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女子ゴルフ アマチュアの19歳 古江彩佳が優勝 史上7人目

 女子ゴルフの国内ツアーの大会は千葉市で最終ラウンドが行われ、19歳のアマチュア、古江彩佳選手が優勝しました。アマチュア選手のツアー優勝は史上7人目です。

 古江選手は、20日の最終ラウンドを首位と1打差の2位からスタートし、バーディー6つ、ボギー1つでスコアを5つ伸ばし通算17アンダーとして、初優勝を果たしました。

 古江選手は、ことしの春、高校を卒業したばかりで、アマチュア選手の国内女子ツアー優勝は、去年7月にアメリカのクリスティン・ギルマン選手が優勝して以来、史上7人目です。

 首位でスタートした三ヶ島かな選手は、2つスコアを伸ばしましたが、初優勝には届かず、稲見萌寧選手と並んで2打差の2位でした。

 去年のこの大会で優勝した成田美寿々選手は、通算6アンダーで17位でした。

 古江彩佳選手は兵庫県出身の19歳。

 両親の影響で3歳でゴルフを始め、2015年の全国中学校選手権で優勝しました。

 去年、高校3年生で日本代表としてジャカルタアジア大会に出場し、女子個人で日本勢トップの4位となりました。

 豪快なドライバーショットが持ち味で、プロの国内女子ツアーの大会にもたびたび出場し、ことし5月から6月にかけて静岡県浜松市で行われた大会では単独首位で最終ラウンドをスタートし、3位に入っていました。

◎プロ宣言は「します」 古江彩佳が史上7人目のアマV、さて今後の予定は?
 (2019/10/20 15:11 ゴルフ情報ALBA.Net)

 アマチュアの古江彩佳が国内女子ツアー7人目となるアマチュア優勝を達成。最後はご愛敬のボギーとしたが、6バーディを重ね、首位発進の三ヶ島かなを抜き去り、見事に“先輩”たちを振り切った。

 JGAナショナルチームにも選抜され、将来が有望視されてきた古江。プロトーナメントでも数々の好成績を残してきたが、今年の「日本女子アマ」では、最終ラウンドの途中にJGA役員の運転するカートが古江のクラブを破損する事故に見舞われ、タイトルを逃した。

 そんなアクシデントを乗り越えた古江。来月に迫っていたLPGA最終プロテストもこれで免除。正式な入会手続きが済めば最短で2週後の「樋口久子 三菱電機レディス」からプロとして出場が可能となっている。

 優勝直後のインタビューではプロ宣言について聞かれ、「します」と控えめに答えた古江。三菱電機レディスへの出場についても「出たいです。うれしいです」と答えたが、両親への思いを口にするときには涙をこらえきれなかった。「試合に行くときはお母さんが神戸から運転してくれて、お父さんがコーチで…」と、目をうるませ感謝の気持ちを表した。

 このあとは、LPGAへの入会申請を行い、理事会による審議、承認を経て正式なプロゴルファー古江が生まれる。あらたなヒロインの誕生に、国内女子ツアーはますます盛り上がりを見せそうだ。

【アマチュアのツアー優勝歴】

■清元登子 1973年 トヨトミレディース

■宮里藍 2003年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン

■キム・ヒョージュ 2012年 サントリーレディス

■勝みなみ 2014年 KKT杯バンテリンレディス

■畑岡奈紗 2016年 日本女子オープン

■クリスティン・ギルマン 2018年 センチュリー21レディス

■古江彩佳 2019年 富士通レディース
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お金に苦労する人の行動パターンとふるまい
 お金に苦労する人には共通の行動パターンがあります。行動の結果がその人の資産状況を決定するのですから、行動を変えればお金との関係も変わります。お金に恵まれないとか嘆くあなた、まず毎日の行動を見直してください。

◎お金に苦労する人の行動パターンとふるまい
 (2019年10月12日 21:12 All About)

 お金とはその人の考え方が投影された成果物です。良い思考がお金を増やし、悪しき思考はお金を失わせます。

◇こんな人はお金に苦労する
 次のような行動を繰り返す人は、お金に苦労していることが多いようです。

◇暗い人
 自分の頭の中をコントロールできない人は自然と暗くなります。私たちの環境は怖いことばかりだからです。それに果敢に立ち向かえる人は明るいです。

◇片付けができない人
 混乱を整理できない人は片付けも下手です。机の上、引き出しの中、車のダッシュボードの中、冷蔵庫の中などを見れば、その人のお金との相性が分かります。

◇財布がきたない人
 お金は大事にされる場に集まり、乱暴に扱われる場から去っていきます。その愛情度を象徴的に示すのがお財布の姿(扱われ方)です。

◇ドカ喰いをする人
 欲望をコントロールできない人は散財します。その典型例が食欲です。食欲に抵抗できない人は、お金の魔力にも翻ろうされてしまいます。

◇酒にのまれる人
 酒を飲みすぎれば脳は思考を失います。思考を失った人間は野生の動物と変わりません。コントロールできない、というよりもそんな気もおきません。

◇カッとなる人
 人は感情的に反応することで思考を省略します。怒り→衝突→不信→自己嫌悪のサイクルで人生をみじめなドラマに仕立て上げます。

◇すぐに落ち込む人
 信じること、辛抱すること、待つことなども、資産形成に必須の行動です。そんな行動から成功体験を得ると、人は希望を失いません。

◇人の貴賎は因果応報
 いかがでしょうか? こんなふるまいをする人は、まず日常の行動を改めることをおすすめします。

 お金に苦労する人は同じようなふるまいをしますが、ふるまいを修正することでお金との相性も良くなってくること請け合いです。

 お金を呼び寄せるものは「心」であり、お金がくつろげる場所は「愛情」です。心ない行動からお金は逃げて行きます。

 もちろん、偶然にお金持ちになったり、本当に不運で貧乏のどん底にあったり、ということもあります。

 しかし、不条理は永く続きません。長期的に見れば、人のふるまいの結果は必ず収まるべきところに収まるものです。それを因果応報といいます。

 目先のことにくさらず、あせらず、あわてずに、人の生きる道をしっかり生きましょう。必ずお金は運は付いてきます。

 (文:北川 邦弘(マネーガイド))
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IMF“世界経済さらに減速のおそれ” 各国に対応要請
 IMF(国際通貨基金)は19日、主な加盟国の財務大臣らが出席する委員会をワシントンで開き、貿易摩擦によって世界経済がさらに減速するおそれがあるとして、各国に財政出動をはじめあらゆる対応をとるよう求める声明を発表しました。

 IMFの委員会は、声明で、米中の貿易摩擦や、イギリスのEU離脱の問題をはじめとした不透明感の広がりなどを背景に、「世界経済は減速が続いている。先行きの見通しも不確実になり下振れするおそれが高まっている」と懸念を示しました。

 そのうえで、「自由で公正な貿易と投資こそが経済成長や雇用創出の原動力になる」と指摘し、貿易摩擦の解決と、WTO(世界貿易機関)の機能を強化する改革が欠かせないと訴えました。

 そして、世界経済がさらに減速する事態を避けるために財政出動や金融政策など各国にあらゆる対応をとるよう要請しました。

 記者会見したIMFのゲオルギエワ専務理事は、「世界経済にとっては関税引き上げの影響よりも不透明感がもたらす影響のほうが大きい。財政出動や構造改革などを適切に組み合わせて対処していく必要がある。そうすれば経済の減速を止めて改善できるはずだ」と述べました。
| 政策 | 12:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
上皇后さま 85歳の誕生日
 上皇后さまは、20日、85歳の誕生日を迎えられました。上皇さまの退位のあと、上皇后として迎えられた初めての誕生日です。

 宮内庁によりますと、上皇后さまは上皇さまとともに、天皇皇后両陛下が皇位継承後、務めを滞りなく果たしていることを喜び、22日の「即位礼正殿の儀」なども、つつがなく終えられることを願われている様子だということです。

 また、各地で自然災害が発生する中、上皇さまとお二人で被災地の様子を常に案じ、広域にわたって同時に多くの河川が氾濫した台風19号による甚大な被害については、これまでにない災害の形態であると感じ、心を痛められているということです。

 上皇后さまは、上皇さまの退位後、白内障と乳がんの手術を相次いで受けましたが、その後も上皇さまとの生活を大切にし、早朝の散策や3度の食事を毎回、上皇さまとともにするなど、穏やかな日々を送られているということです。

 一方で、皇位継承に伴う天皇ご一家とのお住まいの入れ代わりを今年度中に行う方向で、荷物の整理などに取り組まれているということです。

 20日は、上皇后さまの誕生日の祝賀行事が予定されていましたが、台風19号による災害の発生を受けてすべて取りやめられています。

◇上皇后さまの映像公開
 上皇后さまの誕生日にあたって、宮内庁は、上皇ご夫妻が、天皇陛下の即位に伴う儀式を撮影した写真のアルバムをご覧になる映像を公開しました。

 映像には、上皇ご夫妻が、ことし5月の「即位後朝見の儀」や一般参賀に臨まれる天皇皇后両陛下の様子を見ながら、にこやかに歓談されている様子が映されています。

 また、ことし8月、静養先の群馬県で、上皇后さまが、世界を代表するフルート奏者との合奏でピアノの演奏を披露される様子の映像も合わせて公開されました。

◇上皇ご夫妻 引っ越し向け準備
 上皇ご夫妻は、上皇さまの退位のあと、原則すべての公務を天皇皇后両陛下に引き継ぎ、皇居にあるお住まいで、仮住まい先への引っ越しに向けた準備などにあたられています。

 上皇さまの退位後、5月初めには天皇陛下の即位に伴う儀式や一般参賀が行われましたが、上皇ご夫妻は、テレビを通じて見守り、両陛下が儀式や行事を無事に終えられたことを喜ばれていたということです。

 6月上旬には、上皇さまの在位中、時間的な余裕がなく積み残しとなっていた退位に関する儀式に臨まれました。

 東京・八王子市にある大正天皇陵に参拝したのに続き、上皇さまの退位後初めての地方訪問で、京都市にある孝明天皇陵と明治天皇陵に参拝し、一連の儀式をすべて終えられました。

 上皇ご夫妻は、皇位継承のあとも、日課としている早朝の散策を続けるなど、規則正しい生活を送られています。

 上皇さまは、週に3回程度、皇居にある生物学の研究所に通い、これまで通り魚類に関する研究も続けられています。

 そうした中で、上皇ご夫妻は、天皇ご一家とのお住まいの入れ代わりに向けて、皇居にある吹上仙洞御所から東京・港区の仮住まい先に移る準備を進められています。

 宮内庁によりますと、ご夫妻は、1日も早く両陛下が皇居に移られるのが大事だと考え、今年度中に仮住まい先に移る予定で、荷物の整理や片づけに取り組まれているということです。

 こうした合間に、お二人で過ごす穏やかなひとときも持たれています。

 7月には、栃木県の那須御用邸で静養し、お二人で腕を組んで散策などを楽しんだほか、8月の長野県軽井沢町での静養の際には、お二人が出会った思い出のテニスコートに足を運ばれました。

 また、今月11日には、長女の黒田清子さんが企画して東京都内で開かれた鳥類の図鑑の特別展を訪れ、黒田さんの説明を受けながら展示を見て回られました。

 一方で、皇位継承後、上皇后さまが相次いで手術を受けられたり、上皇さまが一時的に体調を崩されたりする出来事もありました。

 上皇后さまは、6月に、2回に分けて両目の白内障の手術を受けたほか、先月には、東大病院で早期の乳がんの摘出手術を受けられました。

 宮内庁によりますと、術後の経過は順調で、病理診断の結果、がんの再発のリスクは非常に低いと判断され、その後は薬の服用によるホルモン療法を受けられています。

 また、上皇さまも、7月、一時的に強い脳貧血の症状が出て翌日の日程の一部を延期しましたが、体調は、その後回復されました。

 宮内庁の幹部の1人は、「お引っ越しで気がせいていらっしゃると思うが、ご高齢でもあり、まずは体を大事にしながら過ごして頂きたい」としています。

 上皇ご夫妻は、台風19号による大雨災害に大変心を痛められていて、今月20日の上皇后さまの85歳の誕生日に予定されていた祝賀行事はすべて取りやめられました。
| 雑感 | 04:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
台風21号が発生 今後の情報に注意

 19日午後9時、日本のはるか南で台風21号が発生しました。

 気象庁の観測によりますと、19日午後9時、日本のはるか南のトラック諸島の海上で、台風21号が発生しました。

 中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径150キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

 台風は1時間に25キロの速さで西へ進んでいて、気象庁は、今後の台風の情報に注意するよう呼びかけています。
| 環境とまちづくり | 00:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
あおられる車の特徴と対処法
◎きっかけは何?あおり運転をされやすい車の特徴と対処法を専門家が解説!
 (2019年10月08日 08:11 教えて!goo ウォッチ)

 今年8月に起きた、常磐自動車道のあおり運転殴打事件。大声で怒鳴る、殴るなど加害者による凶行が繰り返し報道され、世間を震撼させた。

 「教えて!goo」の「あおり運転を無くすにはどうしたらいいでしょうか?」という質問にもさまざまな回答が投稿されている。

 法律の整備など、解決すべき問題は山積みだが、今回は「あおられやすい車の特徴」について専門家に話を聞いた。

 もちろん、あおられる方に過失があると言うつもりはないが、誰もが安全運転を心がけることで減らせる事件・事故はあるはずだ。当てはまる数が多い人は、事故を未然に防いだり、自分の身を守ったりするために役立てていただければ幸いだ。

■いくつ当てはまる? ”あおられる車”の特徴
 お話を伺ったのは、モータージャーナリストで、サーキットインストラクターとしても毎週ドライビングレッスンを行っている青砥浩史さん。青砥さんによると、あおられやすい車の特徴は、大きく

(A)周囲の交通への意識が低い、

(B)小さめの車の2つ。

 まず、(A)について、具体例を挙げてもらった。いくつ当てはまるかチェックしよう!

(1)高速道路でもマイペースに低速走行する。

(2)2車線以上ある高速道路で、走行車線(左側車線)から追い抜かれることが多い

(3)一定の速度で走り続けることができない。

(4)権利や自由への主張が強い。遅い・速い・曲がる・止まるは、すべて個人の自由だと思っている。

(5)安全確認が不十分。唐突な車線変更やウィンカーの出し忘れが多い。

(6)一般道で無理に進入・合流してきて、後続車にブレーキを踏ませる。

(7)車間距離を取らず、前の車に一生懸命に(悪意なく)ついて行く。

(8)駐車場や店舗の出入口前でも車間を空けず、停車し進路をふさぐ。

(9)運転する時に前しか見ていない。

(10)ブレーキばかり踏む。

 「あおる側は、世間で報道されるような特殊な場合を除き、多くの場合は冷静であれば善良なドライバーです。もしこれらの行動をしていてあおり運転をされたら、ハザードを2回出して謝意を表明しましょう」(青砥さん)

 これに加え、(B)に該当する車種によってはあおり運転を助長してしまう可能性があるという。

 「主に軽自動車やコンパクトカーなどの”押しが弱そうな車”は、運転すると気が大きくなる人のターゲットになりやすいです。しかし、小さくても、自己主張が強い車はターゲットになりにくいです。見た目の怖そうな人に文句を言わないのと一緒ですね」(青砥さん)

 全くの不可抗力だが、人間と同じで、小さくて弱そうな車が標的にされてしまうのだ。

■悪質なあおり運転に遭遇! 道路別対処法
 しかし、いくら気をつけていても、いつ恐怖の瞬間に出くわすかはわからない。では、悪質なあおり運転に遭遇したらどうしたらよいのか、道路別の対策を聞いてみた。

 「高速道路で追い越し車線を走行していた場合、安全確認を怠ることなく最も左側の走行車線にレーンチェンジし、法定速度前後で走り続けて様子を見ましょう。それでもあおり続けてきたら、加速して前の車に追いつき、パーキングまで走り続けます。前の車に追いつくのは、割り込まれ、停車させられるのを防ぐためです。高速道路上で絶対に止まってはいけません」(青砥さん)

 この段階になったら、迷わず110番だ。

 「万が一、高速道路本線上で止められたり、パーキング内までついて来られたら、絶対に窓を開けることなく警察を待ちます。そして、時間軸に基づく経過を残すため、スマホで動画を撮り続けましょう。ドライブレコーダーがあるに越したことはありません」(青砥さん)

  同乗者がいれば、警察へ通報後も電話は切らず、相手の声や状況などを逐一警察に伝えるとよいそうだ。

 また、一般道や地方道の場合も、基本的に高速と同じ手順。なるべく前の車に追いつき、走り続けよう。

 「少しだけペースを上げて走ってみて様子を見ます。それでもあおり続ける人は、決して相手にしてはいけません。他車や第三者がいない場所で止まるのは危険なので、110番した上で走り続けてください。前の車がいなければ、なるべく多くの人がいる場所を探して止まります。事業所の駐車場などでも構いません。」(青砥さん)

 とにかく、窓を開けたり車を降りたりするのは絶対にNG。車を利用する機会も増える秋の行楽シーズン、自分の身を守る術を身に着けよう。

※専門家プロフィール:青砥浩史
 モータージャーナリスト、サーキットインストラクター、経営コンサルタント。自身が経営するサーキットにてドライビングスクールを主宰する傍らで、自動車関連の著作を数多く執筆。著書は「カーナビの謎をとく」ほか。農業経営も手がける。

(酒井理恵)
| 政策 | 18:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
国内の景気判断 5か月ぶりに下方修正 月例経済報告
 政府は今月の月例経済報告で、国内の景気判断について「緩やかに回復している」という表現は維持したものの、「輸出を中心に弱さが長引いている」として、5か月ぶりに下方修正しました。

 月例経済報告は、政府の公式な景気認識を示すもので、18日の関係閣僚会議で今月の内容をまとめました。

 それによりますと、「個人消費」は、消費税率の引き上げ後に家電製品や宝飾品などの販売が減少しているものの、自動車などの落ち込みは限定的になるとして、「持ち直している」という判断を維持しました。

 一方で、企業の「生産」は、米中貿易摩擦などを背景にした輸出の低迷を受けて自動車部品や生産用の設備が減少したため、「このところ弱含んでいる」として下方修正しました。

 さらに、「企業の業況判断」も、「製造業を中心に引き続き慎重さが増している」として判断を下方修正しました。

 これらを踏まえて景気全体の基調判断については「緩やかに回復している」という表現は維持したものの、「輸出を中心に弱さが長引いている」として、ことし5月以来5か月ぶりに下方修正しました。

 また、景気の先行きについては、消費税率引き上げ後の消費者の購買意欲の動向や台風19号などの災害が経済に与える影響に注意する必要があると指摘しました。

◇下方修正は8か月間で3度目
 月例経済報告で景気判断が下方修正されるのは、ことし3月以降の8か月間で3度目になります。

 ことし3月の報告では、それまで「景気は緩やかに回復している」と単純に表記していた判断に、「このところ輸出や生産の一部に弱さもみられる」という文言を加えて下方修正しました。

 これは、中国経済の減速を背景に電子部品などの輸出や生産の伸びが鈍くなったためで、月例経済報告の下方修正は、実に3年ぶりのことでした。

 そして、わずか2か月後の5月の報告では、「輸出や生産の弱さが続いている」という表現に改めて判断を引き下げました。

 そして、今月は、アメリカと中国の貿易摩擦を背景にした輸出や生産の減少が続いていることから、さらに判断を下方修正することになりました。

 この間、全体としては「景気は緩やかに回復している」という判断を維持し続けているものの、3月以降の8か月間で3度目の下方修正となります。

 また、指数の動きから機械的に景気判断を導く「景気動向指数」では、ことし3月と4月、そして8月に景気後退の可能性が高いことを示すと定義される「悪化」という判断が示されました。

 この判断の違いについて内閣府では、「景気動向指数では生産や出荷に関する指標に判断の重きが置かれているが、月例経済報告は消費や雇用情勢といった、それ以外の要素も加味して総合的に判断している」としています。

 しかし今後は、消費税率引き上げ後の消費の落ち込みに加え、台風19号の被害による経済への影響も懸念され、国内の景気は正念場を迎えています。
| 政策 | 04:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
「地下神殿」が市街地守る 浸水被害を大幅減 埼玉 春日部

 台風19号の大雨では、埼玉県春日部市にある「地下神殿」とも呼ばれる世界最大級の地下放水路が、浸水の被害を大幅に軽減する役割を果たしました。

 春日部市にある「首都圏外郭放水路」は、埼玉県東部の水害対策のために国がおよそ2300億円かけて建設しました。

 近くを流れる5つの川から取り込んだ水をいったん放水路にため、ポンプを使って川幅が広い江戸川に排出して氾濫を防ぐ仕組みです。

 長さが6.3キロと世界最大級の地下放水路で、水をためる巨大な水槽は59本の柱がそびえ、「地下神殿」とも呼ばれています。

 江戸川河川事務所によりますと、今月12日の午前11時半から地下の水槽に水が入り始め、午後7時前には巨大な水槽から江戸川に排出を始めたということです。

 一時的に貯水した量はおよそ1200万立方メートル、東京ドーム9杯分に達し、施設が完成した平成18年以降3番目に多かったということです。

 河川事務所によりますと、この放水路をはじめ4つの施設が稼働したことなどで、今回と同じ程度の雨量を観測した昭和57年の台風18号と比べて、中川と綾瀬川流域の県内24の自治体の浸水被害は以前の20分の1以下に減ったということです。

 首都圏外郭放水路管理支所の高橋正樹支所長は、「江戸川の水位があと1m高ければ排水できず緊迫する場面もあったが、地域の浸水被害を軽減することができて安心した」と話していました。

◇専門家「内水対策に効果」
 川の氾濫や防災に詳しい埼玉大学の田中規夫教授は、「川が決壊するなどして住民が危ないと思ったときには、市街地で水があふれる『内水』氾濫で避難できないこともある。放水路は『内水』を逃がすために効果的だった」と指摘しています。

 田中教授は、首都圏外郭放水路をはじめ複数の放水路と遊水池が、埼玉県東部や、低地にある東京 江戸川区や葛飾区などの浸水被害を抑える効果があったと分析しました。

 そのうえで、首都圏外郭放水路のような施設があるからといって洪水は起きないと安心せず、地域のハザードマップなどを確認し、避難など適切な行動をとることが必要だとしています。

 また、大規模な施設だけでなく、建物や道路の地下を遊水池として活用するなど、対策を強化する必要があるとしています。
| 環境とまちづくり | 21:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
自殺した児童生徒 最多の332人 昭和63年度以降で
 昨年度1年間に自殺した小中学生と高校生は332人で、昭和63年度以降、最も多かったことが文部科学省の調査で明らかになりました。

 一方で、亡くなった理由については、6割近くが「不明」とされていて専門家は、「子どもの自殺は心理的な要因が大きいため一つ一つの詳細な検証が再発防止に欠かせない」と指摘しています。

 文部科学省は、全国の小・中学校や高校から報告を受けた子どもたちの自殺の件数を毎年度、公表しています。

 その結果、昨年度、自殺した児童生徒の数は男子が193人、女子が139人の合わせて332人で、前の年度から82人、1.3倍の増加となりました。

 内訳は、小学生が5人、中学生が100人、高校生が227人です。

 全世代の自殺者数は、去年2万人余りで、ピーク時の6割ほどにまで減っていますが、子どもたちの自殺は昭和63年度に、今の方法で統計を取り始めて以降最も多くなりました。

◇自殺の要因6割「不明」
 自殺の要因をみると、家庭の問題が41人、親などの叱責が30人、進路の悩みが28人、いじめが9人などとなっていますが、最も多かったのは不明という回答で194人、全体の6割近くに上りました。

◇真相求め苦しむ遺族
 遺族の中には情報が開示されないため、わが子が命を絶った原因が分からず、苦しんでいる人もいます。

 福岡県に住む安達和美さん(58)は、平成16年に当時、中学2年生だった息子の雄大さんを亡くしました。

 自宅のタンスには、今も本人が最後まで着ていた制服が大切に保管されています。


 和美さんは、「救命措置の際にはさみで切られ、ぼろぼろなのですが、なかなか捨てることができません」と話します。

 雄大さんは通っていた中学校で、ライターを持っていたことを教員にとがめられ、放課後に個別指導を受けていた最中に、校舎の4階から飛び降りました。

 本人のノートには、「いままでありがとうほんとうにありがとうごめん」という、その直前に書き残したメモが残されていました。

 友人も多く、当日も元気に登校した息子がなぜ突然命を絶ったのか、和美さんは学校や教育委員会に説明を求めたところ、「指導は適切だった」という回答があっただけでした。

 その後、民事裁判で教員の指導と自殺の因果関係は認められましたが、詳しい情報は開示されなかったといいます。

 和美さんは、「学校で何が起こったのか、わからないまま遺族と学校側が対立することが多い。親は自責の念に駆られ、二重に苦しい思いを強いられることもある。学校や教育委員会は組織を守るのではなく、事実を明らかにする努力により再発防止に取り組んでほしい」と訴えています。

◇専門家「詳細な検証が重要」
 今回の結果について子どもの自殺に詳しい国立精神・神経医療研究センター松本俊彦部長は、「国が力を入れてきた中高年の自殺が減少してきた一方で、子どもたちへの対策に、まだ課題があることを意味していると思う。中高年の自殺が景気など社会的要因の影響が大きいのと比べ、子どもの自殺は心理的な要因が大きいので、一つ一つの詳細な検証が重要な意味を持つ。教育現場は詳細を明らかにすることで、責任があるとされることに防衛的になるのかもしれないがさまざまな関係者が再発防止のため、調査を進めないといけない」と指摘しています。
| 福祉・医療と教育 | 06:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
ドラフト 大船渡 佐々木朗希は4球団1位競合でロッテが交渉権
 プロ野球のドラフト会議が17日、午後5時から始まりました。最速163キロをマークした岩手・大船渡高校の佐々木朗希投手は日本ハム、ロッテ、楽天、西武、4球団が1位指名で競合し、抽せんの結果、ロッテが交渉権を獲得しました。

 ドラフト会議は午後5時すぎから東京都内のホテルで始まり、12球団の代表者が選手の指名を行いました。

 このうち、甲子園の出場経験はないものの最速163キロをマークし、将来性が高く評価されている大船渡高校の佐々木投手は日本ハム、ロッテ、楽天、西武の合わせて4球団が1位で指名しました。

 そして、抽せんの結果、ロッテが交渉権を獲得しました。

 甲子園に出場経験のない高校生ピッチャーが複数の球団から1位で指名されるのは7年ぶりです。

 4球団の競合による抽せんの結果、佐々木投手の交渉権を獲得した、ロッテの井口資仁監督は、「緊張しました。去年も3球団の競合で交渉権を引き当てたので、すごく期待されてプレッシャーがあったが、引き当てることができてよかった。佐々木投手は映像を見て、桁外れにすごいと思った。ぜひ一緒にプレーしたい。しっかりとした育成プランを考えているのでそれに沿って育てたい。一緒に千葉を盛り上げていきましょう」と笑顔で話しました。

◇佐々木「ここがスタートライン」
 大船渡市内の公民館で会見した佐々木投手はロッテが交渉権を獲得したことについて、「高い評価をしていただいて、本当に光栄です。抽せんを待っている間は、どこの球団になるのかと思っていました。ホッとしていますし、ここがスタートラインなので、しっかりがんばっていきたい。ロッテは12球団でいちばん応援がすごいという印象です。プロでは日本一のピッチャーになって、チームを優勝に導けるような選手になれるよう頑張りたい」と話しました。

 会見会場には野球部のチームメートなどおよそ90人がかけつけ、交渉権が決まった時には大きな拍手があがりました。

 緊張した面持ちだった佐々木投手も少しほっとした表情を見せ、隣に並んでいた野球部の國保陽平監督と握手を交わしました。

 会見のあとは野球部のチームメートが佐々木投手を囲んで胴上げを行い、ドラフトで指名されたことを祝福しました。

 集まった保護者からも歓声が上がり、佐々木投手もこのときには笑顔を見せていました。

 佐々木投手は1メートル90センチの長身で右投げ。左足を大きく上げる投球フォームから160キロを超えるストレートを投げ込みます。

 出身は東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市で震災で被災したあとは隣の大船渡市に移り住んで野球に打ち込んできました。

 そして、大船渡高校の3年生になったことし4月、18歳以下のワールドカップに向けた日本代表候補の紅白戦で、最速163キロを計測し、それ以来、大きな注目を集めてきました。

 そして、夏の全国高校野球を目指す岩手大会でも、160キロをマークして大リーグ・エンジェルスの大谷翔平選手が花巻東高校3年生の時に同じ岩手大会で計測した記録に並びました。

 しかし、この大会では疲労による故障を防ぐため監督の指示で決勝は登板せず、チームが敗れたため、甲子園に出場することはできませんでした。

 また、8月から9月にかけて韓国で行われた18歳以下のワールドカップに日本代表のメンバーとして参加しましたが、右手中指にできた血まめの影響で、大会でのマウンドは1イニングに終わりました。

 佐々木投手は大舞台で持っている実力を100%発揮する機会はありませんでしたが、各球団ともにその将来性を高く評価し、ドラフト1位候補としてリストアップしていました。

 佐々木投手の地元で東日本大震災の被災地・大船渡市では、今後の活躍を期待する声が聞かれました。

 このうち、大船渡高校野球部の元キャプテンの68歳の男性は、「大船渡高校からプロの球団に指名される選手が出て本当にうれしいです。被災地の大船渡がこの1年間盛り上がったのは、朗希くんのおかげです。たくさん三振をとって頑張ってほしい」と話していました。

 同じく大船渡高校卒業の59歳の男性は、「前評判が非常に高かったので、喜ばしいかぎりです。スター性はもともとあるので、努力をして大谷選手とか菊池投手と同じように世界で通用する選手になってほしいです」と話していました。

 市内に住む50歳の女性は、「とてもうれしいです。肩の故障が心配なので、長い期間を投げ続けられるように調整しながら頑張ってほしい。被災での大変な経験をバネにして頑張ってほしいです」と話していました。

◇星稜 奥川恭伸は3球団競合でヤクルトが交渉権
 夏の甲子園で準優勝した石川・星稜高校の奥川恭伸投手は、ヤクルト、阪神、巨人の3球団から1位で指名され、抽せんの結果、ヤクルトが交渉権を獲得しました。

 ヤクルトが交渉権を獲得したことを受けて奥川投手は、「ヤクルトは、ファンと一体となっていて温かみがあるチームという印象がある。頑張っていきたいと思う。不安な部分もたくさんあった中で選ばれてほっとした。ここからが勝負だと思うので気持ちを引き締めて頑張っていきたい。どこになっても頑張っていこうと思っていたが、縁があってヤクルトに決まったので活躍できるように精進していきたい」と話しました。

 そのうえで、「勝てる投手というのを目指してやっていきたい」と抱負を述べました。

 奥川投手は、ヤクルトの帽子をかぶり、巨人から5位で指名されたキャッチャーの山瀬慎之助選手とともに仲間から胴上げされて祝福されていました。

 奥川投手は、150キロを超えるストレートとキレのある変化球をコントロールよく投げ込む右ピッチャーです。

 ことし夏の甲子園では智弁和歌山高校との3回戦で自己最速に並ぶ154キロをマークしたほか、14回を投げて23個の三振を奪うなど、チームの24年ぶりの準優勝に貢献しました。

 また、韓国で行われた18歳以下のワールドカップでは、2次リーグのカナダとの試合に先発し、7回1失点、18個の三振を奪う圧倒的なピッチングで大会のベストナインに選ばれました。

 プロ野球のスカウトからは大舞台での経験が豊富で、「プロでもすぐに通用する」という声があがるなど完成度の高さは高校生ナンバーワンと評価されています。

 奥川投手を1位で指名し、3球団競合の抽せんとなる中、交渉権を獲得したヤクルトの高津臣吾監督は、「どうしてもピッチャーを強くしていきたいと言っていた手前、絶対、引いてやろうと思っていた。引いたときに当たった封筒だと思った。ヤクルトのエースになるのはもちろん、日本を代表するピッチャーになってほしい。2日前に奥川投手を指名すると公言したときから、神宮球場で投げる姿を想像していた。一緒に頑張りましょう」と笑顔で話しました。

◇東邦 石川昂弥は3球団競合で中日が交渉権
 愛知・東邦高校の石川昂弥選手はオリックス、中日、ソフトバンクの3球団から1位で指名され、抽せんの結果、中日が交渉権を獲得しました。

 石川選手は、「朝からドキドキしていた。中日は、地元の球団なのでこういう評価をしてもらいとてもうれしい」と笑顔を見せました。

 そのうえで、「中日は最近、4位以下で低迷しているが、将来は自分が中軸となって優勝に貢献できるように頑張りたい。将来の目標は3冠王で、落合博満さんを目標に頑張りたい」と意気込みを話しました。

 石川選手は、高校通算55本のホームランをマークした右打ちの大型内野手です。ことし春のセンバツでは、エースでキャプテンも務めて決勝で2本のホームランを打つなど、30年ぶりの優勝に導きました。

 夏は愛知大会2回戦で敗れて甲子園に出場できませんでしたが、韓国で行われた18歳以下のワールドカップでは8試合すべてで4番を任され、ホームラン1本、9打点をあげてチームを引っ張りました。

 木製バットへの対応力に加えて国際舞台でも勝負強いバッティングが光り、プロ野球のスカウトからは将来の主軸候補として高い評価を受けていました。

 中日の与田剛監督は、3球団が1位で指名して抽せんとなる中、交渉権を獲得したことについて、「あの文字を見ることが快感になっているので、ことしもこの文字が見られてとてもうれしい。各球団が強い思いを持っている中で本当に運がよかった」と笑顔で話しました。

 そして、石川選手については、「非常に走攻守のバランスのよい選手で日本代表では、木製バットにも対応できている。何よりも地元のスターなので、中日で活躍してもらって、いずれは球界のスターになってほしい。根尾と同じようにしっかりプロで戦う体作りが大切だと思う。選手を焦らせることないよう私たちも我慢しないといけない」と話していました。

◇広島 明治大 森下暢仁を単独1位指名
 広島は、大学ナンバーワンと評価される明治大の森下暢仁投手を単独で1位指名し、交渉権を獲得しました。

 森下投手は、東京 千代田区の大学の施設でやや緊張した表情で野球部の監督やチームメートとともに、ドラフト会議の様子を見守りました。

 そして、広島が単独で1位指名し、交渉権を獲得したことが決まると、笑顔を見せていました。

 森下投手は、「本当に幸せな気持ちだ。これからプロの世界で活躍しないといけないという自覚が出てきた」と話しました。

 そのうえで、「広島は熱いファンの方が多いイメージがあるし、しっかりと自分が投げれば打線が点を取ってくれるという印象がある。1年目はまずは先発ローテーションに入ることを目標に新人王も目指して頑張りたい。ほかの球団のドラフト1位のメンバーには負けないように頑張っていきたい」と意気込みを話しました。

 森下投手は、最速155キロのストレートと多彩な変化球をコントロールよく投げ込む右ピッチャーです。

 大分商業3年生の時は甲子園に出場できませんでしたが、潜在能力の高さを評価され、18歳以下のワールドカップの日本代表に選ばれました。

 明治大に進んで3年生でエースとなり、ことし春のリーグ戦では最多の4勝をあげたほか、全日本大学野球選手権ではチームを38年ぶりの優勝に導いて、自身も大会のMVPに輝きました。

 緩急を使った投球術やフィールディングのよさに加え、3年連続で大学日本代表に選ばれるなど大舞台の経験も豊富です。

 プロ野球のスカウトからは、「大学ナンバーワンの即戦力ピッチャー」と高い評価を受けていました。

 大学ナンバーワンと評価される森下投手を単独で1位指名した広島の佐々岡真司新監督は、「抽せんも想定していたので、まずはホッとしているし、うれしい。森下投手の映像を確認した時に投げっぷりやフォームを見て、即戦力になるピッチャーだと思ったし、1位指名でいきたいとオーナーに伝えていた。先発ローテーションに入り、次のエースを目指して頑張ってほしい」と話しました。

◇DeNA 桐蔭学園 森敬斗を単独1位指名
 DeNAは、神奈川・桐蔭学園の森敬斗選手を単独で1位で指名し、交渉権を獲得しました。

 森選手は、横浜市青葉区の桐蔭学園で、チームメイトと共にテレビでドラフト会議の様子を見守りました。

 DeNAから単独で1位指名され、交渉権獲得が決まると、周りから拍手がわき起こり、森選手は満面の笑顔を浮かべていました。

 その後の記者会見で森選手は、「高い評価を受けてびっくりしています。足の速さや肩の強さといった身体能力が評価されたのだと思います」と喜びを語りました。

 そして、対戦したい選手として、ヤクルトに1位で指名された石川・星稜高校の奥川恭伸投手を挙げ、「同じセリーグで対戦が多くなるのが楽しみです」としたうえで、「早いうちから試合に出て、1つのプレーでファンに感動を与え、愛される選手になりたいです」意気込みを述べました。

 森選手は、走攻守3拍子そろった右投げ左打ちの野手です。

 高校ではショートとしてことし春のセンバツに出場し、1試合で3本のヒットを打つなど活躍しましたが、夏は神奈川大会で敗れて甲子園に出場できませんでした。

 韓国で行われた18歳以下のワールドカップでは8試合すべてで「1番・センター」で先発出場し、3割2分の打率をマークし、「高校1年の夏以来」という外野の守備もそつなくこなし、対応力の高さを見せました。

 遠投120メートルの肩の強さに加えて足の速さも兼ね備え、野球センスあふれる選手としてプロ野球のスカウトから高い評価を受けていました。

 森選手を単独で1位で指名し、交渉権を獲得したDeNAのラミレス監督は、「くじ引きなしで指名できてとてもうれしく思っている。森選手はオールラウンドの選手だ。走攻守そろっていてスピードもあって肩も強い。DeNAの将来を担うスターになり得る選手だと思う。チームの将来、どう世代交代していくか、そして常勝チームをどう作っていくかを考え、若い選手を獲得した。地元の選手なので、ファンにとってもすごくうれしいことだと思う」と笑顔で話しました。

◇阪神 創志学園 西純矢を2回目で単独1位指名
 阪神は、岡山・創志学園の西純矢投手を2回目で単独で1位指名し、交渉権を獲得しました。

 西投手は、岡山市北区の学校で野球部員や生徒たちとともに大きなスクリーンでドラフト会議の様子を見守りました。

 阪神から1位で指名されると、緊張していた表情をゆるめ、会場からは大きな拍手がおこりました。

 このあと記者会見した西投手は、「とてもドキドキしていたので自分の名前が呼ばれた瞬間、ほっとしました」と率直な思いを語りました。

 阪神の印象については、「好投手が多いイメージ」と話し、「また甲子園で投げられる思うとワクワクします。阪神では優勝に貢献して、沢村賞を取れるようなピッチャーになりたい」と抱負を述べました。

 会見のあと西投手はチームメートから花束を受け取り、胴上げをされて祝福を受けていました。

 西投手は、最速154キロの力強いストレートとキレのある変化球が持ち味の右ピッチャーです。

 創志学園では去年、2年生エースとして夏の甲子園に出場し、1回戦で16個の三振を奪って完封勝利をあげ注目を集めました。

 ことしの夏は岡山大会準決勝で敗れ、甲子園出場はなりませんでしたが、韓国で行われた18歳以下のワールドカップでは4試合に登板して2勝、防御率1.35の成績で、投手陣の軸として活躍したほか、2本のホームランを打って9打点をあげるなど、バッティングのよさも見せました。

 マウンド度胸がよく、気迫を前面に出すピッチングスタイルは、プロのスカウトから高い評価を受けていました。

 阪神の矢野燿大監督は、西投手について、「タイガースのファンが好きそうな選手の交渉権を獲得できてほっとしている。速い球に加えてキレのある変化球もある。素材としての評価も高いが、いちばん評価しているのは内面や体といったトータルの強さだ。タイガースのエース、そして日本を代表するような投手になれるよう一緒に頑張っていきたい。同じ西という名前のピッチャーもいて、ファンは楽しみにしている。夢のあるピッチャーになってもらいたい」と話していました。

◇日本ハム JFE西日本 河野竜生を2回目で1位指名
 日本ハムは、JFE西日本の河野竜生投手をオリックスとともに2回目で1位で指名し、抽せんの結果、交渉権を獲得しました。

 河野投手は、広島県福山市にある西日本製鉄所の記者会見場でドラフト会議の様子を見守りました。

 そして、2回目の1位指名で日本ハムとオリックスが競合し抽せんの結果、日本ハムが交渉権を獲得すると、ほっとしたような笑顔を見せていました。

 河野投手は、「正直1位で選んでもらえるとは思っていなかったので、素直にうれしい。強気なピッチングを常に意識してきたので、そこを評価してもらったと思う」と話しました。

 日本ハムや、北海道の印象については、「すばらしい投手と野手がいて常に上位を争っている印象で、その一員として貢献したい。北海道はこれまで行ったことがないので楽しみです」と笑顔で語りました。

 また、対戦したいバッターにはソフトバンクの柳田悠岐選手をあげ、「自信のあるストレートで抑えたい」と話していました。

 そのうえで、「ここからが勝負だと思う。1日でも早く1軍の舞台でプレーし、1日でも長く1軍のマウンドに立っていられるようにしたい。そして日本一に少しでも貢献できるように頑張りたい。ふた桁勝利を目標にし、新人王はねらいたいと思う」と意気込みを述べました。

 河野投手は最速150キロを超えるストレートとカーブを生かした緩急が持ち味の左ピッチャーです。徳島県出身の21歳で鳴門高校時代は1年の夏から甲子園のマウンドを経験し、3年となりエースとして臨んだ平成28年の夏の甲子園では、チームをベスト8に導きました。

 高校卒業後はJFE西日本に進み、走り込みなどのトレーニングを重ねたことで、球速が上がりコントロールも安定しました。

 去年11月に行われた社会人野球の日本一を決める日本選手権では、2試合で完封勝ちするなどチームの準優勝に貢献しました。

 河野投手は、「子どものころから意識してきた」という、バッターからボールの出どころが見えにくいフォームも特徴で、プロ野球のスカウトから即戦力の左ピッチャーとして高く評価されていました。

 2球団の抽せんの結果、河野投手との交渉権を獲得した日本ハムの栗山英樹監督は、「去年の社会人野球の日本選手権を見ていて、いいピッチャーだなと思っていた。すぐにローテーションに入れる先発投手が必要だったのでよかった。確実に役割を果たしてくれるピッチャーを指名できてうれしいし、期待している。ありとあらゆる験担ぎをした」と話していました。

 そのうえで、「来年から一緒に勝って喜び合いましょう。本当に来て欲しかったので待っていました。一緒に頑張りましょう」と河野投手にメッセージを送りました。

◇オリックス 興南 宮城大弥を3回目で1位指名
 オリックスは沖縄・興南高校の宮城大弥選手を3回目で1位指名し、交渉権を獲得しました。

 宮城投手は、「名前を呼ばれたときは本当にうれしかった。プロにはすごいバッターがいるが、その中で勝つことができる投手になりたい。また、子どもたちに夢や希望を与えられる選手になりたい」と意気込みを話しました。

 宮城投手は、150キロ近いストレートとキレのある変化球を操る左ピッチャーです。高校では1年生から2年連続で夏の甲子園でマウンドに上がり、下級生の時から大舞台で経験を積みました。

 ことしの夏は甲子園に出場できませんでしたが、韓国で行われた18歳以下のワールドカップのメンバーに選ばれて3試合に登板して防御率1点台と好投し、投手陣を支えました。

 落ち着いたマウンドさばきに加えて身長1メートル72センチとピッチャーとしては小柄ながらスタミナを兼ね備えていて、プロ野球のスカウトから評価を受けていました。

 宮城投手についてオリックスの西村徳文監督は、「ストレートとスライダーが すごくよいと聞いている。将来性を考えれば、本当によいピッチャーを指名できた。まずは競争から入ると思うが、どうやって育てていくかを考えていかないといけない。最初は無理をせず、気楽にやってもらえればいいと思う」と話していました。

◇ソフトバンク JR西日本 佐藤直樹を2回目で1位指名
 ソフトバンクは、JR西日本の佐藤直樹選手を2回目の1位で指名し、交渉権を獲得しました。

 佐藤選手は広島市東区にある会社内で記者会見を開きました。

 佐藤選手は、「1位で指名されるとは思っていなかったので、びっくりしています。頭の中が真っ白です」と心境を語りました。

 そのうえで、ソフトバンクの印象について、「どのポジションも層が厚く、誰かがけがをしてもほかの選手が活躍する強いチームだと思う」と話しました。

 目標については、「広島の鈴木誠也選手のように打って走って守れる選手になりたい。1年目は開幕1軍を目指し、将来は走攻守がハイレベルで子どもが憧れるような選手になりたい」と話しました。

 佐藤選手は、走・攻・守の三拍子そろった外野手です。兵庫県出身の21歳で、報徳学園時代には甲子園の出場経験はありませんが、卒業後に進んだJR西日本では去年、レギュラーの座をつかみ、3年目のことしは主に3番を任されています。

 ことし7月に行われた都市対抗野球では、別のチームの補強選手として出場し準々決勝までの3試合で4割を超える打率をマークし、大会の優秀選手に選ばれました。

 チームでは主にセンターやライトを守り、50メートルは5秒8、遠投は120メートルと足と肩の魅力も十分な外野手としてプロのスカウトから高く評価されていました。

 JR西日本の佐藤直樹選手との交渉権を獲得したソフトバンクの工藤公康監督は、「走攻守、三拍子そろっているし、うちは右バッターが少ないので、即戦力ということも含めて考え指名した。足が速いので、リードオフマンとしてしっかり初回から点を取れるように、打って走れる選手になってほしい。トップクラスのリードオフマンになってもらえると思う」と話していました。

◇西武 東芝 宮川哲を2回目で1位指名
 西武は、東芝の宮川哲投手を巨人とともに2回目で1位指名し、抽せんの結果、交渉権を獲得しました。

 宮川投手は、横浜市のクラブハウスで会見し、「大事なところをしっかり任せられる投手になりたい」と抱負を語りました。

 宮川投手は、スーツにネクタイという姿で会見に臨みました。宮川投手は、「大学のとき、ドラフトで指名を受けることができずこんな悔しい思いを2度としたくないと思ってやってきた。選んでもらって、素直にうれしい」と喜びを語りました。

 西武の印象については、「2年連続で優勝し、打撃がとてもいいチーム。全員がすばらしい選手なので自分もその位置まで早くのぼりつめられるよう頑張りたい」と話しました。最後は西武の帽子をかぶり、右手でライオンズの「L」のサインを作って笑顔を浮かべていました。

 宮川投手は、150キロを超える力強いストレートが持ち味の右ピッチャーです。

 上武大時代から注目され、プロ志望届を提出しましたが、2年前のドラフトでは指名されず、社会人野球の東芝に進みました。

 社会人野球では、最速154キロのストレートに加えてブレーキのきいたカーブや落差の大きいフォークボールなど変化球の精度を磨き、即戦力ピッチャーとして高く評価されていました。

 宮川投手の交渉権を獲得した西武の辻発彦監督は、「即戦力のピッチャーで、最高の選手を指名できたので非常にうれしい。ボールの質がよいうえに、力もあるし、変化球もいい。完成されたピッチャーだと思う。宮川投手が加わることで投手力が上がり、日本一を目指せるチームになると思う」と
話しました。

◇巨人 青森山田 堀田賢慎を3回目で1位指名
 巨人は、青森山田高校の堀田賢慎投手を3回目で1位指名し、交渉権を獲得しました。

 堀田投手は、高校の野球部の施設で、70人近い部員とともにドラフト会議の様子を緊張した面持ちで見守りました。

 そして、巨人が1位で指名したことがわかると、チームメートから大きな拍手を受けるなどして祝福され、堀田投手は笑顔を見せてました。

 堀田投手は会見で、「1巡目で指名されると思っていなかったので、呼ばれた瞬間に不思議な気持ちになった。夢に見た世界が近づいて楽しみな気持ちだ」と率直な感想を述べました。

 目標としては巨人のエース菅野投手をあげ、「投球術やボールの質がともにすばらしいので、それを超えられる選手になりたい」と話しました。

 そして、「持ち味のストレートをプロに入っても磨いて、ストレートで勝負できるようになりたい。3年後には先発ローテーションに入り、5年後には日本代表に選ばれ、10年後までプロを続けられるようにやっていきたい」と目標を語りました。

 堀田投手は、最速150キロを超えるストレートが持ち味の右ピッチャーです。

 甲子園の出場はありませんが、ことしの夏の全国高校野球 青森大会の3回戦では夏の甲子園ベスト8の八戸学院光星高校を相手に2人目としてマウンドに上がり、5回1失点と好投しました。

 1メートル85センチの長身から投げ込む角度のあるストレートに加え、キレのあるスライダーや、カーブ、チェンジアップ、フォークと多彩な変化球をコースに投げ込むコントロールを持っていて、その将来性はプロからも注目されていました。

 巨人の原辰徳監督は3回目の1位指名で、交渉権を獲得した堀田投手については、「非常に将来性のあるすばらしい投手。発展途上の人ですから、一歩一歩着実に成長させると誓いたい。近々未来にジャイアンツのエースになってくれる素材だと思っています」と高く評価しました。

◇楽天 大阪ガス 小深田大翔を2回目で1位指名
 楽天は、大阪ガスの小深田大翔選手を2回目の1位で指名し、交渉権を獲得しました。

 小深田選手は、「まさか1位で指名を受けるとは思っていなかったので、非常にびっくりしています。実感はまだ湧きませんが、高く評価してもらい、大変光栄です。1年目からレギュラーを目指し、自分の強みの足を生かして、チームの勝利に貢献できるように頑張りたい」というコメントを出しました。

 小深田選手は社会人2年目の24歳で、走攻守、三拍子そろった内野手です。身長1メートル68センチ、体重69キロと小柄ながら左右に打ち分けるシュアなバッティングと50メートル5秒9の俊足が持ち味で、守備範囲も広く、内野ならどこでも守れる万能な選手です。

 去年の都市対抗野球では2番バッターとして20打数6安打4打点と活躍してチームの初優勝に貢献し新人賞にあたる若獅子賞に輝きました。

 また、今月のアジア選手権では社会人の日本代表にも選ばれています。

 プロ野球、阪神の近本光司選手は、大阪ガスの1年先輩で「近本二世」との呼び声もあります。

 楽天の三木肇新監督は、小深田選手の交渉権を獲得したことについて、「初めてのドラフト会議で緊張したが、小深田選手の交渉権をとれてよかった。スピードがすごくある選手で、攻守で活躍できると思う。一緒にユニフォームを着てプレーしたい」と話しました。

◇各球団の2位指名は…
 ドラフト会議で2位指名を受けた選手は次のとおりです。

パ・リーグです。

▽西武は、三菱日立パワーシステムズの浜屋将太投手。

▽ソフトバンクは、東海大の海野隆司選手。

▽楽天は、智弁和歌山高校の黒川史陽選手。

▽ロッテは、東洋大の佐藤都志也選手。

▽日本ハムは、東海理化の立野和明投手。

▽オリックスは、静岡の駿河総合高校の紅林弘太郎選手です。

 セ・リーグです。

▽巨人は、JR東日本の太田龍投手。

▽DeNAは、立命館大の坂本裕哉投手。

▽阪神は、大阪・履正社高校の井上広大選手。

▽広島は、法政大の宇草孔基選手。

▽中日は、大阪商大の橋本侑樹投手。

▽ヤクルトは、日体大の吉田大喜投手です。
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