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日本相撲協会 貴乃花親方の主張に反論

 大相撲の元横綱、貴乃花親方が日本相撲協会に退職届を提出したと明らかにしたことを受けて、25日夜、相撲協会は、「貴乃花親方が告発状に関して事実無根であることを認めなければ、協会が一門への所属を認めないなどと主張しているが事実に反している」などと反論しました。

 そして、貴乃花親方が提出したのは「退職届」にはあたらず協会から退くためには、正式な「退職届」の提出が改めて必要だとしています。

 大相撲の貴乃花親方は25日、報道機関に対し日本相撲協会に年寄としての退職届を提出したことを明らかにしたうえで記者会見し、「ことし3月に内閣府に提出した貴ノ岩への傷害事件に関する告発状について、8月に日本相撲協会から書面が届き『事実無根な理由によりなされたものだ』と結論づけられていたほか、私が一門に入る条件としてこれを認めるよう要請を受け続けてきた。しかし、告発状は事実無根ではなく、真実を曲げることはできない。貴乃花光司が引退することが最善の道だと苦渋の決断に至った」などと説明しました。

 これを受けて、25日夜、東京 両国の国技館で日本相撲協会の広報部長を務める元横綱 大乃国 芝田山親方が、報道陣の取材に応じ貴乃花親方が提出したのは「引退届となっていて退職届にはあたらず、協会から退くためには、改めて退職届を提出する必要がある」としたうえで、「改めて退職届が提出されれば受理するかどうか検討する」としています。

 さらに、芝田山親方は、「そもそも貴乃花親方が主張する“一門に所属しないと廃業しないといけない”という事実はない。もし、親方の所属が決まらなければ、あさっての理事会で対応について審議をする予定だった。したがって告発状などに関して事実無根であると認めなければ一門への所属を認めないわけではない」などと貴乃花親方の主張に対し反論しました。

 そのうえで、ことし7月の理事会で親方全員の一門への加入が決まったことについては、「一門に支給される運営・補助金について公益法人として何に使われているのか透明化を図る必要があり、協会全体のガバナンスを強化する目的で一致団結して取り組みたいというのが理事会の総意だ」と説明しました。

 また、貴乃花親方が提出した所属する力士などの移籍先として希望している千賀ノ浦部屋に関する書類について、芝田山親方は、千賀ノ浦親方の押印がなかったと指摘し、「改めて提出する必要がある」と説明したうえで、書類が提出されれば理事会に諮る考えを示しました。

◇阿武松親方「魂を込めて説得した」
 かつて貴乃花親方と同じ貴乃花一門で、日本相撲協会の理事を務める阿武松親方は、ことし7月の理事会で親方全員の一門への加入が決まったことについて「8月上旬には伝えた」と説明しました。

 そのうえで、「一緒に仕事をしてきた人間として心から説得した。彼を失ってはいけない。『どこかの一門に行って若い者を育てていきましょう』と、魂を込めて説得した。残念でなりません」と沈痛な面持ちで話しました。

 貴乃花親方が、日本相撲協会から告発状について事実無根と認めるよう要請を受けてきたと主張していることについては、「説得の際、告発状について触れていない」と説明しました。

 また、阿武松親方は、貴乃花親方がいずれかの一門に所属できるよう打診を続けてきたということですが、25日までに結論は出なかったということです。
| 雑感 | 03:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
個人情報を企業に提供 「情報銀行」の大規模実験始まる
 買い物の履歴などの個人情報を企業に提供する「情報銀行」の事業化に向け、プライバシーの守り方などの課題を検証する大規模な実証実験が始まりました。

 「情報銀行」は、買い物の履歴や健康データなど、本人の同意のもとで集めた情報を企業に販売し、個人には対価として金銭やサービスを提供する仕組みです。

 この新しい仕組みの事業化に向けた課題を明らかにするため、総務省が主導して6つの企業グループで大規模な実証実験が始まっています。

 このうち、日立製作所などで作るグループの実験は200人が参加し、腕につけたセンサーで運動量や睡眠時間を調べるほか、自宅に専用の機器を置いて家電製品の使われ方のデータなどを集めます。

 情報の取得にあたっては、本人がパソコンを使って同意したうえで、提供する情報や提供先を細かく設定していて、事業化にあたって課題となるプライバシーの守り方などを検証します。

 さらに、在宅する時間帯を予測して荷物の宅配ルートを決めたり、家電製品向けの新しい保険を開発したりといった、提供された情報を使った新たなサービスの可能性も研究することにしています。

 実証実験に参加した男性は、「どの個人情報を提供するか、自分で決められるので安心感がある」と話していました。

 また、日立製作所社会イノベーション事業推進本部の向賢一主任技師は、「セキュリティーに万全の対策をして、サービス開始を目指したい」と話していました。

 情報銀行をめぐっては、総務省の実験とは別に、IT企業らで作る民間団体が、国が定めた指針に基づいてプライバシーやセキュリティー対策などの基準を満たした企業を認定する制度を年内にも開始することにしています。
| 政策 | 22:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
貴乃花親方 日本相撲協会に退職届を提出
 大相撲の元横綱の貴乃花親方が25日、日本相撲協会に退職届を提出しました。日本相撲協会は、退職届を受理していないということです。貴乃花親方は午後5時から会見を開く予定です。

 大相撲の貴乃花親方は、25日、報道機関に対し日本相撲協会に年寄としての退職届を提出したことを明らかにしました。

 この中で、貴乃花親方は退職の理由については言及せず、25日午後5時から記者会見を開くということです。

 また、貴乃花部屋に所属する力士、床山、世話人については所属先を変更する願いを相撲協会に提出したことも明らかにしました。

 これについて相撲協会の幹部は、代理人が届けを持参したことを認めたうえで、退職届を受理するかどうかはこれから話し合うことだとしています。

 貴乃花親方は、みずからの名前を冠した貴乃花一門を率いて、ことし1月に解任されるまで相撲協会の理事を務めていましたが、元横綱・日馬富士の傷害事件やことし2月に行われた理事候補選挙の対応など一連の問題の責任を取る形でみずからの一門から離脱し、無所属で活動していました。

 相撲協会がことし7月の理事会で、すべての親方は現在ある5つの一門のいずれかに所属することが義務づけたことで、貴乃花親方の去就が注目されていました。

 こうした中、貴乃花親方は24日、部屋の後援会のホームページで「皆様、長らく貴乃花を応援してくださりありがとうございました。厚くお礼を申し上げるとともに弟子たちを今後、末永く応援賜りますよう何とぞよろしくお願い申し上げます」と掲載していました。

◇報道機関への文書の内容は
 貴乃花親方は25日、報道機関に向けて、「私、貴乃花光司は、本日、日本相撲協会に対し、年寄を退職させていただく旨の退職届、及び貴乃花部屋に所属する弟子、床山、世話人全員について所属先を変更させていただきたい旨の変更願いを提出いたしました」との文書を送り、退職届と弟子などの所属先変更願いを、日本相撲協会に提出したことを明らかにしました。

◇ネット上にさまざまな反応
 大相撲の元横綱、貴乃花親方が日本相撲協会に退職届を提出したことについて、ネット上でもさまざまな反応が広がっています。

 このうち、「貴乃花親方が辞職というのは、なかなかショッキングですよね。相撲界の事詳しくないのですが、とても残念な展開です」といった声や、「これからの巻き返しを期待していただけに…腐り切った相撲協会を立て直せるのは貴乃花親方しかいないと思ってたから残念」という声のほか、「貴乃花親方がいない大相撲なんて、ありえない。大相撲から心が離れそう」などと退職届を惜しむ声が相次いでいます。

 一方、「いいんじゃないかな。合わないのに、合わせられないのにそんな職場にいたってしかたない。一度しかない人生なんだから思うように生きれば良いと思うよ」とか、「仲間からも弟子からも孤立した貴乃花親方は弟子の暴行事件を境に緊張の糸が切れてしまったんだな…」などと貴乃花親方の決断に理解を示す声もありました。

 このほか、「相撲協会も時間の問題でこのままではダメになると思う」とか、「おかしい、明らかにおかしいって。日本相撲協会。これが相撲道を極めた理事長や理事、役員がやる事か?」などと、日本相撲協会への不信感を表す書き込みがあったほか、「ひとり善がりなんだろうな?これから先も険しい人生なんだろう」などという、貴乃花親方に対して冷めた見方もありました。

◇渋谷では
 貴乃花親方が日本相撲協会に退職届を提出したことについて、東京 渋谷ではさまざま意見が聞かれました。

 都内に住む78歳の女性は、「兄弟で相撲を取っていた現役時代から応援してきたので残念です。ずるをしない、まっすぐな人柄が印象的です」と話していました。

 近くに住む69歳の男性は、「親方になってから相撲協会の中でいろいろあったと思うが、自分を突き通していたと思う。それが受け入れられなかったため、こういう結果になったのではないか。お疲れ様でしたと伝えたい」と話していました。

 都内の大学3年生の男性は、「弟子たちは貴乃花親方に憧れて入門したと思うので、目標を失うことになる。少し無責任に感じる」と話していました。

◇貴乃花親方とは
 元横綱・貴乃花の貴乃花親方は46歳。元大関 貴ノ花の次男で、現役時代は兄の元横綱 若乃花とともに「若貴フィーバー」と呼ばれる空前の相撲人気をつくりました。

 平成6年の九州場所後に65代の横綱に昇進し、史上6位となる22回の優勝を果たしました。平成15年初場所で引退したあと、大相撲の発展に大きく貢献したとして大鵬、北の湖に続いて現役のしこ名のまま親方になれる一代年寄を贈られました。

 平成16年に父の二子山部屋を貴乃花部屋として継いだあと、師匠として貴ノ岩や貴景勝などの関取を育てました。

 また、平成22年には、それまで一門と呼ばれるグループ内で候補者を調整するのが慣例となっていた日本相撲協会の理事選挙に、貴乃花親方を支持する親方とともに二所ノ関一門を離脱して立候補し、他の一門の一部の親方の支持も受けて37歳で当選しました。

 そして、理事を4期連続で務め、この間に審判部長や総合企画部長などを歴任しました。おととし3月の理事長を選ぶ互選では八角理事長に敗れ、協会のナンバー3にあたる巡業部長を務めていました。

 しかし、去年10月に起きた元横綱・日馬富士の傷害事件をめぐる対応が問題視され、ことし1月に理事を解任されたほか、ことし3月には弟子の貴公俊の暴行問題の責任を問われるなどして、親方として最も下の階級である「年寄」への降格処分を受けました。

 3月末からは審判部に配属され、土俵下で審判を務め、ことし7月から全国各地で行われている夏巡業にも帯同していました。

◇大相撲の「一門」とは
 大相撲の「一門」は、親方どうしが師匠と弟子の関係にあるなど、ゆかりの深い相撲部屋でつくるグループの名称です。

 現在は出羽海一門、二所ノ関一門、高砂一門、時津風一門、伊勢ヶ濱一門の5つがあります。

 日本相撲協会はことし7月の理事会で、すべての親方はいずれかの一門に所属することを義務づけ、かつて貴乃花一門に所属していた阿武松親方などは二所ノ関一門に、立浪親方などは出羽海一門に所属する予定になっていましたが、貴乃花親方は今後について明らかにせず、去就が注目されていました。
| 雑感 | 16:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
“避妊 人工妊娠中絶の授業必要” 中学校の46%が回答 都教委
 東京都教育委員会が、都内の公立中学校に行った性教育に関するアンケート調査で、40%を超える学校が避妊や人工妊娠中絶など学習指導要領で示されていない内容を、授業で指導することが必要だと考えていることがわかりました。

 この調査は、都の教育委員会が性教育に関する授業の実態を把握するため、先月、都内のすべての公立中学校、624校を対象に行いました。

 それによりますと、学習指導要領に示されていない内容を授業で指導することが必要かどうかを尋ねたところ、必要だと回答した学校はおよそ46%にあたる287校に上りました。

 また、足立区の中学校で学習指導要領に示されていない避妊や人工妊娠中絶の方法を指導していたことが議論となりましたが、全体のおよそ9%の55校が性教育について中学校の学習指導要領に示されていない内容を授業で指導しているか、指導の予定があると回答しました。

 都の教育委員会は学習指導要領が示していない内容を指導する場合は、事前に保護者全員に説明し、理解を得られた生徒を対象に実施すべきだという考えを示しています。

 都の教育委員会は、今回のアンケート調査を分析し、14年ぶりに改訂作業を進めている性教育に関する教員用の手引きに反映させたいとしています。
| 福祉・医療と教育 | 08:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
川島なお美さんblogに「命日」
 川島なお美さんが亡くなられて3年が経つのですね。私は川島なお美さんと同じ1960年生まれで、学生時代からTVでの活躍を見ていました。同世代のあこがれでありましたので、亡くなられた時は大変にショックでした。改めて心からご冥福をお祈り申し上げます。


 2015年に亡くなった女優・川島なお美さんのオフィシャルブログが9月24日、「命日」のエントリ名で更新されました。

 同ブログは川島さん亡き後、マネジャーの手によって不定期に更新されており、今回のエントリではたくさんの写真とともに、お墓を訪れたファンの人たちへ向けたお礼の言葉がつづられています。

 大学在学中に芸能界デビューし、女優として多数のドラマや映画へ出演した川島さん。

 騎士号を授与されるなど、芸能界でも指折りのワイン通として知られていました。

 2009年にはパティシエの鎧塚俊彦さんと結婚。幸せな夫婦生活を送っていましたが、胆管がんを発症、2015年に54歳の若さで亡くなりました。

 ブログでは、たくさんの花で彩られたお墓の写真とともに、「享年54才でしたので生きていれば57才 今どのように活躍されていたことでしょうか 本日たくさんの方々が会いに来られたようです 晴れ女でしたので秋晴れでした」といったマネジャーの言葉が掲載。

 さらに、ありし日の川島さんの写真も複数掲載されています。

 鎧塚さんのFacebookページでは、お墓参りの様子が投稿されており、川島さんの舞台仲間も一緒に訪れたことや、川島さんが亡くなるおよそ4カ月前に出演したミュージカル「広い宇宙の中で」の楽曲をみんなで熱唱したことがつづられています。
| 雑感 | 00:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
若者の酒離れ 本当の理由とは
 私も今は、ほとんどお酒を飲んでおりません。宴席でもソフトドリンクを飲んでいます。

◎「若者の酒離れ」、本当の理由とは?
 (2018年09月22日 16:02 AERA dot.)

 「お酒は健康によくない」「赤い顔で酔っ払うのはカッコ悪い」──。さまざまな理由から、若者の“酒離れ”が進んでいる。厚生労働省の調査によると、飲酒習慣のある男性は「20〜29歳」ではわずか10.9%しかない。酒離れする理由を探ってみたら、意外な事実が……。

*  *  *

 デザイン会社で非正規社員として働く男性(26)はこう語る。

 「月収は20万円足らずで、家賃5万円、光熱費とスマホ代で4万円くらい。これらを差し引いたら、とても飲みに行くような余裕なんかありません。以前はコンビニで弁当と一緒に缶ビールを買うこともありましたが、それもやめました。飲酒習慣が身につく前だったせいか、いまは飲みたいとも思いません」

 厚生労働省が2016年に実施した「国民健康・栄養調査」の「飲酒の状況」を見ると、若年層になるほど酒を飲まない実態が浮き彫りになる。

 飲酒習慣のある人が最も多いのは、男性では「50〜59歳」の46.1%。以下、「40〜49歳」は37.9%、「30〜39歳」は29.0%と一貫して減り続け、「20〜29歳」ではわずか10.9%しかない。女性も男性ほど顕著ではないが、やはり減少傾向にある。

 階級・階層社会論の専門家ながら、『居酒屋の戦後史』など酒文化に関する著書がある橋本健二・早稲田大学教授がこう分析する。

 「非正規で働く若者が増えて低所得のため、酒を飲むだけの余裕がないというのが最大の要因です。酒は飲まなければ生きていけないというものではない。あくまで嗜好品ですから、酒代は真っ先に削られるのです」

 いま、派遣社員やアルバイトなど非正規で働き、極端に生活水準が低い“アンダークラス”と呼ばれる階級が増加の一途をたどっている。

 橋本氏の試算によれば、2015年時点でアンダークラスは929万人。労働者の3人に1人が非正規というのが現状で、所得の減少はフリーター化する若年層で著しい。

 「非正規労働者だから、正社員のように同期や上司との強いつながりがなく、会社関係で飲むこともない。シフト制の職場だと労働時間もまちまちなので、みんなが一斉に仕事が終わって帰りに飲むという機会もない。

 かつて『1億総中流』と呼ばれたころは、日本人の大多数はビールと日本酒を中心とする『酒文化』を共有してきたわけですが、それが崩壊の危機にあるのです」(橋本氏)

 日本の歪んだ酒税法も、若者の酒離れを助長する要因となっている。特にビールの税率が突出して高く、1リットル当たり220円だ。350ミリリットル缶で77円もかかっていることになる。

 一方、富裕層が飲むワイン(果実酒)は安く抑えられており、1リットル当たり80円だ。

 「750ミリリットル瓶で何万円もする高級ワインでも税額はわずか60円です。金持ち優遇税制と言うほかありません。大衆的な酒であるビールや焼酎の酒税を大幅に下げるべきです」(同)

 世代論からの分析もある。アルコール飲料に限らず、クルマやAV機器への関心が低下し、買わない世代が登場した。1980年前後以降に生まれた「バブル後世代」だ。

 マーケティングコンサルタントで、JMR生活総合研究所の松田久一社長がこう指摘する。

 「バブル後世代は収入に見合った支出をしない“嫌消費”層です。就職氷河期に就職活動をして社会に翻弄された世代です。常に将来に不安を持っているから消費を控える。それまで組織や阿吽(あうん)の呼吸で仲間意識を重視してきた会社は、個人の実力主義賃金体系に移行した。仕事が終わったら、みんなでとりあえずビールというサラリーマン文化が消滅した。この世代は超個人主義だから、上司に誘われても平気で断ります」

 上司が無理強いなどしようものなら、パワハラ、アルハラと指弾される時世だ。不況の長期化で交際費が使えなくなり、ますますサラリーマンたちの足は酒場から遠のいた。

 従来の“飲みニケーション”はもはや過去の遺物なのか。加えて、居酒屋やビアホールの倒産件数も急増している。

 「酒文化・居酒屋文化」の危機が懸念されるなか、一筋の光明も差している。若者を中心とする静かな日本酒ブームが起きているのだ。

 日本酒の消費額の推移を見ると、各年代とも減少を続けてきたが、2010年に底を打つと、「20〜29歳」「30〜39歳」などの若年層で上昇に転じている。

 日本酒造組合中央会が運営する「日本の酒情報館」の今田周三館長によると、転機となったのは2011年3月の東日本大震災という。

 花見シーズンを目前にしていたが、全国で自粛ムードが広がった。しかし、岩手県の「南部美人」という蔵元がユーチューブでメッセージを発信。

 「日本酒を飲んで頂くことで、われわれ東北を応援して頂きたい」、「われわれにとっては、自粛よりもお花見して頂くことのほうがありがたい」などと呼び掛けた。

 今田氏がこう語る。

 「この発言で明らかに世の中のムードが変わりました。いままでお酒を飲まなかった若い人が日本酒を飲むようになりました。当初は東北各県のお酒を中心に売り上げが伸びましたが、やがて全国に波及していった。さらに、1990年ごろから蔵元の世代交代が進んで、造り手が若返って新しい日本酒が次々と生まれました」

 先駆けとなったのは、山形県の高木酒造の「十四代」。その影響を受けた若い蔵元たちが、続々と新たな日本酒造りに挑み始めた。

 「従来は和食に合う淡麗辛口の酒が好まれてきましたが、やや甘い芳醇な味が若い人たちの間で支持されるようになった。ローストビーフにも合うワインのような日本酒です」(今田氏)

 実際に、日本酒やクラフトビールの試飲会などのイベントには多くの若者が集う。お洒落なバルも、日本酒のメニューを取りそろえるようになっている。

 前出の松田氏は“嫌消費”の世代にピリオドが打たれ、1990年代半ばから2000年代初頭生まれで、現在20代に差し掛かる若者たちから消費行動が様変わりすると見る。

 「本当の意味でのミレニアム世代です。若いころにバブルを謳歌して消費好きだった新人類のジュニアたちで、親の影響を受けて趣味に消費を惜しみません。テレビドラマ『チア☆ダン』に共感したように、チームプレーで頑張ってみんなで達成感を味わいたいという感覚も持っている。彼ら彼女らはおいしい食を求めて、そのついでにお酒を飲むというのが消費パターンです」

 世代は変わっても階級社会は今後も続く。富裕層と貧困層の格差はますます拡大し、二極化は急速に進んでいく。いまの日本酒人気を支えているのは、比較的リッチな若者たちだろう。

 純米吟醸などの高い酒は、やはり非正規労働者には手が届きにくい価格だ。前出・橋本氏はこう話す。

 「酒文化を守るためには、やはり若者の貧困化を防ぐことが基本です。いまは、1980年代の酎ハイブームのように、お洒落だけど安く飲めるお酒が見当たりません。アルコール飲料メーカーには、貧困層の若者のニーズにも応えるような企業努力が求められます」

 人々の精神に癒やしを与えてきた「酒文化・居酒屋文化」を衰退させないためにも、すべての階層の若者に支持される酒が必要なのだ。(本誌・亀井洋志)

 ※週刊朝日 2018年9月28日号
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タイガー・ウッズ 5年ぶり優勝 米男子ゴルフツアー
 男子ゴルフのアメリカツアー、プレーオフ最終戦は23日、ジョージア州アトランタで最終ラウンドが行われ、アメリカのタイガー・ウッズ選手がスコアを1つ落としたものの通算11アンダーで優勝を果たしました。42歳のウッズ選手はツアー優勝は2013年以来5年ぶりで、これで歴代2位の通算80勝となりました。

 アメリカツアーのプレーオフは第1戦から最終第4戦まで獲得しているポイントによって出場選手の数が徐々に絞り込まれ、最終戦には上位30人が出場し、今シーズンの総合優勝を争いました。

 ウッズ選手は、最終ラウンドを2位と3打差の単独トップでスタートし、前半は1番で早速バーディーを奪ってスコアを伸ばし、後半は10番でこの日初めてボギーをたたきましたが、13番でバーディーパットを沈めるなど最後までリードを守りました。

 ウッズ選手は最終ラウンド、バーディー2つ、ボギー3つでスコアを1つ落としましたが、通算11アンダーとして初日からの首位を守って優勝を果たしました。

 ウッズ選手のアメリカツアーの優勝は2013年以来5年ぶりで、歴代2位の通算80勝となりました。

 一方、この日、16位でスタートした松山英樹選手はバーディー6つ、ボギー1つでスコアを5つ伸ばし、通算6アンダーで4位でした。

 今シーズンの総合優勝を果たした年間王者には、この大会で4位に入ったイギリスのジャスティン・ローズ選手が初めて輝きました。

◇タイガー・ウッズ「精いっぱいやった」
 5年ぶりのツアー優勝を果たしたタイガー・ウッズ選手は、「とにかく精いっぱいやった。難しいコンディションの中でよいプレーをすることができた。ショットのたびに観客が応援してくれて本当に泣き出しそうで、これほど楽しめた試合はない」と笑顔で振り返りました。

 そして、最終戦で優勝を飾ったことについて、「今シーズンのはじめはとてもじゃないが自分は無理だろうと思った。しかし、自分のスイングを見つけるたびに自信を深めてついにここまで来ることができた」と話していました。

◇歴代2位の80勝 スキャンダルや警察に逮捕も
 タイガー・ウッズ選手は、アメリカ・カリフォルニア州出身の42歳。豪快なショットと正確なパッティング、そして勝負強さを持ち合わせ、プロ1年目の1997年、21歳の時に海外メジャー大会のマスターズ・トーナメントで初優勝を果たすなど次々に勝利を重ねました。

 華々しい活躍の一方、スキャンダルでも注目を集め、2009年にはフロリダ州で起こした自動車事故をきっかけに女性問題が次々と明るみに出て、一時、プロゴルファーとしての活動を自粛しました。

 ここ数年は故障にも悩まされたほか、去年は意識がもうろうとした状態で車を運転したとして警察に逮捕されるなどして海外メジャー大会の優勝は2008年から、ツアー優勝は2013年から遠ざかっていました。

 本格的にツアーに復帰した今シーズンは3月の大会で2位に入るなど調子を上げ、先月の海外メジャー大会、全米プロ選手権でも2位に入っていました。

 今回の優勝で、ツアー大会は歴代最多のアメリカの故サム・スニードさんの82勝に迫る歴代2位の80勝となりました。

◇松山「ショットが安定してきた」
 松山英樹選手は今シーズンを振り返って、「自分の求めているレベルではないが一時期の悪い時期に比べたらショットが安定してきたと思う。シーズンを通してトップ10前後でプレーできる力をつけて、たまにはトーナメントをリードできるプレイヤーになっていけたら」と話していました。
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WHO アルコールが原因で毎年300万人が死亡
 WHO(世界保健機関)は、アルコールが原因で毎年世界でおよそ300万人が亡くなり、中でも最も多い死因は交通事故やけんかなどの暴力だとする統計を発表し、アルコールの税率を上げて購入しにくくするなど、各国に対して対策を急ぐよう警鐘を鳴らしています。

 WHOは21日、アルコールが原因で死亡する人が、毎年世界で300万人に上るという統計を発表しました。

 このうち、最も多いのが、アルコールの摂取によって引き起こされる交通事故やけんかなどの暴力、自傷行為で28%、次いで消化器の病気が21%、心臓・血管の病気やがん、それに精神障害などが19%だということです。

 また、世界で2億8300万人がアルコール依存症などアルコールに関する病気で苦しんでいるとされ、とりわけヨーロッパやアメリカなどの先進国でその割合が高いとしています。

 WHOは、「すべての国は、アルコールが原因の社会的代償や健康被害を削減するため、より努力すべきだ」として、アルコールの税率を上げて購入しにくくすることや、アルコールに関する広告を禁止したり制限したりするなど、各国に対して対策を急ぐよう警鐘を鳴らしています。
| 福祉・医療と教育 | 05:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
パラ競泳 女子50m背泳ぎ 48歳成田が大会新で優勝
 成田真由美選手の活躍に心から拍手を送らせていただきます。

 22年前の1996年、私が川崎JCの理事長を務めさせていただいていた時に、川崎市多摩区在住の成田真由美さんを講師としてお招きして、福祉のまちづくりについて講演していただきました。

 当時、成田真由美さんはTVでも取り上げられ大変な発信力がありましたので、青年会議所内だけでお話しを聞くのはもったいないので、多摩市民館で公開例会として一般の方々にも参加いただきました。

 成田真由美さんは車いすを使用されておりますが、「車いすはメガネと同じで、使い分けている」と、車いすが特別な物ではない事を語っていた事が今でも大変に印象に残っております。


 パラ競泳のジャパンパラ大会で、パラリンピックのすべての競技を通じて、日本選手最多の15個の金メダルを獲得している48歳の成田真由美選手が女子50メートル背泳ぎに出場し、みずからのもつ大会記録を更新して優勝しました。

 48歳の成田真由美選手は、パラリンピックで日本選手最多の15個の金メダルを獲得しているパラ競泳の第一人者で、一時、第一線から退きましたが、リオデジャネイロパラリンピックでは2大会ぶりの出場を果たしました。

 成田選手は横浜市で開かれているジャパンパラ大会で、得意としている女子50メートル背泳ぎの運動機能障害のクラスに出場し、前半から積極的に飛び出して腕を大きくかいて泳ぎ切りました。

 タイムは48秒18で、1年前のこの大会でみずからマークした大会記録を0秒17上回って優勝を果たしました。

 成田選手は、「自分の大会記録を塗り替えたいと思っていたので、それを果たせてよかった。練習を積んで記録が伸びていることはすばらしいと思う。来月のアジアパラ大会では、一種目一種目悔いのないよう全力で泳ぎ切りたい」と話していました。

◎48歳でも記録更新 その秘密とは パラ競泳 成田真由美
 パラ競泳の“レジェンド”、48歳の成田真由美選手が横浜市で開かれているジャパンパラ大会で驚きの進化を見せました。

 中学生の時に患った脊髄炎が原因で下半身に障害がある成田選手は20代前半で競泳を始めると、めきめきと実力を伸ばし、パラリンピックはアトランタ大会から北京大会まで4大会連続で出場。

 一時、第一線から退いたものの、おととしのリオデジャネイロ大会では2大会ぶりの出場を果たしました。

 成田選手が積み上げてきた金メダルの数はパラリンピックですべての競技を通じて日本選手最多の15個。

 まさにパラ競泳界の“レジェンド”です。

 こうした輝かしい実績に満足せず、成田選手は48歳になったことしに入っても記録を更新、進化を続けています。

 ことし6月には女子200メートル自由形で日本記録を更新、そして、23日、出場した女子50メートル背泳ぎでは48秒18をマークして1年前にみずからが出した大会記録を0秒17更新しました。

 成田選手が進化を続ける秘密の一つが、その練習量です。

 ほぼ毎日、練習拠点としている横浜市内のスイミングスクールに通い、およそ2時間のトレーニングを続けています。

 「リオデジャネイロ大会の前より泳いでいる」という成田選手、1日に泳ぎ込む距離はリオデジャネイロ大会前の2500メートルから最近は3000メートルを超えることもざらです。

 さらに、水の抵抗を増して負荷をかけるために体に結びつけるトレーニング用のパラシュートは、以前の直径20センチから今は40センチのものを使っているといいます。

 一方で、体のケアも欠かしません。

 年齢を重ねる中で「疲れやすくなってきたことは間違いない」と週2回、しんきゅう院に通っています。

 大手食品メーカーのサポートを受けて、食事の栄養管理も行っています。

 23日のレース終了後。

 「年を重ねても、記録を更新し続けることをどう思うか」と問うと、成田選手は笑顔でこう答えてくれました。

 「いつも聞かれるけど、私は年齢のことをあまり考えていない。ただただ水泳が好きで、0.01秒でもタイムを縮めたいという思いだけ」。

 進化を続ける“レジェンド”成田選手は来月、インドネシアで開かれるアジアパラ大会に出場することになっています。

 さらにタイムを縮め、私たちをまた驚かしてくれるのか、そして、2年後の東京パラリンピックへの出場はあるのか、成田選手の今後に目が離せません。
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大相撲秋場所 白鵬が14回目の全勝優勝
 大相撲秋場所は東京・両国の国技館で千秋楽の取組が行われ、22日に41回目の優勝を決めた白鵬が鶴竜との横綱どうしの一番を制し、14回目の全勝優勝を果たしました。ケガからの復活を目指す横綱・稀勢の里は10勝5敗で今場所を終え、来場所に期待がかかります。

 中入り後の勝敗

 十両の安美錦に千代丸は安美錦の不戦勝。千代丸は足の甲の骨を折り千秋楽を休場しました。

 隠岐の海に貴ノ岩は貴ノ岩が上手出し投げ。

 碧山に琴勇輝は碧山がはたき込み。

 竜電に大翔丸は竜電が寄り切り。

 北勝富士に嘉風は嘉風が寄り切りで11勝目。

 錦木に琴奨菊は錦木が寄り切りで10勝目。敗れた琴奨菊は負け越しです。

 宝富士に佐田の海は宝富士が突き出し。

 千代翔馬に栃煌山は栃煌山が下手ひねりで8勝目、勝ち越しを決めました。

 松鳳山に隆の勝の初顔合わせの一番は松鳳山が突き出し。

 石浦に阿武咲は阿武咲が押し倒し。

 輝に大栄翔は大栄翔が押し出しで8勝目、勝ち越しを決めました。敗れた輝は負け越しです。

 豊山に千代の国は豊山がはたき込み。

 正代に魁聖は魁聖が寄り切りで勝って勝ち越しを決めました。

 勢に千代大龍は千代大龍が押し出し。

 朝乃山に貴景勝は貴景勝が押し出し。敗れた朝乃山は負け越しです。

 玉鷲に遠藤は玉鷲が押し出し。

 妙義龍に逸ノ城は逸ノ城が突き落としで勝って、勝ち越しを決めました。

 関脇・御嶽海に阿炎は御嶽海がはたき込み。

22日に角番を脱出した大関 栃ノ心に大関 高安は栃ノ心が送り出し。

 途中休場を含めて8場所連続休場からの復活を目指す横綱・稀勢の里に大関 豪栄道は豪栄道が突き落とし。稀勢の里は10勝5敗で今場所を終えました。

 横綱 鶴竜と22日に5場所ぶり41回目の優勝を決めた横綱・白鵬は白鵬が送り出しで勝ちました。白鵬は歴代1位のみずからの記録を更新する14回目の全勝優勝を果たしました。

◇白鵬「相撲の神様がほほえんだ」
 大相撲秋場所で14回目の全勝優勝を果たした横綱・白鵬は、「久しぶりに相撲の神様が私にほほえんでくれ最高です。ことしは、けがに泣き、4月に父が天国に旅立って寂しい思いをしたが、無事にいい報告ができる。今後は、けがとどううまく付き合っていくかが土俵人生と関わってくる。3人の横綱が久しぶりに土俵を全うし、精いっぱい、自分の相撲を考えて戦った。19歳から積み上げた白星が1000勝に、こんなに早く届くとは信じられない。最高です」と時折、ほほえみを交えて話していました。

◇八角理事長「優勝のしかたわかっている」
 日本相撲協会の八角理事長は、白鵬の全勝優勝で幕を閉じた秋場所について、「上位が安定していた。白鵬は優勝のしかたがわかっていて、ここを締めないともつれるというところをしっかり勝っていった。優勝もさることながら、優勝を決めたあとも力を出し切るのはたいしたものだ」と全勝優勝の白鵬をたたえました。

 また、復活を目指した場所で10勝5敗の横綱・稀勢の里について、「ずっと休場していて普通の場所よりも相当、精神的に疲れたと思うが、それを乗り切れたのは自信になると思う。次の場所に向けて、1週間休んでリラックスして、また巡業で稽古をして鍛えることだ。立ち合いで当たってからの圧力を戻してもらいたい」と話していました。

◇稀勢の里の兄弟子「優勝して本当の復活」
 横綱・稀勢の里について、兄弟子にあたる元関脇・若の里の西岩親方は、「これだけ長期の休場から復帰した場所で、10勝できたのはよかったのではないか。ただ、優勝をして本当の復活だと思う。今場所はスタートの場所で、次、またその次もあるので、横綱として優勝をしてほしい。今のように精進を重ねていけば、いつかはそういう日が来ると信じている」と述べ、今後の活躍に期待していました。

◇審判部長「若手が跳ね返された場所」
 日本相撲協会審判部で審判部長を務める阿武松親方は秋場所について、「上位陣がいいと引き締まるなと感じた。ただ、三賞の受賞者がおらず、若手が跳ね返された場所だったので、また頑張ってもらいたい」と話しました。

 復活をかけて臨み10勝を挙げた横綱・稀勢の里については、「序盤は本当によく頑張って切り抜けたと思うし、来場所につながる場所になったと思う」と評価したうえで、千秋楽で豪栄道に敗れた一番については、「あの負け方は得意の左を封じられた時に、どう相撲を取るかという課題が見えた」と指摘しました。

 一方、今場所、大関昇進を目指したものの9勝6敗で昇進が見送りとなった関脇・御嶽海については、「やり直しではあるが、また鍛え直してチャレンジしてもらいたい。来場所も勝ち続けていれば、また昇進の話が出てくるだろう」と述べ、来場所の成績しだでは、大関昇進の可能性が残っているという見解を示しました。
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