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芸能人の権利を守る団体が心のケアの必要性訴える声明
◎芸能人の権利を守る団体が心のケアの必要性訴える声明
(NHK 2020年9月28日 18時33分おくやみ)

 芸能人の自殺が相次いでいることを受けて、芸能人の権利を守る取り組みを行う団体は、芸能人の心のケアの必要性などを訴えています。

 芸能人の権利を守る取り組みを行っている「日本エンターテイナーライツ協会」は27日、「芸能人の自殺について」と題した声明をホームページに掲載しました。

 声明では、芸能人の自殺が相次いでいる背景や要因はさまざまで、一概に論じられるものではないとしながらも、要因の一つとして強いストレスにさらされやすい業務特性が考えられると指摘しています。

 そのうえで、現状の法律では「メンタルヘルスケアや安全配慮の責任の所在もあいまいなままであり、法制度化に向けた議論や保護も十分になされていない」として、国に対して「早急に実態調査をし、メンタルヘルスケアの制度的保障の必要性について把握するべきだ」と求めています。

 また、著名人の自殺の報道は子どもや若者などに強い影響を与える場合があるとして、報道機関に背景をいたずらに掘り下げるような取材をしないなどの配慮を求めています。

◇共演者から竹内さんを悼む声
 竹内結子さんが亡くなったことについて、共演者から追悼のコメントが寄せられています。

 竹内さんがヒロインを演じたNHKの連続テレビ小説「あすか」で、母親役で共演した俳優の紺野美沙子さんは、「結子ちゃんの追悼コメントを寄せるなんて、こんなにやるせないことはありません。信じられないし信じたくありません。悲しいです。女優さんとしても一人の女性としても大きな幸せの中にいるのだと、安心していました」と記したうえで、竹内さんが二児の母であることを踏まえて、「最高にカッコ良くて笑顔がかわいい結子お母さんの代役は世界中どこを探しても見つかりません。心よりご冥福をお祈りいたします」とコメントを寄せました。

 また、同じく「あすか」で父親役を演じたほか、大河ドラマ「真田丸」でも共演していた藤岡弘さんは、「この度の訃報を聞いて、絶句しました。『あすか』で親子役で1年間一緒に共演しましたが、本当に笑顔が明るいいい子でした。僕もアドバイスしたり、彼女もいつも『お父さん!』と呼んでくれていました。その後、『真田丸』で再会した時に、『本当にいい女優さんに成長したね』と話したのも、つい昨日のことのようです。今は、我が娘が旅立ったかのような気持ちで胸がいっぱいで、彼女の死を受け入れられないですが、ただご冥福を祈るばかりです」とコメントしています。

◇検索ワードでメール相談に誘導
 相次ぐ芸能人の自殺。

 インターネット上の検索ワードを手がかりに悩みを抱えている人たちとつながろうという取り組みも始まっています。

 自殺対策に取り組む東京のNPO「OVA(オーヴァ)」は7年前からインターネット上で「死にたい」など自殺に関連することばを検索すると、相談窓口のサイトが自動的に表示される取り組みを行っています。

 相談窓口のサイトに接続すると「死にたくなったあなたへ」などと記されたメッセージ画面が現れ、NPOにメールで相談するよう誘導する仕組みです。

 NPOによりますと、ことし8月末までの5か月間に338人から相談があり、外出自粛などの影響で育児やDV(ドメスティック・バイオレンス)などに悩む女性からの相談が多く寄せられているということです。

 OVAの伊藤次郎代表は、「死にたいと感じる人の中には周囲に助けを求められない人もいるので、インターネット上でつながる積極的な支援が重要だと考えている。また周りにいる人の様子が『ふだんと違う』と感じたら積極的に声をかけ支えていくことも重要だ」と話しています。
| 雑感 | 07:19 | comments(0) | - |
休場続きの白鵬と鶴竜に「第一人者の自覚を」横審・矢野委員長
◎休場続きの白鵬と鶴竜に「第一人者の自覚を」横審・矢野委員長
 (NHK 2020年9月28日 20時21分大相撲)

 大相撲の横綱審議委員会がおよそ半年ぶりに開かれ、矢野弘典委員長は、この1年で場所の半分以上も休場している白鵬と鶴竜の両横綱に対して、「第一人者であるという自覚を徹底してほしい。ほかの力士よりも一段高い自己規制の基準を持つべきだ」と厳しい見方を示しました。

 横綱審議委員会は、ことし1月に定例の会合を行って以降、新型コロナウイルスの影響で会合の中止が続いていましたが、28日およそ半年ぶりに開催され、東京 両国の国技館で日本相撲協会の八角理事長から報告を受けました。

 27日千秋楽を迎えた秋場所は、白鵬と鶴竜の両横綱がともにけがのために休場し、26年ぶりに初日から横綱不在の場所となっただけでなく、この1年では白鵬が3回、鶴竜が4回にわたって休場しています。

 こうした両横綱について、横綱審議委員会の矢野委員長は、「二横綱は過去1年を振り返っても断続的に休場が続いていて場所をまっとうしたということが少ない。横綱は第一人者であるという自覚を徹底してほしい。ほかの力士よりも一段高い自己規制の基準を持つべきだ」と、相次ぐ休場に厳しい見方を示しました。

 横綱審議委員会は、成績の伴わない横綱に対して、「激励」や「注意」、それに「引退勧告」といった決議をすることができますが、矢野委員長は、「委員からは『決議をする』というような大変厳しい意見も出てきたが、今場所はそこまで踏み込まず、横綱の自覚を待ってそれを注視していこうということになった。来場所の様子を見て、委員ともよく相談して方向を決めたい」と述べ、来場所以降の成績次第では何らかの決議をする可能性があるという見方を明らかにしました。

 一方、横綱不在の場所で優勝し、大関昇進を確実にした関脇・正代については、「以前から大器と言われていた力士で、ようやく花が咲いたと思う。来場所は三大関になると思うがさらに上を目指して競って励んでほしい」と高く評価していました。
| 雑感 | 23:44 | comments(0) | - |
大相撲 正代の大関昇進が確実に
◎大相撲 正代の大関昇進が確実に
 (NHK 2020年9月27日 18時55分大相撲)

 日本相撲協会は秋場所後に関脇・正代の大関昇進に向けた臨時の理事会を開催することを決め、正代の大関昇進が確実になりました。

 正代は関脇に復帰したことし3月の春場所で8勝、7月場所では11勝を挙げました。

 今場所は、前に出る圧力が増して白星を重ね13日目には貴景勝、14日目には朝乃山と両大関を破って13勝2敗の成績で初優勝を果たしました。

 直近3場所の勝ち星の合計は「32」で、大関昇進の目安とされる「33」には届かなかったものの、昇進の議論を預かる日本相撲協会審判部の伊勢ヶ濱審判部長は、「ここ5場所を見てもわかるとおり、勝ち星が安定している。よく前に攻めている相撲内容だ。大関は常に優勝争いに絡まないといけないが、その実力があると認めたということだ」と述べました。

 そのうえで、八角理事長に大関昇進に向けた臨時理事会の招集を要請したことを明らかにしました。

 これを受けて、秋場所後の今月30日に臨時理事会の開催が決まり、正代の大関昇進が確実になりました。

 ことしに入って新大関が誕生するのは、3月の春場所後に昇進した朝乃山に続き2人目です。

 28歳と10か月の正代は、年6場所制が定着した昭和33年以降に初土俵を踏んだ力士では7番目に年長での大関昇進となります。

 熊本県出身の力士の大関は7人目で、昭和37年名古屋場所で新大関となった栃光以来、およそ58年ぶりです。

 また、時津風部屋からの大関の誕生は、昭和38年春場所で新大関となった豊山以来、およそ57年ぶりです。

◇大関昇進の目安と過去の事例
 大相撲の大関昇進について明文化された基準はありませんが、「3場所連続で三役を務め、合わせて33勝以上」が目安とされています。

 正代は、関脇で臨んだことし3月の春場所で8勝、7月場所では11勝を挙げました。

 今場所は、13日目に貴景勝、14日目に朝乃山の両大関を破るなど13勝2敗で初優勝を果たし、直近3場所の勝ち星を、目安には1勝届かないものの、32勝としていました。

 関脇に復帰する前のことし1月の初場所では前頭4枚目でしたが、千秋楽まで優勝争いに加わり、13勝を挙げていました。

 大関昇進の判断は日本相撲協会の審判部に委ねられていて、過去には、この目安を満たさずに昇進した例もある一方で、満たしたのに昇進しなかったケースもあります。

 ことし3月の春場所後に大関に昇進した朝乃山は目安に1つ足りない32勝でしたが、新三役から3場所続けてふた桁勝利を挙げたことや四つ相撲の安定感を評価されて昇進を果たしました。

 平成24年の九州場所後に大関に昇進した稀勢の里と平成26年の名古屋場所後に昇進した豪栄道も、3場所で合わせて32勝と目安には白星が1つ足りませんでした。しかし、それまでの安定した成績が評価されて昇進となりました。

 一方、雅山は大関から陥落したあと、三役で迎えた平成18年の名古屋場所までの3場所で、10勝、14勝、10勝を挙げて合わせて34勝としましたが、大関復帰はなりませんでした。

 このほか、把瑠都は、平成22年の初場所までの3場所でいずれも三役を務め12勝、9勝、12勝を挙げて合わせて33勝としましたが、昇進は見送られ、14勝を挙げた次の春場所後に大関昇進を果たしました。

◇大関昇進 今後の流れ
 大関昇進の議論を預かる日本相撲協会の審判部は、今月30日に東京・両国の国技館で11月場所の番付編成会議を行い、国技館内の別の場所で行われる臨時の理事会に正代の大関昇進を諮ります。

 理事会の決定をもって大関昇進が正式に決まり、協会が使者を派遣し、正代に大関昇進を伝達します。

 伝達式では、新大関がどのようなことばで使者に答えるか、その口上が注目されます。
| 雑感 | 03:35 | comments(0) | - |
大相撲秋場所 関脇 正代が初優勝
◎大相撲秋場所 関脇 正代が初優勝
 (NHK 2020年9月27日 18時21分大相撲)

 大相撲の関脇・正代が秋場所千秋楽、13勝2敗で初優勝を果たしました。

 大相撲秋場所は14日目を終えて関脇 正代がただ1人2敗でトップに立ち、大関・貴景勝と平幕の翔猿が星の差1つで追う展開でした。

 千秋楽、正代は翔猿と対戦し、突き落としで勝って、13勝2敗で初優勝を果たしました。

 時津風部屋の正代は、熊本県出身の28歳。

 3場所連続の関脇で迎えた今場所は、相手の力を受け流す上半身の柔らかさに加えて前に出る圧力が増し、7日目までに2敗を喫したものの相手を圧倒する相撲が目立ちました。13日目にはトップに並んでいた貴景勝、14日目には大関・朝乃山を相次いで破り、重圧がかかる終盤になっても勝負強さを見せました。

 熊本県出身力士の優勝は初めてで、時津風部屋の力士の優勝は、昭和38年名古屋場所の大関・北葉山以来、57年ぶりです。

 白鵬と鶴竜の両横綱が休場し横綱不在となった今場所は、終盤まで混戦となりましたが、この1年で何度も優勝争いをするなど確かな実力をつけた正代が、両大関を退けて念願の初優勝を果たしました。

◇正代「地元の声援が力に」
 正代は、取組後の優勝インタビューでまず「信じられないですね」と心境を話しました。

 優勝を決めた翔猿との一番については、「初めての対戦だったので、とても意識したし、やりにくさを感じた。今までの相撲人生で一番緊張したかもしれない。よく体が反応してくれた」と振り返りました。

 地元、熊本からの声援については、「たくさんの声援などが力になった。両親も自分に心配をかけないように気を遣っていたと思うが、とりあえず優勝できて両親に感謝したい」と話しました。

 また、みずからの大関昇進について尋ねられると、「ちょっとわからない。まだ全然わからなくて。大関は相撲界に入る前から憧れている地位。信じられない」と話していました。

◇正代 学生横綱から大相撲に
 初優勝を果たした正代は熊本県宇土市出身の28歳。

 右四つやもろ差しなど四つ身の相撲がうまく、相手の力を受け流すような上半身の柔らかさが持ち味で、土俵際での逆転も得意としています。

 東京農業大学では2年生の時に「学生横綱」のタイトルを獲得するなど活躍し、平成26年春場所、前相撲で初土俵を踏み、持ち前の四つ相撲で番付を上げていきました。

 平成28年の初場所には新入幕、平成29年の初場所には新関脇昇進を果たしました。

 年6場所制となった昭和33年以降に前相撲でデビューした力士としては、所要11場所での新入幕が3番目、所要17場所での新関脇昇進は2番目と、いずれもスピード出世でした。

 一方で新十両や新入幕の会見では、「緊張する。対戦したい人はいない」と答えるなど弱気な一面も見せ、“ネガティブ力士”として話題になりました。

 それでも平成28年にふるさとで発生した「熊本地震」のあとは、たびたび被災地を訪れ、地元の期待を強く自覚するようになりました。

 ことしに入って立ち合いから前に出る圧力が増して、初場所で優勝争いに絡み、春場所では関脇に復帰し初めて三役で勝ち越しました。

 さらに、続く7月場所でも11勝を挙げ、横綱不在となった今場所は混戦となった終盤で2日連続で大関を破る勝負強さも見せて初優勝を果たし、確かな実力を証明しました。

◇優勝争った翔猿「力士人生で一番楽しかった」
 翔猿は千秋楽の取組を終え、「うれしさ反面、悔しさが大きい。思い切り自分の相撲を取ろうと思っていた。前に出ていたが詰めが甘かった」と振り返りました。

 また、優勝については、「意識していなかった。勝ったら変わってくるかなと思っていた」と話していました。

 そのうえで、翔猿は、「自分の相撲を取れていて体がよく動いていた。力士人生で一番楽しかったと思う。これからもどんどん楽しい相撲を取っていきたいです。たまたまだと思われないように、来場所もけいこを積んで活躍できるように頑張ります」と、来場所に向けた意気込みも語っていました。

◇八角理事長 正代も翔猿も評価
 日本相撲協会の八角理事長は、初優勝を果たした正代について、「今場所は初日から内容がよかった。本人はうれしいが、地元の人もうれしいだろう。この1年は優勝争いに絡むなどいい相撲を取っているのは確かだ。頑張っていれば、いつかいいことがあるということなのかなと思う」とたたえました。

 一方、千秋楽で正代に敗れた新入幕の翔猿についても、「負けはしたが、いい相撲だった。自信がついたのではないか」と評価していました。

 また、今場所を振り返って、「お客さんが協力してくれてここまで来られた。力士もよく頑張ってくれたと思う。感染症の先生たちの指導のもと開催できたことはうれしい。また先生たちの意見を聞きながら進めないといけない」と話していました。

◇中入り後の勝敗

▽逸ノ城に十両の千代ノ皇は、逸ノ城が上手投げで、勝ち越しました。

▽十両の勢に松鳳山は、松鳳山が引っ掛け。

▽佐田の海に新入幕の豊昇龍は、豊昇龍が寄り切りで、勝ち越し。佐田の海は負け越しました。

▽志摩ノ海に若隆景は、若隆景が寄り切りで、11勝目。

▽徳勝龍に阿武咲は、徳勝龍が寄り切り。

▽竜電に石浦は、石浦が下手出し投げ。

▽魁聖に輝は、輝がすくい投げで、勝ち越し。魁聖は負け越しました。

▽高安に明生は、高安が突き出しで10勝目。

▽琴恵光に宝富士は、琴恵光が寄り切りで、勝ち越し。宝富士は負け越しです。

▽琴奨菊に照強は、照強が寄り切り。

▽妙義龍に炎鵬は、炎鵬が下手投げ。

▽琴勝峰に玉鷲は、琴勝峰が突き出しで、10勝目です。

▽北勝富士に栃ノ心は、北勝富士が押し出し。

▽碧山に隆の勝は、隆の勝が押し出しで10勝目。碧山は負け越しました。

▽関脇 大栄翔に隠岐の海は、大栄翔が突き落とし。

▽霧馬山に関脇 御嶽海は、霧馬山が寄り切りで、9勝目。御嶽海は8勝7敗で終えました。

▽2敗でトップに立つ関脇・正代に、3敗で追う新入幕の翔猿は、正代が突き落としで勝って、13勝2敗で初優勝を果たしました。熊本県出身力士の優勝は初めてです。

▽大関・朝乃山に大関・貴景勝は、貴景勝が押し倒しで、12勝目。朝乃山は10勝5敗で終えました。
| 雑感 | 22:30 | comments(0) | - |
俳優・竹内結子さん死去 40歳
 大変に衝撃的なニュースでした。大変に素晴らしい女優さんだっただけに残念です。心からご冥福をお祈り申し上げます。

◎俳優・竹内結子さん死去 40歳
 (NHK 2020年9月27日 14時20分おくやみ)

 数々のドラマや映画に出演していた人気俳優の竹内結子さんが亡くなりました。40歳でした。現場の状況から自殺とみられるということです。

 亡くなったのは俳優の竹内結子さん(40)です。

 関係者によりますと、27日午前2時ごろ、東京・渋谷区の自宅マンションの部屋で、ぐったりしているのを家族が見つけたということです。

 その後、救急車で病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。

 警視庁は、現場の様子などから自殺とみて詳しい状況を調べています。

 竹内さんは去年、同じ事務所の俳優と結婚し、ことし子どもを出産したばかりでした。

 関係者によりますと、26日もふだんどおり家族と過ごしていたということです。

 これまでに多くの映画やテレビドラマに出演し、「黄泉がえり」や「春の雪」で、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞しています。

 NHKの番組では、1999年から放送された連続テレビ小説「あすか」のヒロインを演じたほか、2016年に放送された大河ドラマ「真田丸」にも出演していました。

◇悩みを抱えている方へ 相談窓口の情報

「日本いのちの電話」
 
 ▽ナビダイヤル「0570−783−556」
  午前10時〜午後10時

 ▽フリーダイヤル「0120−783−556」
  毎日:午後4時〜午後9時
  毎月10日:午前8時〜翌日午前8時

 また、厚生労働省は、悩みを抱えている人に対して、相談窓口の利用を呼びかけています。

 厚生労働省のホームページでは、自治体などの電話相談の連絡先や、複数のNPO法人がSNS上で行っている相談窓口のQRコードなどを掲載しています。「厚生労働省 SNS」で検索できます。

厚生労働省のホームページ「まもろうよ こころ」
https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/

◇所属事務所がコメント
 竹内結子さんが亡くなったことについて、所属事務所のスターダストプロモーションはウェブサイト上でコメントを発表しました。

 この中では、「関係各位並びにファンの皆様」に宛てて、

「本日9月27日、弊社所属の竹内結子(享年40歳)が、自宅で亡くなりました。日頃よりお世話になっている関係者の皆様、応援して下さっているファンの皆様に、この様な辛いお知らせを申し上げることになり、あまりに突然の出来事で所属タレント、社員は驚きと悲しみで呆然としております。詳しい状況は現在確認中です。マスコミの皆様におかれましては、ご家族、ご親族の深い悲しみにご配慮いただきますよう、切にお願い申し上げます」

としています。

◇関係者は
 竹内さんが主人公の刑事、姫川玲子役を演じた、テレビドラマ「ストロベリーナイト」の原作者で、作家の誉田哲也さんは自身のツイッターで、「竹内結子さんの訃報、いま知りました。近況も伺っていただけに、大変驚いております。結子さん。大変、大変お世話になりました」とつづっています。

 そのうえで、芸術家に影響を与える女神に例えて、「結子さんの玲子は、私のミューズでした。ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします」とつづっています。

 また、映画監督で、竹内さんが17歳の時に出演した映画「リング」で監督を務めた中田秀夫さんは自身のツイッターで、「『リング』の冒頭女子高生役オーディションでお会いした途端、彼女で決めようと思いました。煌めいていました」としたうえで、「とても残念です。心よりお悔やみ申し上げます」とつづっています。

◇「売れている人ほど不安抱えることも」
 竹内結子さんが亡くなったことについて、長年、自殺の問題を取材してきた、フリージャーナリストの渋井哲也さんは、「芸能界は華やかなイメージを持たれることが多いが、ドラマなどの役に入り込むためにみずからを追い込んだり、視野が狭くなったりして、精神的に不安定になることもある厳しい世界だ。売れている人ほど将来に不安を抱えたり、ふと自分を見つめ直したときに仕事と私生活とのギャップに落ち込んだりすることがあるのではないか。精神的なバランスを崩したときにケアする時間を確保できていたのかが気になる」と話しています。

◇「芸能人のSOSに気付き ケアできる態勢を」
 芸能人の自殺が相次いでいることについて、芸能人の権利を守る取り組みを行う団体の共同代表理事を務める佐藤大和弁護士は、「芸能人はSNSでのひぼう中傷などを含め、日常的にストレスを抱えている。そうした中、新型コロナウイルスの影響で自粛生活が続いたことで、自分自身と向き合う時間が増え、将来への不安などが積み重なってしまった可能性がある」と指摘しています。

 そのうえで、「芸能人は一般の人と比べて誰かと悩みを共有したり、一緒に解決したりすることが難しい場合もある。アメリカなどでは撮影後に専門家によるメンタルケアを行っているケースもあるが、日本では対策が不十分なのが現状だ。業界全体で芸能人のSOSに気付き、しっかりケアができる態勢を作っていく必要がある」と話していました。

◇「若者や心に不安抱える人にも影響広がるおそれ」
 芸能人の自殺が相次いでいることについて、自殺対策に取り組む一般社団法人「いのち支える自殺対策推進センター」の清水康之代表理事は、「芸能人や有名人が自殺すると、自分の身近な人を亡くしたようなショックを受ける人が多い。こうした報道が続くと、芸能人だけでなく一般の若者や心に不安を抱える人たちにも影響が広がるおそれがある。また、新型コロナウイルスの影響で人と接する機会が少なくなっていることも心配だ」と指摘しています。

 そのうえで、「心がざわついたり、不安な気持ちになったら、1人で抱え込まず、身近な人や相談窓口に気持ちを打ち明けてほしい。相談できないという人は、まずは不安やもやもやした気持ちを紙に書き出してみると、自分の気持ちを客観視でき、少し楽になると思う。新型コロナウイルスの影響で不安や悩みを抱える人は増える傾向にあるので、ほかの支援団体とも連携しながらサポート体制を強化していきたい」と話していました。
| 雑感 | 18:48 | comments(0) | - |
「夜間頻尿」を減らす生活習慣
◎塩分の過剰摂取は×専門医が伝授「夜間頻尿を減らす生活習慣」
 (2020年09月21日 11:01 web女性自身)

 40代に入ると、おしっこが「出にくい」、「近い」、「夜中にトイレに行きたくなる」といった悩みを持つ人が少しずつ増えてくる。そのなかでも断トツなのが「夜間頻尿」。

 夜中に起きて1回以上トイレに行く人は、40代以上では約4,500万人いるといわれている。加齢とともにその人数は増え続け、50代で約6割、60代以上になると約8割の人が夜間頻尿に悩んでいるという。

 「夜間頻尿の定義は、就寝後、排尿のために一晩に1回以上起きること。そして、そのために眠りが浅くなり、昼間に眠気が襲ってきたり、夜間トイレに行くときに転倒したりなど、日常生活に支障をきたす状態をいいます。夜間にトイレに起きてしまう人は意外と多く、8割以上の高齢者は夜間頻尿にあてはまります」

 そう語るのは、国立長寿医療研究センター副院長で泌尿器科が専門の吉田正貴先生。

 「夜間頻尿」とわかっても、「年のせいだから仕方がない」とあきらめるのはまだ早い。最近、自宅で簡単にできる「行動療法」によって夜間頻尿を克服できることが判明しているのだ。

 「自分の生活を整えたり、運動したりといった『行動療法』でかなりの効果が得られます。金銭的な負担も少なく無理なく続けられますし、1カ月ぐらい続けると効果が出てきます。しかし、行動を止めるとすぐに元に戻ってしまいますので、無理なくできることから始めて、きちんと継続していくことをおすすめします」

 行動療法は“水分制限”“塩分制限”“運動療法”の3つの柱に分けられる。ひらたく言えば、体のなかの水分を「ためない」ことと、たまった水分を「循環させる」こと。

◇まず気になるのは「晩酌」。
 「『缶ビール1本ぐらい、いいでしょう』と言われる方もいますが、いっしょにおつまみを食べると喉が渇いて余計に水分を取ってしまいます。350mlの缶ビールを1本と、余分の水分も含めて、それが夜間におしっことして出てきます。中年〜高齢者の1回の排尿量は200ml程度なので、2回ぐらい回数が増えることになります。ですから、夜間頻尿で困っている方には晩酌はすすめられません」

 また、カフェインには、脳や交感神経を興奮させて眠気や疲労感を取り除く働きのほかにも、尿の排出を促す利尿作用があるので、なるべく控えよう。

 「夜中に出るおしっこのほとんどは、昼以降に飲んだものなので、1日に取る水分の総量を減らすだけでなく午後3〜4時ごろからの水分量をセーブしたほうが効果はあります。水分は野菜や果物にもたくさん入っていますので、夕食や、その後に食べるのは控えて、食べるのなら昼間にしましょう」

 バナナやほうれん草などに多く含まれるカリウムは利尿作用があるので食べすぎには注意したい。

 また、暑い時期は熱中症を防ぐためにも水分摂取が推奨されているのでがまんは禁物。その日の気温や熱中症警戒アラートが出ているときは水分摂取を優先するなど、状況判断をしながら水分制限のコントロールをしよう。

 “塩分制限”では、1日の摂取基準量の設定はないものの、シチューや鍋料理など、塩分が多いメニューは控えたほうがいいという。

 「患者さんには、なるべく塩辛いものは食べないようにと指導しています。たとえば、コンビニなどで売っている弁当やお総菜は塩分がかなり入っていますが、あれを塩辛いと感じないようでは、日ごろからかなり塩分を取っている可能性があります」

 最近は商品パッケージに塩分の含有量が書かれているので、食べた分を計算しながら、日本人の1日あたりの塩分摂取量の目標、男性7.5グラム、女性6.5グラムを目安に減塩に取り組んでみよう。

◇“運動療法”などでは、1日30分程度のウオーキングがおすすめ。
 取りすぎた水分はふくらはぎにたまり、ふくらはぎにたまった水分が、横になったときに再び血管に戻り、血液中の水分を減らそうとして、夜間おしっこが作られてしまうと考えられている。

 そこで取りすぎた水分がふくらはぎにたまらないよう「循環させる」ことも大切。夕方以降、30分程度のウオーキングやあおむけで30分以内の足上げは、ふくらはぎにたまった水分を押し出す効果がある。

 「歩くと筋肉が収縮されるので、ふくらはぎにたまった水分がポンプ作用で押し出されて、血管内に戻されます。また、ダンベル運動やスクワットなどの筋トレは、体が疲れることで睡眠が深くなる効果があります。いずれにしても毎日続けることが大切です」

※「女性自身」2020年9月22日 掲載
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週1断食 1年半やってみた結果
 断食の日に摂取して良いのは水だけだそうです。

◎ウワサの「月曜断食」ならぬ自己流「週1断食」 1年半やってみた結果は?
 (2020年09月22日 13:00 まいどなニュース)

 昨年、大ヒットした書籍「月曜断食 究極の健康法でみるみる痩せる!」(関口賢著、文藝春秋)をご存知の人も多いでしょう。SNSでもこの月曜断食を実践して1カ月で10キロ近くやせた人が続々と発信し、ちょっとしたブームになりました。

 やり方をざっくり説明すると、月曜日は「水」以外の物は摂取しない断食デー。火曜日から金曜日までは体にいいものを食べる。基本的に炭水化物はダメ。そして土日は好きなものを食べてよいというものです。(かなり、ざっくりですので、ご興味ある方は「月曜断食」をご覧ください)

 実際、体験談を読んでいると、みなさん驚くほどやせている。しかも、頭痛や便秘などの慢性の不調まで改善したと報告しているではありませんか。

 断食の効果がいかにすごいかは聞いていたけど、これほどとは…。これは、やらない手はない。でも、私は炭水化物が大好き。甘い物もできれば毎日食べたい。なら、どうするか。

 鍼灸界のカリスマと呼ばれ、考案者でもある関口賢さんには大変申し訳ないけれど、自分流にアレンジし、単なる「週1断食」をすることにした。だって夜にはお米を食べたいし(昼も食べる)、甘い物も食べたいから(昼も食べる)、基本的に月曜日だけの「週1断食」に。

 最初からそうと決めると、心も軽く「1日ならなんとかなる!」と思えるもの。ちなみに2019年の2月、スタート時は体重58キロ(身長163センチ)だった。

 最初の3週間はつらかった。寒い時期ということもあり、午後3時ごろになると、異様に手足の先が冷たくなる。くちびるもカサカサ(水分不足?)。夕方にはおなかがペコペコ。こんなんで、夜、眠れるだろうか?と不安になる。

 ところが、断食経験者ならご存知だろうが、どんなにお腹が空いていてもぐっすり眠れる。そして翌朝、爽快感とともに起床。目覚めの良さに「断食、ええやん!」と思うこと、間違いなしです。

 1年半やったみて分かったのは週1断食を行った翌朝は、冬場だと1キロ、夏場は1.5キロほど減っているということ。

 体が断食に慣れて、週1回断食をしないと、なんとなく落ち着かなくなる。そして、とにかく体調がよくなる。カゼや体調不良とは無縁だったし、コロナも怖くなかった(ちなみに、コロナ陽性が続出と悪評の高い東京都新宿区在住)。

 私の場合、断食の日以外の6日間がほぼ「飲み食い祭り」のため、当然のごとく体重はすぐ戻る。それでも、2020年を迎えるころ、体重は57キロになっていた。たったの1キロ減、されど1キロ減…。

 ちなみに、私の飲み食いぶりはというと…(2020年9月のとある1日)

朝 フルーツヨーグルト+バターはちみつトースト

昼 お弁当→間食 チーズケーキとクッキー

夕 チャーハン、鶏もも肉塩麴焼き、トウモロコシ、キャベツ炒め、お酒=スパークリングワイン(3杯)

夕食後の甘い物 ジャイアントコーン(赤)とカルピスアイス

夕食後のスナック菓子 スコーンバーベキュー味(1/2袋)

 明らかに食べ過ぎ。しかも夕食は9時過ぎスタート。こんな食生活を6日間続けても週1断食でリセットされる。

 というわけで、つい食べ過ぎてしまうという親愛なるお仲間たちへ。週に1回断食するだけで、罪悪感から逃れられて、しかも体調がよくなる!そう思えば、そんなにやせなくても、やる価値があると思いませんか?

 (まいどなニュース特約・中村 曜子)
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大坂なおみ 2年連続 米雑誌「タイム」の”影響力ある100人”に

 アメリカの雑誌「タイム」が選ぶことしの「世界で最も影響力のある100人」に、テニスの大坂なおみ選手が去年に続いて選ばれました。

 タイム誌は毎年、「世界で最も影響力のある100人」として、独自に選んだ世界の人物を発表しています。

 22日に発表されたことしの100人のうち「象徴」の部門で、今月まで行われたテニスの四大大会、全米オープンで2回目の優勝を果たした大坂なおみ選手が、去年に続いて選ばれました。

 紹介文を寄せたバスケットボールのアメリカ女子プロリーグ、WNBAのマヤ・ムーア選手は大坂選手が大会中、人種差別に抗議し続けたことに触れ、「勇気を持ち、みずからの行動を信じて成し遂げるのは簡単なことではない。彼女は声をあげ、黒人やマイノリティーの人たちの命の尊さを示した」と称賛しました。

 また、「開拓者」の部門では性的暴行の被害を実名で訴え、日本の女性に変化をもたらしたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんも選ばれました。

 このほか、「指導者」の部門ではアメリカのトランプ大統領や中国の習近平国家主席、それに、トランプ政権で新型コロナウイルス対策に関わるNIH(国立衛生研究所)のファウチ博士などが選ばれました。

 ファウチ博士の紹介文を寄せたアメリカのテレビ番組の司会者は、「政治家からの圧力を拒み、命を守るために真実を伝え続けた」と評価しました。
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夫亡き後、残った要介護の姑。なぜ私は「死後離婚」を選び、選ばなかったのか
◎夫亡き後、残った要介護の姑。なぜ私は「死後離婚」を選び、選ばなかったのか
 (2020.09.18 by them(バイゼム)#コラム#夫婦のこと#親と子)

 近年、「死後離婚」という言葉を耳にする機会が増えました。これは夫に先立たれた未亡人の妻が「夫の実家(義理の両親)と縁を切る」こと。
具体的には役所へ「姻族関係終了届」を提出するのですが、法務省の戸籍統計によると、この届出件数は10年前と比べ1.5倍に増えています。

 「もし僕に何かあったら、妻は僕の父や母の面倒を見てくれるだろうか」。新型コロナウイルスが流行し、そんなことが頭をよぎった方もいるのではないでしょうか。これは、誰しも起こり得る心配事のひとつだと思います。

 いままでの結婚生活を少し振り返ってみてください。わがまま放題に振る舞ってきて妻に迷惑をかけたり、(夫の)母が癇癪持ちで妻と折り合いが悪かったり、仕事人間で家庭を顧みず、両親のことを妻に任せっきりだったり…。少しでも心当たりがあれば、未亡人の妻が夫の両親と縁を切って家を出て行き、介護を放棄しても不思議ではありません。

 そもそも両親の介護などの「扶養義務」については、民法877条第1項において「夫婦相互間、直系血族及び兄弟姉妹は互いに扶養をする義務がある」と定められています。つまり、夫婦ともにそれぞれの実父母に対しては扶養義務がありますが、義理の父母に対しては扶養義務がないのです。

 姻族関係終了届を提出した理由としては「親戚付き合いをやめたい」「いっしょに暮らしたくない」そして何より「夫の両親を介護したくない」ということが主に挙げられるようです。

 今回は、行政書士、ファイナンシャルプランナーである私が受けた相談実例から「未亡人の妻が夫の両親の介護をやめたケース」「やめなかったケース」を紹介し、具体的に何が決断を分けるのかを分析していきたいと思います。

◇囚われ続けた、28年間
 まず、妻が亡くなった夫両親との縁を切り、家を出て介護をやめてしまったケース。一体、どのような経緯で決断に至ったのでしょうか。ここではご相談にいらっしゃったYさん夫婦をご紹介します。

◦相談者プロフィール

◦Yさん58歳

◦夫58歳

◦長女25歳

 「娘も私もずいぶん楽になりました。(夫の母親を)介護しなくてよくなったので」。そんなふうに安堵の表情を浮かべるのは、58歳のYさん。

 Yさんは結婚生活28年間のうち15年間、夫の母親(夫は母子家庭)とひとつ屋根の下で暮らしてきたのですが、いままで亭主関白な夫に振り回され続けてきました。

 Yさんは新卒で就職した会社にいまでも勤務しており、今年で勤続36年目。夫はYさんが正社員で働き、安定した収入を得ているのをいいことに、キャバクラやパチンコ、そしてFX投資など散財を繰り返し、まともに生活費を入れない月も多く、Yさんの稼ぎで一家を支えざるを得ない状態が続いていました。

 そんななか、3年前に義母が脳梗塞で倒れ、その後遺症で身体の一部に麻痺が残ることに。Yさんは夫子だけでなく、義母の面倒も見なければならなくなりました。

 仕事、家事や育児、介護に追われる毎日。一方、長年の暴飲暴食が祟ったのか、夫は「末期がんで余命6カ月」と診断され、あっという間にこの世を去ってしまったのです。

◇亡き夫に義理立てする気にはならなかった
 Yさんは思わぬ形で未亡人になり、27歳の娘さんと79歳の義母が残されました。Yさんの選択肢は2つです。

 1つ目は、いままでの生活をこれからも続けるパターン。これは夫の実家で暮らし、義母の世話をし、義母の介護費用を含め、すべての費用を自分の収入から負担することです(夫はほとんど遺産を残しませんでした)。

 2つ目は、いままでの生活をやめるパターン。夫の実家を出て、父親の世話を義弟に任せ、自分の収入や退職金、年金は自分のために使うことです。

 28年間の結婚生活を振り返ったとき、夫に散々振り回されたこと。夫のことを義母はほとんど注意してくれなかったこと。何より悪しき思い出がつまった家のことを思い浮かべると、これ以上、亡き夫に義理立てする気にはなりませんでした。

 Yさんは娘さんといっしょに実家を出て2人でアパートを借りて暮らし始め、そして役所に「姻族関係終了届」を提出し、夫の実家とは縁を切りました。Yさんは、当時の心境をこう振り返ります。

 「いまは娘と自分のことだけを考えればいいので、とても楽になりました。いままではのんびりとテレビを見るヒマもなく、時間に追われて日々が過ぎていったので。娘も転職して収入を増やすため、資格試験の勉強に励んでいます。女同士、前向きですよ!」

 もし、Yさんが「離婚」というかたちで事前に夫や義母と縁を切っていれば、夫の生活態度などを省みるに、慰謝料を手に入れることができたかもしれません。しかし、生前に離婚することが叶わなかったため、死別に伴い「姻族関係終了届」というかたちを取らざるを得ませんでした。

 はたから見ればYさんは結婚生活の28年間、夫と義母に使われるだけ使われたのに何も残らず、人生の大半を棒に振ったように思えますが、本人いわく必ずしも無駄ではなかったそう。

 「いまの会社で定年まで働けることが私の誇りなんです!」Yさんは最後に、そう力強く語ってくれました。

◇実母のような存在を、見捨てられない
 次は、夫が亡くなっても家に残って義母を引き取り、介護を続けることを選んだケース。どのような経緯で「やめない」という決断に至ったのでしょうか。次はKさんご夫婦を例にご紹介します。

◦相談者プロフィール

◦Kさん56歳

◦夫56歳

◦娘2人

 56歳のKさんは、夫、娘2人と二世帯住宅で暮らしていました。義理の両親(以下、義両親)が住んでいた家にKさん夫婦の家を増したのは25年前のこと。もともとは義両親もいっしょに住んでいたのですが、義父は3年前に他界し、義母も現在は軽度の認知症と診断され、介護管理者つきマンションに入居中です。

 基本的な食事や入浴などの世話はヘルパーが代わってくれるのですが、週1回の通院への付き添いや、ヘルパーさんとの細々とした連絡等は家族の「誰か」が行わなければならず、息子(夫)は何もしようとしないのでKさんがやらざるを得ない状況でした。

 実親の介護を妻に丸投げした夫ですが、Kさんへの悪口や不満、愚痴を吐き散らすので、夫婦の間では喧嘩が絶えません。昨年末には夫が手を上げてKさんが顔を負傷してしまったので、仕方なく警察を呼んだそうです。

 ところで、義父が亡くなってから3年が経過しているのに、いまだに実家部分は義父名義のままで、夫(息子)への名義変更を行っていませんでした。なぜでしょうか?実はKさん夫婦には、特別な事情があったのです。

 それは夫の不倫。相手は同じ職場の派遣社員で、夫は週末になると決まってその女性の家に入り浸っていたのです。Kさんも手をこまねいていたわけではなく、興信所に依頼し、女性の素性(住所、名前等)を特定した上で慰謝料を請求し、200万円を払わせていました。

 これで2人の関係を絶ち切ることができたと安心していたのですが…「女性の支払能力を考えると、慰謝料は夫が立て替えたのでは?」とKさんは勘づいたのです。さらに、「まだ不倫が続いている可能性がある」と気づき始めたころには、夫から離婚を突きつけられてしまいました。

 もしKさんが離婚に同意したら、どうなるでしょうか。実は生前、義父とKさんは養子縁組をしていました。そのため、夫はKさんに離縁するよう求めてくるはずです。そうすると兄弟がいない夫は、実家の土地建物を相続するでしょう。

 その結果、Kさんは自宅に住む権利を失うので、夫はKさんを追い出し、不倫相手の女性を招き入れるはずです。しかし、過去の言動を振り返ると夫や女性が義母の面倒を見るとは思えず、「介護放棄」の危険すらありました。

 「お母さんも息子(夫)をあんなふうに育ててしまったという罪はあるかもしれませんが、最期まで安心して暮らせる場所を確保してあげたい。本当は息子(夫)といっしょに余生を過ごせたらいいのですが…」と、Kさんは苦しい心境を吐露しますが、夫は妻の性格を知ったうえで都合よく利用しているのだからしたたかです。

 Kさんにとって義母といっしょに暮らしていた期間は、実母と同じ25年間。だから、義母は実母と同じような存在となっていました。Kさんは夫に都合よく利用されていることを知りながら、それでも義母を見捨てるわけにはいかないと思ったそうです。

◇離婚予備軍の増加が関係?
 私は相談に来た方に、「姻族関係終了届」という方法があるとアドバイスすることもあります。ただ、本当に提出するケースは非常に少ない。Kさんのように思い止まるケースが圧倒的に多いのが実情です。

 冒頭で述べた通り、「姻族関係終了届」の届出件数は10年前と比べ1.5倍も増えているのですが、これを「どうせ高齢化しているからでしょ!」と簡単に済ませるのは危険。なぜなら、姻族関係終了届の増加は「離婚件数の減少」と紐付いているからです。

 世間の風潮では「離婚は増えている」と思われがち。ですが、厚生労働省の推計によると実際のところは2003年をピークに年間の離婚件数は減少しています。

 「高齢化しているのに離婚件数が増えていないのだから、熟年離婚が減っているのだろう」と推測できますが、だからといって50代以上の夫婦の多くが仲直りし、関係を修復し、離婚の危機を乗り越えたとも考えにくい。現実的には離婚したくても離婚できない「予備軍」が増えていると考えるのが自然でしょう。

 たとえば、経済的な理由や体裁的な理由、時間的な理由、心理的な理由などが考えられますが、これらの理由で離婚届を提出せず、戸籍上は「夫婦」だけれど、夫婦の間に信頼関係は存在せず、会話も成り立たず、喧嘩を繰り返し、すでに「夫婦」の形を成していないとしたら…。

 夫婦の仲が悪ければ悪いほど、夫が先立ったときに妻がすべてを捨てて逃げていく確率は高まるでしょう。つまり、「離婚予備軍の増加=姻族関係終了届の増加」だといえるのではないでしょうか。

◇死後離婚をすべきか、否か
 今回は、妻が義両親の介護を続けるか否かの選択を迫られたとき、対照的な決断を下した2人の話を取り上げました。相反するエピソードをもとにチェックリストを作成したので、人生の岐路でどうすべきかの判断材料として参考にしてください。

1.すでに義両親の介護を始めているかどうか
 これは、すでに妻が義両親の介護を担っている最中に夫が亡くなった場合。妻がこれから介護を続けたくないのなら代わりの人間に頼まなければなりませんが、夫の親戚筋もそれぞれの事情(子どもの教育にお金がかかるので経済的に無理、配偶者の親の面倒をみているので肉体的に無理、兄弟姉妹間の仲が悪かったので心理的に無理など)で説得できない可能性もあります。

 一方、まだ義両親が元気で心身ともに丈夫なら「もし介護が必要になったら、誰が引き取るのか」をこれから親戚一同でゼロから話し合って決めていきます。

 すでに夫が存命ではないのなら未亡人の妻が「義理の」両親を引き取るのは不自然なので、そこで「引き取らない」という結論を出せば、姻族関係終了届を出さずとも、義両親との関係を終わらせることができます。

2.義両親との仲はどうか
 「義両親は夫側の人間。夫と仲が悪いのなら、義両親とも仲が悪い」と思われがちですが、必ずしもイコールとは限りませんよね。だから、夫への憎しみを義両親に転嫁するだろうと決めつけるのは早計です。

 たとえば、義両親が夫(息子)より妻(嫁)の味方をしてくれる場合などは、義両親との関係は良好なことも多いです。このような場合は、妻は夫に先立たれても「最期まで義父(母)さんのお世話をしたい」と介護を買って出ることもあります。逆にいえば、夫だけでなく義両親とも険悪なら姻族関係終了届の提出も視野に入ってくるでしょう。

3.離婚検討中もしくは協議中かどうか
 離婚検討中や協議中の「死別」はどちらに当てはまるのでしょうか。ところで、離婚したのに元妻が元夫の両親の世話をしているケースを私は聞いたことがありません。

 「夫との離婚」が頭をよぎった時点で、妻のなかでは「夫の両親に尽くす」という気持ちは消え失せているのでしょう。これは離婚の理由が「夫の両親の介護拒否」でも、そうでなくても結果的には同じことです。

 このように考えると離婚検討中や協議中に夫が亡くなった場合も、やはり妻は義両親の面倒を見るつもりはないでしょう。なぜなら、生前に夫と離婚が成立せず、検討中や協議中の段階にとどまっていたとしても、妻の心のなかでは「離婚したも同然」だからです。

 そして、離婚ではなく死別で夫を失ったとしても姻族関係終了届を提出し、義両親との関係を断ち切ることも視野に入ってきます。つまり、離婚検討中もしくは協議中の「死別」は、義両親の介護という点では離婚(=死後離婚のようなもの)と同じと考えていいでしょう。

4.過去に死後の対応について話し合ったことがあるか
 「もし夫が亡くなったら、(義両親のことを含め)どのように暮らしていくか」を個別具体的に検討したことはありますか?

 妻が前もって用意周到な準備…たとえば、法律などを調べたり、ほかの親戚に相談したり、自分の心を整理したりした結果、「夫が亡くなっても家に残る」「亡くなったら家を出る」の2択のうち、後者を選んだのなら、いざ夫が亡くなったとき、姻族関係終了届を躊躇せず提出することができるでしょう。

 逆に何の準備もせず、その日をむかえた場合、夫亡き後の生活について考えたこともなく、ほかの親戚への根回しもせず、そもそも姻族関係終了届の存在すら知らなければすでに手遅れです。

 なぜなら、夫の逝去後、妻が何もいわずに義両親の世話を続けて時間が流れていくと、親戚一同のなかで「いまのままで」という暗黙の了解ができあがってしまい、いまさら「義父(母)さんのことなんですけど」とお伺いを立てるのは雰囲気的に難しいからです。

5.義両親を任せられる兄弟姉妹等がほかにいるかどうか
 現在、夫の両親と衣食住を共にし、身の回りの世話や介護を妻が行っている状態で夫が亡くなった場合、義両親を引き取ってくれる夫の兄弟姉妹などはほかにいますか?

 引き取り手がいないのに、実家に要介護の義両親を残して出ていくのは現実的に難しいです。もともと妻1人で義両親の世話をしていたのだから、「(夫が亡くなったので)1人で面倒をみるのは無理」と頼み込んだところで、ほかの親戚は「最後まで看取りなさいよ!」と門前払いが関の山。

 ですが、一部には遺産目当てで妻を厄介払いすべく「あなた(妻)に任せられない!」と猫をかぶるケースもあります。

 今回は、急増する「死後離婚」について、その一端をご紹介しました。もしあなたに何かあったら、パートナーはあなたの父や母の面倒を見てくれるという確信はありますか?

 もし、ないという方や「死後離婚」について考えている方は、いま1度パートナーと話し合ってみてはいかがでしょうか。
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乗客マスク拒否「高い代償」の恐れも
◎「マスク拒否」で相次ぐ旅客機での退去命令、乗客側の訴えに道理はあるか
 (2020/09/21 06:00 ダイヤモンド・オンライン 戸田一法)

 9月になり航空機の乗客が新型コロナウイルス感染拡大の防止として要請されたマスク着用を拒否し、退去させられたというニュースが相次いで報じられた。

 いずれのトラブルも共通点は男性の乗客が客室乗務員の声に一切耳を傾けず、理由の説明を求めても拒否。

 結局、運航責任者(機長)から降りるよう命令されたという顛末(てんまつ)だ。

 そして、これも共通しているのがトラブルになった後、マスク着用に身体的な問題があると主張し、航空会社の対応は不当と非難している点だ。

 果たして、退去させられた乗客の訴えに道理はあるのか。航空機事故で関係者を何度か取材した経験から考察してみたい。(事件ジャーナリスト 戸田一法)

◇着用も理由説明も拒否
 1件目のトラブルがあったのは9月7日午後。北海道の釧路空港から関西空港に向かうピーチ・アビエーション機内で、マスクを着用していなかった30代男性に客室乗務員が求めたが「要請するなら書面を出せ」などと拒否。

 出発が約45分遅れた上、飛行中も大声を出すなどして威圧的な姿勢が続き、機長が航空法の安全阻害行為に該当すると判断。新潟空港に緊急着陸し、男性に降りるよう命令書を交付した。

 男性は降機に応じ、その後、ピーチ機は関西空港に向けて出発。約2時間15分遅れで到着し、乗客120人に影響が出た。

 2件目が起きたのは12日午後。北海道の奥尻空港から函館空港に向かう北海道エアシステム(HAC)機内で、ピーチ機のトラブルと同様、マスク着用を求められた男性が拒否。

 その理由の説明を求めても応じなかったため、機長の判断で降ろした。

 男性は降ろされる直前にマスク着用と搭乗を申し出たが、機長が命令書を交付した後で、安全航行に協力しなかったとして拒否。機内には21人の乗客が搭乗しており、定刻より約30分遅れて出発したという。

 ピーチ機を降ろされた男性に取材した共同通信よると、「身体上の理由で長時間マスクをするのが難しい」と説明。具体的な病名を明らかにしないのは「その症状なら着けられるだろう」という暗黙の強制につながると説明したという。

 そして、「他人の病状にどうこう言うべきではなく、マスクをしないという自己決定は尊重されるべきです。仮に健康上の問題がなかったとしても、自分のポリシーとしてしない考え方もありだと思います」と述べている。

 「なぜ事前に申請しなかったか」という点については、「健康状態を他人に伝えるのはあまり気持ちいいものではありません。事前のお願いがない以上、わざわざやる必要がないと思いました」と訴えた。

 (※筆者注:その一問一答は、共同通信47NEWS「マスクをしないと飛行機に乗れないの?降ろされた男性、ピーチ機上で経験した一部始終を語る」にアップされている)

 HACの乗客も各メディアの取材に応じ、「ほかの乗客の前で持病があることを言いたくなかった。ピーチの件を知っていたので不安だったが、降ろされるとは思わなかった」と不満を述べていた。

◇問題はマスクではなく安全阻害
 共通点は、冒頭に記載した通りだ。

 その流れは「マスク非着用で搭乗」→「客室乗務員が着用を要請」→「要請を拒否」→「理由の説明を要請」→「それも拒否」→「安全阻害行為として降りるよう命令」というものだ。

 そして、トラブルが表面化してから「持病があった」「マスク着用は義務や強制ではなく任意の要請」「航空会社の対応は不当」と訴えている点だ。

 客室乗務員から指摘を受けた際、乗客2人には下記のような「3つの選択肢」があったはずである。

(1)客室乗務員の指示に従ってマスクを着用し目的地に向かう

(2)自身の症状を伝えマスク着用を免除してもらい目的地に向かう

(3)自身の権利に固執しマスク非着用を貫いて航空機から降りる

 というものだ。

 結局、最悪パターンともいえる3つ目を選択した訳だ。

 航空法73条の3は、航空機内の安全を害し、搭乗者の財産に危害を及ぼし、秩序を乱し、規律に違反する行為をし「又はこれらの行為をしようと信じるに足りる相当な理由がある時は」拘束や抑止、降機させることができる、と明記している。

 この2人が旅客機で目的地に向かうのが優先だったのか、それとも“自身の権利”を主張して旅客機から降ろされ、「不当な仕打ちを受けた」と世にアピールするのが重要と考えたのか、それは分からない。

 「理不尽」を世に問うことが自身の不利益より優先するものであり、かつ「社会に一石を投じよう」という強い理念に基づく行為なら、それは意味があることかもしれない。

 実は筆者も肌にちょっとした問題があり、マスクは非常に苦手である。「マスク警察」と揶揄されるような方々の話を耳にするたび、不快な思いをしている。

 何かとマスク着用を強要されるような今の世の中に、正直、辟易としている人々は多いだろう。

 しかし今回、トラブルの原因は「マスクうんぬん」の問題ではないというのが正直な感想だ。

◇刑事・民事で追及される可能性
 「マスクを着用しない自由」を世に訴えるなどといった個人のこだわりはどうでもいいが、航空法73条は「乗客を安全に目的地に運ぶ」という義務を航空会社と運航責任者、客室乗務員に課している。

 航空機は乗用車などとは違い、事故は大惨事につながる。だからこそ、航空法は万が一のためにもわずかであろうと“トラブルの芽”があるならば、容赦なく摘むように規定しているのだ。

 前述したが、かつて航空機事故の取材で知り合ったパイロットや管制官、整備士らが共通して強調していたことは「少しでも不安があったら飛ばしません」だった。

 もちろん、列車やバスなど公共交通機関も安全が最優先だが、こと「安全」に関して航空会社の“意識の強さ”は並々でない。これは読者の方々も感じているのではないだろうか。

 航空会社の役員一歩手前の幹部に聞いたことがある。

 「発着時間はどうでもいいとはいいませんが、乗客の皆さまを確実に、安全に、間違いなく目的地にお連れすることが最優先です」

 ピーチ社は今回のトラブルについて、「安全を最優先に対応した。マスク着用は義務ではないが、引き続き要請していきたい」などとコメント。

 HAC社は、「マスク着用拒否の理由を説明してくれていたら、席を空けるなどしてマスク着用なしでも搭乗できるように対応した」などと説明した。

 強調しておきたいのだが、2人はトラブルの原因をマスクの着用・非着用にしているが、航空会社側とすれば「安全な航行に協力しようという姿勢だったか否か」なのだ。

 テレビやネットで、航空機内でトラブルを起こした乗客が粘着テープでぐるぐる巻きにされた映像をご覧になったことはないだろうか。

 筆者もさすがにあれはやり過ぎと思うが、海外では常識らしい。今回の2人が拘束されず「降りてください」と優しく対応してもらったのは、航空会社側の配慮だと思う。

 今回はいずれも「命令書」が出て、2人とも従った以上、航空法違反を犯したと認諾したと解釈されるだろう。さらに両機とも遅延が発生しているので「威力業務妨害罪」の成立もあり得る。

 もし航空会社が被害届か告訴状を提出して立件された場合、航空法違反は50万円以下の罰金、威力業務妨害罪は50万円以下の罰金もしくは3年以下の懲役で、前科前歴持ちや執行猶予中でなければ、いずれも罰金で済むだろう。

 ただ、全国紙社会部デスクによると、ピーチ社は損害賠償請求を検討しているという。

 デスクは、「おそらく、人生が詰むような金額と思います。権利を主張するのは悪いことではありませんが、高い代償になると思いますよ」と話していた。
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