを観ていたいの」と率直に自分の気持ちを伝えればいいのです。お互いに遠慮しあって、自分も相手も不幸にしてしまうケースです。率直に語り合わないために人生を無駄にややこしくしているのです。

 話を単純にするために2人だけのケースにしましたが、もちろんもっと大人数でも似たようなことは起こります。そして、「リンゴか柿か」とか、「デートをするかしないか」といった些細なことではなく、就職や結婚といった人生の一大事でも、こんなマイナスサムゲームを演じることがあります。メンタル系の相談を受けていると、人生の悩みの半分はこの種のマイナスサムゲームがからんでいるのではないかとさえ思えます。

◇考えを率直に希望を伝えれば、案外うまくいく
 それを避けるのはとても簡単です。自分の希望を素直に言えばいいのです。そうすることによってお互いの希望を尊重し合えるケースも多いのです。そうすれば、マイナスサムゲームは一転してお互いに得をするプラスサムゲーム(plus sum game)、win winの関係に変化します。

 もし、どちらかが我慢しないといけない場合は、冷静に話し合えばいいのです。リンゴにするか柿にするかくらいなら、話し合うほどのこともなくジャンケンで決めればいいのですが、「わたしは一人でいたい」けれど、「彼女はデートしたい」というときには、明日どうするか冷静に話し合えばよいのです。確かに、ちょっと手間がかかるけれど、マイナスサムゲームを演じるよりはずっと賢い選択のはずです。

 ただ、この賢い選択が、日本ではなかなか難しいかもしれません。率直に自分の意見を言わないこと、率直に相手の意向を尋ねないこと、お互いに相手の気持ちを推測しあう(去年の流行語を使えば「忖度」しあう)のが良しとされているからです。

 率直さを避け、忖度しあうのを良しとする常識が、どれほどの誤解と無駄とストレスを生み出しているか、冷静に考えてみませんか?

 ただ、困ったこと、お互いの希望が食い違ったときに冷静に話し合いができない人がいます。怒り出したり、無理やり自分の希望を押し通したりして、相手に我慢を押しつけようとする人などです。相手がそんな人なら、これからもお付き合いを続けるかどうか冷静に考え直す方がいいかもしれません。もしも、あなたがそういう人ならば、態度を修正しましょう。相手を変えることは難しいのですが、自分なら変えることができます。その方がこれからの長い人生がスムーズになると思いますよ。

 (心療内科医・松田ゆたか)
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メダリスト、それぞれにドラマが
 スピードスケート女子1500メートル銀メダルの高木美帆選手、スキージャンプ女子ノーマルヒル銅メダルの高梨沙羅選手、スキーフリースタイル男子モーグル銅メダルの原大智選手、三者三葉のドラマがあり感動がありました。

◎高木 銀メダルは「自分のレースに徹する」と意識した成果
 スピードスケートの高木美帆選手が、女子1500メートルで銀メダルを獲得できたのは、相手に惑わされた2日前の3000メートルの反省から、「自分のレースに徹する」と強く意識した成果でした。

 8年ぶりのオリンピックの舞台でメダルが期待されながら、5位に終わった2日前の3000メートル。高木選手は、同走のオランダの選手にペースを惑わされたことを反省し、「自分のレース展開に自信を持ちたい」と悔しさをにじませていました。

 そして、臨んだ最も得意な1500メートル。1500メートルは、最初の300メートルのあと1周400メートルのリンクを3周滑る種目でスピードと持久力の双方が求められます。

 高木選手の強みは、圧倒的なスタミナと鍛え上げた脚力から発揮されるスピードで、ペースを安定させ、疲れが出てくる終盤でも大きくペースを落とさずにフィニッシュできます。

 同走のアメリカの選手はこの種目の世界記録保持者。序盤から速いスピードで飛ばすのが特徴で、高木選手は700メートルで0秒5のリードを奪われます。この時のタイムは、全体の6位。それでも、「相手は気にしなかった」と自分の滑りだけにこだわった高木選手は、ペースを乱しません。

 次の1周のラップタイムは29秒65。そして最後の1周は持ち前の粘り強い滑りを発揮し、全体の2番目のスピードで30秒87。ペースを大きく落とさない安定した自分の滑りをついに発揮し、銀メダルを獲得したのです。

 オリンピックという独特の雰囲気の中で、2日前のレースの反省をすぐにいかし、メダルを獲得するのは簡単なことではありません。代表になれなかった4年前の悔しさから、これまでの間、自分の滑りを考え抜き、自分を信じられるまでに成長したからこそ到達した価値ある銀メダルです。

 それでもレースのあと、「反省をいかすことができたいいレースだったが、悔しさもある」と、金メダルに届かなかったことに悔しさを見せた高木選手。14日はこの種目の世界記録を持つ短距離のエース、小平奈緒選手とともに、今大会3種目めとなる1000メートルに出場します。高木選手はこの種目で、今シーズンのワールドカップで3回、2位になっていて、再び自分の滑りをして、2つ目のメダル獲得が期待されます。

◎高梨 仲間とつかんだのは“金と同じ価値あるメダル”
 4年間の努力が結実した銅メダルでした。ピョンチャンオリンピックのスキージャンプ女子ノーマルヒルで初めてのメダルを手にした高梨沙羅選手。メダルの色は目標にしていた「金」に届きませんでしたが、この日のために汗を流した仲間もともに喜ぶ金と同じ価値のあるメダルでした。

 前回のソチ大会で4位に終わり、悔し涙を流した日から4年、「悔しさを晴らしたい」と臨んだ舞台は、氷点下11度の寒さに強風がめまぐるしく吹きつける厳しいコンディション。それでも午後7時半ごろ競技会場に到着した高梨選手は落ち着いた表情。いつものルーティーンで黙々と試合に向け準備する姿に、4年間、やるべきことはすべてやりきったという覚悟を感じました。

 1回目のジャンプでは、高梨選手の直前で強風が吹きつけ試合が5分以上中断。毛布を巻き、暖房の前で小刻みに体を動かしながら順番を待ちました。厳しいコンディションの中飛んだジャンプは、103メートル50。トップと5.1ポイント差で3位につけました。

 金メダルを狙える位置で2回目のジャンプに向かう高梨選手を会場に詰めかけた日本のファンも後押し。

 「まだ行ける!」「逆転できるぞ!」「頑張れ!」

 その声に高梨選手は頭を下げて応え、最後の戦いに歩みを進めました。

 運命の2回目。冷たい雪が降り始め、1回目よりさらに不規則な風も吹きました。大歓声の中、最後から3人目に飛んだ高梨選手。どんな厳しい状況にさらされてもそこには「自分を信じることができなかった」4年前とは違う姿がありました。

 「この4年間やってきたことが最後に1番いい形になった」

 1本目と同じ103メートル50。会心のジャンプを2本そろえた高梨選手。試合で滅多に見せないガッツポーズが自然と出ました。

 飛び終えた高梨選手に真っ先に駆け寄ったのが伊藤有希選手でした。4年前、高梨選手と「またオリンピックの舞台に2人で戻ってこよう」と誓い合い、悔しさや苦しみをともに分かち合った仲間でもありライバル。会心のジャンプを見せた高梨選手を抱きしめると、日本チームの全員も集まり、自分のことのように喜びました。

 試合後の取材、高梨選手はすがすがしい表情で、「チームのみんなが待っていてくれたことがうれしかった」と話すと、こらえていた涙が止まりませんでした。

 高梨選手の銅メダルは“日本チームの勝利”と言える金と同じ価値のあるメダルでした。この4年間を「ソチの悪夢を見ていた」と話していた高梨選手。必要以上にみずからを追い込み、本来の力を出せなかった前回の4位から、大きな成長を遂げた姿を示しました。

 そして、取材の最後に「ソチの悔しさは返せたのでまた金メダルをとりに戻って来たい」ときっぱり。すっきりとした笑顔に戻って語る姿に、4年後、新たな目標に向かう強い決意が見えました。

◎原がつかんだ銅メダル 同い年のライバルとの競い合いを糧に
 ピョンチャンオリンピック、日本勢で最初のメダルを獲得したのはスキーフリースタイル、男子モーグルの20歳、原大智選手でした。同い年のライバル、堀島行真選手に注目が集まる中、悔しい思いを糧に手にした銅メダルです。

 「行真が世界選手権を取って、僕がオリンピックを取るんだと思っていた」

 銅メダルを獲得した直後、目に涙を浮かべながら原選手が発したのはこの言葉でした。去年3月、同い年の堀島選手が世界選手権で優勝し、一躍、注目を集める存在になりました。その大会で、原選手は体調不良のために欠場。スタートラインに立つことすらできなかった悔しさを胸に、ピョンチャン大会を目指してきたのです。

 原選手の最大の持ち味はミスのない正確な「ターン」。一方で課題は「エア」でした。難度の高い「エア」を得意とする堀島選手に比べて得点が伸び悩み、国際大会で表彰台に立つことすらできていませんでした。課題を克服するため、原選手は去年の秋ごろから空中でスキーの先端などをつかむ技を加えて技の難度を上げようと練習に取り組んできました。

 しかし、今シーズンのワールドカップの成績は9位が最高で、出場した6つの大会のうち3回は予選落ちしていました。一方の堀島選手は難度の高いエアを決めて先月のワールドカップでも優勝しピョンチャン大会でのメダル候補として期待が高まっていました。

 そうした中で迎えた今大会。こぶが大きく、雪面も固いためにコースが非常に難しく、ターンが乱れて大きく減点されたり、途中で転倒したりする選手が相次いでいました。

 迎えた準決勝、堀島選手はターンの乱れからエアの着地に失敗し、途中棄権しました。一方の原選手、ターンでは乱れることはなく、課題だったエアでも板を空中でつかむ技をきっちり決めて決勝進出を決めました。

 「ミスをする気がしなかった」という原選手。続く決勝でフィニッシュした瞬間にはガッツポーズが飛び出しました。銅メダルを獲得した原選手は「今までつらかった。やっと報われたんだなと思った」と涙を見せました。

 一方、棄権した堀島選手は「絶対、次の4年頑張って次は自分がメダルを取る」と雪辱を誓っていました。

 ライバルに先を越された原選手はつらい思いを糧にモーグルの日本の男子選手で初めてのメダリストとなりました。原選手と、堀島選手。20歳の2人がこれからも競い合っていくことで日本の男子モーグルのレベルを大きく引き上げていくことを予感させるメダル獲得でした。
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